職場では、必ず「上司と部下」という上下関係が成立します。
そして中には、部下に手を出す上司もいますよね。
真剣な恋愛ならまだしも、そうではないパターンもあるため厄介だと言わざるを得ません。
ここでは、部下に手を出す上司の心理について、詳しく見ていきたいと思います。
また、部下に手を出す上司の特徴や手を出されたときの対処法などについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
部下に手を出す上司の心理
職場は一日の大半を過ごす場所なので、職場の人に恋愛感情を抱くことは、決して珍しいことではありません。
部下を好きになることも、もちろんあるでしょう。
しかし、部下に手を出す上司は、必ずしも恋愛感情とは限らないため注意が必要です。
自分のモノにしたい
多くの男性は、独占欲が強いです。
職場の部下に対しても、自分が気に入ってる女性であるなら同じように独占欲を発揮してしまうこともあるでしょう。
つまり、相手が部下であってもお構いなく、じぶんのものにしたくてたまりません。
だからこそ、立場も関係なく手を出してしまいます。
気持ちを抑えられなかった
職場恋愛は、近年かなり増えてきており、決して珍しいことではありません。
部下に手を出す上司も、あなたへの気持ちが抑えられなかったのでしょう。
ただし、抑えられない気持ちは必ずしも恋愛感情とは限らず、中には性的な欲求、衝動を抑えられずに手を出してしまうパターンもあるので気をつけなくてはなりません。
好きだから
上司と部下という立場はあるものの、そもそも男女であることに変わりはありません。
最初は部下として可愛がっていただけだとしても、いつしか異性として惹かれていたということもあるでしょう。
部下に手を出す上司は、あなたのことが好きで、思わず手を出してしまったのかもしれません。
スリルを味わいたい
職場恋愛は、ほかの恋愛では味わえないスリルがある、と感じている人は多いです。
周りにバレないようにする、というのは、確かにとても刺激的ですよね。
また、中には実は既婚者であるにも関わらず、刺激的なことがしたい、スリルを味わいたいという気持ちから部下に手を出してしまう人もいるでしょう。
断られないと思ったから
そして部下に手を出す上司の中には、「上司と部下」という立場を利用し、手を出してくるタイプもいます。
どういうことかというと、自分が彼女の上司であるため、誘ったり手を出しても断られることはないだろう、と思っているのです。
本当に悪質な場合、仕事を引き合いに出してくることもあるでしょう。
部下に手を出さない上司の心理
気軽に部下に手を出してしまう人がいる一方、たとえ本気で好きになったとしても、部下には手を出さないという人もいます。
好きになっても自分からはアプローチしない、手を出さない上司の心理には、以下のようなものが挙げられます。
上下関係があるからフェアじゃない
実は真面目な男性ほど、部下に手を出すことはありません。
なぜなら、職場での上司と部下という立場がある以上、自分が誘ったら部下である女性は断れないのではないか、と思うからです。
あなたと対等な関係を築きたいと思っている男性ほど、上司という立場を利用して近づいてくることはないということですね。
仕事に支障が出るから
理由やきっかけが何であれ、部下と関係を持てば大なり小なり仕事に支障が出る可能性は高いです。
本気であれ遊びであれ、感情の絡むことである以上、仕事に何らかの影響を与える可能性はゼロではありません。
仕事が大事だからこそ、同じ職場の人との関係は持たない主義なので、部下に手を出すなどもってのほかなのでしょう。
何かあったら気まずいから
部下に手を出すことそのものには抵抗がなくても、万が一のことを気にする男性は多いです。
もし断られたり、手を出したものの上手くいかなかったとき、間違いなく部下の女性とは気まずくなりますよね。
こういう気まずさは周りにも伝わるため、万が一に備えて手を出そうとはしないのです。
部下に手を出す上司の特徴
考え方や感じ方は人それぞれではありますが、気軽に部下に手を出してしまう人というのも確かにいます。
上司と仕事以上の関係になりたくないのであれば、｢部下に手を出す上司の特徴｣をしっかりと頭に入れておきましょう。
人との距離が近い
人との適切な距離感というのは、人それぞれ異なります。
パーソナルスペースが広い人もいれば、狭い人もいますからね。
部下に手を出す男性の多くは、普段から人と接するときと距離が近いです。
馴れ馴れしいな、と思うくらいの距離感で接してくる上司であるなら、何かの拍子に手を出してくることもあるかもしれません。
自信がある
部下に手を出すということは、「自分の誘いを部下が断るわけがない」と思っている証拠。
自分の職場での立場や男性として、絶対的な自信を持っているのでしょう。
こういう風に自信のある男性は、普段から威張っていたり人を見下したりするところがあるので、見極めるのはそこまで難しいことではありません。
ノリが良い、軽い
あなたの職場にも、堅苦しくて話しかけにくい上司もいれば、ノリが軽くて話しやすい上司がいるでしょう？
部下に手を出す男性は、もちろんノリが良くて軽い印象を与える人。
女性が「この人とは話しやすい」「良い意味で上司っぽくない」と感じることを狙っていて、やたら親しげに話しかけてくるタイプです。
誰にでも平等
