酒乱な男性の心理や性格の特徴|酒乱な男性かどうかの見分け方とは

酒乱な男性が身近にいると、迷惑をかけられうんざりしてしまうこともあるでしょう。
お酒を飲んだら暴れるけれど、普段はそれとは全く真逆な大人しい印象である場合も多く、なんだか憎めない存在なのです。
今回は、酒乱な男性について紹介します。
酒乱な男性の特徴・性格・心理や原因、また対処法や付き合い方なども紹介していきます。

酒乱な男性の特徴

酒乱な男性は、意外なことに普段は誰から見てもとても「いい人」で、周囲の人から好印象を得ている場合が多いです。しかし心の中では、ストレスや誰にも見せない感情的な部分を隠し持っているのです。
ここでは、酒乱な男性の特徴について紹介していきます。

実はお酒が弱い

酒乱な男性は、実はお酒が弱いことが特徴的です。
お酒が強い人ならいくら飲んでも酔っぱらうことがなく、普段と変わらず暴れることなどあり得ません。しかし酒乱な男性は、お酒が弱く酔っぱらいやすいくせに自分の許容量以上を飲むので、人に迷惑をかけるほど暴れまわってしまうのです。

普段は真面目

酒乱な男性はお酒を飲んだときとは対照的に、普段は真面目であるという特徴があります。
仕事はしっかりこなし、真面目で誠実、優しく親切で周囲の人から頼りにされる…そんな完璧とも言える特徴を持っていながら、お酒を飲むと誰もが驚くほど乱れてしまいます。

人を頼らない

酒乱な男性は、人を頼らないことも特徴の一つです。
大量の仕事を抱え込んでいたとしても誰かにお願いすることがなく、自分一人でこなそうとします。人に頼むこと=迷惑をかける、と思い込んでいるので、何でも一人でやろうとしてそれがストレスとなってしまいます。

自分の意見を言えない

酒乱な男性は人を頼らないだけでなく、自分の意見を言えないという特徴もあります。
例えば誰かに頼み事をされたとき、本当は自分の用事や仕事があるのに断り切れず何でも承諾してしまいます。「NO」と言わないのをいいことに、周囲の人がどんどんお願いごとをしてくるため、それもストレスの原因となります。

感情の起伏が激しい

酒乱の男性は感情の起伏が激しいという特徴もあります。
特に喜びや楽しさよりも悲しみ・怒りにかなり敏感ですが、その気持ちを決して表に出すことはありません。表面的にはとても穏やかな人を取り繕うことができるのですが、心の中で自分の気持ちと常に葛藤していて、そのはけ口としてお酒に頼ります。

酒乱な男性の性格

酒乱な男性がお酒に溺れてしまうのは、繊細過ぎる性格が原因の一つと言えるでしょう。心が強く豪快な男性とは違い、悩みを抱え込み過ぎることで酒乱となってしまうのです。
ここでは、酒乱な男性の性格について紹介していきます。

ネガティブ

酒乱な男性の性格は、とてもネガティブです。
顔では笑っていてもとても傷ついていたり、小さなことでもクヨクヨ悩んでしまいます。しかし、それを決して人には悟られないようにするので、本来のネガティブな性質に気づかれることがなく、実際とは全く違う「明るい人」というイメージを持たれます。

劣等感が強い

劣等感が強く自分に自信を持つことができないのも、酒乱な男性の性格的特徴の一つです。
容姿・性格・学歴など、自分にはどれをとっても何一ついいところがない、と考えています。周囲の人達と自分を比べてはその度落ち込んでしまい、その辛い気持ちを打ち消すためにお酒を飲むのです。

孤独を感じやすい

酒乱な男性は、とても寂しがり屋で孤独を感じやすい性格をしています。
ネガティブさや劣等感の強さが影響して、一人ぼっちになると余計なことばかり考えて、強い孤独感に襲われてしまいます。そのため飲み会ではいつまでも人を引きとめるので、うっとおしく思われてしまうこともあります。

気が弱い

酒乱な男性は気が弱い性格のせいで、普段は人に自分の意見をはっきりと主張したり、嫌なことを言われても怒りの感情を相手にぶつけることができません。
お酒の力をかりて強気になり、自己主張や感情を露わにしようとする傾向があり、周囲の人を驚かせてしまいます。

優し過ぎる

酒乱な男性の性格は、とにかく優し過ぎるということも言えます。
誰に対しても親切で、人のためなら自分を犠牲にすることもできるので、気づかないうちにどんどん不満やストレスを自分の中にため込んでしまいます。
不平不満を人に言うこともなく、お酒を飲むことでうっぷんを晴らそうとします。

