世の中には、モテるイケメンとモテないイケメンが存在します。
多くの人はイケメンであればモテると勘違いをしていますが、決してそういうわけではありません。
身近にそういう例がない人だと「そんなことはない!」と思いがちですが、実際に身近にそういう人が一人でもいると「うん、なんとなくわかる」と肌で理解しているはずです。
一概にこれが原因でイケメンなのにモテない!と言うことは難しいですが、多くのパターンに分けて抽象化することで、そのモテない理由がうっすらと見えてきます。
これには、モテそうでモテない男性もかなり当てはまることでしょう。
そこで今回はモテないイケメンにありがちなことについてご紹介していきますので、思い当たる節がある人は自分や周りの人に当てはめてみながら読んでみてください。
目次
モテないイケメンにありがちなこととは
ひんぱんに自撮りをしたり鏡を見たりする
イケメンには二種類います。
イケメンであることを強く意識しているイケメンと、そうではないイケメンです。
前者のイケメンにありがちなのが、ナルシストということでしょう。
自分の容姿の美しさを強く自覚しているために、自己愛が強くなりますから、自分のことが好きでたまりません。
自分の顔や姿を見ることが好きなため、ひんぱんに自撮りをします。
女性といっしょにいる時でも、自分一人の姿を自撮りすることがあるのです。
また、鏡を見ることも大好きで、デート中でもガラスや鏡に映った自分の姿をひんぱんにチェックします。
女性からすると、そのナルシストぶりが鼻について仕方ないでしょう。
容姿が美しいだけに、そうした自己愛が、女性には気持ち悪く感じられてしまうものなのです。
ナルシストなために、ひんぱんに自撮りをしたり、鏡を見ること、これがイケメンなのにモテない男性にありがちなことです。
自信過剰で自慢話ばかりする
自信過剰というのも、自分の容姿の美しさをはっきり自覚しているイケメンの特徴でしょう。
自分は美しく、人より優れているという自己評価をしていますから、自分に自信を持っています。
そのため、女性と会話をする際、女性の話を聞くよりも、自分から話をしたがります。
その話がおもしろいものであれば、女性にモテないということはないでしょう。
女性は、話のおもしろい男性に引かれるものです。
しかし、イケメンなのにモテない男性の話は、まったくおもしろくありません。
それは、自信過剰な男性は、どうしても自分の話、それも自慢話をすることが多くなるからです。
人の自慢話ほど、聞いていてつまらないものはないでしょう。
「話がつまらない」と女性が感じてしまう男性がモテるはずはありません。
自信過剰なために自慢話ばかりするというのも、モテないイケメンにありがちなことです。
服の趣味が悪い
容姿に自信がない男性は、着るものや髪形などのセンスを磨いて、少しでも自分をよく見せたいと思うものです。
そのため、実際にファッションセンスがあるケースが少なくありません。
イケメンの中にもファッションセンスのある人は、もちろんたくさんいますが、そうでないイケメンが意外と多いのです。
自分の容姿に自信があるため、ファッションセンスを磨こうという意識を持たないことが原因になっていると考えていいでしょう。
「とりあえずブランド物にしておけば間違いない」とか、「俺は何を着ても似合うのだから、自分の好きなファッションをしていれば、それでOK」というように考えてしまうのです。
そうした独りよがりな考えから、人から見るとびっくりするような変なコーディネイトをしたり、悪趣味なファッションをすることが少なくありません。
ファッションセンスがなく、服の趣味が悪いというのが、モテないイケメンにありがちなことと言っていいでしょう。
店員さんに対する態度がでかい
イケメンなのに、なぜかモテない男性は意外と多いものです。
顔だけでは恋愛が続かないことを物語っているものですが、そんな男性にありがちなのが、お店などの店員さんに対する態度がでかいことです。
イケメンだと、周りからちやほやされることが多いため、いつの間にか何に対しても上から目線になるという、悪い癖がついてしまっているのです。
客と店員という関係を利用し、弱い立場にある店員さんに横柄な態度をとってみたり、偉そうなことを言ってみたりします。
