テストステロンが多い女性について、紹介します。
テストステロンというのは男性ホルモンの一種ですが、男性だけに分泌されているわけではありません。
女性の体内にも、テストステロンは分泌されています。
今回は、そんなテストステロンが多い女性について見ていきましょう。
テストステロンが多い女性の特徴や顔つき、性格の他、テストステロンを増やす方法、減らす方法についても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
テストステロンが多い女性の特徴
まずは、テストステロンが多い女性の特徴から紹介します。
冒頭でも触れたように、テストステロンは男性だけでなく女性にも分泌されています。
テストステロンがどれだけ分泌されているかを目で見ることはできませんが、テストステロンが多い女性には以下のような特徴が見られるようです。
毛深い
テストステロンが多い女性の特徴には、毛深いことが挙げられます。
一般的に『ムダ毛』と呼ばれる体毛が濃くなる、毛深い人はテストステロンが多いと言われています。
なぜなら、テストステロンには『体毛を濃くする』という働きがあるから。
脚や腕のムダ毛の他、顔の産毛が濃くなり、うっすらとヒゲが生えてくる女性も少なくありません。
薬指が人差し指より長い
テストステロンが多い女性の特徴には、薬指が人差し指より長いことが挙げられます。
自分の手を見たとき、薬指と人差し指はどちらが長いですか?
ある研究によりますと、テストステロンの値は『薬指と人差し指の長さ』に大きく影響していると言われており、テストステロンが多い人ほど『薬指が人差し指よりも長く』なるのだとか。
薬指の方が明らかに長いという人は、テストステロンが多いと言えるでしょう。
性欲が強い
テストステロンが多い女性の特徴には、性欲が強いことが挙げられます。
一般的に性欲は、女性よりも男性の方が強いと言われていますよね。
実は性欲の強さも、テストステロンが関係しているもの。
男性でもテストステロンが少ない人は性欲が弱い、いわゆる草食系と言われるように、テストステロンが多い女性は性欲が強い肉食系になるのです。
社会的に活躍している
テストステロンが多い女性の特徴には、社会的に活躍していることが挙げられます。
キャリアウーマンや仕事で活躍している女性ほど、テストステロンが多いと言われています。
それはやはり、社会に出て活躍するためには周りと張り合い、勝つための強い競争心や闘争心がなくてはなりません。
テストステロンは競争心にも関わっていますので、社会で活躍している人ほどテストステロンが多いと言えるでしょう。
筋肉質
テストステロンが多い女性の特徴には、筋肉質なことが挙げられます。
テストステロンには、骨や筋肉を強くする働きもあるため、テストステロンが多い女性は比較的筋肉質な体型をしています。
女性らしい丸みを帯びた体型ではなく、どちらかというと筋肉質でガッチリした体型に近いのではないでしょうか。
テストステロンが多い女性の顔つき
続いて、テストステロンが多い女性の顔つきを紹介します。
テストステロンが多い女性の特徴については先ほど触れた通りですが、テストステロンが多いことは顔つきにも現れるのでしょうか。
テストステロンが多い女性の顔つきには、以下のような特徴が現れることがあります。
明るい
テストステロンが多い女性の顔つきには、明るいことが挙げられます。
テストステロンが多い女性は、いつも明るく楽しそうな顔つきをしています。
どんよりしていたり、ぼーっとしていることはほとんどありません。
誰が見ても『あの人はいつも明るいよね』と思われる人ほど、テストステロンが多いと言えるようです。
表情豊か
テストステロンが多い女性の顔つきには、表情豊かなことが挙げられます。
明るいことと似ていますが、テストステロンが多い女性は表情豊か。
特に笑顔が眩しく、周りからも好感を得やすいと言えるでしょう。
表情豊かになるのは、テストステロンがやる気などの精神面にも左右するからだと言われています。
イキイキしている
テストステロンが多い女性の顔つきには、イキイキしていることが挙げられます。
テストステロンは、先ほども触れたように『やる気』を出すなどの働きもあります。
つまり、テストステロンが多い女性はやる気に満ち溢れているので、毎日イキイキ過ごしているのです。
覇気がある、オーラがあるなどと表現されることもあるでしょう。
脂っぽい
テストステロンが多い女性の顔つきには、脂っぽいことが挙げられます。
テストステロンが多くなると、肌が脂っぽくなり、毛穴が詰まりやすい脂性肌になります。
脂っぽくなると肌がベタベタしたり、ニキビや吹き出物ができやすくなるなど、肌荒れの原因にもなるので気をつけたいですね。
眉毛が濃い
テストステロンが多い女性の顔つきには、眉毛が濃いことが挙げられます。
テストステロンには体毛を濃くする働きがあると言いましたが、それは眉毛も例外ではありません。
眉毛が太くて濃い、しっかりしている、繋がっているなども、テストステロンの影響である可能性が高いでしょう。
テストステロンが多い女性の性格
続いて、テストステロンが多い女性の性格について紹介します。
テストステロンが多いということは、女性の性格にも大なり小なり影響を与えるもの。
もちろん、テストステロンが多い女性全員が以下に挙げるような性格をしている、と断定することはできませんが、以下のような性格の女性は、テストステロンが多い可能性が高いです。
サバサバしている
テストステロンが多い女性の性格には、サバサバしていることが挙げられます。
一般的に、男性より女性の方がネチネチしている人が多いと言いますよね?
