大風呂敷を広げる人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、大風呂敷を広げる人はいませんか。
『あの人はいつも大風呂敷を広げてばかり』『アルコールが入ると大風呂敷を広げるから困る』などと使われることが多いのですが、大風呂敷を広げるとはどういう人を指す言葉なのでしょうか。
ここでは、『大風呂敷を広げる』人の特徴や心理、大風呂敷を広げる人との付き合い方について紹介していきます。
目次
「大風呂敷を広げる」の意味とは
まずは、『大風呂敷を広げる』の意味から見ていきましょう。
大風呂敷を広げるというのは、
- 現実に合わないような大袈裟なことを言ったり、計画すること
- 実力に見合わない計画を立てること
を言います。
モノが包んである風呂敷は小さく見えますが、広げてみると意外と大きいもの。
あまりに大きな風呂敷を用意しても、それで包むような大きなものはないということから、『大きなこと(大袈裟なこと)を言う』という意味になりました。
大口を叩く、大ボラをふくなどが、類義語と言えるでしょう。
大風呂敷を広げる人の特徴
大風呂敷を広げる人の特徴を紹介します。
大風呂敷を広げる人は、できるはずがないような大きなことを計画したり言ったりする人のことですが、そういう人にはどんな特徴があるのでしょうか。
大風呂敷を広げる人の特徴は、こちらです。
見栄っ張り
大風呂敷を広げる人の特徴には、見栄っ張りなことが挙げられます。
なぜ出来もしないことを出来ると言ってしまうのか、大風呂敷を広げてしまうのかというと、それはずばり見栄っ張りだから。
周りに一目置かれたいなどの気持ちから、つい見栄を張ってしまうのです。
見栄っ張りなために大風呂敷を広げてしまう人は、発言後に『どうしよう』と悩むことも少なくありません。
プライドが高い
大風呂敷を広げる人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人は基本的にプライドが高く、たとえ自分の実力に見合っていないと分かっていたとしても、『できない』と言うことができません。
高すぎるプライドが邪魔をしてNoと言えず、結果として大風呂敷を広げてしまいます。
自信過剰
大風呂敷を広げる人の特徴には、自信過剰なことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人の中には、自分は何でもできると自信満々な人もいます。
仕事でもプライベートでも大きくつまづいたことがない人に多く、今まで失敗したことがないから大丈夫、できないはずがないと思い込んでいるのです。
先が読めない
大風呂敷を広げる人の特徴には、先が読めないことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人の中には、未来や将来を見据えることができない人もいます。
この先どうなるのか?が全く読めず、だからこそ見当違いとも取れるような発言、大風呂敷を広げてしまうのかもしれません。
努力家
大風呂敷を広げる人の特徴には、努力家なことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人には、自分を鼓舞するためにあえて大風呂敷を広げるタイプも。
そういう人は努力家で、周りが『そんなの無理でしょ』と思っていることを達成するために、人知れず影で努力をし続けています。
大風呂敷を広げる人の心理
続いて、大風呂敷を広げる人の心理を紹介します。
大風呂敷を広げる人は、なぜ実力に見合わない発言や計画をしてしまうのでしょうか。
場合によっては、周りから『口だけの奴』と思われてしまうこともある大風呂敷を広げる人の心理には、以下のものが考えられます。
注目されたい
大風呂敷を広げる人の心理には、注目されたいというものが挙げられます。
大風呂敷を広げる人は、周りから注目されたいという願望を持っています。
注目されるためには、大きなことを言うのが一番ですよね。
できるかどうかではなく、注目されるかどうかが大事だと思っているので、このタイプには自分の発言に対する責任は基本的にありません。
期待に応えたい
大風呂敷を広げる人の心理には、期待に応えたいというものが挙げられます。
努力家な人が割とこの心理なのですが、上司や親などの期待に応えるため、大風呂敷を広げます。
