多くの女性は、「好きな気持ちがあればどんなことでも乗り越えられる」と考えているでしょう。
しかし男性は気持ちだけでは越えられないものを感じとると、たとえ恋人のことが好きでも別れを選択してしまうことがあります。
今回は、好きなまま別れたときの男性心理について深掘りしていきます。
また、好きなまま別れて未練がある男性の行動や、復縁するために女性側ができることも紹介していきますので、ぜひ役立ててみてください。
目次
好きなまま別れた時の男性心理
基本的に男性は女性よりも未練がましいため、好きなまま別れるとなかなか元カノへの思いが経ちきれません。
しかし人によっては「いつまでもうじうじしていてはいけない」と思い、ポジティブに考えようと努めるでしょう。
では、好きなまま別れた時の男性心理5選を紹介していきます。
寂しさを抱えている
恋人のことを好きなまま別れると、多くの男性は寂しさを抱えることになります。
また、孤独感は簡単に拭えるものではなく、人によっては長期的に落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そのため、友達と騒いでる時・他の女性とデートしてる時も、ふと虚しさが込み上げてしまうのです。
未練が残っている
男性はたとえ彼女のことが好きじゃなくなって別れたとしても、「惜しいことをしたかもしれない」なんて思いがちです。好きなまま別れた場合に関しては、強い未練が残ってしまうでしょう。
未練があるとどうしても楽しい思い出ばかりが浮かんだり、時には「もっとああしてあげればよかった」と後悔するなど、とにかく元カノのことばかり考えてしまいます。
肩の荷が下りたと感じている
好きな気持ちだけでは乗り越えられないものを感じて別れを選択すると、男性は1人になった途端「肩の荷が下りた」と感じます。
この場合、未練よりも爽快感の方が大幅に上回っているため、すぐにでも新しい恋をしたいと考える人もいるでしょう。
ただ結局は、時間が経つ毎に元カノへの思いが膨れ上がることも少なくありません。
前向きに考えようと努力してる
元カノを好きな気持ちはあるけど、別れが間違いだったとは思いたくない…そう考える男性もいるでしょう。
また、2人で出した決断を後悔したくないという思いが強いと、無理にでも前向きに考えようと努力するものです。
仕事に打ち込んだり、新しい出会いを求めるなどして、とにかく前に進み続けようとします。
復縁を強く望んでいる
彼女と好きなまま別れてしまうと、破局の理由がなんであれ大抵の男性は復縁を強く望むようになります。
別れたって好きな気持ちに変わりはないのですから、「もう一度戻れたら…」と考えるのはごく自然なことでしょう。
ただ、実際に復縁に向けて行動するかどうかは人によります。理性的な性格の人は、自分の気持ちを抑えて元カノのことを忘れるよう努めるでしょう。
なぜ?好きなまま別れる男性の理由
では次に、男性が好きなまま別れを選ぶ理由について深掘りしていきましょう。
「このまま付き合い続けても傷つけ合うだけ」「お互いに幸せにはなれない」そんな思いから別れを決断したり、中には自信のなさが原因で関係を終わらせてしまう人もいます。
価値観の違いを感じたから
好きなまま別れる理由として最もありがちなのが、乗り越えられない価値観の違いを感じたということです。
どれだけお互いに好き合っていたとしても、根本的に考え方が違うと喧嘩が増えたり、いずれは恋愛感情が冷めてしまう傾向があります。
そうなってしまう前に別れて、良い思い出にしたいと考える男性は少なくありません。
彼女の欠点を受け入れられなかったから
これは誰にでも当てはまりますが、自分にとって一切欠点のない“完璧な人”を好きになることはまずないでしょう。また、多少ダメな部分があった方が良いスパイスともなります。
しかし彼女の欠点がどうしても受け入れられない場合は、「好きだけど別れたい」と考えるでしょう。
特に“浮気性”“暴言を吐く”といった、傷つけられるばかりの欠点がある場合は、いくら愛情があっても一緒に居ることは難しいものです。
関連記事はこちら▽ 好きだけど別れた後の男性の未練とは?復縁する方法も紹介! 好きだけど相手のために別れるのはあり?男性心理を徹底解説!
