気負いすぎる人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『気負う人』や『気負いすぎる人』はいませんか。
もしかすると、あなた自身が気負いすぎてしまうことに悩んでいるのかもしれませんね。
ここでは、気負いすぎる人にフォーカスを当て、特徴や性格について詳しく見ていきたいと思います。
最後には気負わない方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
「気負う人」の意味とは
まずは、『気負う人』の意味から紹介していきます。
『気負う』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 物ごとをしっかりやり遂げようとして、自分を奮い立たせること
- 相手に負けないと意気込むこと
- 必要以上に頑張りすぎて、空回りする様
気負うとは、つまり『頑張ろうという気持ちが強く出ている様子』のことですが、プレッシャーに負けてしまって空回りしてしまう人に対して使われることも多いです。
また、意気込みすぎて極度の緊張に陥っている人に対して、『あまり気負わないで』などと使うこともあります。
気負いすぎる人の特徴
気負いすぎる人の特徴について、紹介します。
気負う人とは、物ごとをやり遂げるために自分を奮い立たせたり、意気込んだりする人のことですが、『気持ちに負ける』と書くことからもあまり良い意味で使われる言葉ではありません。
気負いすぎる人の特徴を、見てみましょう。
プライドが高い
気負いすぎる人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
なぜ気負いすぎてしまうのか?というと、それはずばり自分を良く見せたいという気持ちが強いから。
自分を悪く見せようとする人などいませんが、実力よりも良く見せるのは簡単なことではありません。
自分の弱さを見せたくない、実際よりも良く見せたいと思うのは、プライドが高い証拠です。
完璧主義
気負いすぎる人の特徴には、完璧主義なことが挙げられます。
気負いすぎる人は、何でもちゃんとしないと気が済まず、『適当』という言葉が大嫌い。
何事も完璧にこなさないといけない、失敗は許されないと思い込んでしまっているため、結果として気負いすぎてしまいます。
本番に弱い
気負いすぎる人の特徴には、本番に弱いことが挙げられます。
気負いすぎる人は、臨機応変な対応をするのが苦手なので、本番に弱いこともしばしば。
特に想定外のことが起こるとパニックになってしまって、うまく対応することができません。
そのため、いくら準備をしていても本番に弱いと思われてしまうでしょう。
周りの目や評価が気になる
気負いすぎる人の特徴には、周りの目や評価が気になることが挙げられます。
なぜ必要以上に頑張りすぎてしまうのかというと、それは必要以上に周りの目や評価を気にしてしまっているからでしょう。
周りからどう思われているかが気になってしまい、『失敗できない』『何がなんでもやらないと』と、自分を追い詰めてしまっているのです。
承認欲求が強い
気負いすぎる人の特徴には、承認欲求が強いことが挙げられます。
気負いすぎる人は、自分を認めてほしい、褒めてほしいという承認欲求が強い人でもあります。
子供の頃などに、自分なりに頑張っても褒めてもらえなかった経験などがあると、『もっと頑張らないといけない』『失敗したら認めてもらえない』という思いが強くなってしまうのです。
気負う性格
続いて、気負う性格について紹介します。
気負いすぎる人には様々な特徴があることが分かりましたが、気負う性格の特徴についても見てみましょう。
気負う性格には以下のような特徴があるので、これらに当てはまるものが多い人ほど、気負いすぎる人になりやすいので注意してくださいね。
真面目
気負う性格には、真面目なことが挙げられます。
気負いすぎる人は、みな真面目な性格をしていると言っても過言ではないでしょう。
真面目だからこそ『失敗は許されない』『適当はダメだ』と思ってしまうのです。
真面目な性格ゆえに、完璧主義になってしまうのかもしれませんね。
責任感が強い
気負う性格には、責任感が強いことが挙げられます。
気負いすぎる人は、責任感が人一倍強いもの。
責任感があることは社会人として必要不可欠なものですが、強すぎると自分を追い詰めてしまいます。
責任感が強いからこそ、『自分がちゃんとやらないと』と意気込みすぎてしまうのでしょうね。
負けず嫌い
気負う性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。
気負いすぎる人は、みな負けず嫌いです。
何につけても負けることを嫌うため、『絶対に勝つ』と意気込むのでしょう。
負けん気が強いのは悪いことではありませんが、勝ち負けにばかり拘ってしまい、成果がどうでもよくなってしまうこともあるので気をつけなくてはなりません。
関連記事はこちら▽ 気の強い人の特徴や見た目|気が強い人に疲れる時の対処法とは
真っ直ぐ
気負う性格には、真っ直ぐなことが挙げられます。
気負いすぎる人は真っ直ぐな性格をしていて、曲がったことを嫌います。
真面目で完璧主義なことからも、真っ直ぐなことは分かりますよね。
真っ直ぐすぎるゆえに周りが見えなくなったり、融通が利かないと思われることも少なくありません。
落ち込みやすい
