管理職に向いてない人の特徴|管理職は向いてないから辞めたい時の対処法とは

組織で長く働いていると、一般職から管理職へ昇進することもあります。

今まで守られてきた立場の人も今度は部署を守る側になることが「重荷」と感じる人も少なくはないでしょう。
ここでは、どんな人が管理職に向いていないのか?を考え、特徴・性格を紹介します。

管理職の辛いことや辞めたくなったときの対処法も紹介しますので是非最後まで読んでみて下さい。

管理職に向いてない人の特徴

管理職に向いている人の方が少ないかもしれませんが、多くの管理職の人は手探りでどうにかこうにか頑張っています。

しかし私たちにとって、仕事ややりづらくモチベーションが保ちにくくなる管理職もいますね・・

ここでは、管理職に向いていない人の特徴を紹介します。あなたの上司が当てはまっているか比べてみてください。

お気に入り部下をあからさまに可愛がる人

平等に接することをせず、えこひいきをする人は管理職に向いていません。
お気に入りの部下とそうでない部下とはあからさまに態度が違うので、そうでもない部下は成果があげにくく益々お気に入り部下に手柄を取られます。
管理職となれば、みんな平等に接することは必須です。個人的感情を挟むことは、上に立つ人のすることではありません。
そしてえこひいきから、職場の風通しも悪くなりやすく人間関係に影響が出てきます。

苦手な業務はやる気がない

苦手な業務を部下に丸投げする管理職も向いていません。
例えば電話対応が苦手な場合、管理職宛の電話を回すもなかなか取らず「誰から?」「何の用だって?」と平気で先方を待たせます。
管理職になっても精神年齢が低く、必要なハンコをなかなか押さずやることが幼くわがままです。
周囲は「さっさと電話に出てよ」「ハンコ押してよ」と内心イライラします。

仕事をふらず1人でやってしまう

苦手な仕事を押し付ける管理職とは反対に、すべて自分でやりたがる管理職も向いていない人です。なぜなら、管理職が部署の仕事を全部やってしまうと部下にできる仕事が減り社員育成に繋がりません。
おまけに、管理職がいない日は分からない仕事が増え部署は混乱します。自分がいない時でも現場がスムーズに回るよう部下の育成のできない人は管理職に向いていません。

機嫌が良い時と悪いときの差が激しい

感情の起伏が激しい人も管理職に向いていません。
仕事をすればストレスはつきものです。人間だからいっぱいいっぱいになることもあるでしょう。
しかし人の上に立つ管理職が、ある日はニコニコ顔・ある日はプンプン怒って部下はご機嫌取りに気を使います。
私たちは仕事以外にもストレスを抱え仕事に身が入りにくく、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。

リーダーシップがなく自分のことで精一杯

優柔不断で自分で決めて動くより、能力のある人の側にくっつき守って貰いながら働いてきた人は管理職に向いていないというより、なりたくないと思っています。

またリーダーシップ能力がなく部下から相談されると「上に聞いてみて」と管理職でありながら平気でいいます。
自分のことで精いっぱいなので、人の相談を受けることを面倒臭そうにするやる気のない人は管理職に向いていません。

管理職に向いてない人の性格

管理職はいわば、部署のリーダー的存在です。
組織全体をいい方向に導き、モチベーションを上げ良い影響を与える人が求められます。

なので自己愛の強い人は、部下のやる気を落とすだけではなく他の部署の管理職とも波風を立ててしまい組織全体の雰囲気が悪くなります。

またコミュニケーションが苦手・面倒と感じる人も管理職には向いていません。

ここでは管理職に向いていない人の性格について詳しく解説します。

自分に甘い

特徴で面倒なことをやりたくないことや、自分よりも「上の人に聞いて」と指示をすることから責任を負いたくなく逃げの姿勢ということが分かります。
もし面倒な仕事を引き受けてしまった場合ミスするリスクも高く、うまくいかなかった場合すべて責任を負わなくてはなりません。
管理職になれば、責任のある仕事は必須です。それを平気で逃げようとする「自分に甘い人」といえます。

向上心がなく自分本位の人

文句ばかり言う管理職はわがままで自分本位な性格が多いです。
組織の問題点が難しいと、自分の責任が重くなると捉えるのか一気に不機嫌になります。
周囲に機関銃のように文句をいい、ひどい問題点に対し怒りしかありません。
管理職は組織の問題点を改善していこうと考え、管理職同士や部下とミーティングをしながら解決しようとする向上心を求められます。
文句ばかりいう自分本位な人は管理職に向いていません。

こずるい

仕事がうまく回っていい結果が出た時は、しゃしゃり出て注目を浴びます。しかし、うまくいかなかった仕事に関しては知らん顔します。
某ドラマで有名なセリフ「手柄は自分・責任は部下」といったように、「部下のスキルの低さのせいで・・」といって責任転嫁をします。
部下のミスは一緒になって謝罪をして欲しいところなのに、部下を蹴落とすようなズルい性格は管理職に向いていません。