結婚相手としては相性が合わないと思ったから
結婚願望が強い男性の場合、付き合う女性に対しては“好き”という気持ち以上に、生涯のパートナーとして合うかどうかを重要視します。
そのため、「共に生活していける気がしない」「夫婦としてはやっていけない」と感じると、相手に対する愛情を抑え込みすっぱり別れてしまうこともあるのです。
自分が彼女に釣り合ってないと思うから
自己肯定感が低い男性は、彼女が魅力的であればあるほど自信を失っていきます。結果的に「俺は彼女に釣り合っていない」なんて考えて、好きなのに別れを決意することもあるのです。
「釣り合ってないと思うなら、自分磨きをすればいいのに」と思う人もいるでしょう。しかし本人は、何をやっても自分は彼女に似合う男になれないと考えているのです。
好きすぎて辛いから
彼女に夢中になりすぎると、愛し続けることが苦痛に感じられて別れを決めてしまう人もいます。
また、単に自分自身のためだけではなく、「このままだと今以上に彼女を束縛してしまう」といった不安もあり、相手のためにも別れた方がいいと考えるのでしょう。
実は男性は女性よりも独占欲が強いため、小さなことで嫉妬したりする自分が嫌になることもあるのです。
好きなまま別れた時の男性は引きずる?引きずらない?
恋人のことを好きなまま別れた時に、全ての男性が絶対的に引きずるとも限りません。
恋愛に対する向き合い方・性格・環境などによって、ズルズル未練を持ち続けるか・それとも早めに前に進めるかが決まります。
ここでは、“引きずるケース”“引きずらないケース”をそれぞれ見ていきましょう。
引きずるケース
恋愛経験が少ない
彼女のことを好きなまま別れて最も引きずりやすいのは、恋愛経験が少ない男性です。
ある程度出会い・別れを経験していれば、大好きな恋人と別れても「時間が解決してくれる」「きっとまた良い出会いがある」と思えるものです。
しかし恋愛経験がほとんどない・または全くない男性の場合、「元カノ以上の人にはもう出会えない…」とまで思い、長期的に引きずってしまう傾向があります。
何よりも恋愛を重要視していた
仕事や趣味・友達付き合いよりも、一番に恋愛を重要視していた…そんなタイプの男性も、好きなまま別れると未練タラタラの状態に陥ってしまいます。
これまで彼女中心の生活をしていたため、別れた後も他に“したいこと”“好きなこと”がなかなか見つからないことが、引きずってしまう大きな要因です。
出会いがない
恋人のことが好きなまま別れて引きずるケースとして、単純に出会いがないということも挙げられます。
自分から行動しなくてもたくさんの人と出会える環境にいる場合と、出会えない環境に置かれてる場合では、失恋の傷が癒えるペースも違ってきます。
人との出会い・交流が少なければ、元カノの存在がなかなか薄れてくれません。
引きずらないケース
別れてすぐ新たな恋が始まった
大好きだった彼女と別れて傷心の中、タイミングよく素敵な女性に巡り会いすぐに新たな恋が始まった…こういったケースにおいては、当然元カノのことを引きずることはありません。
新しく出会った好きな人に対する思いを大切に温めつつ、元カノのことも美しい思い出にできるという最高の状態です。
仕事や趣味など熱中できるものがある
元々仕事や趣味など何かしら熱中できるものを持っている男性は、彼女のことを好きなまま別れてもズルズル引きずらないタイプです。
物事に熱中しているその瞬間は、失恋したことや元カノの存在が頭の中をよぎることがないものです。だからこそ、比較的早いペースで未練を消化できるのでしょう。
元々恋愛にのめり込まない
元々恋愛にのめり込まないタイプの男性は、元カノへの愛情が残ったまま別れたとしても上手く切り替えることができます。
決して「どうでもいい」とまでクールに考えているわけではないけど、「仕方のないこと」と受け入れる潔さがあるのです。
自分自身を俯瞰で見ることができるため、「いつまでも引きずってるのはかっこ悪い」と自分に言い聞かせられるのでしょう。
好きなまま別れて未練がある男性の行動
彼女に対する愛情がしっかり残った状態で別れたら、多くの男性は未練を引きずります。また、その気持ちは分かりやすく行動に現れるものです。
ここでは、好きなまま別れて未練がある男性の行動について詳しく見ていきましょう。
新しい恋人を作ろうとしない
元カノへの未練タラタラな男性は、自ら新しい恋人を作ろうとしない傾向があります。
女性の場合は新しい恋で過去の恋愛を忘れようとしますが、男性はしっかり元カノへの愛情を消化してからじゃないと前に進み出せない人が多いです。
無理矢理出会いの場に足を運んでも、別れた恋人の存在がちらつき他の女性が目に入らない…なんてこともあるでしょう。
自分から元カノに連絡する