自分はイケメンだから、これくらいの態度を取っても許されるだろうと、勘違いしてしまっているのです。
少なくともモテる男性は、顔がイケメンであるかどうかに関わらず、店員さんに対して横柄な態度を取ることはありません。
立場を利用して、自分より弱い人間を下に見るという悪い癖がある男性は、どんなにイケメンでもまったくモテないのです。
食事中のマナーが悪い
モテるかモテないかの判定をするのに、食事なんか関係ないと言いたいところですが、女性は男性の食事中のマナーを、想像以上に気にしているものです。
イケメンなのにモテない男性は、食事中にクチャクチャと音をたててみたり、こぼしながら食べたりと、マナー違反の食べ方をする傾向があります。
どんなにイケメンでも、食事の仕方が汚い姿を見てしまうと、女性はがっかりしてしまい、恋愛感情も吹き飛んでしまうものです。
また、箸の持ち方が間違っていても、女性はがっかりしてしまいます。
食事は、毎日する大事な作業の1つであり、人間性が出る習慣だからこそ、女性は男性の食事する姿をよく見ているものです。
イケメンなのにモテない男性ほど、口に食べ物をたくさん入れたまま喋ってみたり、大きな音を立てながら食べたりします。
驚くほどネガティブ
イケメンなのにモテない男性は、どちらかというとポジティブ思考ではなく、ネガティブ思考の人に多く見られます。
いつも物事を悪い方にとらえたり、悪いパターンを考えることが多いため、イケメンであるにもかかわらず、いつの間にか自分自身にも自信をなくしてしまうのです。
驚くほど常にマイナス思考になってしまい、そんな思考が自分でも気づかないうちに、態度や行動に表れてしまいます。
女性はいつの時代も、頼れる男性が好きです。
自信がありすぎる男性も、自意識過剰で考え物ですが、ある程度自分に自信を持っている男性に、女性はついていきたいと思うものです。
どんなにイケメンでもネガティブ思考な男性とは、一緒に過ごしても楽しくないと思われてしまいます。
女性から見ると、自分に自信がなさすぎる男性は、どことなく頼りない人に感じてしまうのです。
モテそうでモテない男の理由とは
外見のよさから期待をされすぎてしまう
一見するととても格好がよく華やかで、その見た目の素晴らしさから女性を切らしてことがないのだろうというモテ男に見える人は確かにいます。
しかし、周囲の人達が整ったその外見から男性をプラス評価しすぎてしまい、一緒にいる時間が長くなればなるほど普通の男性であるという中身を知ってしまい、想像していた印象とは異なっていたと評価を改めることで、実際にはモテないことがあるのです。
モテるとイメージした男性に対してどんどんマイナス査定をしてしまうことで、1回はデートができてもその後が続かない、女性が近づいてきたと思ってもすぐに離れてしまうという悲しい現象が起こってしまいます。
見た目が整いすぎてしまっている男性でも時には相手に期待されすぎて、マイナスのギャップによる損をしてしまうことがあるのです。
いい人止まりになってしまう
人望があり誰からも好かれ、頼りにされる男性でも、性格がよすぎるがゆえに異性から「いい人」という評価止まりになってしまうことが少なくありません。
尊敬できる、一緒にいて気を遣わないでいられるといったいい評価を受けることには受けますが、ではお付き合いをする相手として見られるかどうかという判断になると、決め手となるパンチが足りないのです。
また、見た目や言動に男性的な特徴が足りないタイプにこういったことが多くなります。
友人としては素敵な人なので、いざという時には相談に乗ってもらったり困ったことがあれば手助けしてもらいたい、ずっとお付き合いを続けていきたいという気持ちを女性から持たれますが、トキメキを感じるタイプではなく、同性に対するような安心感を先に覚えてしまうことで、特別な関係になりにくくなってしまうのです。
恋愛は二の次で趣味や仕事に夢中になりすぎている
格好がよくて仕事もできる、趣味に熱中しているところも子どもっぽくてギャップ萌え、そんな男性に興味を持つ女性は大勢いるでしょうが、恋愛を二の次にしてしまうタイプは、せっかく興味を持ってくれた女性も去っていってしまいます。