酒乱な男性の心理や原因

なぜ酒乱になってしまうのか…そこには様々な心理と原因が隠されています。共通しているのは、ネガティブな感情に心が支配されてしまっているということです。
ここでは、酒乱な男性の心理や原因について紹介していきます。

ストレスがたまっている

酒乱な男性がお酒に溺れてしまう原因の一つに、ストレスがたまっているということが考えられます。
何か嫌なことがあっても寝れば忘れる…そのようなタイプの人は、何かで憂さ晴らししようと考えることはありません。しかし、酒乱な男性は悩みを上手く発散できなかったり、多忙が原因で多くのストレスを抱えてしまっている傾向があります。

寂しい

酒乱な男性は、強い寂しさを感じている場合もあります。
お酒に溺れるほど寂しいという心理状態に陥るのには、恋人との別れや離婚など様々な原因があります。基本的に男性は孤独に弱いものです。強い孤独感にさいなまれると居ても立ってもいられなくなり、お酒・ギャンブルなどに夢中になってしまうのです。

趣味を持っていない

酒乱になってしまうのは、趣味を持っていないことも原因と考えられます。
夢中になれる趣味を持っていることで充実感を得ることができ、更にストレスも上手に発散することができます。酒乱な男性は無趣味で何も楽しめることがないため、暇があればついお酒に手が伸びてしまう傾向があります。

現実逃避したい

酒乱な男性がお酒に走ってしまうのは、現実逃避したいという心理が影響している場合もあります。
目を背けたいほど辛い出来事や、日々の仕事の辛さなど、嫌な現実から一時的にでも逃げたいという思いが強いため、周囲の人が引くほどお酒を飲んで酔っ払ってしまいます。

何かに依存しがち

酒乱になってしまうのは、何かに依存してしまいがちなことも原因と言えるでしょう。
お酒にハマってしまう男性の中には、他にもギャンブル・恋愛など、様々なことに依存している人は少なくありません。
依存してしまうのはやはり心が弱いからであって、自分の意思ではなかなか抜け出すことが困難なのです。

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酒乱な男性と結婚すると起こること

酒乱な男性と結婚しても、はっきり言ってろくなことはないと言えるでしょう。いくら普段は素敵な人でも、お酒を飲むと人格が変わってしまうような男性との結婚は思いとどまった方が身のためです。
ここでは、酒乱な男性と結婚すると起こることを紹介していきます。

喧嘩が絶えない

酒乱な男性と結婚すると、間違いなく喧嘩が絶えない夫婦となってしまいます。
お酒の飲み過ぎについて注意することで、言い争いになってしまうのはもちろんですが、酔っぱらって強気になった夫がここぞとばかりに妻に暴言を吐くことで、大喧嘩になってしまう場合もあります。

金銭的に困る場合も

酒乱な男性と結婚することで、金銭的に困ってしまう場合もあります。
酒乱な男性は毎日飲み歩く人も少なくはありません。独身ならそれでも問題はありませんが、結婚しているとなると話は別です。生活費がどんどん飲み代に消えていってしまう可能性もあり、そうなると妻が苦しい思いをしなくてはいけなくなります。

最悪の場合暴力を振るわれる

酒乱な男性は、お酒によって理性を失うことで暴言を吐いたり、最悪の場合暴力的になり妻に手をあげてしまう場合もあります。
何があっても男性が女性に手をあげるというのは許されないことです。このタイプは我に返ると猛烈に反省するでしょうが、暴力を振るわれたほうは心に傷が一生残ることもあるのです。

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酒乱な男性かどうかの見分け方

酒乱な男性なのか、そうでないのかは、パッと見ただけでは判断し難いものです。飲み方や、飲んでいるときの様子などにそれは表れているので、しっかりと観察すれば見分けることが可能です。
ここでは、酒乱な男性かどうかの見分け方を紹介していきます。

お酒を飲むペースが誰より早い

お酒を飲むペースが早い男性は、酒乱である可能性が高いです。
酒乱な男性は、乾杯してからのペースが誰よりも早く、水を飲むようにグビグビお酒を飲んでしまう傾向があります。そのままペースを落とすことなく飲み続けるので、誰より早く酔っ払い乱れてしまうのです。

