「自分と一緒にいても彼はダメになってしまう」「好きだけど私じゃ幸せにしてあげられない」そんな風に考えて、別れを決断したことはありますか。
今回は、そんな風に大好きな彼を思って別れる女性の気持ちや理由を紐解いていきます。
大事だから別れたいと言われた時の彼の気持ちや、相手のために別れを覚悟する方法も併せてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
好きだけど相手のために別れる…。その理由は?
心から彼が大好きな女性が、相手のために別れる時、そこにはどんな理由があるかご存知でしょうか。
最初の項目では、女性が好きな人のために別れを決断する理由を、具体的に5つご紹介します。
それでは、詳しい事情や背景を見ていきましょう。
彼の夢を応援したい
彼が夢を叶えられるかどうかの大事な局面を迎えている時、応援するために別れようとする女性は多いです。
自分と付き合うことで、仕事や勉強に身が入らなかったり邪魔になったりするのが辛いのでしょう。
身を引いた方が彼のためになると思って、別れを決断するのです。
どうしても価値観が合わない
大好きでも、価値観が合わなくて別れる女性は多いです。
価値観が違うと、激しくぶつかるか、どちらかが納得いかないまま我慢することになるため、関係が悪化します。
感覚が違いすぎて自分では彼を幸せにできないと思って、これ以上関係を続けるのは無理だと判断するのでしょう。
彼を成長させたい
彼氏が、彼女がいないと生活できなかったり、甘えてダメになってしまったりした時に別れを決めるケースも多いです。
一緒にいればいるほど彼が落ちぶれてしまうとわかって、離れる決断をしたのでしょう。
好きだからこそ、彼に成長して変わってほしいと思っているのです。
自分に自信がない
彼を幸せにできる自信がなくて関係を終わらせようとする女性もいます。
気持ちにゆとりがなかったり、経験不足で不安だったりして、付き合い続けるのが難しい状態なのでしょう。
彼に嫌われる前に先に振って、無意識に自分の心を守ろうとしている場合もあります。
自分よりいい人が見つかるから
彼にはもっとふさわしい人がいると思って、別れを決める人もいます。
彼の方が家柄や学歴などの、社会的ステータスが良くて、自分と格差があると感じている女性に多いです。
自分よりも素敵な女性を見つけた方が彼は幸せになれると考えて、身を引くのでしょう。
好きだけど相手のために別れると伝えた時の男性心理
好きだけど自分のためを思って別れを告げた彼女に、男性はどんな感情を抱くのでしょうか。
ここでは、愛情はあっても彼のためにならないからと別れを告げた時の、男性の気持ちを解説します。
男性の反応と複雑な心理を見ていきましょう。
ショック
思いがけない理由で別れを切り出されて、ショックを受けている可能性があります。
あなたのためにと別れの理由と責任を押し付けられても、彼は到底受け入れることはできません。
感情がかき乱されてコントロールできず、別れ際に激しく怒ったり泣いたりする可能性もあります。
困惑する
「あなたのために」と別れを切り出されても、困惑する男性は多いです。
「そんなこと言われても…」「わざわざ言わなくてもいいのに」と思って、もやもやしてしまいます。
本当に彼のためでも、相手の性格や考え方によってはただ戸惑うだけで、真意が伝わらないこともあるのです。
罪悪感に苦しむ
自分のせいで別れることになってしまい、罪悪感に苛まれる人もいます。
せっかく好きになってくれたのに、彼女に別れを選ばせることになり、申し訳なく思っているのです。
これから先、何度も後悔したり自分の問題と向き合ったりして、苦しんで生きていくことになるでしょう。
自信を失くす
自分のことを思ってくれる彼女に振られて、自信をなくしてしまう男性は多いです。
彼女にそんなことを言わせた自分の不甲斐なさに、がっかりするのです。
自分のプラスになると考えての行動なので、彼女を責められず「自分が悪いんだ」と余計に落ち込んでしまいます。
絶望する
お互いに愛情があるのに別れなくてはいけない状況になって、絶望してしまう男性は少なくありません。
ましてや原因が自分にある場合は余計に辛くなり、凄まじい喪失感を覚えます。
立ち直るにはかなりの時間がかかり、しばらくは冷静な話し合いをするのも難しいかもしれません。
好きだけど相手のために別れるのはあり?なし?
