仕事は無責任でいいと考える人について、紹介します。
あなたの周りにも、仕事は無責任でいいと考える人はいませんか。
ここでは、仕事は無責任でいいと考える人の心理や行動の特徴、メリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。
また、仕事は無責任でいいと考える人への対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理
まずは、仕事は無責任でいいと考えてる人の心理について紹介します。
仕事はお金が絡んでくる以上、責任を持ってやらなければいけない気がするのですが、仕事は無責任でいいと考える人もいますよね。
なぜ無責任でいいと思うのか、その心理を見ていきましょう。
与えられたことはやっている
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理には、与えられたことはやっているというものが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人は、何も仕事をしていないわけではありません。
言われたこと、与えられた仕事はきちんとやっているのです。
それ以上のことはしていないものの、与えられた仕事はやっているのだから構わない、と思っているのでしょう。
面倒ごとは避けたい
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理には、面倒ごとは避けたいというものが挙げられます。
仕事に責任を持つと、めんどくさい仕事を任されることになったり、ミスしたときに謝りに行かなければならないなど、何かと「面倒ごと」が増えるもの。
そういう面倒ごとを避けたいと思っているからこそ、仕事は無責任でいいと考えているのです。
給料は変わらない
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理には、給料は変わらないというものが挙げられます。
どんなに強い責任感を持って仕事をしても、結局のところ給料は変わりません。
責任ある仕事を任されて心身ともに疲れるより、無責任でいいと考えて簡単な仕事ばかりしているほうが、同じ給料なら良いと思うのは当然かもしれませんね。
大変なことはやりたくない
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理には、大変なことはやりたくないというものが挙げられます。
自分で調べながら仕事をする、残業しなければ終わらないなどの「大変なこと」は、誰だってやりたくありません。
仕事は無責任でいいと考える人は、この気持ちが人一倍強いので、大変なことをやりたくないからこそ無責任でいいと考えてるのでしょう。
適当に楽していたい
仕事は無責任でいいと考えてる人の心理には、適当に楽をしていたいというものが挙げられます。
昇給や昇格を望まず、とりあえず生活できるだけの給料が貰えればいいと考えているので、わざわざ仕事に責任感を持とうとは思いません。
適当に、楽をしてある程度のお給料をもらえれば、それ以上は何も望んでいないのです。
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴
続いて、仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴について紹介します。
「仕事は無責任でいい」と堂々と口にする人などいません。
しかし、内心で無責任でいいと考えてる人は、その行動を見れば一目瞭然なのです。
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動には、以下のような特徴が挙げられます。
責任転嫁する
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴には、責任転嫁することが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人が何かミスをしたり指摘されたとき、素直に自分のミスを認めることはありません。
「○○さんに聞きました」「○○さんがこれでいいと言いました」など、ミスを認めて謝るよりも、誰かのせいだと責任転嫁するでしょう。
面倒ごとから逃げる
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴には、面倒ごとから逃げることが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人は、めんどくさそうな事案が発生したときには、何かと理由をつけてその場から逃げます。
「私には難しいです」「その日は予定があるので」などと理由をつけて断り、面倒ごとから逃げていくでしょう。
言い訳が多い
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴には、言い訳が多いことが挙げられます。
責任転嫁することからも明らかですが、仕事は無責任でいいと考えてる人は、何かあったときには謝るよりも先に「言い訳」をします。
自分で責任を負いたくないためなのですが、言い訳ばかりでは周りもイライラしてしまいますね。
言われたことだけやる
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴には、言われたことだけやることが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人は、自分から進んで仕事を見つけたりしません。
周りがどれだけ忙しそうにバタバタしていても、言われたことが終わればそれで終わり。
「手伝いますか?」の一言は、ありません。
約束を忘れる
仕事は無責任でいいと考えてる人の行動の特徴には、約束を忘れることが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人は、人との約束や納期などを忘れることが多々あります。
悪気があって忘れるわけではないのですが、約束を忘れて他人に迷惑をかけるのは、社会人としてはあってはならないことですね。
仕事は無責任でいいと考えるメリットとデメリット
ではここで、仕事は無責任でいいと考えるメリットとデメリットについて、見てみたいと思います。
仕事は責任を持ってやるもの、と考える人が多いと思いますが、仕事は無責任でいいと考えることにはメリットもあるもの。