普段とのギャップが激しい

お酒を飲んだときと普段のギャップが激しい男性も、酒乱であると考えられます。
いつもは大人しい人なのに、少し飲んだだけで別人のように陽気になる…という風に、180度人格が変わってしまう男性は、深く飲み進めると暴れてしまう傾向があるので注意しましょう。

常に二日酔い

毎日二日酔いで辛そうな顔をして出社してくる…そんな男性は確実に酒乱であると言えます。
毎日お酒を飲んでいたとしても、誰もが毎日二日酔いになるわけではありません。酒乱の人は、次の日のことを考えて飲む量を調整することができず、どんなに大切な仕事の前夜でも我慢できず許容量以上を飲んでしまうのです。

酒乱な男性への対処法や付き合い方

家族や友人・職場関係など、酒乱な男性はどこにでも存在します。飲みの場ではどのように対処し付き合っていくべきか…と周囲の人達を悩ませます。
ここでは、酒乱な男性への対処法や付き合い方について紹介していきます。

飲むペースを合わせない

酒乱な男性とは、飲むペースを合わせないようにしましょう。
飲み会などでつい乗せられて同じように飲んでしまうと、酒乱男性は喜んでいつも以上に飲み、暴れてトラブルを起こしてしまう可能性があります。めんどくさいことに巻き込まれてしまわないよう、煽られても控えめに飲むようにしましょう。

飲みに誘わない

酒乱な男性が毎回飲みに行くと暴れてうざいという場合には、飲みに誘わないようにするのが一番の良い対処法です。
ただ、他の同僚や友人などと飲みに行くときには、酒乱男性にはできるだけバレないようにしましょう。とても孤独に弱いため、強いショックを受けてしまう可能性があります。

放置しておく

酒乱な男性が飲み過ぎていても、止めることなく放置しておくのも付き合い方の一つです。
飲み過ぎを指摘し過ぎると怒って絡んでくる危険性があり、めんどくさいことになってしまう場合もあります。飲み過ぎていることが気になっても「自己責任」と割り切り、本人の自由にさせておきましょう。

笑顔で対応する

酒乱な男性が飲み過ぎてテンションが上がっていたら、笑顔で対応してあげるのも対処法の一つです。
酔っぱらて上機嫌になっている場合にも、うっとおしそうにしたり無視すると、逆ギレしてくる可能性があります。めんどくさいですが、一応笑顔を作って対応してあげればトラブルは回避することができるでしょう。

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身近な人なら治療を勧める

もし家族や友人・恋人など、身近な人が酒乱であるのなら、カウンセリングなどの治療を受けることを勧めるのも良い対処法でしょう。
自分の意思でお酒の量を調整することができないという状態であるならば、アルコールに依存してしまっている可能性もあります。心配なら一度専門の機関に相談してみましょう。

酒乱な彼氏と上手に別れる方法

酒乱な彼氏と別れたいと思いながらも、別れ話を切り出すことで暴れられる気がして何だか怖い…そんな不安を抱えて、なかなか言い出せない状況に陥ってしまう女性は少なくないでしょう。
ここでは、酒乱な彼氏と上手に別れる方法を紹介していきます。

冷たく突き放さない

酒乱な彼氏と別れる際には、冷たく突き放すのではなくなるべく穏便に別れられるようにしましょう。
冷たく突き放すことで彼の中で強いショックが残り、酔っぱらったときにあなたにしつこく連絡してきたり、最悪の場合待ち伏せなどの付きまとい行為をする場合もあります。
そのような怖い状況が起こらないためにも、慎重に別れるよう心掛けましょう。

別れ話は素面のときに

別れ話は必ず彼が素面のときにするようにしましょう。
お酒を飲み始めたらたとえ酔っぱらっていなくても、別れ話をするのは控えたほうが良いです。別れを切り出した途端現実逃避のようにグイグイ飲み進め、結局酔っ払いあなたに暴言を吐いたり、暴れる危険性があります。

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一方的に連絡を絶つ

別れ話を持ちかけることで、酒乱な彼氏が確実にお酒を飲んで暴れる確信があり、怖いと感じるのなら、一方的に連絡を絶つことも手段の一つです。
恐怖心がある中、無理に別れ話をする必要はありません。何も告げずに連絡を絶ち、出来れば居場所も知られないようにしましょう。

やめたい!酒乱を治す方法

酒乱を治すためには、お酒を飲み過ぎないよう日頃からしっかりと対策する必要があります。簡単なことではありませんが、強い意思を持ち、ときには周囲の人に協力してもらいながら頑張っていきましょう。
ここでは、酒乱を治す方法を紹介していきます。