この項目では、好きなのに自分を犠牲に彼と別れるのはありなのか、それともなしなのかを、パターン別に解説します。
愛する人のことを思って別れを覚悟するのはいいことなのか、そうではないのか悩んでいる人は、ぜひ両方お読みください。
ありの理由
先がない恋愛をしている場合
たとえば、不倫や浮気などのお互いに先がない関係の場合は、彼のためにも別れて正解です。
このまま関係を続けても、誰も幸せにはなれません。
それどころか、彼の配偶者やパートナーと揉めてトラブルになる可能性もあるので、辛いかもしれませんが思い切って別れましょう。
彼を駄目にしている場合
彼があなたに甘えて、自分のことをしなくなったり働かなくなったりして、ダメになっている場合は、やむを得ません。
そのまま甘やかすと、結婚したり年齢を重ねたりして責任が重くなった時に本人もその回りも不幸になります。
甘やかすのをやめられないなら、きっぱり別れましょう。
彼を利用している場合
たとえば、彼に貢がせたり身の回りのことをさせたりして、彼を利用している場合は、別れましょう。
利用されていても、彼が心身共に健康ならいいのですが、彼の精神状態や社会的立場が悪くなっている場合は、本当に彼のためになりません。
辛いかもしれませんが、彼のために決断してください。
なしの理由
自分を犠牲にしている時
「自分が諦めれば彼はもっと幸せになれる」そんな風に自己犠牲をするのはやめてください。
あなたの志は立派ですが、彼があなたを好きだと言ってくれるのなら、自分を大切にするべきです。
彼への愛情が本物なら、彼の気持ちを信じて一緒に幸せになりましょう。
成長する努力を放棄している場合
自分の悪いところを直したり、彼の希望に沿うように努力したりせず、簡単に別れるのはなしです。
彼のことが好きでも頑張れない、どうしても無理な場合は仕方ないですが、そうであれば「彼を思って…」と言うのはやめましょう。
余計なことは言わず、さよならをすればいいのです。
自分が落ちぶれそうな時
彼と別れた後、自分がダメになっていくと感覚的にわかる場合はやめた方がいいです。
別れて彼が幸せになれたとしても、あなたが落ちぶれてしまうのでは意味がありません。
彼のことだけを考えるのではなく、2人で成長して幸せになるために、関係を続けていった方がいいでしょう。
好きだけど相手のために別れる決心をする方法
彼のために関係を終わらせた方がいいと理解していても、別れる決心がつかない人もいることでしょう。
そこでこの項目では、彼のためを思って別れを決心する方法を5つお伝えします。
お互いの幸せを逃さないように、参考にしてみてください。
お互いの将来について考える
このまま付き合いを続けていって、将来どうなるのか考えてみるのも効果的です。
2人の関係が本当に彼に悪い影響を与えているのなら、あまり良くない未来が広がっていることでしょう。
「今ならまだ間に合う」「なんとかなる」と思えば、辛くても決断できるはずです。
1度距離をとる
一緒にいると冷静な判断ができなくなるので、彼と一旦距離をとるのがおすすめです。
1度離れてみて、お互いの抱えている問題やこれからのことについてよく考えれば、覚悟がしやすいはずです。
寂しさに負けて会うと、結局ずるずると関係が続いてしまうので、気をつけましょう。
彼のいない人生計画を立てる
彼と別れた後の人生計画を立ててみるのもおすすめです。
付き合っている時は、無意識に一緒に生きていくことを前提に考えて、自分の行動や選択を制限してしまうものです。
しかし、彼なしで生きていく道を冷静に考えれば、思い込みに囚われず、別れる覚悟をしやすくなります。
自分を信じる
「彼と離れ離れになったら生きていけない」そんな風に思っていると、いつまでも覚悟できません。
彼と別れても、あなたは自分の力で生きていくことができて、幸せを見つけられるはずです。
迷ったり不安になったりして覚悟ができない時は、自分の未来や自分自身の力を信じてください。
人にアドバイスをもらう
自分で決められない時は、信用できる人にアドバイスをもらうのも1つです。
客観的な立場から見ても、別れた方がいいという結論が出れば、あなたも納得できるはずです。
辛い気持ちを話すだけでも冷静な判断力を取り戻せるので、頼りになりそうな友達や知り合いに相談してみてください。
好きだけど相手のために別れる時の伝え方
最後に、好きな彼と別れる時の言葉のかけ方や伝える方法をお伝えします。
大好きな彼を思って別れを選ぶ時は、どのような言葉をかければいいのでしょうか。
最後のやりとりでなるべく後悔しないように、参考にしてみてください。
正直に話す
自分の気持ちをごまかしたり、脚色したりしないで、正直に話すのが大切です。
相手のために嘘をついても、余計に彼のプライドを傷つけてしまいます。
彼のためと言いながら自分の体裁を繕っても、相手には簡単に見透かされてしまうので、余計なことをせずに、素直に伝えてください。
カッコつけない
「相手のため」と言えば、自分の欠点や弱点に触れずに済むと思って、保身のためにカッコつけていませんか。
そんなことをしても、あなたの短所はとっくに彼にバレているはずです。
カッコつけて言われても相手は納得できないので、ばつが悪くても自分のダメな部分を認めて謝りましょう。
彼の気持ちを受け止める
あなたのためと言われても「はいそうですか」と簡単に受け入れてくれるわけがありません。
不満を感じた彼から感情的な言葉をぶつけられたり、責められたりする場合もあることでしょう。
その時は彼の言葉を否定したり無理に話を遮ったりせずに、彼の気持ちを受け止めてください。
愛する人のために覚悟を持って決断しよう
好きな人のために別れるのは、辛い決断です。
その決断は正しいこともあれば、ただの甘えのパターンもあります。
別れるのか、関係を続けるのか、どちらでも大切なのは覚悟を持って愛する人のために行動すること。
お互いに幸せを逃したり、後悔したりしないように、強い気持ちで決断しましょう。
どうするべきか迷った時は、今回の記事を参考にしてみてください。