厚顔無恥な人の特徴や心理|厚顔無恥な人になりたい人が意識するべきこととは

厚顔無恥な人の特徴や心理|厚顔無恥になりたい人が意識するべきこととは

厚顔無恥な人について、紹介します。

『厚顔無恥』という言葉を、聞いたことがありますか。

日常生活ではあまり馴染みのない言葉ですが、ここでは厚顔無恥な人に注目してみましょう。

厚顔無恥な人の特徴や心理の他、厚顔無恥になりたい人が意識するべきこと、厚顔無恥なメリットとデメリットについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

厚顔無恥の意味とは

まずは、『厚顔無恥』の意味から説明します。

『厚顔無恥』は『こうがんむち』と読み、意味は厚かましく恥知らずなこと。

厚顔は面の皮が厚いことから、図々しいこと、恥知らずなことを表します。

無恥は文字通り、恥を知らない=恥知らずなことを表す言葉になります。

『厚顔』も『無恥』も恥知らずという意味があることから、恥知らずな人を強調するときに使う言葉だということが分かりますね。

四字熟語ではありますが、日常生活で使うことはほとんどないと思われます。

厚顔無恥な人の特徴

では、厚顔無恥な人の特徴について紹介します。

厚顔無恥な人はとにかく恥知らずな人ということですが、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。

これから紹介する5つの特徴に当てはまるものが多い人は、もしかすると周りから厚顔無恥な人だと思われているかもしれません。

自分が最優先

厚顔無恥な人の特徴には、自分が最優先なことが挙げられます。

厚顔無恥な人は、何をするにも自分が最優先。

自分のやりたいこと、自分の言いたいことを自分がしたいときに行い、他の人のことは一切気にしません。

自分の気持ちを最優先にして生きているので、周りからは『空気が読めない』『自分勝手』などの悪い印象を抱かれやすいです。

人によって態度を変える

厚顔無恥な人の特徴には、人によって態度を変えることが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分にとってメリットがあると判断した人には、これでもかと言わんばかりに態度を翻すことも少なくありません。

『自分』を最優先にして生きているので、自分にとってメリットがある人には近づいていきますが、そうではない人には厳しく接するでしょう。

プライドが高い

厚顔無恥な人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。

厚顔無恥な人は、実はとてもプライドが高いです。

プライドが高いからこそ、自分を最優先にして人のことを考えることができないのです。

ただし、恥知らずなことをしているという自覚はないため、知識が乏しいと言わざるを得ません。

図々しい

厚顔無恥な人の特徴には、図々しいことが挙げられます。

厚顔無恥の意味にもあるように、厚顔無恥な人は図々しいという特徴もあります。

自分が良ければいいという考えが根本にありますので、屁理屈を言って行列に割り込んだり、電車などで堂々と優先席に座ることもあるでしょう。

人からどう見られているかを気にしない

厚顔無恥な人の特徴には、人からどう見られているかを気にしないことが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分が周りからどう思われているか、どう見られているかを気にしません。

周りの目が気になってしまう人からすると、厚顔無恥な人の神経の図太さは憧れるものがあるかもしれませんね。

厚顔無恥な人の心理

続いて、厚顔無恥な人の心理を紹介します。

厚顔無恥な人は、なぜあんなにも厚かましく恥知らずな行動をとることができるのでしょうか。

厚顔無恥ではない人からすると、その感覚が不思議で仕方がないもの。

厚顔無恥な人を知るためにも、彼らの心理を探ってみましょう。

自分が良ければいい

厚顔無恥な人の心理には、自分が良ければいいというものが挙げられます。

厚顔無恥な人の心理の大半は、『自分が良ければいい』というものに尽きます。

厚かましくて図々しく、恥知らずな行動ができるのは、周りのことを一切考えていないから。

自分さえ良ければ他はどうなっても構わない、という気持ちが、厚顔無恥な人にはあるのです。

当たり前

厚顔無恥な人の心理には、当たり前というものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分の行動を特別なことだとは思っていません。

当たり前のことをしているだけであり、『厚かましいこと』や『図々しいこと』をしているという自覚は全くないのです。

自分のしたいことをするのは、彼らにとって当たり前のことに過ぎないのでしょうね。

自分は偉い

厚顔無恥な人の心理には、自分は偉いというものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、誰に対してでも偉そうにしたり、厚かましい態度をとるわけではありません。

人によって態度を変えるように、彼らが図々しく振る舞う相手は『自分よりも格下』の相手のみ。

例えば年下や部下、店員などに対して厚顔無恥になるのは、自分の方が偉いと思っているからです。

自分が一番

厚顔無恥な人の心理には、自分が一番というものが挙げられます。

自分が良ければいいという心理と似ていますが、厚顔無恥な人は自分が一番だと常に思って生活しています。

何をするにも自分が一番なので、自分の思い通りに物事を進めようとしてくるでしょう。

自分が一番だと思っているからこそ、周りのことを考えずに自分優先に過ごせるのです。

目立ちたい

厚顔無恥な人の心理には、目立ちたいというものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、周りが驚くほど図々しく、恥知らずな行動を平気で行います。

