せっかく結婚するなら、いつまでも仲良くいたいものです。
しかし、昨今離婚率は3組に1組と言われており、現実はそう甘いものではありません。
そこで今回は、別れそうな兆候が見られる夫婦の特徴と対策をお伝えします。
別れないためにやるべきことや、離婚をスムーズに進める方法も併せて解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
こんな夫婦は離婚する!そんな夫婦の特徴は?
「何となく別れそうだな…」と思う夫婦っていませんか。
未来は誰にもわからないはずなのに、離婚する夫婦は、長続きする人たちとは何かが違いますよね。
最初の項目では、別れる夫婦の特徴を徹底的に解説していきます。
考えが合わない
物事の考え方や判断基準が合わない夫婦は、別れてしまう可能性が高いです。
結婚生活はさまざまな苦労やトラブルの連続です。
夫婦で協力しないといけない場面で考えや意見が合わないと、問題は解決しません。
年月を重ねるほど問題は増えていくため、いずれ不満が爆発します。
信頼関係がない
お互い「何があっても信じ抜く」という気持ちを持てない夫婦は離婚しやすいです。
相手を信じられず、疑ってばかりの夫婦は、いつか関係が壊れます。
過去にどちらかが不誠実な行動をとり、そこから反省して変わったり成長したりできなかったパターンが多いです。
相手にプレッシャーをかける
配偶者に無理な期待をしたりプレッシャーをかけたりする夫婦は、離婚のリスクが高まります。
たとえば夫への出世のプレッシャーや、妻への子育てや家事、仕事の両立の強制などが当てはまります。
無理な期待に負担を感じたり、勝手に幻滅したりして、関係が悪くなるのです。
問題解決能力が低い
トラブルに直面した時に解決するスキルを持っていない夫婦は、いずれ離婚する可能性が高いです。
トラブルが起きた時に何もできない夫婦は、問題ばかりが積み重なっていき、強いストレスに曝されます。
その結果、離婚して別々の人生を歩んでいくパターンが多いです。
意志疎通できていない
コミュニケーションが足りず、お互いにやろうとしていることや考えていることが伝わっていない夫婦も多いです。
そのせいで溝ができて、時間が経てば経つほどしっくりこなくなります。
日頃からよく話し合って、お互いの気持ちや考え方を理解しておくことが重要です。
向いてる方向が違う
お互い何をしたいのか、将来どうなりたいのかというビジョンや方向性が違う場合も、上手くいきづらいです。
日々の過ごし方への理想が違ったり、子育てや金銭面での希望が合わなかったりすると、お互いぶつかりやすいです。
気づいたら喧嘩ばかりで、取り返しが付かなくなっていることもあります。
衝動的
衝動的な行動や判断ばかりする夫婦は、離婚のリスクが高いです。
後先考えず、何でも行き当たりばったりな夫婦は、トラブルを抱えやすいからです。
無計画に妊娠・出産をしたり、ギャンブルや薬物にはまったりして、安定した結婚生活が送れずに別れてしまうこともあります。
家庭内でモラハラや暴力がある
家庭内暴力やモラルハラスメントが横行している場合も、高確率で離婚します。
いくら我慢強くても、最愛の人に暴力を振るわれたり精神的な嫌がらせを受け続けたりすれば、心身共に傷ついて一緒にいられなくなります。
子供が一定の年齢に成長してから離婚するパターンが多いです。
浮気する
どちらかが浮気をしている夫婦は、あまり長続きしないことが多いです。
どんなに心が広くても、パートナーが浮気していると知ったら、相手を許して深く愛し続けることは難しいでしょう。
最初は我慢していても、ある時精神的に限界を迎えてしまい、別れを切り出すパターンが多いです。
金銭面でのトラブル
金銭面で問題がある夫婦も、末永く結婚生活を送るのは難しいでしょう。
借金をしたり、使ってはいけないお金を使い込んだりして離婚するケースが多いです。
金銭感覚が合わなかったり経済的な格差が大きすぎたりすることも、お互いにストレスになりやすいです。
離婚する前兆がある夫婦が離婚しないためにやるべきこと
別れそうな雰囲気が漂っている夫婦でも、努力次第で未来は変わります。
