自分のことを好きだと言ってくれた人を、何かの拍子に傷つけてしまうこともあるでしょう。
自分では相手を傷つけるつもりはなかった、不本意だったとしても、そのあとの相手の言動などから「傷つけてしまった」と気づくこともありますよね。
ここでは、好きでいてくれた人を傷つけることについて、見ていきたいと思います。
傷つけてしまったときの対処法や、再アプローチされたときの対応についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
好きでいてくれた人を傷つけた行動
自分のことを好きだと言ってくれた人に対し、恋愛対象として見れないというのは仕方がないこと。
しかし、あなたは相手のことを友達だと思っていても、相手もそうとは限らないのです。
以下の行動は、好きでいてくれた人を傷つける典型的なものだと言えるでしょう。
約束をドタキャンする
たとえば1回目のデートはそれなりに楽しかったものの、恋愛対象としてはちょっと違うな…と感じることもあるでしょう。
2回目のデートの直前で行くのが面倒くさくなり、ドタキャンするのは間違いなく相手を傷つける行為だといえます。
相手はあなたのことが好きであり、あなたもそのことを知っているのであれば、尚更「弄ばれた」と言われても仕方がありません。
他の異性と遊びに行く
自分のことを好きだと言ってくれる人がいるにも関わらず、その人からの誘いは断り、代わりに他の異性を誘うというのは、やはり相手を傷つける行為といえます。
この場合、しっかり好きになってくれた人のことを振っているのであれば、そこまで問題にはなりません。
宙ぶらりん状態で他の異性と遊ぶのは、相手に対して失礼だと言えるでしょう。
相手の気持ちを決めつける
そして、あなたのことを好きになってくれた人は自分のことをもう友達だと思ってる、などと決めつけてしまうのも、相手を傷つける行為だといえます。
自分が相手のことを友達だと思っているからといって、相手もそうとは限りません。
それを決めつけて行動するのは、結果として好きになってくれた人を傷つけてしまうと言えるでしょう。
好きでいてくれた人を傷つけた言葉
たとえばあなたは相手のことを恋愛対象ではなく友達だと思っていて、相手も自分のことを友達だと思っている、と思い込んでしまうこともあるでしょう。
恋愛感情はなくなっている、と思い込んでしまうことで、以下のような傷つける発言に繋がるのかもしれません。
好きな人いないの?
あなたのことを好きだと言ってる人に対し、好きな人の有無を聞くのはNGでしょう。
もちろん、あなたはもう相手は自分のことを好きではないと思っているのでしょうが、「好きな人いないの?」と聞かれたら、遠回しに脈なしだと言われているのと同じですからね。
このセリフは、間違いなく相手を傷つけてしまいます。
彼氏or彼女できた?
あなたは相手に対して恋愛感情がなく、その人と会うのも久しぶりだったとします。
そういうシチュエーションのとき、お互いに恋愛感情はないと思い込んでしまうと、「彼氏or彼女できた?」という発言に繋がってしまうもの。
あなたのことがまだ好きだったのなら、傷つくのは当然ですね。
誰か友達紹介して
こちらも、彼氏や彼女の有無を聞くことと似ていますが、傷つける言葉には「誰か紹介して」と聞くこともあります。
あなたも、自分の好きな人に「いい人いない?」「誰か友達紹介してよ」と言われたら、ショックですよね?
