同じ職場に好きな人がいると、つい見てしまって仕事が捗らない…なんてこともありますよね。
職場恋愛が禁止ではないとしても、何となく周りにバレないように好意を隠している人もいるでしょう。
しかし、自分では隠しているつもりでも、周りからは好意がバレバレということも少なくありません。
ここでは、職場で周りが気づく好意のサインについて解説します。
また、好意を気づかれないようにする方法や、バレたときの振る舞い方についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
職場で周りが気づく好意のサイン
自分では好意を隠しているため、バレてるはずがないと思っていても、実は周りからはバレバレということも多いもの。
周りが気づくような好意のサインにはどんなものがあるのか、行動や視線、会話など、複数のジャンルに分けて紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
職場で周りが気づく好意のサイン【行動編】
近くにいる
好きな人のそばにいたい、視界に入る距離にいたいという気持ちは、男女問わず誰にでもあるもの。
自分から話しかけることがなくても、相手の声が聞こえるだけで幸せな気持ちになれますよね。
職場であっても同様で、無意識のうちに好きな人の近くに行ってしまうことが多くなり、「いつも近くにいるよね」と周りから思われてしまうのです。
タイミングを合わせる
職場では毎日顔を合わせるものの、なんとなく話しかけづらいということもあるでしょう。
本人は好意を隠しているわけですから、尚更積極的に話しかけることができません。
だからこそ、出退勤の時間帯を合わせたり、休憩に行くタイミングを合わせるなど、偶然を装って関わりを持とうとしてきます。
名前を呼んで挨拶する
周りの人が違和感を覚えたり、あなたの好意に気づく最大のきっかけにもなるのが、「他の人とは異なる特別感」があるということ。
そこまで分かりやすい変化はなくても、たとえば挨拶をするときにわざわざ名前を呼んでいたりすると、それだけで特別な感じがするでしょう?
そういう些細な行動の変化は、周りがあなたの好意に気づくきっかけになるのです。
職場で周りが気づく好意のサイン【視線編】
いつも見つめている
好きな人が何をしているのか気になる、どこにいるのか気になるという人は多いです。
男女ともに、好きな人の動向が気になって仕方がないと思っていることでしょう。
職場でも、同じ部署など同じ空間に好きな人がいる場合、無意識のうちにじっと見つめてしまうことも少なくありません。
目で追う
そして好きな人が同じ空間にいると、つい目で追いかけてしまうという人も多いですね。
自分では見てるつもりはないものの、好きな人が動くとそちらを見てしまう、という人は多いのではないでしょうか。
人は動くものを見る習性があるとはいえ、動く度に視線を送っていたのでは、周りに気づいてくれと言ってるようなものですね。
チラチラ見る
同じ空間にいる好きな人を見ないように意識していても、全く見ないというのは不可能に近いこと。
好意がある以上、気になるのは当たり前のことだからです。
だからこそ、じっと見つめることはなくても、チラチラと何度も見てしまうことも少なくありません。
見つめていないからバレないだろうと思っているのでしょうが、意外と何度も見るため気づかれやすいと言えるでしょう。
職場で周りが気づく好意のサイン【会話編】
他の人とは違う呼び方をする
好意のある人に対して、「もっと親しくなりたい」「自分のことを意識してほしい」という気持ちが様々なところで出てきてしまうもの。
好きな人と話しているとき、つい他の人とは異なる呼び方をしてしまっていませんか。
周りの人が名字にさん付けで呼んでいる人のことを、わざわざ下の名前で呼んだりあだ名で呼んだりしていると、「何かある」と察してくれと言ってるようなものですね。
共通の話題を出す
好きな人との距離を縮めるためには、会話を弾ませることが欠かせません。
お互いが知ってること、お互いの好きなことの話なら、自然と会話も盛り上がることでしょう。