どんなメリット、デメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
メリット
ストレスを感じにくい
仕事は無責任でいいと考えるメリットには、ストレスを感じにくいというものが挙げられます。
仕事に対して強い責任感が芽生えてしまう人は、その分過剰なストレスも溜まりやすくなってしまいます。
しかし仕事は無責任でいいと考えていれば、余計なストレスは溜まりにくいと言えるでしょう。
自由に過ごせる
仕事は無責任でいいと考えるメリットには、自由に過ごせることが挙げられます。
仕事は無責任でいいと割り切ってしまえば、周りからの圧力なども感じることなく過ごせるため、比較的自由に過ごすことができるようになります。
仕事に行くのが苦痛、しんどいと思うことがなくなるのも、立派なメリットだと言えるでしょう。
失敗しなくて済む
仕事は無責任でいいと考えるメリットには、失敗しなくて済むということが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考える人は、責任重大な仕事や難しい仕事は任されなくなり、簡単な仕事ばかりをすることが多くなります。
すると失敗することが減るため、自己肯定感が低くなることがありません。
失敗しないというのも、仕事は無責任でいいと考えるメリットの1つですね。
デメリット
信頼されない
仕事は無責任でいいと考えるデメリットには、信頼されないことが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えることは、同僚や上司からの信頼を失うことにも繋がります。
「この人には任せておけない」と思われるのは、仕事に対する姿勢から信頼されていない証ですね。
昇給できない
仕事は無責任でいいと考えるデメリットには、昇給できないことが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考える人は、仕事へのやる気がない、成果を出していないというふうに見なされてしまいます。
そうなると、当然ですが昇給や昇格は期待できず、自分より年下の若手にどんどん先を越されてしまうでしょう。
人に迷惑がかかる
仕事は無責任でいいと考えるデメリットには、人に迷惑がかかることが挙げられます。
あなたは無責任に仕事をしていてもかまいませんが、あなたの無責任さを誰かが尻拭いしていることも忘れてはいけません。
あなたが断った仕事、途中で手放した仕事を、誰かが代わりにやっているのです。
人に迷惑をかけるのは、やはり問題だと言えるでしょう。
仕事は無責任でいいと考えてる人への対処法
続いて、仕事は無責任でいいと考えてる人への対処法について紹介します。
同じ職場に仕事は無責任でいいと考えてる人がいると、正直ちょっと困りますよね。
もし同じ職場に仕事は無責任でいいと考える人がいて困っているのなら、以下の方法で対応してみてください。
重要な仕事は任せない
仕事は無責任でいいと考える人への対処法には、重要な仕事は任せないことが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人は、途中で投げ出したり期日を守らない可能性がありますので、重要な仕事は最初から任せるべきではありません。
誰にでもできるような簡単な仕事だけを頼むようにし、もしものときの損失を最小限に抑えることを考えましょう。
期待しない
仕事は無責任でいいと考える人への対処法には、期待しないことが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考えてる人へは、最初から期待するのをやめましょう。
期待すると裏切られた気分になりますから、無責任でいいと考えてる人には最初から期待しなければいいのです。
そうすれば、自分が必要以上に疲れることもなければ、落ち込むこともありません。
細かく指示する
仕事は無責任でいいと考える人への対処法には、細かく指示することが挙げられます。
もし、仕事のやり方や効率よく進める方法が分からなくて、結果的に無責任でいいと考えてるのであれば、細かく指示をしてあげることが効果的。
慣れるまでは「言われたことしかできない」のは当然なので、根気よく指示出しをすることも必要かもしれません。
手伝わない
仕事は無責任でいいと考える人への対処法には、手伝わないことが挙げられます。
仕事は無責任でいいと考える人が、仕事が終わらなくて困っていたとしても、手伝わないようにしましょう。
ここで手伝ってしまうと、「誰かが助けてくれる」と思ってしまうので、決して手を出してはいけません。
無責任だと自分が困る、というのを身をもって知ってもらいましょう。
頻繁にコミュニケーションをとる
仕事は無責任でいいと考える人への対処法には、頻繁にコミュニケーションをとることが挙げられます。
周りとのコミュニケーション不足から、仕事は無責任でいいという考えに至る人もいます。
人との関わり方が上手く分からないからこそ、どうしていいか分からずに無責任になってしまうのです。
この場合は、頻繁にコミュニケーションをとることがおすすめです。
結局、仕事は無責任でいいの?
さて、結論として仕事は無責任でいいのでしょうか。
仕事は無責任でいいと考えることにはメリットもありますが、個人的には「それなりの責任感は必要」だと考えます。
なぜなら、仕事をする対価として給料を貰っているからです。
無償で働いているのなら、無責任なことをしてもかまいません。
しかし仕事の対価として給料が発生している以上、与えられた仕事はきちんとこなさなくてはなりません。
とはいえ、責任感が強すぎて精神を病んでしまう人がいるのも事実ですから、「それなり」の責任感で良いのではないでしょうか。
他人に迷惑をかけない、一度引き受けた仕事は最後までやる、を徹底していれば、それ以上の責任感はなくても問題ないと個人的には思います。
まとめ:仕事は無責任でいいと考える人は人に迷惑をかけてないか考えて
仕事は無責任でいいと考える人の心理や行動の特徴、メリットとデメリット、そして仕事は無責任でいいと考える人への対処法について紹介しました。
仕事に関してどう考えているか、どう捉えているかは個人差がありますし、これと言った決まった答えがあるわけでもありません。
自分がメリット、デメリットを理解していればそれで良いのかもしれませんが、仕事を無責任に行うことで他人に迷惑をかけていないか、だけはきちんと把握してくださいね。