気負う性格には、落ち込みやすいことが挙げられます。
気負いすぎる人は、『頑張りすぎて空回りする人』でもあるので、結果としては思うようなものにならない、失敗することも多いもの。
そうして、失敗すると『何でダメなんだ』『なんでうまくいかないんだ』と落ち込むのです。
気負わない人の性格
続いて、気負わない性格について紹介します。
気負いすぎる人からすると、気負わない性格の人はイライラするかもしれませんが、その反面羨ましくも思うもの。
気負わない人の性格にはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
楽観的
気負わない性格には、楽観的なことが挙げられます。
気負わない人というのは、物ごとを比較的楽観的に捉える癖があります。
いわゆる、『何とかなるさ』という精神ですね。
物ごとをあまり深く考えず、やってみれば何とかなると思っているので、気負うこともありません。
ポジティブ
気負わない性格には、ポジティブなことが挙げられます。
気負わない人はポジティブで、何でも良い方に考えることのできる人です。
物ごとを悪い方に考えるから不安になり、失敗しないようにしないと…と気負ってしまうんですよね。
気負わない人はポジティブ思考で『何とかなる』と思っているわけですから、気負うこともないのです。
プレッシャーに強い
気負わない性格には、プレッシャーに強いことが挙げられます。
気負わない人というのは、基本的にプレッシャーに強いです。
適度な緊張は物ごとを良い方向に導いてくれますが、プレッシャーに弱い人はそれだけで本来の力を発揮することができません。
気負わない人はプレッシャーに強いので、プレッシャーさえも自分の味方につけることができるのでしょうね。
気持ちの切り替えがうまい
気負わない性格には、気持ちの切り替えがうまいことが挙げられます。
気負わない人も、ミスや失敗をすることはあります。
しかし、それをいつまでも引きずったりはしません。
過ぎたことは過ぎたこととして、次はどうすれば失敗しないか、を自分の教訓にしているのです。
気持ちの切り替えがうまくて失敗を引きずらないからこそ、次に同じような場面でも気負わずにすむのです。
自己分析できる
気負わない性格には、自己分析できることが挙げられます。
気負わない人は、自分のことをしっかり分析できているので、できることとできないことをきちんと理解しています。
自分にできないことまで引き受けて気負うことはなく、できないことは人に頼むことができる人。
自己分析ができるというのは、素晴らしいことだと思います。
気負わない方法
最後に、気負わない方法について紹介します。
気負いすぎると自分自身が疲れてしまうので、できることなら気負わずに過ごしたいですよね。
気負わずにするには、どうしたら良いのでしょうか。
気負わない方法は、こちらです。
継続する
気負わない方法には、継続することが挙げられます。
仕事などがそうですが、いきなりやろうと思うからプレッシャーを感じ、気負いすぎてしまうもの。
何事も継続することが大切なのです。
『継続は力なり』『千里の道も一歩から』という諺があるように、コツコツと努力を重ねていきましょう。
万人に好かれることはないと思う
気負わない方法には、万人に好かれることはないと思うことが挙げられます。
自分を良く見せたい、周りから好かれたいという気持ちは分かりますが、世の中の人全員から好かれることはありません。
好きな芸能人ランキング1位の人が、嫌いな芸能人ランキングでも1位だったりするでしょう?
それと同じで、万人に好かれることはないと割り切ることで、気持ちも楽になりますよ。
失敗してもいいと思う
気負わない方法には、失敗してもいいと思うことが挙げられます。
失敗は、決して悪いことではありません。
失敗しないと気づかないこともありますし、失敗したからこそ次に繋がることもあるでしょう。
気負いすぎる人は『失敗は悪』と思い込んでいる部分がありますので、失敗してもいいと思うようにしてみてください。
絶対はないと知る
気負わない方法には、絶対はないと知ることが挙げられます。
どんなに努力しても、どんなに自信があってもうまくいかないこと、失敗することはあるもの。
『猿も木から落ちる』のように、世の中に絶対はないのです。
つまり、どんなに意気込んでも失敗することもあれば、成功することもあるということ。
絶対はないことを知るだけでも、気負いすぎるのを防ぐことができるでしょう。
自分を褒める
気負わない方法には、自分を褒めることが挙げられます。
たとえ結果としては上手くいかなかったとしても、そこまでの努力やうまくいった部分については、自分で自分を褒めてあげましょう。
自分で自分を認めるというのは、実はとても大切なこと。
『頑張りすぎなくてもいいんだ』と自分で思えるようにならなければ、気負う性格を直すことはできないからです。
気負いすぎる人はもう少し楽観的に考えると吉
気負いすぎる人の特徴や性格、気負わない方法などについて紹介しました。
気負いすぎる人は、難しいかもしれませんがもう少し物ごとを楽観的に捉えてみると自分が楽になりますよ。
しっかり考えること、意気込むことは決して悪いことではありません。
しかし、何事もやりすぎは禁物。
自分で自分の首を絞めるほど、追い詰めてしまっては実力の半分も出すことはできないでしょう。
そうならないよう、『なるようになる』と楽観的に捉えてみてくださいね。