後ろめたい気持ちがある人の行動や特徴|後ろめたい気持ちを解消する方法とは

後ろめたいことがある人の特徴・心理|後ろめたい気持ちを解消する方法とは

ついその場をごまかすために嘘をついてしまったり相手を気づ付けてしまったということは、長い人生の中で1度は経験することでしょう。その嘘を隠す行為は、自分の心にモヤをかけ後ろめたい気持ちでいっぱいになります。

後ろめたい気持ちは、時にしぐさや表情に出てしまい相手に簡単にバレてしまうものです。では具体的に後ろめたさを抱える人はどのような特徴が見られるのでしょうか。

ここでは後ろめたいことがある人について紹介します。

「後ろめたいことがある」の意味とは

相手には内緒で物事を行ったり嘘をつくことで、相手に悪いと感じていることを内に秘めた状態を「後ろめたいことがある」と表現します。相手に打ち明けることができない期間が長くなれば長いほど、その感情は強くなり相手に対する態度や会話が不自然になりがちです。

相手との関りが深いほど、その不自然さは目立ち、「何か後ろめたいことあるの?」と問われることも少なくないと言えます。またその問に対ししどろもどろな態度を取ることによって、その疑念は深くなるでしょう。

後ろめたいことがある人の行動の特徴

後ろめたいことがある人は、それを隠したいという気持ちが大きいため、いつも通りで自然な行動をしているとは言えません。よく観察すると、後ろめたいことがある人の特徴が見られると言えます。

ではどのような特徴があるか紹介しますので確認してみましょう。

人を避ける

後ろめたい気持ちがあると、バレたくないという一心で、人を避ける傾向にあります。人と関われば表情や態度から気づかれないように、常に気を使っていなければいけないので疲れてしまいます。それを避けるためには関わらないのが一番なのです。

顔や髪を触る

表情に出てしまうことで嘘がバレやすい人は、無意識になるべく顔に視線が向かないようにします。顔や髪を触るしぐさは、視線をそちらにそらす効果があると言えます。

また後ろめたいことがバレるのではないかと、そわそわしている気持ちを顔や髪に触り
落ち着かせようとする人は、意外と多くいるでしょう。

話を逸らす

必要以上に隠したいことがらの話題について話してしまうと、墓穴を掘ってしまうことがあり、それを避ける為に話を逸らそうとします。無理に話を逸らそうとするあまり会話が成立しない場合もあるでしょう。

また異様に早口で会話を終わらせたいという気持ちが表れている場合もあります。

目を合わせない

目は口程に物を言うと言いますが、後ろめたい気持ちがある相手の目を見るのは、見透かされている気がして難しいでしょう。目を逸らしてしまったり目が泳いでいれば、不自然ですし怪しさを感じます。

目の動きは意識してもなかなかコントロールが難しいパーツです。

笑顔が不自然

ネガティブな心境の中、笑顔を作るということは難しく、ひきつった笑顔になってしまいます。笑顔を作るだけでなく、冷静さを保つことと後ろめたい気持ちを隠すことを同時に行わなくてはいけないので、誰でも不自然になってしまうでしょう。

仕事で後ろめたい気持ちになる心理

社会人になると仕事をしている時間は長く、多くの人との関りを持ちます。仕事では自分力をいかに発揮し、会社から求められる人材に慣れるよう努力します。しかしどうしても上手くいかないこともあり、後ろめたい気持ちは大きくなっていくのです。

ここでは仕事において後ろめたい気持ちになってしまう心理を紹介します。

周りとの実力差がある

自分だけ周りの人の実力について行けなければ、劣等感を感じるだけでなく仕事ができないことに対して後ろめたさを感じるようになります。実力差があることがバレないように誤魔化そうとして、後ろめたさが増してしまうこともあります。

周りの同僚は何も思っていなくても、自分に自信がないことで、この気持ちが生まれることもあるでしょう。

失敗続き

失敗が続くとどうしても後ろめたい気持ちになってしまうものです。
仕事のミスが連続して起こると周りの人にも迷惑をかけてしまい、その申し訳無さが膨らんでいきます。
周りの人は「大丈夫だよ」と言ってくれていても、当の本人は気にしてしまうので、後ろめたさが大きくなります。

自分だけ休みを取る

休みを取ることは労働者の正当な権利です。しかし繁忙期で休みがとりづらい状況であると、他の私とは何も思っていなくても、自分だけ休みを取るのは悪いという考えになってしまうものです。

何も悪いことはしていないのにも関わらず後ろめたさを感じてしまうと言えます。

定時で退社

日本は残業する人は仕事熱心で頑張っている人と評価されがちです。しかし本来ならば定時まできっちり仕事をすれば問題なく、むしろ業務時間内で仕事を終わらすことができない人は、効率の悪い人であると言えます。