お酒を一切飲まない

酒乱を治すためには、思い切って断酒しましょう。
お酒の量を減らすことを目標としてしまうと、「まぁいいか」と挫折してしまいがちです。それならば、いっそのこと一切飲まないと決めましょう。飲みに誘われても断り、できればしばらくの間仕事帰りにコンビニ・スーパーに立ち寄るのもやめましょう。
うまくいけば一気に酒乱を改善できます。

お酒以外の趣味を見つける

お酒以外の趣味を見つけることで、飲酒することへの興味を薄くすることが可能です。
暇さえあればお酒を手に取ってしまう…そんな人は無趣味で何も夢中になれることがない傾向があります。どんなことでもいいので、自分が少しでも興味のあることに真剣に取り組んでみましょう。

体を動かす

酒乱を治す方法としては、体を動かすこともとても効果的です。
理性をなくすくらいお酒を飲みすぎてしまうのは、ストレスがたまっている証拠です。
体を動かすことはストレス解消にとても効果的です。軽いジョギング・ウォーキングや、何らかのスポーツの経験があるならまた初めてみるのも良いでしょう。

周囲の人に協力してもらう

周囲の人に酒乱を治すために協力をお願いしましょう。
家族や恋人に手助けしてもらい、お酒を飲まないよう監視してもらうのが一番効果的です。ときにはお酒を飲めないイライラをぶつけてしまうこともあるかもしれませんが、あなたを大切に思ってくれている人ならきっとそれでも応援してくれます。
感謝の気持ちを忘れず、乗り切りましょう。

飲み過ぎたら自分に罰を与える

飲み過ぎたら自分自身に罰を与えることをルールにするのも、酒乱を抜け出すだめの良い方法です。
例えば、会社の飲み会で飲み過ぎたら次は参加しない…など、周囲の人に公言するのも良いでしょう。強い意志が必要なことではありますが、周りの人達に宣言することでより有言実行することができます。

酒乱男の末路

酒乱男の末路はとても孤独なものとなってしまいます。お酒に溺れることで精神的にも肉体的にも辛い未来が待っているので、そうならないためにも飲酒はほどほどにしておくべきです。
ここでは、酒乱男の末路を紹介していきます。

周囲の人に見放される

酒乱男は、最終的に周囲の人に見放されます。
お酒を飲んだら人格が変わってしまい、暴れたり暴言を吐く…そんなことを繰り返すうち、皆が呆れて離れていってしまうでしょう。
友人や恋人、最悪の場合家族にまで見離され、完全に一人ぼっちになってしまいます。

廃人のようになる

酒乱男はお酒に溺れ過ぎて、他のことは何も手につかない廃人のようになってしまう場合もあります。
生活の中心がお酒になることで、仕事にも支障が出て会社を追われることになり、その絶望感や孤独感から更にお酒に溺れてしまい、最終的に廃人のようになってしまうのです。

トラブルを起こす

酒乱男は、お酒が原因でトラブルを起こしてしまう場合もあります。
酔っぱらって知らない人に絡んで口論となり、最終的には警察沙汰にも発展してしまうほど暴れてしまうなど、周囲から白い目で見られる行動を起こす可能性があります。そのことが原因で信用をなくし、様々なものを失ってしまいます。

体を壊す

酒乱男はお酒の飲み過ぎで体を壊し、自分自身が辛い思いをすることとなってしまいます。
お酒を大量に飲むことで引き起こされる体の不調や病気には、様々なものがあります。若くて持病がなくても、お酒の多量接種で急性アルコール中毒で倒れてしまい、取り返しのつかないことになる場合もあるのです。

アルコール依存症になる

酒乱男は、最終的にアルコール依存症になってしまう危険性もあります。
長期間のお酒の大量摂取が原因となり、精神的・身体的にも完全にアルコールに支配されてしまうのです。そうなると自分の意思での離脱は難しくなり、長い治療期間が必要となる場合もあります。

酒乱男とは関わらないのが身のため

酒乱な男性は、お酒を飲んでいないときは優しく穏やかで、女性から見るととても魅了的な男性であると言えます。
しかし、飲酒することで人格が大きく変わり、暴言を吐いたり暴力的になってしまうことも珍しくはありません。それでも、「普段はいい人だから…」「私が治してあげよう」と思ってしまう女性は多く、献身的に彼に尽くそうとします。
その気持ちは素敵なことですが、自分の身が危険にさらされる可能性があることを忘れてはいけません。酒乱と気づいたら早いうちに離れて、関わりを絶つようにしましょう。