年下男性と付き合っている女性の中には、「年下なんてやめたほうがいいよ」「年齢差がありすぎたら絶対上手くいかない」なんて言われたことのある人もいるでしょう。
また、今現在年下男性といい感じの関係にある女性にとっても、「やめたほうがいい」という意見は心に引っ掛かっているのではないでしょうか。
そこで今回は、「年下男性はやめたほうがいい？」という疑問を解明するために、“年下男性はやめたほうがいいと言われる理由”“年下彼氏のメリット・デメリット”などを紹介していきます。
また、年下彼氏と結婚すると起こること・結婚するためにすべきことも解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
年下彼氏はやめたほうがいいと言われる理由
そもそもなぜ、「年下彼氏はやめたほうがいい」という説が広まっているのでしょうか。
年齢差はどう頑張っても埋められるものではないため、そのせいで様々な弊害が出ると考えられているのです。
ここでは、年下彼氏はやめたほうがいいと言われる5つの理由を紹介していきます。
シンプルに結局上手くいかない可能性が高いから
年下彼氏はやめたほうがいいと言われるのは、単純に年齢差が最も大きな理由となっていると考えられます。
年下・年上に関わらず、やはり年齢が離れていると結局は上手くいかない可能性が高いと思う人が多いのでしょう。
同年代だと完全に同じ時代を生きてきたわけで、歳の差カップルと比較すると圧倒的に考え方や趣味趣向も似通っているため上手くいきやすいのは確かです。
埋められない価値観の違いが見つかりやすいから
どれだけお互い好き合っていても、年下彼氏とは埋められない価値観の違いが見つかりやすいのは事実です。
幼少期から擦りこまれてきた固定概念に大きな違いがあるし、生きてきた年数が違う分当然ですが経験値にも差が出ています。
そのため価値観が異なるのは当たり前とも言えますが、互いにそこを受け止められず関係がダメになってしまうのは典型的なパターンでしょう。
方向性の違いが見えてくるから
年下彼氏との関係がどれだけ順調であっても、付き合う仲で次第に方向性の違いが見えてくることもあります。
年上彼女が「結婚したい」と思っていても、年下彼氏は「結婚よりまだ遊んでいたい」と望んでいるなど、お互い進んでいきたい道が根本的に違うというのはよくあることです。
そういった点も、年下彼氏はやめておくべきと言われる理由の1つでしょう。
どうしても子供っぽく思えてしまうから
彼氏が年下だとどうしても子供っぽく思えてしまう瞬間があるため、その度気持ちが冷めてしまう女性もいることでしょう。
好きな人に対して幻滅しどんどん愛情が冷めるなんて、できれば誰だって経験したくはないものです。
甘えられたり、わがままを言われるうちに、男として見れなくなるのは年下彼氏のマイナス点と言えます。
会話が合わず「つまらない」と思える可能性があるから
年下彼氏はやめたほうがいいと言われる理由として、会話が合わないことも挙げられます。
話していてジェネレーションギャップを感じることが多かったり、ノリが違うことから、心底「つまらない」と思える可能性があるのです。
どちらかが相手に合わせることができれば問題ないですが、そう簡単にはいかないでしょう。
やめたほうがいい？年下彼氏のメリット・デメリット
年下男性と付き合うのは決して悪いことばかりではなく、女性にとっては嬉しい利点があるのも事実です。
ここでは、年下彼氏のメリット・デメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
自分より年下の男性と交際するかどうかで悩んでいる人は、ぜひ判断材料の1つとしてみてください。
メリット
ギャップにキュンとくる
年下彼氏が見せる子どもっぽさと、男らしく頼れる一面には、大きなギャップを感じることでしょう。
またそのギャップが、あなたの心をキュンとさせてくれるのは間違いありません。
同年代の男性にはほとんど感じられない感情で、年下と付き合うメリット・醍醐味と言っても過言ではないでしょう。
若さを分けてもらえる
年下彼氏のメリットとして、一緒に居るだけでも自然と若さを分けてもらえることも挙げられます。
“男性は女性より精神年齢が7歳若い”とも言われていますが、実年齢が自分より若ければ若いほど、やはり発言も行動にも少年のような部分が目立ちます。
心も体もフレッシュな相手と一緒に居れば、自ずと自分も若々しい気持ちでいられるのは当然と言えるでしょう。
「愛されてる」と実感できる
同年代や年上の男性と付き合うより、年下彼氏の方が「愛されてる」と実感できるのもメリットの1つです。
特に、20代前半などの年齢的にかなり若い男性の場合、年上女性との交際にドハマりする傾向があります。
年上彼女を繋ぎとめるために様々な方法で愛を示すので、女性側はまさにお姫様気分を味わうことができるでしょう。
デメリット
常に不安がつきまとう
年下男性と付き合うと、様々な面で常に不安がつきまとってしまう可能性があります。
「浮気されるかもしれない」「ある日突然捨てられるかもしれない」「おばさんと思われるかもしれない」など、主に年齢差があることによって生じる恐れのある最悪の結果が、どうしても脳裏を過る人は少なくないでしょう。
そうなると、当然精神的に疲れ切ってしまいます。
甘えることを躊躇してしまう
もしあなたが恋人との年齢差を意識しすぎてしまう場合、年下彼氏に甘えるのを躊躇してしまうと考えられます。
