緊張しやすい人の特徴について、紹介します。
人前で話すのが苦手、初対面の人とうまく話せないなど、『緊張しやすい』ことで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな『緊張しやすい人』にフォーカスを当てていきたいと思います。
緊張しやすい人の特徴や性格、原因の他、緊張しやすい人の克服方法について紹介していきます。
また、記事の最後には緊張しやすい人に向いてる仕事についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
緊張しやすい人の特徴
まずは、緊張しやすい人の特徴から紹介します。
人と話すときに常に緊張してしまう人もいれば、大勢の前に立っても全く緊張しない人までいますよね。
緊張しやすい人には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
緊張しやすい人の特徴は、こちらです。
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人前に立つとオドオドする
緊張しやすい人の特徴には、人前に立つとオドオドすることが挙げられます。
緊張しやすい人は、どんなに事前準備を念入りにしてきたとしても、人前に立つだけでオドオドと戸惑ってしまいます。
普段、一対一なら気兼ねなく話せる人しかいない場所であっても、『大勢の前に立つ』だけで緊張し、テンパってしまうのです。
赤面したり汗をかく
緊張しやすい人の特徴には、赤面したり汗をかくことが挙げられます。
緊張しやすい人は、人前に出たり初対面の人と話したりするとき、赤面したり汗をかくことが多いです。
これは自律神経の乱れによって、血管が拡張されてしまうことが原因。
緊張という過度のストレスが、心身にも影響を及ぼしているのです。
本番に弱い
緊張しやすい人の特徴には、本番に弱いことが挙げられます。
緊張しやすい人は、事前準備や練習の段階ではほぼ完璧に近い成績を出しているにも関わらず、本番では高確率で失敗します。
本番に弱いのは、『本番』というプレッシャーや緊張によって、本来の力が出せなくなっているためだと言えるでしょう。
声が安定しない
緊張しやすい人の特徴には、声が安定しないことが挙げられます。
緊張しやすい人は、人と話すとき声がなかなか安定しません。
上ずったり震えたりするので、周りからも緊張してるんだな、と思われてしまうでしょう。
緊張によって筋肉がこわばり、うまく声が出せなくなることもあります。
自信がない
緊張しやすい人の特徴には、自信がないことが挙げられます。
緊張しやすい人は、みな自分に自信がありません。
自信を持つために事前準備をしっかりやったとしても、どこか不安が残っている野でしょう。
その自信のなさが心配や焦りに変わり、緊張しやすくなっているのです。
緊張しやすい人の性格
次に、緊張しやすい人の性格を紹介します。
緊張しやすい人の特徴については先ほど説明した通りですが、緊張しやすい人には性格の特徴もあるのです。
どんな性格の人が、緊張しやすい人なのでしょうか。
当てはまるものが多い人ほど、緊張しやすい人と言えるかもしれません。
真面目
緊張しやすい人の性格には、真面目なことが挙げられます。
緊張しやすい人は真面目で、普段から自分のやるべきことには責任をもって真剣に取り組んでいます。
真面目な性格だからこそ、『失敗するわけにいかない』と強く自分を追い込んでしまっているのかもしれません。
人見知りしやすい
緊張しやすい人の性格には、人見知りしやすいことが挙げられます。
緊張しやすい人は人見知りしやすく、他人に心を開くのに時間がかかる人だと言えるでしょう。
相手がどんな人なのかをきちんと見極めてからでないと、自分から話しかけることができません。
そのため、他人と話すだけで緊張してしまうのです。
完璧主義
緊張しやすい人の性格には、完璧主義なことが挙げられます。
真面目なことと被るのですが、緊張しやすい人は完璧主義で失敗を許せないと思うタイプ。
失敗は許せないと自分の中で強く思っているので、自分自身でプレッシャーを与えてしまっているのでしょうね。
周りの目が気になる
緊張しやすい人の性格には、周りの目が気になることが挙げられます。
緊張しやすい人は、周りの目や周りからの評価が人一倍気になる性格をしています。
だからこそ、『うまくやらないといけない』と自分を追い詰めてしまうのでしょう。
元々自信がないので、周りに評価されることが全てだと思っているのかもしれません。
引っ込み思案
緊張しやすい人の性格には、引っ込み思案なことが挙げられます。
緊張しやすい人は、過去に緊張によって失敗した経験がある人が多いので、同じ気持ちを味わいたくないという自己防衛によって、引っ込み思案になっていることも少なくありません。
