別れ方にはその人の本質的な部分がバッチリ現れると言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は、「別れ方で人の価値がわかります」という説について深掘りしていきましょう。
別れ方で人の価値が分かるとされる理由や、別れ方で分かる性格の特徴、更には自分自身の価値を高める別れ方も紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
「別れ方で人の価値がわかります」と言われる理由
そもそもなぜ、別れ方でその人の価値が分かると言われるようになったのでしょうか?
別れ際は、これまで隠していた真意や相手に対する本音が露呈しやすいため、どうしても本質的な部分が垣間見えてしまうからでしょう。
では、「別れ方で人の価値がわかります」と言われる理由を、詳しく紹介していきます。
関係が終わりに向かうと本性が露になるから
ラブラブな時は、自分を良く見せるために本心を隠すこともできます。
本性が露になるのは、関係が終わりに向かった時です。
別れが間近に迫っていると、好かれるために努力したり、自分を取り繕う必要はもうないと思うものです。
特に付き合った期間が浅いカップルの場合、別れ際に見せる相手の本性に悪い意味でギャップを感じ、ドン引きすることは珍しくありません。
“執着心”“独占欲”などネガティブな感情が出やすいから
振られる立場になると、当然ですが「別れたくない」という気持ちが強くなるでしょう。
その結果執着心や独占欲といったネガティブな感情も出やすくなり、相手に「これが本来の姿なんだ」と思われてしまうのです。
「自分のところに引き止めておきたい」「ずっと自分のものにしておきたい」という本音は、別れが迫ると抑えられなくなる傾向があります。
別れ話から喧嘩に進展しやすいから
「別れ方で人の価値がわかります」と言われる理由として、別れ話をするとどうしても喧嘩に進展しやすいことも挙げられます。
付き合っていた時はほとんど喧嘩しなかったカップルでも、別れ話となると感情的になり、思わずお互いを傷つけ合うような発言をしてしまうこともあるでしょう。
しかしそれはどちらにとっても「最低な別れ方だった」と、いつまでも心に残ってしまうのです。
相手に対する本音を言いやすい状況になるから
別れが近づくと不思議と相手に対する遠慮がなくなり、「実はこう思っていた」と本音を言いやすい状況になります。
それによって日頃感じていた不満をぶちまけ、相手を深く傷つけてしまうこともあるでしょう。
言わなくていいことまで言ってしまうのも、別れ方でその人の本質的な部分が分かるとされる要因なのです。
自己保身に走りがちだから
恋人同士が別れを迎える時、どちらに原因があるか・どちらが悪いかそういったことに目を向けてしまいがちです。
中には、100%相手に原因があると決めつけて自己保身に走ってしまう人もいます。
当然ですが、「自分には全くダメな部分がない」と主張する人は“最低の元恋人”と思われても仕方ありません。
別れ方で人の価値がわかります!別れ方で分かる性格の特徴
どんな別れ方をするかによって、付き合っていた時には全く見えなかった本性が分かることがあります。
では、具体的にどのような部分が垣間見えるのでしょうか?
ここでは、別れ方で分かる性格の特徴3選を紹介していきます。
執着心が強い
恋人に振られた時にいつまでも別れを拒絶する人は、本質的に執着心が強いと言えます。
恋愛のみならず様々な場面で、いつまでも1つのことに固執し他者を困らせてしまいがちなタイプです。
また、執着するのは相手に対する愛情が強いからではなく、気持ちが弱くて自分のものを失うことに恐れを抱いているからでしょう。
プライドが高い
別れ際に自分の悪い部分を認められない・相手に原因があると主張するのは、プライドが高い証拠です。
「自分のせいで別れた」「自分に欠点がある」と認めると自尊心が深く傷つくため、何とか避けようとするのです。
付き合ってる時どれだけ相手を尊重し優しくしていても、別れる時にプライドの高さが露呈するケースは多いでしょう。
実は愛情深い
恋人に別れを告げられた場合にも、相手の気持ちを尊重し別れを受け入れる・最後まで相手のことを悪く言ったりしない…こういった行動ができる人は、実は愛情深い性格です。
付き合ってる時は「本当に好きなのかな?」と不安になるほど愛情表現をしなかった人でも、別れ際に寛大さを見せることがあります。
相手のことを本気で大切に思っているから、引き止めたり責めずにいられるのです。
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別れ方で人の価値がわかります!自分の価値を高める別れ方
恋人と別れる時に、「今までで一番最悪の別れ方だった」「最後の最後に最低の本性を見せてきた」なんて思われたくないのは誰でも同じでしょう。
そこで、ここでは自分の価値を高める別れ方を解説していきます。
最後までしっかり相手と向き合い、気持ちを落ち着けて対応することが大事です。
相手の話にしっかりと耳を傾ける
自分の価値を高める別れ方をするには、まず大前提として相手の話にしっかり耳を傾けることが重要なポイントです。
特に自分が振られる立場だと、「そんな話聞きたくもない」と背を向けてしまいがちです。
しかしそれでは、確実に相手の中であなたの印象は悪くなってしまいます。
辛い気持ちをグッと堪えて、向き合うことを心掛けましょう。
相手に対する不平不満を言わない
別れ際に相手に対して不平不満を言うのは今更すぎるし、不愉快な気持ちにさせるのは間違いありません。
「この人と付き合って良かった」と思われたいなら、どれだけ「一言言いたい」と思っても余計なことは口走らないよう気をつけましょう。
また、相手のことを悪く言うと高確率で自己嫌悪に陥るため、良いことは1つもないのです。
相手の好きだった部分と感謝を伝える
別れても相手の中で「価値のある巡り逢いだった」と思ってもらうためには、最後まで大切な存在であることをしっかり伝えるのも方法の1つです。
相手の好きだった部分と、感謝の気持ちを伝えることで「最高の恋人だった」と思ってもらえるでしょう。
また、別れ話の際に多少険悪なムードになっても、最後の最後に愛情と感謝を言えれば雰囲気は和むものです。
未練タラタラな発言はしない
好きな気持ちが残ったまま別れという決断をすると、どうしても相手に対する未練が残ってしまうでしょう。
ただ、別れ際に「好き」「別れるのが辛い」と未練タラタラな発言をすると、重い・面倒くさいなどとネガティブな印象を与えてしまうだけです。
もしどうしても諦めきれないなら、スッパリ別れた後にしばらく時間を置いてアプローチした方が良いでしょう。
いつまでも引き止めようとしない
真剣に付き合ってきた相手に振られたら、いつまでも「別れたくない」と引き止めてしまう人もいるでしょう。
もちろん、本気で好きなら別れたくないと思うのは当然と言えます。だとしても、あまりにしつこく引き止め続けると相手に辛い思いをさせるだけです。
あなた自身の価値を上げるためには、相手の気持ちを一番に考えて、早めに“離れる”という選択をすることも大切でしょう。
「別れ方で人の価値がわかります」と言われるのは、別れ際は本質が見えやすいから
「別れ方で人の価値がわかります」という説は、本当のことと言えます。
なぜなら付き合っている間よりも、別れという最後のタイミングでお互いの本質的な部分が見えやすくなるからです。
相手のことを責めたり、「自分は悪くない」と主張する人もいるでしょう。反対に、別れを受け入れ最後まで真剣に向き合おうとする人もいます。
それが相手の本性・本音であることは、間違いないと言っても過言ではないでしょう。