恋人と別れる理由は、必ずしも嫌いになったからとは限りません。
お互いに相手のことを好きでも、パートナーのことを思って別れを選ぶケースもあるでしょう。
ここでは、そんな好き同士で別れた場合の冷却期間について見ていきたいと思います。
また、冷却期間が必要な理由や復縁できるケース、復縁のためにやるべきことについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
好き同士で別れた時の冷却期間が必要な理由
別れを選ぶ理由は様々ですが、中にはお互い好きなのに別れるケースもあります。
お互い好きなのに別れた場合、嫌いになって別れたときよりも冷却期間が必要だと言われています。
それはやはり、気持ちの面での覚悟が違うからでしょう。
相手への未練があるから
相手の本心は分からないものの、嫌われていないという感覚は何となく分かるもの。
つまり、お互い好きなのに別れる場合、お互いに未練が残りやすくなってしまうのです。
相手のことがまだ好き、という気持ちが念頭にあるため、その気持ちが落ち着くまでは会うことはもちろん連絡をすることすら控えた方が良いでしょう。
嫌いになったわけではないから
恋人に対して何らかの不満が募り、別れを選ぶケースというのが一般的には多いですよね。
もしくは、浮気など一気に嫌悪感が高まるケースもあるでしょう。
そういう感情は一時的には強くても、時間とともに落ち着いてくるもの。
しかし好き同士で別れるときは状況が違うため、「落ち着く」というゴールがないのです。
相手のためという気持ちが強いから
好きなのに恋人と別れる理由とは、一体どんなものがあるのでしょうか。
もちろん人それぞれ色々あるとは思いますが、たとえば相手の夢のため、相手の将来のためなどが多いですよね。
別れる時点で「相手のため」なので、引き止められても応じることができず、考えが変わるまでには長い時間が必要になるというわけです。
気持ちの波がないから
恋人と別れるときには、大抵マイナスの感情が強くなっています。
しかし好き同士で別れる場合は、相手に対するマイナスな気持ちはありません。
実は、気持ちに波がある方が冷静になるのも簡単なので、好き同士で別れるケースは嫌いになって別れるよりも落ち着くまでに長い時間を要すると言えるのです。
覚悟を持って別れてるから
先程も触れましたが、相手のことを好きなのに別れを決意するというのは、生半可な気持ちでできることではありません。
別れる理由が感情論ではなく、しっかりと覚悟を持って決めたことである以上、そう簡単に覆ることはないわけです。
強い気持ち、覚悟があるため、すぐに「やっぱり別れたくない」となることはないでしょう。
好き同士で別れた時の冷却期間はどれぐらい？
一般的な冷却期間は、別れたときの状況にもよりますが3ヶ月以上必要と言われています。
考え方は人それぞれではありますが、嫌いになって別れたわけではない場合、「相手への嫌な気持ちが落ち着く」ことがないため、冷却期間は長くなることが多いようです。
半年以上
好き同士で別れた場合の冷却期間は、少なくとも半年以上は覚悟しておきましょう。
別れた理由が相手のためであるのなら、自分と別れたことで相手がどうなったか、夢を叶えたかどうかを確認するまでは、気持ちが落ち着くことはないからです。
別れる理由が仕事絡みだった場合は、冷却期間も比較的短く半年程度で落ち着くことも多いです。
1年以上
好き同士で別れた場合の冷却期間は、お互いの覚悟や決意が強ければ強いほど、長くなる傾向にあります。
状況次第ではあるものの、1年以上かかるケースが多いでしょう。
1年経つと環境も変わりますし、自分の中でもひと段落になることが多くなり、「あの人は今どうしてるかな」と思い出せるようになるからです。
3年以上
そして、家柄のことや立場の違い、健康面の不安など長期的な問題から好きなのに別れた場合は、3年以上の月日が必要なこともあるでしょう。
上記のような問題で別れた場合、自分たちの力で問題を解決するというのは、簡単なことではありません。
とはいえ、それらの問題が片付かなければ状況な変わらないため、冷却期間も長くなると言えるでしょう。
好き同士で別れた後に復縁できるケース
お互い好きで別れるケースには、いくつかのパターンがあります。
相手や自分の将来のため、もしくは何らかの障壁があったなどでしょうか。
