好きな人や友達に「疲れてて、会う気分じゃない」と言われたことはありますか。
ショックを受けたり、相手の気持ちがわからなくて戸惑ったりする人も多いことでしょう。
そこで今回は、疲れが理由で会いたくない人の気持ちや、上手な対処法をお伝えします。
どうしても会いたい時のお願いの仕方もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
疲れてるから会いたくないと言われた…。その心理は?
疲れが理由で会いたくないと言われた時「どうして…」と相手の気持ちがわからなくなることもありますよね。
最初の項目では、相手がどうして会いたくないと言うのか、何を考えているのかを詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
相手のことまで気が回らない
疲れすぎていて相手のことまで気が回らないため、会いたくないと言う人は多いです。
いつもは気遣いできるタイプでも、心身ともに疲労困憊で、今の自分には不可能だと判断しているのでしょう。
無理に会いに行って、相手に普段通りの気遣いを求めたりすると、破局する可能性もあります。
喧嘩や八つ当たりしそうで嫌だ
疲れて神経が昂っているため、無理して会ってもギスギスしてしまいそうで、人に会いたくない場合もあります。
精神状態が悪くて、相手と喧嘩したり八つ当たりでひどいことをしたりしそうなので、嫌なのでしょう。
その人にとって、会わない選択をするのは相手のためなのです。
心に余裕がなく楽しく過ごせない
疲れていて心に余裕がなく、一緒にいても楽しく過ごせないため、人を避けるパターンもあります。
たとえどんなに楽しいイベントに誘っても、今の相手にとっては精神的にも肉体的にも負担なだけなのでしょう。
今は無理に誘わず、休息をとって回復させた方が本人のためかもしれません。
一人になりたい
心身ともにストレスが限界で、一人になりたがる人も多いです。
そう聞くと「自分と一緒だとストレスがたまるの?」と憤りを感じるかもしれませんが、残念ながらその通りです。
疲れている時は、普段とは感性が変わります。
本人はどうしようもないので、余計に会いたくないのでしょう。
冷静になりたい
さまざまなトラブルやショッキングなことが重なって、冷静になりたいと思っている場合もあります。
誰にも言わないだけでたくさん嫌なことや難しい問題に直面して、パニックになっているのかもしれません。
こういう時は、少し一人の時間を作ってあげた方がいいでしょう。
疲れてるから会いたくないと言われるのは冷められてる?
どんなに疲れていても好きなら会いたくなるはず…。
そんな風に考えて、相手が冷めているんじゃないかと、勘ぐってしまうこともありますよね。
そこでこの項目では、相手が冷めているかそうじゃないかを見極めるサインをご紹介します。
冷めてるサイン
埋め合わせの提案をしない
疲れていて人に会いたくない気持ちは、多くの人が理解できる感情でしょう。
しかし恋人や好きな人に誘われて断った場合は、悪いなと感じて埋め合わせをするのが自然な流れです。
疲れてると拒絶してから、何もフォローしてこないなら、冷めている可能性が高いでしょう。
謝らない
会いたいと伝えたのに断られたら、誰でも嫌な気持ちになったり、心が傷ついたりするもの。
誘いを断った時点で、相手がネガティブな感情を抱くことは、簡単に予想できるはずです。
ここで謝らない人は、相手を大切に思う気持ちがなく、どうでもいいと思っているのでしょう。
普段から冷たい
普段優しい人が「疲れてて…」と断るのは、相手との信頼関係が構築されているからです。
しかし、いつも冷たく素っ気ない上に、疲れてるから会いたくないと平然と言い放つ場合は、相手に対する愛情が欠けていると言えます。
残念ながら冷めてきていると考えるのが妥当です。
冷めてないサイン
埋め合わせしてくれる
疲れてるから無理だと断られても、後で埋め合わせをしてくれる場合は、あまり心配いりません。
フォローするのは、相手のことを大切に思っている証拠です。
断られた時はショックかもしれませんが、あなたに対する愛情はちゃんとあるので、なるべく理解してあげましょう。
いつもは優しい
いつも優しい人が疲れてると言って会いたがらない場合も、冷めてる訳ではないです。