「自分の方が年上だから、頼るべきではないのかも…」「年上のくせに甘えたら、うざがられるに違いない…」そんな風に考えて、本来の自分をさらけ出せないのはデメリットと言えるでしょう。
結婚や出産が現実的でなくなってしまう
年下彼氏の最大のデメリットとして、結婚や出産が現実的でなくなってしまうことが挙げられます。
特に大きく年齢差が開いている場合、あなたが早めに結婚・出産にまで至ることを望んでいても、相手はじっくり時間をかけたいと思うパターンもあるでしょう。
また、2人の間で将来に対する考えに違いがありすぎると、結局は上手くいかなくなることもあります。
やめたほうがいい？年下彼氏と結婚すると起こること
年下彼氏との交際が順調でも、「結婚となるとやっぱり難しいのかな…」と思えてしまう人もいるでしょう。
しかし年下の男性・年上の女性が夫婦になって、必ずしも失敗するとも限りません。
ここでは、年下彼氏と結婚すると起こること5選を紹介していきます。
家庭を築く上でしっかりと協力し合える
年下彼氏と結婚すると、家庭生活でしっかり協力し合える夫婦になれると期待できます。
同年代や年上の男性の場合、「家事は女の仕事」という古い固定概念を持っている可能性があります。
そのため、たとえ共働きであっても一切協力してくれないパターンもあるのです。
年下男性はそういったとらわれや決めつけがない傾向にあるので、男とか女とか・年上とかに関わらず、協力し合えるパートナー関係を築けるでしょう。
ずっとラブラブな状態を保てる
年齢差のある夫婦の結婚生活は新鮮味に溢れているため、良い刺激をずっと与え合えるでしょう。
そのことがプラスとなり、ずっとラブラブな状態を保てるケースも多いです。
また、多少のジェネレーションギャップがあるからこそ、お互いのことを「知りたい」「分かりたい」という気持ちが駆り立てられるのも、いつまでも恋人同士のようにいられる秘訣なのです。
経済的な不安を感じる
年下彼氏と結婚すると起こることとして、経済的な不安を感じやすいというものも挙げられます。
年齢差が大きく開いている場合には、当然社会人としての経験が男性の方がかなり薄く、女性のほうが経済的にも安定しているものです。
また、若いと転職を繰り返すケースも少なくはないので、そうなると「この人とずっと生活していけるのかな？」と、より女性側が不安を感じやすくなるでしょう。
頼りなさを感じてしまう
基本的に夫は“一家の大黒柱”とされていることから、年下彼氏と結婚すると頼りなさを感じてしまうこともあります。
もちろん年齢が若くてもしっかりしてる男性はたくさんいますが、女性のほうが断然大人で精神的にも成熟してる場合には、どうしても「さすが年下、頼りない」と思える瞬間が多々あるのです。
強い愛情があれば大きな問題は起きない
たとえ2人の間に大きな年齢差があり、妻が年上・夫が年下という状態であったとしても、強い愛情があれば大きな問題は起きません。
愛と信頼関係で結ばれている2人なら、結婚後も歳の差があることでの弊害はほとんど感じることがないでしょう。
幸せになれる可能性は十分あるため、「年下彼氏との結婚は絶対にやめておくべき」なんて一概には言えないのです。
年下彼氏と結婚するには
「年下彼氏と結婚したい」そんな思いを抱えている人にとって、スムーズに願望を叶える方法があれば知っておきたいところでしょう。
年齢差を感じさせない関係をしっかり築くことを意識すれば、年下彼氏の意識が結婚へと向く可能性は高まります。
ここでは、年下彼氏と結婚するために心掛けておくべき3つのことを紹介していきます。
「守りたい存在」と思ってもらう
年下彼氏にとってあなたが守りたい存在になったら、結婚の夢が叶う確率はグッと上がります。
ガッツリ相手に寄りかかる必要はありませんが、「意地を張らず素直に甘える」ということは心掛けておきましょう。
男性は相手の年齢に関係なく、好きな女性に甘えられることを望んでいるものです。
また、「この人を守りたい」という思いが芽生えることが、結婚を強く意識するきっかけにもなりえます。
結婚を急かしてはいけない
あなたが結婚に対して焦りを感じていたとしても、年下彼氏にはダイレクトにその気持ちをぶつけるべきではありません。
結婚を急かすことでそれが彼にとってプレッシャーとなり、かえって現実化しなくなってしまう可能性があるからです。
急かすのではなく「その気にさせる」ことを目指して、焦らず彼との距離感を縮めていきましょう。
何でも話し合える関係性を築いておく
年齢差がある・ないに関わらず、カップルが結婚に至るには何でも話し合えるような関係性を築いておくことが重要です。
「年下だから」という理由だけで彼氏に対して遠慮したり、何でも自分一人で解決しようと考えるのはやめましょう。
あなたから心を開き、些細なことも深い悩みも話していけば、結婚という二文字がリアリティを帯びていきます。
「年下彼氏はやめたほうがいい」は、間違った考え方
年下彼氏はやめたほうがいいとされる理由は、価値観や方向性の違い・会話が合わないといったことが挙げられます。
ただ、年齢差があるからといって上手くいかないとも限りません。
つまり「年下彼氏はやめたほうがいい」という考えは偏った意見なので、あまり深く気にする必要はないでしょう。
年齢差を過剰に気にするのではなく、信頼関係や愛情をもっと深めていくことに取り組んだ方が、お互いのためになるのは間違いありません。