自分のことは眼中にないんだな、と確信してしまうため、言葉にならないほどのショックを受ける人もいるでしょう。
好きな人から傷つけられた時の心理
好きな人から傷つけられるというのは、今後のトラウマにもなりかねないもの。
人それぞれではありますが、それほどまでに辛い思い出として心に残ってしまうのです。
好きな人から傷つけられたときの心理を、詳しく見てみましょう。
もう何もしたくない
好きな人から傷つけられると、多くの人は何もやる気がしなくなってしまいます。
特に、あなたのことを脈ありだと思っていたのであれば、ショックも大きくなるでしょう。
あなたから傷つけられたこと、脈なしだったことを知ったことのダブルパンチで、もう何もしたくないと感じてしまいます。
恋愛をするのが怖い
思わぬところから好きな人に傷つけられると、恋愛に対して大きなトラウマとなってしまう人も多いです。
人は、傷つけられると「同じ思いをしたくない」と思うようになり、あらゆることに対して予防線を張るようになるもの。
恋愛をすることが怖くなり、恋愛恐怖症になってしまうこともあるでしょう。
イライラする、見返してやりたい
そして中には、好きな人から傷つけられたことで強くなるタイプの人もいます。
傷つけられた直後はショックで落ち込むものの、徐々に傷つけられたことにイライラしてくるのです。
そして次第に、「相手を見返してやろう」と思うようになるでしょう。
このタイプは、傷つけられたままで終わることはありません。
好きでいてくれた人を傷つけた時の対処法
故意であっても不本意であっても、好きでいてくれた人を傷つけてしまったときにはどうすれば良いのでしょうか。
相手の気持ちに応えられない、というのは仕方がないことですが、明らかに傷つける行為をしてしまったのなら、しっかり謝罪しなければなりません。
ちゃんと謝る
自分のことを好きだと言ってくれた人を傷つけてしまったのなら、まずはきちんと謝らなくてはなりません。
どんな理由があったにしろ、人を傷つけて良い理由にはなりませんからね。
自分の言動によって相手が傷ついたことが明白であるなら、「傷つけてごめん」という一言はきちんと伝えることが第一です。
自分の言動を見直す
もし、自分の思いもよらないところで相手が傷ついてしまったのなら、正直なところ「傷つけたきっかけ」や「原因」が分からないわけですよね。
あなたが分からなくても相手が傷ついたのは事実ですから、自分自身の直近の言動を見直してみてください。
同じことをしないようにするためにも、自分自身の行動を見直すことは大切です。
どうしたいのかを伝える
あなたが自分を好きになってくれた人を傷つけてしまったとき、あなたはその人とどうなりたいのですか?
相手は自分のことが好きだと分かっているものの、あなたの気持ちはどうなのでしょう。
自分がどうしたいのか、をはっきりさせておかなければ、また相手を傷つけることになりかねませんからね。
気持ちに応えられないなら深入りしない
もし、あなたの気持ちが固まっており、相手の気持ちに応えられないのであれば、必要以上に優しくするべきではありません。
人は、好きな人から優しくされると期待してしまい、それが叶わないと知ったときに余計に傷ついてしまうからです。
そのため、断るつもりなら相手に深入りするのはやめましょう。
自分の気持ちを伝える
好きになってくれた人を傷つけてしまったときには、これ以上相手を傷つけないように行動することをおすすめします。
たとえば、あなたがはっきりしないことで余計に相手を傷つけていることもあるのです。
相手のことを恋愛対象として見られないのであれば、そのことは早めに伝えてあげるのが優しさだと言えるでしょう。
好きでいてくれた人を傷つけた後に再アプローチがあった時はどうするべき?
もし、あなたが自分のことを好きでいてくれた人を傷つけてしまったあと、その人から再びアプローチされたらどうすれば良いのでしょうか。
終わったと思っていた人からまたアプローチされると、対応の仕方に困ってしまいますが、あなたの気持ちが最優先であることに変わりはありません。
自分の気持ちと向き合う
好きになってくれた人を傷つけてしまい、そのまま疎遠になっていたものの、思わぬところからまたアプローチされることもあるでしょう。
そういうときは、まずはあなた自身の気持ちを明確にしなければなりません。
同情ではなく、あなたが相手のことをどう思っているのか、自分の本心としっかり向き合うことが大切です。
はっきり伝える
あなたに再アプローチしてきたということは、相手は相当あなたに惚れ込んでいることが分かります。
そこまで好きになってもらえるのは嬉しいですが、あなたの気持ちが固まっているのであれば、早めにそれを伝えてあげてください。
期待させればさせるほど、余計に相手を傷つけるのだと自覚しましょう。
無理なら連絡を控える
自分が傷つけた相手からまたアプローチされても、正直なところ困るということもあるでしょう。
もし、相手の気持ちに応えられない、アプローチされても無理だというのであれば、一言伝えたあとは連絡を控えることをおすすめします。
自分の気持ちを伝えたのなら、あとは向こうに諦めてもらうしか方法はありません。
まとめ:好きでいてくれた人を傷つけることのないよう言動には気をつけて
相手が自分のことを好きになってくれた人かどうかに関わらず、不本意でも人を傷つける言動をしてしまうと、そこからトラブルになりかねません。
人間関係のトラブルは厄介ですし、できれば避けたいもの。
あなたの何気ない発言、デリカシーのない行動が相手を傷つけてしまうかもしれないので、好きになってくれた人を傷つけてしまったときは、自分の言動をしっかり見直し、同じことを繰り返さないようにしてください。