そんなところが好きとは口で言っていても、結局は恋人である自分のことを第一に考えてくれる男性とお付き合いをしたいと思う女性が多いのです。
ですから、いくらモテ要素満載の高スペックの男性であっても、仕事や大好きな趣味などに熱中している時間が何よりも充実している、女性といる時よりも一人で好きなことをしている時のほうがイキイキしていて、そちらのほうに時間をかけすぎているといったタイプは女性がそれを察してしまいます。
何だかお一人様でも楽しそうだし、この人はきっと女性を求めていないのだろう、女性から見るとそういう風に感じてしまうのです。
あまりにも優しすぎる
優しい男性はモテると言われていますが、過剰なまでの優しさに疑問を持つ女性もたくさん存在します。
お付き合いする中で、時には相手に対し厳しい言葉を投げかける時も必要です。
お互いが末永く一緒に過ごす過程で、ずっと優しいばかりではお互いが成長できませんし、上辺だけを見繕っていた場合は精神的にも疲れてしまうでしょう。
本当に優しい男性だったとしても、女性の意思とは関係ない優しさは非難されてしまいます。
都合の良いように聞こえますが、叱ってほしい時に優しくされたら辛いように、その優しさにいつも甘えてしまう不甲斐なさも女性は感じるのです。
もちろん、優しい男性はモテる条件としてはアリですが、無差別な優しさに嫉妬してしまう女性も多く、男性側が悪くないのに責められてしまう恐れもあります。
特徴がなく普通すぎる男性
外見や性格など、特出すべきものがない男性が無害ながらモテる場合とモテない場合が両極端。
何でもそつなくこなすので短期的に見れば「頼りになる」と思われ、長期的に見れば「何だか退屈な人」と女性が思われてしまうのです。
女性にとって嫌な発言や行動は一切しませんし、第三者から見ても「良い人だな」と思われる男性でも、物足りなさを感じてしまいます。
挙句には「何を楽しみに生きているのか」と酷い疑問を持たれてしまい、女性から距離を置かれてしまうことも。
面白い趣味や話ができるとは限りませんから、コミュニケーションも何もかも刺激が足りません。
アクティブな女性にとって普通すぎる男性に魅力を感じないでしょう。
堅実に生きる男性が「普通」と捉えられることが多く、真面目さが女性たちに「つまらないと」と思われてしますのです。
口数が少なくて無口
寡黙な男性を好む女性も多く、余計なことを言わないからモテると認識されています。
ただし、あまりに口数が少ないと誤解されてしまい、誤解から関係が崩壊する悲惨なことにもなりかねません。
何か言ってほしい時に何も言わない男性に愛想をつかす女性はたくさんいます。
ただ無口になるだけなら誰でも出来ますし、口数が少ない以上のメリットを女性側が求めることにあります。
クールさを感じますから一時的にモテるかもしれませんが、やはり付き合うことになると意思疎通が上手くいかず別れてしまうことも。
無口という要素一つだけでは上手く付き合えるか不安ですし、何より男性側の気持ちを把握することが大変難しいのです。
一言二言欲しいのに時に、ずっと無口ならば何を考えているのか分からない恐怖も感じるでしょう。
モテるイケメンとモテないイケメンの違いとは
女性に対して上から目線になっているかどうか
モテるイケメンは男女問わず、周囲の人の事を見た目で判断せずに、誰にでも優しく接してくれます。
彼女ができれば、彼女のことを大切にすることができます。
しかし、モテないイケメンは自分がカッコいいから1番だと常に勘違いしています。
不細工な人に対しては男女問わず見下すような態度を取りますし、イケメンの自分は優遇されて当然だと信じています。
そのため恋人ができたとしても、「こんなにイケメンの俺が付き合ってあげている」「俺と付き合いたい女性は沢山いるのに、選んであげたんだからね」と、常に上から目線になります。
彼女のために何かしよう、喜んでもらおうなんて考えずに、俺のために女性が何をしてくれるのかしか考えません。
その結果、女性からすると、どんなにイケメンだったとしても付き合いたくない、モテない男性になってしまうのです。
お金を出さないかどうか
イケメンの男性の中には、お金があると全て自分の美容やファッションに使ってしまう人がいます。