男性はサバサバしていて論理的に考えられると言いますが、実はこれもテストステロンの働きの1つ。
そのため、テストステロンが多い女性はサバサバしていて、過ぎたことをいつまでも引きずることはありません。
前向き
テストステロンが多い女性の性格には、前向きなことが挙げられます。
テストステロンは『やる気』などのメンタルにも影響を及ぼす、という話をしましたね。
まさにその通りで、テストステロンが多い人ほど前向きな考え方ができると言われています。
失敗してもそれを次に生かそうとしたり、いつまでも引きずることはないでしょう。
負けず嫌い
テストステロンが多い女性の性格には、負けず嫌いなことが挙げられます。
テストステロンが多い女性は、とにかく負けず嫌い。
男性と張り合って仕事での重要ポストを勝ち取れるのも、負けず嫌いな性格だからだと言えるでしょう。
相手が誰であっても負けたくないという気持ちも、テストステロンが元になっているのです。
競争心が強い
テストステロンが多い女性の性格には、競争心が強いことが挙げられます。
負けず嫌いなことと似ていますが、テストステロンが多い女性は競争心も強いです。
人を頼って何かを成し遂げるより、自分の力で達成したいと考えるのがテストステロンが多い女性。
競争して勝つことで、自分を高めているのです。
リーダー気質
テストステロンが多い女性の性格には、リーダー気質なことが挙げられます。
テストステロンが多い女性は、チームやグループを引っ張っていけるリーダーシップのある人でもあります。
根っからのリーダー気質の持ち主なのです。
チームを引っ張っていくだけの実力、そして周りをまとめる力がある人だと言えるでしょう。
テストステロンが少ない女性の特徴
ではここで、テストステロンが少ない女性の特徴を紹介します。
テストステロンは女性でも分泌されており、その量は生活や環境によって変わるもの。
女性だからテストステロンはなくてもいい!と思うかもしれませんが、テストステロンが少ないと不調を招くこともあるのです。
体毛が薄い
テストステロンが少ない女性の特徴には、体毛が薄いことが挙げられます。
テストステロンは体毛を濃くする働きがあるので、そのテストステロンが少ないということは、必然的に体毛が薄くなると言えるでしょう。
ムダ毛が薄いだけであれば万々歳ですが、テストステロンが著しく少ないと髪の毛も少なくなったり、ツヤがなくなったりします。
貧血気味
テストステロンが少ない女性の特徴には、貧血気味なことが挙げられます。
元々女性は、生理があるため貧血気味の人が多いもの。
しかしテストステロンが少ないと、赤血球の数を増やすことができなくなります。
赤血球は酸素を運ぶ役割がありますから、それができずに貧血気味になるのです。
やる気が出ない
テストステロンが少ない女性の特徴には、やる気が出ないことが挙げられます。
テストステロンには、やる気をアップさせる、前向きになるなどの働きがあることもお話しました。
そんな働きのあるテストステロンが少ない女性は、何事にもやる気が持てず、ダラダラと毎日を過ごしてしまうことも少なくありません。
太っている
テストステロンが少ない女性の特徴には、太っていることが挙げられます。
テストステロンは骨や筋肉を強くする働きがあるので、筋肉質でスマートな体型作りに役立つもの。
つまり、テストステロンが少ない女性は、筋肉質ではなく脂肪がつきやすいといえます。
そのため、テストステロンが少ない女性は太りやすいのです。
エストロゲンの分泌が少ない
テストステロンが少ない女性の特徴には、エストロゲンの分泌が少ないことが挙げられます。
あまり知られていませんが、実は女性ホルモンのエストロゲンは、テストステロン(男性ホルモン)から作られています。
つまりどういうことかというと、テストステロンが少ない女性はエストロゲンも少なくなるため、体調不良などを招きやすくなるのです。
女性がテストステロンを増やすには
ではここで、女性がテストステロンを増やすにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。
テストステロンは、女性にとっても必要不可欠なものだということが分かりましたね。
女性の健康のためにも欠かせないテストステロンを増やすには、以下のことに気をつけていきましょう。
適度な筋トレをする
女性がテストステロンを増やすには、適度な筋トレをすることが挙げられます。
有酸素運動ではなく、ダンベルなどを使ったややハードな筋トレを行うことがテストステロンを増やすためには効果的。
