人間性に問題がある人の特徴|人間性を見抜く方法や質問とは

人間性に問題がある人の特徴|人間性を見抜く方法や質問とは

「この人はどうかと思う」というような、人間性に問題のある人はいませんか?そんな人には共通の特徴があり、目を疑うような行動をとります。人間性を疑う発言をされ、傷付いたこともあるでしょう。ここでは人間性を見抜く方法や対処法も紹介しているので、自分の中ピンときたひとを思い出し、人間関係を構築する参考にしてください。

人間性に問題がある人の特徴

人間性に問題がある人は、驚くような行動をとります。「ここでそんなことをする?」ということも平気で行い、あとから大きなトラブルに発展することは珍しくありません。本人はまったくの無自覚。むしろ善意でやっている場合もあります。

人間性を疑う行動

間違えたのに逆切れ

立場がある男性に限って、自分が間違えたのに逆切れするパターンがあります。おそらくプライドが邪魔して、素直に謝れないのでしょう。自分の非を認めたくないので、「俺のせいじゃない」「お前の連絡ミスだ」という屁理屈をこねて、他人に責任を押し付けます。

不倫しても罪悪感がない

「好きになった人がたまたま妻帯者だった」「断らなかった男が悪い」と言って、不倫しても罪悪感を持たない女性がいます。相手の家庭を壊す。自分の人生を歪める。そういうことを考えず、気持ちの赴くままに時間を費やします。それがどれだけ周囲を傷付けるか知るつもりもありません。

立場の弱い人を責める

自分より権力を持ってない。明らかに立場の弱い人間に対して、「これでもか」というぐらい責めます。圧倒的に力の差があるので、自分が負けることはありません。普通に考えれば誰でもわかることですが、相手を冷遇し、イジメ倒すことで自分の気持ちを満たそうとします。

何度も遅刻を繰り返す

遅刻をすれば先方に迷惑をかけます。相手の時間を無駄に使わせることになる。自分のせいで周囲に負担を強いる。少し考えれば気づけますが、何度言われても遅刻を繰り返します。何らかの障害があるなら仕方ありませんが、そうでない場合は、ただの非常識な人間です。

人に借りた物を返さない

他人に借りたものは持ち主に返さなければなりません。返却期限はさまざま。返さなくても良い程度のものもあるでしょう。また、相手から「返さなくて良いよ」と言われたり、返されて困るものもあります。しかし、それ以外は借りた物を返すのは、社会人として当たり前です。

人間性を疑う発言

だからお前はダメなんだ

人間性に問題がある上司は、「だからお前はダメなんだ」というケースが多いです。もちろん上司に限らず、家族から言われることもあるでしょう。では、そう否定する相手は、誰もが認めるスゴイ人でしょうか?「ダメ」と言われて大丈夫な人もいれば、かなり傷付く人もいます。この言葉では人を育てることができません。

お前はバカか?

パワハラに多い「お前はバカか?」という言葉。それを口にする相手のほうがバカです。指示や注意するにしても、他にいくらでも言葉はあります。あえてこの言葉を選ぶということは、これを言った相手がいかに語彙力ないかを証明にします。正しい方向へ導いてくれる相手ではありません。

お前なんて産むんじゃなかった

子供に対し、虐待している親が使う言葉です。自分の行動によって産む選択をしたにも関わらず、さも相手が悪いかのように責めるのは、明らかに人間性に問題があります。言われた子供がどれだけ傷付くか、想像力が欠落しているのでしょう。自分も同じような言葉をかけられていたのかもしれません。

○○のせいだ

家族のせい。学校のせい。会社のせい。政治のせい。自分以外の責任にすることは簡単です。もちろんそこに原因があることも多いでしょう。だからと言って他人のせいにしても、問題は解決しません。ここから先をそうするか。自分はどうしたいか。根本に向き合えないと、同じことの繰り返しです。
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金さえあれば何でもできる

お金さえあれば、多くの問題は解決するでしょう。ただし、それですべてが順調に回るわけではありません。お金があっても恋愛に縁がない。お金は余ってるけど家族に見捨てられた。お金だけではどうにもならないことが、この世にはたくさんあります。それをわかって言葉にしているなら、ただの自己満足。