人前に出なければ、恥をかくこともありませんからね。
なぜ?緊張しやすい原因
ではここで、緊張しやすい原因を探ってみましょう。
緊張というのは誰でもするものですが、冒頭でも触れたように緊張しやすい人もいれば、全く緊張しない人もいるもの。
緊張しやすい原因とは、一体何なのでしょうか。
失敗するのが怖い
緊張しやすい原因には、失敗するのが怖いというものが挙げられます。
何故緊張するのか?というと、単純明快ずばり『失敗するのが怖い』から。
過去に失敗して恥をかいた経験がトラウマになっていて、失敗することを必要以上に恐れてしまっているのです。
その結果、より強い緊張を生んでしまいます。
不安や焦り
緊張しやすい原因には、不安や焦りが挙げられます。
大事なプレゼンの前など、『絶対に失敗できない』という場面は多々あるもの。
そういうとき、『もし失敗したら…』という不安や焦りがプレッシャーになり、より一層の緊張を招いてしまっているのです。
プレッシャーに弱い人、本番に弱い人の大半は、このタイプだと言えるでしょう。
劣等感がある
緊張しやすい原因には、劣等感があることが挙げられます。
緊張しやすい人は自分に自信がないことが多く、他人と自分を比べて落ち込むこともしばしば。
『自分はこんなこともできない』『あの人と比べて自分は何でダメなんだ』という劣等感が、自分自身にプレッシャーをかけていることに気づきましょう。
経験値が低い
緊張しやすい原因には、経験値が低いことが挙げられます。
たとえばプレゼンや大勢の人の前で発表することを、あなたはどれだけ経験してきましたか?
初めての場所に行くとき、多くの人が緊張するのと同じで、慣れないことをするのは緊張するもの。
単純に経験が少ないから、緊張しやすいだけなのかもしれません。
緊張しやすい人の長所と短所
ではここで、緊張しやすい人の長所と短所を紹介しましょう。
『緊張しやすい』と聞くと、なんとなく短所としてのイメージが強いと思いますが、緊張しやすい人にももちろん長所はあります。
緊張しやすいことにも長所があることを知って、少しでも自信に繋げていきましょう。
長所
先読み能力に優れている
緊張しやすい人の長所には、先読み能力に優れていることが挙げられます。
緊張しやすい人は、自分が緊張しやすいことを知っているため、とっさの事態に対応できるようにあらゆることを想定しています。
プレゼンなら、こんな質問が来るだろうとあらかじめピックアップしておくなど、先読み能力に優れているのは立派な長所と言えるでしょう。
事前準備に手を抜かない
緊張しやすい人の長所には、事前準備に手を抜かないことが挙げられます。
先読み能力に優れていることと似ていますが、緊張しやすい人はしっかりと事前準備を行います。
その場しのぎの決断というのは、緊張しやすい人にはありません。
事前準備に手を抜かないからこそ、先読みすることができるのでしょうね。
大きなミスはしない
緊張しやすい人の長所には、大きなミスはしないことが挙げられます。
緊張しやすい人は、人前での発表は苦手分野であるため、言葉で伝えるのは失敗することもあります。
しかし事前準備は怠らないので、『分からない』ということはありません。
伝えるのが苦手なだけで準備や情報はきちんと頭に入っていますから、結果として大きなミスには繋がらないのです。
短所
言いたいことが伝わらない
緊張しやすい人の短所には、言いたいことが伝わらないことが挙げられます。
緊張がどこに出るのかにもよりますが、発声に出てしまう人の場合、声が震えたり上ずったりすることで、相手に自分の言いたいことが伝わらない可能性があります。
言いたいことが伝わないため、人間関係の構築にも影響を及ぼすかもしれません。
本来の力を発揮できない
緊張しやすい人の短所には、本来の力を発揮できないことが挙げられます。
いくら事前準備を完璧にしてきても、本番でそれを出せなければ意味がありません。
緊張の具合にもよりますが、あまりにも酷く緊張してしまう人の場合、せっかく事前準備をしてきても、『準備不足だ!』と言われてしまうこともあるでしょう。
トラウマになる
緊張しやすい人の短所には、トラウマになることが挙げられます。
緊張しやすい人は元々何かしらのトラウマやコンプレックスを抱えている人が大半ですが、緊張しやすいことが更なるトラウマを生む可能性も否定できません。
『やっぱり自分は何をしてもダメなんだ』と、より自信を無くすことにもなりかねないのです。
緊張しやすい人の克服方法や対策
ではここで、緊張しやすい人の克服方法や対策について紹介します。
緊張しやすい人には長所もありますが、やはり短所の方が強く出てしまうもの。
どうすれば緊張しやすいこと、緊張しいを直すことができるのでしょうか。
緊張しやすい人の克服方法や対策は、こちらです。
失敗してもいいと気楽に構える