職場であっても、休憩中などに相手の好きなものの話題をあえて出すなど、共通の話題で盛り上がっている人たちは親しげに見えるものですね。
プライベートな話をする
そして最も周りが気づくきっかけだと言えるのが、プライベートな話をするということ。
人は、親しくない人や好きではない人には、自分のことを知られたいとは思いません。
つまり、プライベートな話をするというのは、それだけで相手に好意を持っている証拠でもあるのです。
自分の話をするのはもちろん、相手の話を聞きたがるのも同じことが言えますね。
職場で周りが気づく好意のサイン【飲み会編】
隣に座る
職場のコミュニケーションの一環として、定期的に飲み会をしているというところもあるでしょう。
もしくは、大きな仕事が終わったときなどに打ち上げをすることもありますよね。
職場の飲み会のとき、いつも隣に座ってくるのは明らかに好意がある証拠です。
人は、苦手な人にはわざわざ近づこうとは思わないからです。
気配りをする
飲み会のスタイルにもよりますが、グラスが空になったときにメニューを渡したり、大皿から料理を取り分けるなどの気配りを積極的にしてくれるのも、好意がある証拠の一つ。
女性の方が普段から気配りをすることが多いのですが、男性も好きな人のことはよく見ているので、「何か困ってそうだな」とすぐに気づくのかもしれませんね。
気遣う発言が増える
そして、相手のことを気にする言動があるのも、相手に好意があるからだと言えます。
飲み会の規模にもよりますが、参加者全員を気にすることなど不可能ですよね。
だからこそ、人は無意識に優先順位をつけるのです。
好きな人のことばかり「大丈夫?」などと気遣ってしまうのでしょうね。
職場で周りが気づく好意のサイン【残業編】
手伝おうとする
好きな人が残業をすることになったときは、ある意味お近付きになるチャンスでもあります。
周りに人はほとんどいませんし、アピールするには絶好の機会ですよね。
とはいえ、相手は仕事をしているわけですから、そこは弁えなくてはなりません。
雑用を引き受けたり、自分も協力して相手の仕事を終わらせようとするなど、積極的に手伝おうとするでしょう。
差し入れする
残業は精神的にもしんどいので、普段の仕事よりも疲れると感じる人が多いです。
そのため、コーヒーやチョコレート、軽食などを差し入れするという人も多いのではないでしょうか。
このとき、「甘いものは苦手だったよね」など、相手の好みを把握している発言があると、人は好かれてるんだな、好きなんだろうな、と感じるのです。
仕事が終わるのを待つ
そして、残業している相手のやるべきことが終わるのを待っていて、一緒に帰ろうとするのは分かりやすい脈ありサインですよね。
これは特に男性に多く、「遅い時間に一人は危険だから」などと最もらしい口実を作り、少しでも一緒にいる時間を増やそうとしてきます。
こういう場面を見られたり知られたりすると、好意があることは一目瞭然ですね。
職場で好意が周りに気づかれないために意識するべきこと
最近では職場恋愛を容認している企業も増えていますが、やはり堂々と恋愛をするわけにはいきません。
周りに気を遣われてしまったり、他の人が気まずくなる可能性があるため、好意を公にするべきではないでしょう。
相手に対する好意をかくすためには、以下のことを意識してみてください。
誰にでも平等に接する
職場の人に自分の気持ちがバレてしまうのは、無意識のうちに特定の人のことを特別扱いしていることが原因です。
できるだけ贔屓や差別をすることなく、誰に対しても同じように接することを心がけていきましょう。
好きな人にだけ優しくしたり、声をかける回数が多くなったりしないように気をつけてくださいね。
必要以上に見ない
好意がバレる最大の要因でもあるのが、「視線を送っている」こと。
特に女性の場合、感覚が鋭い人が多いため、「あの人はいつも○○さんのことを見てるな」と気づくことが多いでしょう。
無意識に見ていることも多いので難しいかもしれませんが、できるだけ不要なときには視線を送らないようにしたいですね。
周りと呼び方を合わせる