テストステロンは男性らしい筋肉質な体つきを促すホルモンなので、ややハードな筋トレをすることで女性でもテストステロンを増やすことができるでしょう。
積極的に物事に取り組む
女性がテストステロンを増やすには、積極的に物事に取り組むことが挙げられます。
積極的に物事に取り組むことで、イキイキとした毎日を送ることができるようになります。
その積極性に感化されて、テストステロンの分泌も活発になっていくでしょう。
半ば強引にでも、やる気を出してみることがおすすめです。
ポジティブ思考になる
女性がテストステロンを増やすには、ポジティブ思考になることが挙げられます。
積極的になることと似ていますが、女性がテストステロンを増やすためにはポジティブ思考になることも重要です。
何かあったとき、つい悪い方向にばかり考えてしまう人もいると思いますが、意識して前向きな考えを持つようにしてみてください。
まとまった睡眠をとる
女性がテストステロンを増やすには、まとまった睡眠をとることが挙げられます。
テストステロンに限ってではありませんが、ホルモンの類は睡眠中に分泌されると言われています。
特に夜中(22時から2時頃)はホルモンの分泌が活発になるので、その時間帯に熟睡しているのがベスト。
1日7時間程度の、まとまった睡眠をとるようにしてみましょう。
エネルギッシュに過ごす
女性がテストステロンを増やすには、エネルギッシュに過ごすことが挙げられます。
毎日何かしらの目標を作り、それを達成するためにエネルギッシュに過ごしてみましょう。
エネルギッシュに過ごすためには、テストステロンが欠かせません。
あなたのやる気に感化され、テストステロンも増えていくはずですよ。
女性がテストステロンを少なくするには
最後に、女性がテストステロンを少なくするにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。
テストステロンが多い女性は、少なくしたいと思うこともあるでしょう。
テストステロンが多い女性がテストステロンを少なくするための方法は、こちらです。
ストレスを溜めない
女性がテストステロンを少なくするには、ストレスを溜めないことが挙げられます。
過度なストレスがかかると、そのストレスに対抗するためにコルチゾールが分泌されるのですが、このコルチゾールと一緒にテストステロンも分泌されてしまいます。
テストステロンの分泌を少しでも抑えたいのなら、コルチゾールを分泌しないようストレスを溜めないことが重要なのです。
大豆製品を摂取する
女性がテストステロンを少なくするには、大豆製品を摂取することが挙げられます。
テストステロンを少なくするというより、エストロゲンが優位な状態を保つための方法ですが、大豆製品を摂取することがおすすめ。
大豆イソフラボンはエストロゲンと同じ働きをすると言われているので、エストロゲン優位の状態を保つためには、大豆製品の摂取は欠かせないと言えるでしょう。
生活リズムを整える
女性がテストステロンを少なくするには、生活リズムを整えることが挙げられます。
睡眠、食事、運動といった基本的な生活習慣、生活リズムを整えることも、ホルモンバランスを整えるためには欠かせません。
特に睡眠に関しては非常に重要なので、質にこだわっていきましょう。
食事内容を見直す
女性がテストステロンを少なくするには、食事内容を見直すことが挙げられます。
脂質の多い食事は、テストステロンを増やすと言われています。
だからといって、脂質を一切摂らないのでは体調を崩してしまいますから、バランスよく食べることを意識しましょう。
脂質は『控えめ』にする程度にしておいてくださいね。
適度に体を動かす
女性がテストステロンを少なくするには、適度に体を動かすことが挙げられます。
全く運動をしない、体を動かさないのは健康面からもよくありません。
ホルモンバランスは生活習慣を整えることが何よりも大事ですから、適度に体を動かすことも忘れてはいけませんよ。
ウォーキングなど、日頃運動不足の人でも負担になりにくいものを選ぶのが、続けるためにもおすすめです。
テストステロンが多い女性は活発で健康!
テストステロンが多い女性について、紹介しました。
テストステロンが多い女性は、明るくやる気に満ち溢れていて、積極性もあるということが分かりました。
健康面からも、女性にとってもテストステロンは必要不可欠なもの。
生き生きと健康に毎日を過ごすためにも、ぜひテストステロンとエストロゲンのバランスを意識していきたいですね。
まずは規則正しい生活習慣の見直しから、始めてみてはいかがでしょうか。