緊張しやすい人の克服方法や対策には、失敗してもいいと気楽に構えることが挙げられます。
緊張しやすいことの対策として最もおすすめなのは、『失敗してもいい』と気楽に構えること。
失敗は成功のもとという言葉があるように、たとえ失敗しても、その失敗を次に活かせばいいんだとポジティブに考えてみることがおすすめです。
自己肯定感を高める
緊張しやすい人の克服方法や対策には、自己肯定感を高めることが挙げられます。
緊張しやすい人は自信がない、つまり自己肯定感が低い人が圧倒的に多いもの。
まずは自己肯定感を高めることを意識しましょう。
簡単な目標を設定し、それを達成することを繰り返していき、自己肯定感を高めていくことをおすすめします。
納得いくまで準備をする
緊張しやすい人の克服方法や対策には、納得いくまで準備をすることが挙げられます。
焦りや不安などから緊張するタイプの人は、自分が納得するまで徹底的に準備をしましょう。
準備不足だと自分が感じていると、その部分が心配で余計に心配を招いてしまいます。
自分が納得できているかどうかが、緊張しやすいことを改善する第一歩だと言えるでしょう。
丸暗記はしない
緊張しやすい人の克服方法や対策には、丸暗記はしないことが挙げられます。
事前準備は納得いくまでやるべきですが、その際、発言することを丸暗記するのはおすすめできません。
丸暗記すると、もし1箇所間違えてしまったとき、次に言うことも全て分からなくなる恐れがあるためです。
発言内容は丸暗記ではなく、要点だけを覚えるようにしましょう。
経験を重ねる
緊張しやすい人の克服方法や対策には、経験を重ねることが挙げられます。
緊張で足や声が震える人などは、経験不足が1つの原因である可能性が高いです。
苦手だからと避けるのではなく、積極的に人との関わりを増やしてみましょう。
人との会話が必要な習い事、英会話などを始めてみるのもおすすめです。
緊張しやすい人に向いてる仕事
最後に、緊張しやすい人に向いてる仕事を紹介します。
緊張しやすく、人と関わるのが苦手という人もいますよね。
そうなると、どうしてもなかなか合う仕事が見つからない…ということも。
緊張しやすい人に向いてる仕事、適職を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライター
緊張しやすい人に向いてる仕事には、Webライターが挙げられます。
Webライターは副業としても人気のジャンルの1つで、自宅でもインターネット環境とパソコンがあれば誰でもできるのも魅力的なところ。
色々なジャンルの仕事があるので、緊張しやすくて人と関わることに強いコンプレックスを抱いている人には、特におすすめと言えるでしょう。
工場のライン作業
緊張しやすい人に向いてる仕事には、工場のライン作業が挙げられます。
全く人と会わない仕事ではありませんが、基本的に同じことを繰り返す仕事なので、人と接することはほとんどありません。
決められたことを淡々とこなすことが好きなのであれば、工場のライン作業もおすすめのジャンルの1つです。
エンジニアやプログラマー
緊張しやすい人に向いてる仕事には、エンジニアやプログラマーが挙げられます。
エンジニアやプログラマーは、パソコンに向かって黙々と作業をする仕事。
元々エンジニアやプログラマーは個人主義の人が多く、人間関係を苦手と感じている人が多いジャンルでもあります。
専門知識が必要ではありますが、おすすめ度は高いと言えるでしょう。
長距離トラックのドライバー
緊張しやすい人に向いてる仕事には、長距離トラックのドライバーが挙げられます。
長距離トラックのドライバーは、一日の大半を『1人で』『運転』をして過ごします。
長距離の運転になるので集中力は必要ですが、運転が好きな人であればそこまで苦労はしないでしょう。
荷積みや荷卸の際に人と話す機会はあるものの、そこまで長時間話すということはありません。
警備員
緊張しやすい人に向いてる仕事には、警備員が挙げられます。
建物や施設の警備員は、トラブルさえなければ人と話すことはほとんどありません。
お店の人に声をかける人はいても、わざわざ警備員に声をかける人はほとんどいませんよね。
全く話さないわけではありませんので、緊張しやすいことを克服したいと考えている人にもおすすめです。
緊張しやすいことは意識がけで改善出来る!
緊張しやすい人の特徴や性格、原因、克服方法などについて紹介しました。
緊張しやすいことは決して悪いことではないのですが、仕事などではマイナスに働くことが多いことも否めません。
緊張しやすいことは基本的には気持ちの問題であるため、意識がけ次第で改善することは可能です。
もちろん、最初から緊張しいを克服するのは難しいと思うので、徐々に緊張しやすさを改善していければいい、くらいの軽い気持ちで構えておいてくださいね。