正論が通じない人の心理や特徴|正論が通じない人への対処法とは

正論が通じない人について、紹介します。

あなたの周りにも、「正論が通じない人」はいませんか。

こちらが正論を言っているのに、聞く耳を持たない人っていますよね。

ここでは、そんな「正論が通じない人」の特徴や心理について、詳しく見ていきたいと思います。

記事の最後には、正論が通じない人への対処法についても触れていますので、正論が通じない人がいて困っているという人も、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

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正論が通じないの意味とは

まずは、「正論が通じない」の意味から紹介します。

正論が通じないとは、一体どんなことを言うのでしょうか。

「正論」を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 道理の正しい議論
  • 道理にかなった正しい意見や議論
  • 筋が通ったこと

「正論が通じない」とは、「道理にかなった正しい意見であるのに、相手が聞き入れない」状態のことをいいます。

たとえば、条例で禁止されている歩きタバコやゴミのポイ捨てを注意されたとき、何だかんだと理由をつけて、ルール違反を正当化する人たちのことを、正論が通じない人と言うのです。

正論が通じない人の特徴

続いて、正論が通じない人の特徴について紹介します。

先程も例に出したように、正論が通じない人というのは、間違ったことを正当化しようとしてくる人のこと。

そんな正論が通じない人には、以下のような特徴があります。

主観で物事を決める

正論が通じない人の特徴には、主観で物事を決めることが挙げられます。

正論が通じない人は、世の中のルールが正論なのではなく、自分のルールが正論なのです。

何につけても主観で決めますから、周りの人がどんなに正論を言ったとしても、それを受け入れることはありません。

プライドが高い

正論が通じない人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。

正論が通じない人の中には、自分の言い分ややり方が間違っている、相手が正しいことを言っていると分かっているにも関わらず、受け入れられない人もいます。

そういうタイプは決まってプライドが高く、高すぎるプライドが邪魔をして素直に認めることができません。

思い込みが激しい

正論が通じない人の特徴には、思い込みが激しいことが挙げられます。

正論が通じない人は、ある意味とても真っ直ぐな性格をしており、一度こうだと決めたらその意見を変えることができません。

相手の言っていることが正論ではないと思い込んでしまっているため、正論が通じない人になってしまいます。

頑固な性格

正論が通じない人の特徴には、頑固な性格であることが挙げられます。

思い込みが激しいことと似ていますが、正論が通じない人は基本的に頑固な性格の持ち主。

自分のやり方が正しい、こちらが正論だという気持ちを、変えることができません。

正論が通じないのは、意地になっているだけという可能性も高いでしょう。

自己中心的

正論が通じない人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。

正論が通じない人は、周りのことを一切考えない自己中心的な性格をしています。

自分さえ良ければいいと思っているからこそ、自分のやり方を押し通そうとするのです。

しかし自己中心的だという自覚はなく、むしろ正論を押し付けてくる方が自己中心的だと思っていることもあるでしょう。


正論が通じない人の心理

続いて、正論が通じない人の心理について紹介します。

正しいことを言われているのにそれを認めず、自分の考えを押し通そうとする「正論が通じない人」は、一体何を考えているのでしょうか。

正論が通じない人の心理を、詳しく見ていきましょう。

自分が正しい

正論が通じない人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。

正論が通じない人は、自分の意見ややり方が正しいと思い込んでいるため、相手が言っていることが正論だとは思っていません。

自分のやり方が正しいのに…と、相手を非難することもあるでしょう。

自分のやり方がある

正論が通じない人の心理には、自分のやり方があるというものが挙げられます。

正論が通じない人というのは、自分のやり方に自信を持っており、だからこそそれを譲るつもりはありません。

周りから見るとただの自己中心的な人かもしれませんが、正論が通じない人にはそれなりの信念があるのです。

認めたくない

正論が通じない人の心理には、認めたくないというものが挙げられます。

正論が通じない人も、本心では「相手の言い分が正しい」と分かっています。

しかしプライドが高いために、それを素直に認めることができません。

相手の言い分を認めたくない気持ちが勝ってしまい、正論を受け入れることができないのです。

これまでを否定したくない

正論が通じない人の心理には、これまでを否定したくないというものが挙げられます。

正論が通じない人のうち、本当は相手が正しいと分かっているのにそれを認められないのは、自分のこれまでを否定したくないと思っているから。

ここで正論でもある相手の意見を受け入れてしまったら、今までの自分を否定することになるため、それが怖いのです。

悪者になりたくない

正論が通じない人の心理には、悪者になりたくないというものが挙げられます。

正論を受け入れるということは、自分のやり方が間違っていたと認めるということ。

正論が通じない人は、自分の間違いを認めて自分が悪者になることを恐れています。

周りから責められるのが怖くて、正論を受け入れることができません。


正論が通じない人への対処法

最後に、正論が通じない人への対処法について紹介します。

職場の上司などが正論が通じない人であった場合、どんなふうに対応すれば良いのでしょうか。

正直イライラしてしまいますが、正論が通じない人へは以下の方法で対応していきましょう。

用件だけ伝える

正論が通じない人への対処法には、用件だけ伝えることが挙げられます。

正論が通じない人へは、あれこれ言うのではなく用件だけを端的に伝えるのがおすすめ。

色々なことをいうと受け入れてもらえないので、あえて用件だけを伝えて終わりにしてしまいましょう。

相手の話を最後まで聞く

正論が通じない人への対処法には、相手の話を最後まで聞くことが挙げられます。

正論が通じない人が悪者というイメージがありますが、彼らには彼らの言い分というのがあるもの。

まずは、正論が通じない人の話を最後まで聞いてみましょう。

話を聞けば、自ずと答えが見えてくるかもしれません。

否定しない

正論が通じない人への対処法には、否定しないことが挙げられます。

正論が通じない人とは会話にならない、と思っている人もいるかもしれませんが、相手の話を頭ごなしに否定するのは絶対にNG。

自分のことを否定されれば誰でもイラッとしますから、自分と違う意見であったとしても、否定せずに受け入れる姿勢が大切です。

正論を押し付けない

正論が通じない人への対処法には、正論を押し付けないことが挙げられます。

実は、正論が必ずしも正しいとは限りません。

臨機応変な対応が求められる場面では、必ずしも正論が最適な答えとは限らないのです。

ですから、正論が通じない人には正論を押し付けるのはやめ、こちらも臨機応変に対応することがおすすめです。

上辺だけの付き合いにとどめる

正論が通じない人への対処法には、上辺だけの付き合いにとどめることが挙げられます。

正論が通じない人と会話にならないと感じているのであれば、正論が通じない人とは「上辺だけの付き合い」にとどめておきましょう。

あえて仲良くする必要などありませんから、挨拶や必要な会話ができればそれだけで良いのです。


まとめ:正論が通じない人とは適度な距離を保とう

正論が通じない人の特徴や心理、正論が通じない人への対処法について紹介しました。

世の中には色々な考え方の人がいるので、正論が通じない人ももちろんいます。

正論は正しい意見ではありますが、現実問題として「正論が必ずしも正しいとは限らない」こともありますよね。

だからこそ難しいのですが、正論が通じない人とは適度な距離を保ち、上手に付き合っていくのが賢明な判断だと言えるでしょう。