引っ込み思案で人との会話が苦手

おとなしく引っ込み思案な人は、優しくいい人が多いのですが管理職には向いていません。
引っ込み思案な人は控えめな性格なので、自分から積極的に人前に出ることや行動する人ではありません。
管理職はモチベーションが高く向上心のある人が向いています。
組織のリーダー的な存在を求められる管理職は、会話が苦手で目立ちたくないと思う引っ込み思案な人には向いていません。

無駄にプライドが高く空気の読めない発言をする

プライドを持つことはいいことですが、無駄にプライドが高すぎる性格は管理職に向いていません。
大企業から中小企業へ転職してきた人・本社から支店に移動してきた人は、場の空気が読めない発言をして自分を大きくみせようとします。
「郷に入れば郷に従え」と、いうことは一切考えず「未だにこんなプリンター使っているの?」などと平気で言ってしまえる人です。

管理職に向いている人と向いてない人の違い

管理職に向いている人は人の上に立てる指導力や決断力・向上心があることが求められます。トラブルがあれば、組織の問題と捉え真摯に向き合う冷静さも大事です。

なので「管理職」に向いてる人というのは少々難しいことかもしれません。しかし、あからさまに管理職としてどうなの?と思える人との違いは何でしょうか。

ここでは「管理職に向いている人と向いていない人の違い」について解説します。

ポジティブかネガティブ

向上心がある管理職は、今よりもっと働きやすくしようと改革することや利益をあげるためにどうすればいいか「今より明日を高い位置」に置こうと考えます。
しかし、向いていない人は「頑張ったってどうせ変わらないだろう」と、さらなる成長を全く期待していません。
向いている人と向いていない人の違いは「前向きな人か愚痴が多く不満ばかり口に出すネガティブな人」かどうかです。

言い訳をする人かしない人か

「自分の非をきちんと認められる人か認められない人」かどうかでも向いている人か向いていないか分かります。
管理職になると、プライドが邪魔をして非を認めない人もいます。年齢的なことや勤続年数の長さも関係なく非を認められる人は管理職に向いています。
このような人は、言い訳をしないので「でも、だって」とは言いません。

人から「嫌われたくない人」かどうか

「嫌われたくない人か嫌われても平気な人」かどうかでも管理職に向いているか分かります。
まず、人に嫌われたくない人は管理職に向いていません。なぜなら、管理職になれば部下に厳しく注意をしなくてはならない場面も多いからです。
その度嫌われたくないからと、なあなあにする人は管理職に向いていません。会社のためにも悪役を買ってでも出る覚悟がないと難しいです。

聞き上手な人か聞き下手な人

聞くことが7割、話すことが3割のように「聞き上手な人か聞き下手な人」でも分かります。
人の話を聞きながら、他のことを考えていることや無表情で話を聞く管理職だときちんとこちらの話が伝わっているのか心配です。冷たい印象で相談したくてもしにくく、声をかけるのに勇気がいります。
管理職になるとさまざまな意見や相談を受けます。聞くことが苦手で自分の意見を言いたがりの聞き下手な人は管理職に向いていません。

トラブルに直面したとき慌てず冷静かどうか

仕事をすれば思いもよらない場面に遭遇することがあります。
その時「どう動くか」で管理職に向いているか、向いていないか分かります。向いている人はトラブルに真摯に向き合い冷静に対処しようとします。
トラブルがあると、他の社員より慌てて感情的になり1人で大騒ぎする人は管理職に向いていません。

管理職がつらいと感じる理由

管理職となると、年齢もそれなりに重ねていて若いころのようなバイタリティーも減ってしまう人もいるでしょう。
若いころのように、ストレス発散は気の合う仲間とはしゃいで発散できなくなるし仕事の重圧は増すばかり・・心の中は「つらい」と叫びたくなる人はどんなことを思っているのでしょうか。

ここでは「管理職」がつらいと感じる理由を紹介します。

仕事へのやりがいを失う

管理職になると、部下の活躍が管理職の評価になります。
部下からは相談されることはあっても、現場を回す中心から外れることになり仕事へのやりがいがなくなってしまいます。
仕事をバリバリこなし、やりがいがあった社員時代を過ごしてきた人はやりがいがなくなりつらいと感じてしまうでしょう。

上司と部下との板挟み

中間管理職の立場は上司と部下の間に挟まっているので、双方の声に耳を傾けなくてはなりません。
上司は売上や利益を考え、部下は現場の状況や立ち回りで困っていることを主張することが多く、双方のバランスを保てるよう工夫できる能力が必要です。ときに重要な決断を迫られることもあり、つらいと感じることもあります。

後輩に追い越されることがある

日本の企業は年功序列で勤続年数が長いと自然と管理職になれることが多いです。
大企業になると、管理職でも序列があり優秀な人は年齢が若くても本部長になることもあります。
管理職に向いていないと思う人は、後輩が自分よりも出世する可能性が高いでしょう。おまけに「あの人、未だ副〇〇だし」と、陰口を言われることがつらいです。