人間性を見抜く方法

その人の人間性を見抜くためには、ある程度の距離にまで近づかなければなりません。写真を見ただけではわからないので、実際の行動や発言に注意してください。見た目に騙されないよう、きちんと中身を確認しましょう。キレイな人=素晴らしい人とは限りません。

ピンチに陥った時の対応

ピンチが訪れたら、人間性がわかる時と考えてください。そのまま問題を放置する。他人に押し付ける。自分で対応する。相手がどんな方法をとるかによって、器の大きさがわかります。問題を正面から見ようとせず、なるべく避けて通ろうとするなら、その人は単なる自己中です。

有名人のニュースについて質問をする

人間性を見抜く質問として、有名人のニュースについて「〇〇ってどう思う?」と聞いてみてください。そこで共感するか反対するか。自分の経験談を話す人もいるでしょう。頭から否定して自分の主張だけを強くしている場合は、ちょっと距離を置いたほうが良いかもしれません。

バックの中身を観察

タイミングが合えば、相手のバックの中身をチラッと観察してみましょう。どれだけ片付いているか。余計な荷物を入れているか。その辺りが判断材料になります。バックが無理なら部屋でもかまいません。訪問したときに片付けられている可能性もありますが、生活ぶりを確認すれば人間性がわかります。

お土産や差し入れのセンス

旅行へ行った際のお土産。残業している時の差し入れ。あなたに渡されたこれらのものから、ある程度相手の人間性もわかります。とりあえず有名なお菓子。誰もが知ってるブランド。安いけど大量にあるもの。相手が選んだ品物によって、他人に対しての対応力を確認できるでしょう。

メールやlineの文章力

要点がまとめられた短い文章。意味もなくダラダラ長い文章。挨拶があるかないか。人によってメールやlineの文章には特徴が現れます。もちろん送る相手によって内容を変える人がほとんどですが、基本的なことは変わりません。そのため言葉を読めば、人間性が伝わってきます。

人間性を疑うと言われた時の対処法

自分の本質を知らない人から人間性を疑われた場合、身の回りの環境や心を守るために対処してください。まったく関係ないのに指摘された。他の人がやらかしたことなのに濡れ衣を着せられた。よくある話しですが、自分の疑いはきっちり晴らしておきましょう。

事実を正確に伝える

人間性に問題があると言われたら、起こった事実を正確に伝えましょう。推測や感想ではなく、事実のみを話してください。相手の思い込みや誤解の可能性もあります。主観的な事柄を示すのではなく、新聞記事のように客観的な事実を伝え、余計な情報を入れないようにしましょう。

疑われた原因を探る

なぜ自分は疑われたのか。どんな行動に問題があったのか。自分を振り返り、その原因を探りましょう。もしかしたら言い間違えていたのかもしれない。伝え忘れたのかもしれない。どこかの歯車がズレていたから、疑われているのです。それが何かわかったら、相手と話し合いましょう。

相手の受け取り方を知る

自分はどんなふうに思われているのか。勘違いされているのではないか。相手の受け取り方を知りましょう。特に噂話が広がっている場合、そのほとんどは間違いであるケースも多いです。信じるか信じないかは人それぞれですが、知らなければ対処のしようがありません。

記録に残しておく

どんな出来事があったか。何を話したか。重大な会議であればあるほど、議事録が残されます。それと同じで友達や家族で話し合ったことでも、メモをとって記録に残しておきましょう。言った言わないの水掛け論を防ぐ手段にもなります。ただし、人間関係にヒビが入るので、録音はおススメできません。

第3者に入ってもらう

問題が複雑なら、自分と相手の他、第3者に入ってもらいましょう。利害関係のない人に立ち会ってもらうことで、自分の言っていることが正しいと認めてもらえます。客観的な判断を下せる人でなければ、物事を終息させることはできません。当事者同士では余計にもめます。

人間性は受け取り方で変わる

どんなに毒舌でもそれが冗談とわかっていれば、人間性を否定されるようなことはありません。でも、冗談で言ったことを真正面から受け止められると、問題児扱いになります。ようは相手との人間関係。受け取り方で変わる場合もあるので、嫌いな人から言われたことは、自分にとってパワハラやセクハラ認定するケースが多いでしょう。