自分の業務をこなし規定通りの時間で帰るのにも関わらず、誰よりも先に帰る時には後ろめたさを感じてしまいます。

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退職をする

自分の意思で退職することは労働者の権利ではありますが、退職する際には後ろめたさを感じることがあります。会社のプロジェクトの途中であったり、ブラック企業から逃れる状況であると特に悪いという気持ちは強く感じるようです。

大変な中自分だけ辞めることになり、残っている人に悪い感じがするのでしょう。

後ろめたいことがない人の特徴

全員が後ろめたい気持ちをもって生活しているわけではありません。ぱっと見では後ろめたいことがある人とない人の区別はつかないでしょう。

先ほどうしろめたいことがある人の特徴を紹介しましたが、ここでは逆に後ろめたいことがない人の特徴を紹介します。

自然な笑顔

後ろめたさがない人は、表情を作る必要が無いので、心の底から笑うことができます。表情でバレないように意識している人は、顔に力が入ってしまうので、ひきつった笑いになったり、目が笑っていないということもあります。

表情は感情が表れやすいところなので、自然な笑顔か見てみると判断しやすいでしょう

会話がはずむ

何も隠すことはないので、どんな話題であっても会話がはずみます。話しのなかで何か隠そうとするそぶりや、曖昧な返事で逃れようとすることが無ければ後ろめたいことは無いと言えます。

後ろめたいことがない人は、自分から話題を提供し、会話の時間も長くなるなんてことも見られます。

心の余裕がある

悪いことをしている・嘘をついてしまったというネガティブな感情がないため、心の余裕があると言えます。周りのちょっとした言葉に過剰に反応したり、不機嫌になるといったいつもと違うことは全くなく、いつも通りの自分を保つことができます。

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視野が広い

後ろめたさがあると、なるべく人との関りを持ちたくなく、目が合わないよう下ばかり見がちです。しかし後ろめたさが無い人は、周りの目を気にする必要は無いので、視野を広く持つことができるでしょう。

人とのコミュニケーションが元から苦手ということではない限り、目を合わせて話しすることもできるし、目が合って逸らすこともありません。

人を気にしない

後ろめたいことがないので、過剰に人を意識する必要がありません。良い意味で人は人・自分は自分という考えを保つことができるでしょう。

少しでも後ろめたさがあれば、人の反応が気になってしまい、無意識に観察してしまうこともあるようです。

後ろめたい気持ちを解消する方法

後ろめたい気持ちを持ち続けて生活するのは、息が詰まり苦しい物です。適度に解消しなくては、ストレスが溜まってしまい、体調を崩すこともあるでしょう。

ここではどのように後ろめたい気持ちを解消するかを紹介します。

努力する

実力の差からくる後ろめたさを解消するには、自身が努力しその差を埋めることが一番の解決策と言えます。自分が努力することによって仕事の質の向上をはかり、周りにも負けないと自信を付けることによって、ネガティブな感情を落ち着かせることは可能です。

自分は仕事ができないと悩む暇があるなら、その分仕事を覚えましょう。

謝る

嘘をついてしまった相手や悪いなと感じている相手に対して、正直に話し謝ることは根本的な問題点を解決することに繋がります。ごまかそうとすればするほど、後ろめたい気持ちは大きくなるものです。

後にひけなくなる前に、根本的な問題は解決しなくてはなりません。

自分だけの問題なのか考える

自分の行いによって後ろめたい気持ちを持つことになっているのはもちろんのことですが、自分だけが問題であるのかを考えることも大切です。会社や周りの同僚の考え方が、世間とズレているということもあります。

自分は正しいのにも関わらず1人だけ周囲とズレていることによって、後ろめたい気持ちになってしまっている場合があり、会社との不一致であると考えられます。その場合、今後同じことに悩まされ続ける可能性が高くなるため、環境を変える必要があるでしょう。

環境を変える

後ろめたいことを重ねていけば、後戻りできない状況に陥ってしまいます。その苦しい状態から1番簡単に脱出できるのは、その状態から離れ環境を変えることです。

環境を変えてしまえば後ろめたい気持ちもリセットさせることができるといえるでしょう。

考えるのをやめる

後ろめたいことがあると人はその事ばかり考えてしまい、悪い方へと意識を進めてしまいがちです。解消したいと考えるのであれば、考えるのを辞めてしまいましょう。

自己中心的な考えになってしまうかもしれませんが、中途半端に人のことを気にかけるのであれば、割り切って自分のことだけを考えれば、ポジティブに生活できるのです。

後ろめたいことが無い人はいない

いかがでしたか。ここまで読んでみて、多かれ少なかれ自分にも当てはまるとほとんどの人が感じたのではないでしょうか。

長い人生のなかで、後ろめたい気持ちになったことが無いという人はいません。今まさに後ろめたい気持ちをどうしたらよいか悩んでいる人もいるでしょう。どう解消すべきか参考にしてください。

また周りに、関わり方が変わったなと不自然さを感じる人を見つけたら、特徴と見比べてみても良いかもしれません。