好きなまま別れて未練がある男性がやりがちな行動として、つい元カノに連絡してしまうことも挙げられます。
まだ好きだからこそ今どうしてるか気になって仕方なくなるし、単純に「関わりたい」「声が聞きたい」という衝動にも駆られるのです。
何かと理由をつけてLINEや電話をし、少しでも繋がり合いを感じて心を満たそうとします。
何とかして元カノと会おうとする
元カノに対する未練が拭いきれてない場合、何とかして会おうとする男性も少なくはありません。
大勢での飲み会を開催してさりげなく元カノを誘ってみたり、中にはストレートに「2人で会おう」と誘う人もいるでしょう。
好きな人に会いたいという思いは、意図せず表れる感情です。たとえ相手が別れた恋人であっても、その衝動を止めることはできないのでしょう。
元カノの恋人の有無を気にする
もし元彼が「新しい彼氏できた?」「最近恋愛してる?」などとよく聞いてくるなら、あなたに対して未練があるのは明らかです。
何とも思っていない・しっかり吹っ切っているなら、元カノの現在の恋人の有無を気にすることはありません。
好きなまま別れたからこそ、心の中にまだあなたを誰にもとられたくないという思いがあるのでしょう。
不自然なほど元カノと距離を置こうとする場合も
別れた彼女に対する愛情が残っていて、尚且つ未練たっぷりな男性は、基本的にどうにかして元カノとの接点を持とうとします。
しかし中には、不自然なほどに距離を置こうとする人もいるでしょう。
好きなまま別れたからこそ「早く忘れたい」「忘れないといけない」と強く思い、そのために元カノを遠ざけようとします。
“連絡が来ても一切応じない”“偶然でも会わないようにする”など、女性からすると「嫌われた?」と思うほど徹底的に距離を置く場合もあるでしょう。
好きなまま別れた男性と復縁する方法
お互いに好きなまま別れると、「愛情があるから、もう一度やり直せるのでは?」と期待してしまうものです。
もちろん復縁できる可能性はありますが、焦って行動を起こすのはやめておきましょう。慎重に距離を縮めていくのが、復縁を成功させるポイントです。
では、好きなまま別れた男性と復縁する方法を詳しく見ていきましょう。
しばらくは会わない・連絡しない時間を作る
好きなまま別れた元彼と復縁するためにまず大切なのは、しっかりと距離を置くことです。
しばらくは会わない・連絡しない時間をあえて作り、お互いに自分の気持ちを整理しましょう。
具体的な期間としては、1ヶ月〜3ヶ月がベストです。あまりに長期的に関わりを断つと相手の気持ちが冷める可能性があるため、その点には注意しましょう。
別れた原因としっかり向き合う
別れた元彼と距離を置く目的は、先にもお話した通り互いに自分の気持ちを整理するためです。
ただ「好き」という感情だけで行動しようとするのではなく、別れた原因としっかり向き合い“本当に復縁すべきかどうか”をしっかり考えてみましょう。
その上で、もし別れたままでいることがお互いのためになると思うのであれば、次の恋に進むのがベストな選択と言えます。
向上心を持って自分磨きをする
別れの原因が少しでもあなた自身にもあると感じる場合は、前向きに欠点を改善していくことが大事です。
「彼のためにも、自分のためにも変わろう」という向上心を持ち、自分磨きをしていきましょう。
自分の悪い部分と向き合うなんて、できればしたくないことでしょう。しかし、元彼と再会した時に「変わったな」「良くなった」と思ってもらえたら、スムーズな復縁に繋がると期待できます。
思い切って食事に誘ってみる
しっかりと冷却期間を設けたら、その後あなたから2人で会おうと提案してみましょう。
久々の再会でいきなりデートするのはハードルが高いので、軽めの食事に誘ってみるのが良いです。
彼もまだあなたのことを好きでいてくれてるなら、こころよくOKしてくれるのは間違いないでしょう。
告白はあなたからしてOK
たとえ好きなまま別れたとしても、復縁を切り出すのは勇気が必要なものです。また、「自分から戻りたいって言うべき?」「彼が言ってくるのを待った方がいい?」とも、悩むでしょう。
復縁の際の告白は、あなたからして全く問題はありません。お互いに言い出せずただただ時間が過ぎてしまう可能性もあるため、好き合ってることが明確なら遠慮せず積極的になりましょう。
好きなまま別れた時の男性は、往々にして未練を感じているもの
基本的に男性は、終わった恋を引きずってしまう性質です。好きなまま別れた場合は余計に強い未練を感じ、なかなか元カノへの思いを断ち切ることができません。
また、未練があるか・ないかは元カノに対する行動にしっかりと表れます。
お互いに好きなまま別れた元彼と復縁を望んでいるのであれば、まずは相手が今あなたのことをどう思っているのかしっかりと確かめ、その上で慎重にアプローチしていくのが良いでしょう。