自分がカッコいい、イケメンだということを自覚していて、よりカッコよくなりたい、醜くなりたくないと自分磨きに燃えています。
その結果、いつもお金に困っていて、女性に何かを買ってもらうことがあっても、女性にプレゼントしようなんて考えもしません。
たまには「俺、今お金がないんだ」と言われたら「仕方ないな」とおごる女性がいたとしても、毎回おごるのが当然で、感謝もあまりなく、プレゼントなどもくれない男性と付き合いたいとは思える女性はいません。
モテる男性は、例え自分が金欠だったとしても、食事でおごってくれたり、付き合っていない女性相手でも、ちょっとした誕生日プレゼントをあげたりして気を利かせてくれます。
そういったさりげない優しさがあるかどうかで、モテるモテないの違いは出てくるのです。
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清潔感があるかないか
モテるイケメンとモテないイケメンの違いで最も大きなものになるのは見た目の清潔感になっていて、例えば世界的に有名な美男子として知られるような俳優さんでも、ボロボロで薄汚い格好をしていてれば決してモテるとは言えませんので、基本的に容姿がいくら整っていても清潔感を感じさせない方はモテないと言えます。
また、清潔感と言うのは主に服装がポイントになってはいますが、その他にも手や指のキレイさなども重視されますし、肩のあたりにフケが落ちていればそれだけで女性の嫌悪感は高くなるので、服装以外にも注意点は多いです。
なお、この違いがどの程度影響を及ぼすかと言うと、実は女性が好意を持つ男性の条件として挙がるのは容姿よりも清潔感が上になっていて、実際にモテるイケメンと言うのは例外なく爽やかさや清潔感を感じさせています。
気遣いができるかできないか
この気遣いと言うのは多分に女性の主観が入り込んでしまうポイントになっているのですが、基本的に女性はイケメンであればスマートにエスコートしてくれるはずというある種の先入観を持っていて、一般的な男性の多くが気が付かないとされるポイントでもイケメンが気付かなかった場合はマイナスが大きくなります。
例えばレストランなどで女性の椅子を引いてあげたり歩くときは男性が車道側を歩くなど、まるでお姫様のような扱いができなかった場合には普通の男性よりもイケメンの方が下げ幅が大きく、それが実践できているかいないかがモテるイケメンとモテないイケメンの決定的な違いです。
なお、モテるイケメンというのは気遣いができている事がほとんどなのですが、この場合は特に意識して行っているのではなく、無意識でもしっかりとしたエスコートができると言われています。
モテそうでモテない男性は期待値が上がってしまっている
いかがでしょうか。
パッと見て女性からモテそうだけども、なぜかモテない男性の理由は、やはり期待値が高い故に起こる問題だと言ってもいいでしょう。
例えば、外見は誰もが羨むようなイケメンだけれども、趣味がオタク全開だったり、話し方や行動が挙動不審、または考え方が恐ろしくネガティブだったりしたらやはり女性からはモテません。
また、すごく優しくて気遣いのある男性だけれども、それしか特徴がなく、女性が男性に求めている強引さであったり力強さを感じることができない男性もやはりモテません。
こうしてみると、イケメンだったり、気遣いができるだけではモテないということがよくわかります。
大切なのはよくギャップと言われていますが、モテそうな人もやはり必要なのです。
女性はイケメンを見ると次に期待するのはその性格です。
男らしい性格であったり、気遣いができる性格を期待し、次に話し方や態度などを見ていきます。
この期待値をある程度満たすだけで、かなり有利な状況になることは間違いないでしょう。
残念ながらイケメンはやっぱり有利です。
しかし、顔にそんなに自信がない人でも、しっかりと目を見て話したり、話を聞いてあげたり、そして時には強引さを見せるだけでも女性は心を惹かれるものです。
外見が普通の人でも男性というだけで、その男らしさを女性は求めているということを忘れてはいけません。
イケメンは有利ですが、必ずしもモテるために必須条件となるわけじゃないので安心しましょう。