もし、個人的に付き合いがあるなどの場合、つい他の人とは違う呼び方をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、呼び方が違うとそれだけで周りにバレるきっかけになりますから、できるだけ他の人と同じ呼び方にするのがGood。
日本人は、周りと違うことをする人に注目する傾向があるので、呼び方は意識していきたいところです。
ポーカーフェイスを貫く
「目は口ほどに物を言う」という言葉のとおり、視線や表情を見るとその人の本心がなんとなく伝わってくるもの。
口で何と言っていたとしても、表情のほうが真実味を増すことは言うまでもありません。
職場で周りの人に絶対にバレたくないと思うのなら、ポーカーフェイスを貫くことを意識していきましょう。
喜怒哀楽を顔に出さないようにすれば、好意もバレにくくなるはずです。
気にしないようにする
好きな人が同じ職場、同じ空間にいると思うと、必要以上に意識してしまうのはある意味仕方がないこと。
しかし、意識すればするほど、隠そうと思えば思うほど、ボロが出るのも事実です。
そのため、あえて好きな人のことを意識しないことも大切です。
相手のことを気にしなければ、好意のサインが出る心配もないでしょう。
職場で好意が周りにバレた時の上手な振る舞い方
もし、あなたの同僚に対する好意が周りにバレてしまったときは、どうすれば良いのでしょうか。
自分の普段の言動を見直すことはもちろんですが、バレてしまったときの振る舞い方も非常に重要だと言わざるを得ません。
自分の気持ちがバレると焦りますが、落ち着いて反応してくださいね。
そんなことないよ、と誤魔化す
職場で友人や同僚などから、○○さんのことが好きなの?と聞かれたときは、冷静に誤魔化すことがおすすめです。
職場恋愛は、バレると色々とめんどくさいですから、曖昧な返事をしておきましょう。
「いい人だよね」「かっこいい(かわいい)から目立つよね」などと、当たり障りのない表現をしておくと良いですよ。
できるだけ平静を装う
自分ではバレていないと思っていた好きな人への気持ちが、同じ職場の人にバレていたら焦るのも無理はありません。
しかし、ここで慌てたり動揺したりしていたら、それは「好きです」と認めているようなもの。
難しいかもしれませんが、なるべく顔や行動に出さず、冷静さを保つことを心がけていきましょう。
誰にも言わないで、と言う
もし、好きであることを指摘してきた人が信頼できる友人であるなら、「誰にも言わないで」「内緒にして」と釘をさしてしまうのもあり。
そして、「なんで分かったの?」と聞いてみてください。
あなたの言動のどこで分かったのかを聞いておくことで、今後の対策をすることもできますからね。
ただし、友人は友人でも口の軽い人であった場合は、認めずに誤魔化すのがおすすめですよ。
素敵な人だよね、と言う
職場で周りにバレたときには、曖昧な言い方で終わらせてしまうのも一つの手。
「人として好き」というニュアンスでまとめることで、自分が好意のサインを無意識のうちに送っていたことを誤魔化すのです。
恋愛感情ではなく人として好き、という感じにしておけば、たとえ好きな人本人に話が伝わったとしても、困ることはないでしょう。
否定はしない
職場で周りの人にバレたときに絶対にしてはいけないのが、「好きじゃないよ」「あの人苦手なんだよね」などと、嘘をついて気持ちを否定すること。
その場はなんとか誤魔化せるかもしれませんが、職場という狭い世界において、そういうセリフはたちまち広まっていくものです。
好きな人本人の耳にも、「あなたが嫌いだと言ってた」などと伝わる可能性がありますから、否定的な表現をしないように気をつけてくださいね。
まとめ:意外とバレバレかも!自分の言動を見直すきっかけにしよう
一日の大半を過ごす職場での態度は、意外と多くの人の目に留まるもの。
それゆえ、あなたが誰に好意を抱いているのかは一目瞭然ということもあるのです。
自分では普通にしているつもりでも、その好意は表情や態度などから滲み出ているのかもしれません。
もし、誰かから好意に関して指摘されたときには慌てて否定することをせず、落ち着いて普段の自分の言動を見直すようにしましょう。
そして、職場であることを弁えたアプローチをしていってくださいね。