こういう場合、特に「相手のため」という気持ちが強くなると復縁は難しいのですが、復縁できるケースもゼロではありません。
離れている期間を決めていた
お互いに納得した上で好きなのに別れることにした場合、あらかじめ離れる期間を決めていることもあります。
この場合、「○年後にまた会おう」と約束しているわけですから、お互いが本当に相手のことを忘れずに思い続けているのであれば、約束通り時期が来れば復縁することができるでしょう。
連絡先が残っている
好き同士で別れるときは、嫌いになって別れたときとは違い、高確率で未練が残ります。
だからこそ、あえて連絡先を削除して気持ちを落ち着かせようとする人もいるもの。
しかし、相手にまつわる全ての連絡先を消してしまうと、復縁することは困難だと言わざるを得ません。
どんな状況で別れたにしろ、連絡先が残っていることは復縁のための絶対条件と言えるのです。
お互い別の人と恋愛をした
そして意外だと思うかもしれませんが、好き同士で別れた場合、お互いに別の人と恋愛をしている方が復縁の可能性が高くなります。
一途に相手のことを思い続けていると、相手のことを美化しすぎてしまい、復縁のチャンスが来たときに「何か違う」とガッカリしてしまいます。
そのため、お互い別の人と恋愛をしていた方が、復縁もうまくいきやすくなると言えるでしょう。
好き同士で別れて冷却期間後に復縁するためにはどうするべき？
お互い好きなのに何らかの理由で別れを選び、冷却期間を経てそれぞれの気持ちが落ち着いた頃、やり直したいと思うこともあるでしょう。
こういうケースで復縁するためにはどうすればいいのか悩むかもしれませんが、復縁までの手順は基本的に変わりません。
相手の近況を知る
好き同士で別れたとしても、時間が経った今も相手があなたのことを好きとは限りません。
時間の経過は人の心を変えますから、あなたよりも好きな人ができているというケースもあるわけです。
そのため、復縁を視野に入れた時点で相手の近況を知り、それ次第で行動に移すかどうかを決めることをおすすめします。
連絡してみる
どんなシチュエーションで別れたとしても、復縁するためには相手と連絡を取らなければ始まりません。
どうしても復縁したいという気持ちが固まったのであれば、勇気をだして連絡をしてみましょう。
その際、既読になってもなかなか返事が来ないこともあると思いますが、相手から返事が来るまで待つようにしてくださいね。
自分磨きを怠らない
いくら好き同士で別れたからといって、相手がずっと自分のことを思い続けてくれているとは限りません。
実際、久しぶりに会ったときに幻滅されてしまうケースもあるもの。
そんなことにならないようにするためにも、別れてからも自分磨きを怠らないようにしましょう。
別れたときよりもいい男、いい女になっていれば、それだけ復縁も上手くいきやすくなりますよ。
同じことを繰り返さない
さて、そもそもあなたと恋人はなぜ好きなのに別れることにしたのでしょうか。
もちろん色々な理由があるはずですが、復縁したいと思っている今、その「別れた原因」は解決したのですか？
原因解決があやふやなままでは、結局また同じことを繰り返してしまいます。
復縁したいのであれば、別れた原因と向き合い解決しておくことが大切です。
ダメ元でアプローチする
そして、好き同士で別れたからといって復縁が上手くいくとは限りません。
どんな場合でも、復縁というのは非常に難しいもの。
つまり、最初から大丈夫と安心して連絡するのではなく、ダメ元でアプローチすることをおすすめします。
既に気持ちが離れているだろうという低姿勢でアプローチすると、相手の心を動かせるかもしれません。
まとめ：好き同士で別れた方が冷却期間は長いことが多い
嫌いになって別れた場合、気持ちが昂った勢いで別れているケースが多く、少しの時間で冷静になることができます。
しかし好き同士で別れた場合は、相手のために身を引くというケースが多いため、ある程度長い時間が必要なのです。
それこそ、年単位の時間が必要になることも少なくありません。
そういう長い間お互いを好きでい続けるというのは大変なことなので、復縁も難しいと思っていた方が良いでしょう。
とはいえ、未練があると次に進むことができませんから、自分の納得のいく形で相手と向き合えると良いですね。