そして、部下に手を出す上司は、部下である女性から警戒されないように気を配っています。
その一つが、誰にでも優しく平等に接すること。
誰か一人だけを特別扱いすると警戒されてしまいますから、あえて平等に接することを心がけているのです。
女性から警戒されなければ、プライベートで誘うのも難しくありませんからね。
恋愛経験が豊富
部下に手を出す上司は、女性が喜ぶツボを押えている人だと言えます。
つまり、恋愛経験が豊富で女性の扱いに慣れているのです。
だからこそ、上司と部下という立場があるにも関わらず、女性を落とすことができるのだと言えるでしょう。
手を出された女性の多くは、上司である男性のことを好きになっていることも少なくありません。
部下に手を出す上司はあり？なし？
現代では、職場恋愛は珍しいものではなくなりました。
しかし、そもそも上司が部下に手を出すというのはありなしどちらなのでしょうか。
考え方は人それぞれではありますが、ありなしそれぞれの意見を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
ありの意見
好きになるのは自由だから
上司に手を出すというと聞こえが良くないですが、好きな人にアプローチしている、と捉えればおかしなことはありません。
上司だって人間であり男なので、好きな人に手を出したくなることくらいあるでしょう。
好きになるのは自由なので、上司と部下であっても手を出すのは「あり」なのです。
強要しなければあり
上司が部下に手を出すとき、問題だとされるのが、職場での立場を利用して女性が断れない状況を作るということ。
こういうケースは論外でNGですが、着いてくることを強要しないのであれば問題はないでしょう。
部下である女性自身が選べるような環境を作っているのであれば、ありという意見は意外と多いですよ。
本気ならあり
そして、職場の上司と部下であっても、男と女である以上、恋愛感情が芽生えることはあります。
つまり、軽い気持ちや遊び半分で手を出すのではなく、本気で好きだと思ったのであれば、上司が部下に手を出すのもありでしょう。
本気の恋愛であれば、二人の立場がどうあれ誰も止めることはできませんからね。
なしの意見
立場上断れないから
いくら断ってもいい、などと言われていても、上司からの誘いを簡単に断れる人は少ないですよね。
なんとなく断りにくいと感じるからこそ、上司が部下に手を出すのはなしだと思っている人が多いのかもしれません。
立場上断れない、という状況は変わらないので、上司から手を出すのはマナー違反と言えるという意見ですね。
少なからず仕事に影響があるから
上司から手を出されると、仕事への影響がゼロということは無いでしょう。
少なからず上司のことを気にしてしまいますし、「また誘われるのではないか」と気が気ではありませんよね。
上司から手を出されたことがきっかけで仕事に集中できなくなることから、上司が部下に手を出すべきではないと考える人も多いものです。
どちらにせよ気まずいから
あなたが上司からの誘いを受け入れても断っても、どちらのパターンでも「なんとなく気まずい」気持ちは変わりません。
お互いに恋愛面での好意があり、両思いになったことが分かったのなら良いですが、そうではないなら、次に職場で顔を合わせたときに気まずくなるのは無理もありませんね。
上司から手を出されそうになった時の対処法
自分にはその気がないにも関わらず、上司から誘われるなど手を出されそうになったら、どうすれば良いのでしょうか。
あなたの気持ちが第一ではありますが、上司に対してその気がないのなら、毅然とした態度で接することが大切です。
とぼけておく
上司から手を出されそうになったときは、男性の本意に気づいていないふりをするのが一番です。
何気なく誘ってきたとしても、その誘いには気付かないふり、男性の本意を理解していないふりをしてやり過ごしてしまうのです。
とぼけてしまえば、上司はそれ以上あなたを誘っても無駄だと判断するはず。
明らかに二人で行こうと誘われたんだろうな、と分かっても「じゃあ○○さんにも声かけてみますね！」と返してしまうと良いでしょう。
社交辞令で返す
仕事関係の人から誘われているとき、多くの人は当たり障りのない言葉で返事をするようになります。
仕事の付き合いがある以上、邪険に扱うわけにはいきませんよね。
だからこそ、ここはわかりやすい社交辞令で返しておけばGood。
あからさまな社交辞令が返ってきたら、余程鈍感な男性でない限り脈なしを悟ってくれるはずですよ。
周りの人に相談する
そして、上司から手を出されそうになることが多々あるのであれば、職場の人や第三者に相談しておきましょう。
万が一今後状況が悪化したとき、誰かに助けてもらえる環境を作っておくのです。
上司と部下という関係上、なかなか相談もしにくいかもしれませんが、同僚や友人、直属の上司など自分が話しやすい人に話を聞いてもらうことをおすすめします。
まとめ：部下に手を出す上司の本心を見極めよう
職場恋愛がメジャーなものになると同時に、部下に手を出す上司も増えてきたと言わざるを得ません。
もちろん、本気の恋愛であるなら、双方が同意していれば何の問題もありません。
しかし、中には下心から気軽に手を出してくる上司や、スリルを味わう目的の上司もいるため注意が必要です。
自分の気持ち、そして上司の気持ちを慎重に見極めた上で、しっかり対処していってくださいね。