5つの対策と取るべき行動をお伝えしますので、別れたくない人はぜひ実践してみてください。
離婚の兆候が見えても、諦めずに粘っていきましょう。
お互いを理解し合う
離婚しそうな気がしたら、お互いをちゃんと理解し合う努力をしてください。
喧嘩が増えたり関係が冷え切ったりしている時は、お互いに優しさや理解がない状態です。
こんな時はきちんと話し合い、今の二人に何が足りないのか把握して、お互いへの理解を深めてください。
スキンシップを増やす
相手がスキンシップを取ろうとした時に「気分じゃないから」「ちょっと無理」と、素っ気ない態度を取っていませんか。
生理的に無理な時は仕方がありませんが、あまり冷たくすると、向こうも傷ついてしまいます。
別れるリスクを減らすために、少しスキンシップを増やしてもいいかもしれません。
大切な思い出を共有する
過去の大切な思い出やエピソードを共有するのもおすすめです。
思い出は定期的に思い出さないと、いつのまにか忘れたり記憶が薄れたりします。
特に、人生の転機を迎えた時の記憶や、二人で困難を乗り越えた経験を思い出すと、お互いの大切さを再確認でき、絆が深まります。
二人で過ごす時間を増やす
二人で過ごす時間が減ると、お互いの大切さを忘れがちになります。
そのため、末永く一緒にいたいなら、二人で過ごす時間を確保しましょう。
毎週決まった日にデートしたり、朝食や夕食を一緒に取ったりするルールを作るのもおすすめです。
忙しくても工夫して時間を作りましょう。
二人の問題を解決する
家庭や夫婦間で何か問題を抱えている場合は、解決することが大事です。
特に、どちらかが浮気をしていたり借金をしていたりする場合は、きちんと解決しないと大問題に発展します。
問題から目を背けず、解決に向けて二人で行動することで、安定した関係を築けるようになります。
離婚寸前の夫婦がスムーズに離婚する方法
最後の項目では、近々別れる予定の夫婦のために、円滑に離婚する方法をご紹介します。
努力でどうにもならない段階なら、あとはスムーズにことを運ぶのがお互いのためです。
これ以上傷つけ合わないために、参考にしてみてください。
知り合いを交えて話をする
離婚の話し合いがうまく進まない場合は、知り合いに付き添ってもらうのも一つです。
特に旦那が暴力を振るったり、激しく罵倒したりするタイプだと、一対一の話し合いは危険です。
気が乗らないかもしれませんが、安全のためにも間に人を入れて話し合いましょう。
周りを頼る
言いづらいかもしれませんが、周囲の人間に離婚する事情を話しておくと、円滑に話が進みやすいです。
周りに理解者を作っておくと、助言をくれたり味方になってくれたりします。
相手があなたの悪評を流したり、不利な立場に追い込んだりする可能性もあるため、事前に手を打っておきましょう。
親や家族に打ち明ける
親や家族と十分に信頼関係が築けている場合は、離婚前にちゃんと話しておきましょう。
あなたによほどの非がなければ、家族や親は、心強い味方になってくれるはずです。
ただし、いわゆる毒親だったり不仲だったりすると敵になる場合もあるため、話すべきかどうかは関係性によります。
子供に話す
子供が小さいと、良心の呵責で離婚に踏み切れないことも多いです。
しかし、どんなに小さくても、子供は親のことを大切に思っています。
そのため、離婚した方がいいと思ったら、ちゃんと子供に話してください。
きちんと子供に伝えられたら、あなたの覚悟の度合いも変わってくるはずです。
弁護士に相談する
二人で冷静に話し合いができない場合は、弁護士に相談しましょう。
激しい喧嘩になったり感情的になったりする場合は、到底スムーズに離婚できません。
無理に話し合おうとしても離婚できないか、不利な立場になる可能性があるので
、弁護士を通して離婚の手続きを進めましょう。
別れたくないなら今できることをやろう!
積極的に離婚したいと思う人はそう多くはないはずなのに、気づいた時には手遅れになっていることが多々あります。
これはいろいろな苦労や事情が重なって精神的に負荷がかかり、冷静さを失ってしまうからです。
そのため、まだ理性が働くうちに、対策することが重要です。
何をするべきかわからなくなった時は、今回の記事を参考にしてみてくださいね。