大きなことを達成したら周りから喜んでもらえる、という期待に応えるために大風呂敷を広げるので、達成するための努力も惜しみません。
承認欲求が強い
大風呂敷を広げる人の心理には、承認欲求が強いことが挙げられます。
承認欲求とは、自分を認めてほしいという気持ちのこと。
大風呂敷を広げる人は、誰かから必要とされたい気持ちが人一倍強く、大風呂敷を広げてしまうのかもしれません。
大風呂敷を広げれば周りから注目され、仕事を任されてもらえる、つまり必要とされると思っているのです。
デキる人だと思われたい
大風呂敷を広げる人の心理には、デキる人だと思われたいというものが挙げられます。
これは主に男性に多く、仕事ができる人だと思われたくて、事実よりも大袈裟に伝えてしまうのでしょう。
多少事実より誇大して伝えることは割とよくありますが、大風呂敷を広げるまでになってしまうと、信頼を失いかねないので気をつけたいところです。
周りより凄いと思われたい
大風呂敷を広げる人の心理には、周りより凄いと思われたいことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人は、嘘をついている自覚や周りを騙しているつもりは全くありません。
結果としては嘘をつくことになりかねないのですが、大風呂敷を広げるのは単純に周りの人より自分が凄いと思われたいから。
あんなこともできるなんて凄いな、という尊敬の眼差しを向けられたいだけなのです。
大風呂敷を広げる人との付き合い方
最後に、大風呂敷を広げる人との付き合い方を紹介します。
大風呂敷を広げる人が身近にいる場合、どう付き合っていくのが正解なのでしょうか。
あまりにも大風呂敷を広げる頻度が多いとウンザリしてしまいますが、大風呂敷を広げる人との付き合い方には、こんなものが挙げられます。
適度に受け流す
大風呂敷を広げる人との付き合い方には、適度に受け流すことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人の話は、適度に受け流してしまいましょう。
大袈裟なことや実力に見合わない大きなことを言っていても、『そうなんだ、ガンバってね』など、適当な相槌を打って話を聞いておくのが正解です。
一定の距離を保つ
大風呂敷を広げる人との付き合い方には、一定の距離を保つことが挙げられます。
あまりにも頻繁に大風呂敷を広げる場合、一緒にいるとあなたまで『ホラ吹き』と思われてしまうかもしれません。
とばっちりを受けないためにも、大風呂敷を広げる人とは一定の距離を保って付き合うようにしましょう。
100%信用しない
大風呂敷を広げる人との付き合い方には、100%信用しないことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人の話は、あなたにとって魅力的な内容もあるかもしれません。
しかし、大風呂敷を広げる人は自分の発言に責任を持っていないことも多いので、100%信用してしまうのはリスクが高いといえます。
協力を求められても100%は信用せず、ここでも一定の距離を保つことが大切なのです。
相手にしない
大風呂敷を広げる人との付き合い方には、相手にしないことが挙げられます。
大風呂敷を広げる人は、しつこかったり、正直『また言ってるよ…』と思うこともあるでしょう。
そういう人をいちいち相手にしていたら身が持ちませんから、相手にしないのが正解。
仕事に支障が出ないのなら、最悪の場合は無視してしまってもかまいません。
気にせず自分のやるべき事をやる
大風呂敷を広げる人との付き合い方には、気にせず自分のやるべき事をやることが挙げられます。
大風呂敷を広げる人は、注目されたい、かまって欲しいなどの気持ちからそういう発言をしていることも多いので、いちいち気にするのはやめましょう。
大風呂敷を広げる人の発言など気にせず、今自分がやるべきことをきちんとやるようにしてください。
大風呂敷を広げる人の話は真に受けないが正解
大風呂敷を広げる人の特徴や心理、大風呂敷を広げる人との付き合い方について紹介しました。
大風呂敷を広げる人の中には、将来的に本当に達成してしまう人もいるのですが、そういう人は本当にごく一部。
あまり間に受けてしまうととばっちりを受けたりすることもあるので、大風呂敷を広げる人の発言は真に受けないことをおすすめします。
そんなことよりも今優先すべきことをしっかりと見極め、一つ一つ積み重ねていきましょう。