簡単に辞められない立場・割に合わない賃金

業務量の割に手当がなく、賃金は上がらず責任ばかり重くなるのが辛いと感じてしまうようです。
管理職になると残業手当がつかず、クライアントの都合で休日出勤をすることもあります。会社によっては一般職よりも拘束時間が長くなることで精神的に辛いと感じてしまうのです。
また、年齢的にも家庭を持っている人は家族にお金がかかる時期ということと転職も難しいことを考えると「簡単に仕事を辞めるわけにはいかないこと」が1番辛い所でしょう。

仕事の悩みを1人で抱え孤独感に襲われる

悩みやストレスの原因が今の生活で「職場」である人は、同じ職場の人に悩みを打ち明け助言が欲しいですよね。
年齢や職歴を重ねると、若い頃のように同僚と和気あいあいと過ごすこともできにくくなります。
管理職になると「職場の悩みを打ち明けられる人がぐっと減ってしまった」と、孤独感に襲われるとき「つらいな」と感じるのです。

管理職は向いてないから辞めたい時の対処法

昇進して管理職になったものの、辞めたくなってしまう理由は何でしょう。現場仕事の方が良かった・部下の育成が難しいなど理由は様々なのではないでしょうか。

また、内向的な性格の人には重圧で「人をひっぱることなんて向いてない」と思うと、ますます重荷になって「辞めたいな」と考えてしまいますよね。

年齢的に家庭のある人は家族にお金がかかる時期に襲い掛かる「辞めたい病」にかかってしまったときはどうすればいいのでしょう。

ここでは、管理職に向いていないという理由で辞めたいときの対処法を解説します。

早い段階で紙に自分の気持ちを書いてみる

管理職を辞めたくなったときは、まず理由を紙に書き出してみましょう。
紙には「辞めなかったときのメリット・デメリット」を書き、その下にあなたの気持ちを書いて下さい。
書き出すと、自分にとって何が問題・原因かがハッキリしてきます。
もしかしたら解決できる糸口が見つかるかもしれません。「辞めたい」と思ったら身も身体も疲れ切る前の早い段階でやることで、辞めなかったときのメリットも書き出せ冷静に分析しやすいです。

信頼できる人に相談し1人で抱え込まないようにする

責任ある仕事に向き合う立場上、1人で解決しようと思い悩んでしまう管理職の人がいます。
そのような人は、人に頼ることが不慣れでリーダーとして部下を引っ張らなければならない責任感から「私が何とかしなくては」と意気込んでしまいます。

結果、頑張りすぎてつらくなることで「辞めたい」と考えてしまうのではないでしょうか。
優秀な上司は肩の力を抜くのも上手です。
肩に力を抜く方法の1つとして、身近な信頼できる部下・上司・就業カウンセラーでもいいです。誰かに相談し頼ってみることです。
1人で抱え込むことはよくありません。あなたの心が楽になれる道標となる、建設的なアドバイスを得られるでしょう。

焦らずゆっくり成功体験を積み上げる

組織のリーダーとして従業員をまとめていくことは、活発な性格の人でも難しいと感じることです。
自分は内向的だから・臆病だから・・と、自分で思い込んでいませんか?

自信のなさからネガティブになっている場合は、成功体験を積み重ねてみましょう。
最初はどんなに小さな目標でもかまいません。目標達成できる小さな成功体験を積むことは自信に繋がります。

管理職になったからといって、急にTVの主人公のような管理職になるのは無理です。
1つ1つ積み上げて時間をかけてレベルアップをすれば、内向的で大人しい人でも部下から信頼される管理職になります。

心が安らぐ時間を作る

家庭を持っている人は、家族と風通しよくやっていけるよう努力することもいいでしょう。
外で働くと外と家が全体的な生活の一部となります。仕事が辛いと感じる人は、身近な家族と仲がいいと家に帰ると癒されます。

仕事のストレスがあっても、玄関を開けたら気持ちを切り替え家族には優しくしましょう。
難しいことですが、そうすることで、自分に癒しが戻ってきます。
ペットを飼うことや、夢中になれる趣味を持つのもいいです。心が安らぐ時間や家族との会話を増やすことで、「辞めたい病」は薄れていくかもしれません。

転職をする

仕事を辞めたくなった場合、続けるか辞めるかの2択になります。しかし、辞めたくなった理由が「管理職」が向いていないとなれば今の職場にいても解決しません。
平社員として現場で働きたいのなら、そちらの道を選ぶ方が懸命です。人の上に立つことには向き・不向きがあります。
現状でさまざまな努力をしても難しい場合は転職も視野に入れてみましょう。

「管理職に向いていない」人は「仕事ができない人」ではない

「管理職に向いていない人」の特徴や性格を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
あなたの頭には今までそりの合わない上司の顔が浮かびましたか?

性格的にも向き・不向きの仕事はあります。
仕事が合わないから仕事ができないということではありません。管理職になって、今まで感じなかったことを間の当たりにし戸惑うことも多いでしょう。

年齢を重ねたからといって管理職にならず、他の道を選択する人もいます。

心に余裕がなくなり身も心も疲れ切ってしまったら、その後動けなくなるかもしれません。

そうなる前に自分自身と向き合うこと・信頼できる人に相談すること・癒される時間を作ることで解決の糸口が見つかるかもしれません。