人に優しくできる人が誘いを断るということは、本人の努力や我慢でどうにもならないほど、疲労困憊なのでしょう。
相手が好きなら、少し一人にして、休息させてあげましょう。
自立している
何でも一人でこなす、自立したタイプの場合も、愛情は失われてません。
ドライに見えますが、疲れてる時は無理をせず、休息をとって体調整えようとしているのでしょう。
寂しさを感じるかもしれませんが、精神的に自立しているため、人に甘えたり頼ったりしないのです。
疲れてるから会いたくないと言われた時の対処法や反応の仕方
「疲れてて会いたくない」と言われた時、どう対応するのが正解か、悩みますよね。
この項目では、そんな時におすすめの対処法やリアクションについて解説します。
対応の仕方に悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
大人しく一人にしてあげる
好きな人が疲れてると言うのなら、大人しく一人の時間を作ってあげてください。
ここでわがままを言ったりしつこく食い下がったりすると、相手にネガティブな印象を与えます。
辛いでしょうが、ここは自分の気持ちをぐっとこらえて、相手に寄り添った態度をとるのが正解です。
相手に負担がない提案をする
疲労困憊だと、移動するだけで大変で、とにかく休息したいはずです。
そのため、たとえば短時間で、相手がリフレッシュできる提案をしてみましょう。
マッサージに連れて行ったり、ご飯をご馳走したりするのもいいかもしれません。
相手に一切負担がなく、楽しめる方法を考えましょう。
尽くす
「疲れてるから会いたくない」という台詞は、相手の弱音です。
こんな時は、徹底的に尽くしてあげましょう。
身の回りのことをしてあげたり気遣ったりして、相手を第一に行動してください。
この方法は、相手がいつもあなたのことを考えて尽くしてくれる場合、特に有効です。
プレゼントする
心身ともに疲れ切ってると、誰でも人に会いたくなくなるもの。
こんな時、無理に会おうとしても相手の負担になります。
そのため、こんな時は相手が心から喜ぶものを考えてプレゼントを送るのがおすすめです。
ただし、プレッシャーを与えると逆効果なので、ほどほどにしましょう。
次に会う時の話をしてみる
会いたくないと断られたら、次に会う時の話をして、約束を取り付けましょう。
「今度は○○に行こうね」とざっくり話すだけでも構いません。
ポイントは、タイトなスケジュールにしすぎないこと。
相手のプレッシャーになるので、せめて来週か再来週くらいの予定にしましょう。
疲れてるのは分かるけど会いたい時の伝え方
相手が疲れ切っているのは理解していても、それでもどうしても会いたい時ってありますよね。
最後の項目では、そんな会いたい気持ちを伝える方法や言い方をお伝えします。
どんなメッセージを送るべきか迷ったら、取り入れてみてくださいね。
明るく言う
精神的に参ってる時に怒ったり泣いたりされると、余計に負担を感じます。
そのため、笑顔で明るく伝えてあげてください。
感情をぶつけられるよりも、この方が可愛らしく見えて、好感を持たれます。
要求を飲ませるのではなく、あくまであなたの気持ちを伝えるだけにしましょう。
涙ながらに訴える
どんなに言葉を尽くしても、相手にその気持ちが伝わらないことがあります。
そのため、どうしても会いたいなら、涙を見せて訴えるのも一つです。
鬱陶しいと思われたり、相手に精神的な負担を与えたりする可能性はありますが、我慢できないならやむを得ないでしょう。
手紙や文章で気持ちを伝える
感情的になりそうな時は、対面や電話を避けて、手紙やメッセージで気持ちを伝えるのがおすすめです。
文章で自分の気持ちを表現すると、しっかりと言いたいことが伝えられます。
ただし気持ちが高ぶった時に書くと後悔するので、必ず時間を置いて読み直すようにしましょう。
相手の気持ちを尊重するのがうまく行く鍵
相手に「疲れてるし会いたくない」と言われると、拒絶されたようで、とても苦しくなりますよね。
しかし、疲労というのは肉体的にも精神的にも蓄積し、心を蝕んでいくものです。
こんな時、あまり相手に無理をさせると、精神的に追い詰めてしまいます。
いい関係を継続していくには、相手の苦しみを理解して、尊重する姿勢を大切にしてくださいね。