それはずばり、目立ちたい、注目されたいという心理があるから。

過激なことをして再生数を伸ばそうとする動画配信者と同じで、目立つためなら何をしてもいいとさえ思っているのかもしれません。

厚顔無恥になりたい人が意識するべきこと

ではここで、厚顔無恥になりたい人が意識するべきことについて紹介します。

厚顔無恥は褒め言葉ではなく、言われて嬉しい言葉ではありません。

しかし最近、厚顔無恥になりたいという人もいるのだとか。

おそらく、『型にはまらない自由な生き方』に憧れているということなのでしょう。

厚顔無恥になりたい人が、意識するべきことについてまとめてみました。

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周りの目を気にしない

厚顔無恥になりたい人が意識するべきことには、周りの目を気にしないことが挙げられます。

厚顔無恥な人は、周りの目や周りからの評価を気にすることはありません。

周りを気にせず、自分のやりたいことをやっています。

厚顔無恥になりたいのなら、周りの目を気にしないことが必要不可欠だと言えるでしょう。

自分のやりたいことを明確にする

厚顔無恥になりたい人が意識するべきことには、自分のやりたいことを明確にすることが挙げられます。

厚顔無恥になりたいと思うには、なにか理由があるはずですよね。

おそらく何かやりたいことがあるのでしょう。

では、その『やりたいこと』は一体何ですか?

自分のやりたいことを明確にするのは、とても大切なことですよ。

素直な気持ちを伝える

厚顔無恥になりたい人が意識するべきことには、素直な気持ちを伝えることが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分の気持ちや考えを自分の言葉で相手に伝えることができます。

自分の気持ちや考えは、素直に言葉にして相手に伝えてみましょう。

気持ちを素直に伝えることは、自分を知ってもらうための第一歩でもありますね。

我慢しすぎない

厚顔無恥になりたい人が意識するべきことには、我慢しすぎないことが挙げられます。

厚顔無恥な人というのは、自分のやりたいことを好きなようにやって過ごしています。

『やりたいことを我慢する』ことは、基本的にありません。

大抵の人は自分の言いたいこと、やりたいことをそれなりに我慢しているものですが、厚顔無恥になりたいなら我慢しすぎないようにしてみましょう。

世間体や常識を気にしない

厚顔無恥になりたい人が意識するべきことには、世間体や常識を気にしないことが挙げられます。

厚顔無恥な人は世間体や常識などは気にせず、自分軸で物事を判断しています。

破天荒、型にはまらないなどと言われるのは、このためでしょう。

世間体や常識を気にせず、堂々と自分を貫くことを意識してみてはいかがでしょうか。

厚顔無恥に生きるメリットとデメリット

最後に、厚顔無恥に生きるメリットとデメリットについて紹介します。

厚顔無恥は、決して褒め言葉として使われることはなく、良い意味で使われることもありません。

しかしながら、厚顔無恥になりたいという人がいるのもまた事実。

厚顔無恥に生きるメリットとデメリットについて、まとめてみました。

メリット

自由に過ごせる

厚顔無恥に生きるメリットには、自由に過ごせることが挙げられます。

厚顔無恥な人は、周りを気にせず自分軸で生きています。

それはつまり、型にはまらない自由な生き方ができるということ。

自分の思うがまま、自由に過ごせるのは厚顔無恥な生き方のメリットだと言えるでしょう。

やりたいことができる

厚顔無恥に生きるメリットには、やりたいことができるというものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分のやりたいことをやりたいようにやる、という生き方をしています。

やりたいことだけやる、自分の夢を追い続けていけるというのは、現実にはなかなか難しいもの。

だからこそ、それができる厚顔無恥な人に憧れる人が多いのでしょうね。

図々しい方が得をする

厚顔無恥に生きるメリットには、図々しい方が得をするというものが挙げられます。

実際、図々しい人の方が得だな…と感じる場面はたくさんあるもの。

真面目にしていて損をしたことのある人は特に、図々しい方が得をすると知っているからこそ、厚顔無恥な人になりたいと思うのです。

デメリット

周りから嫌われる

厚顔無恥に生きるデメリットには、周りから嫌われることが挙げられます。

厚顔無恥な人は、周りのことを一切考えずに、自分のことだけを考えて行動します。

周りから見れば『自由奔放で自分勝手な人』でしかありませんから、嫌われるのは当然のことだと言えるでしょう。

非常識だと思われる

厚顔無恥に生きるデメリットには、非常識だと思われるというものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、何度も言いますが自分軸で動いているため、一般常識はないに等しいもの。

ある意味自由で素晴らしいですが、非常識だと思われることは覚悟しておかなくてはなりません。

1人になる

厚顔無恥に生きるデメリットには、1人になるというものが挙げられます。

厚顔無恥な人は、自分勝手で自分のことしか考えていないので、当然ですが周りから嫌われていきます。

いつの間にか友達と呼べる人もいなくなり、何かあったときに助けてくれる人は誰もいなくなるでしょう。

厚顔無恥な人と言われないように気をつけよう

厚顔無恥な人の特徴や心理、メリットデメリットの他、厚顔無恥になりたい人が意識するべきことについて紹介しました。

厚顔無恥の自由な生き方に憧れる気持ちも分からなくはありませんが、厚顔無恥であることは、決して誇れるものではありません。

厚顔無恥と言われたり、思われているとしたら、一刻も早く自分の言動を改めるべきだと言えるでしょう。

自分の気持ちに素直になることは大切ですが、それと厚顔無恥とは全くの別物。

厚顔無恥と言われないように、気をつけていきましょう。