勝負事が嫌いな人の特徴や性格|勝負事が向いてないかどうか判断する方法とは

受験やスポーツ・仕事など…勝負事は生きていく上でほとんどの人が経験することです。人と競い合うことで向上心を持つことができる人にとっては楽しめることですが、そうではない人にとって勝負事はときにとても辛く苦しいものです。
今回は、勝負事が嫌いな人について紹介していきます。
勝負事が嫌いな人の特徴・性格、また、勝負事が向いていないか判断する方法について解説していきます。

勝負事が嫌いな人の特徴

勝負事が嫌いな人には様々な特徴があり、人と争ったり競い合うことに興味がない・もしくは嫌悪感さえ感じてしまう性質のため、自ら人との勝負は避ける傾向にあります。
ここでは、勝負事が嫌いな人の特徴について詳しく紹介していきます。

誰にでも優しい

勝負事が嫌いな人は、誰にでも優しく親切であることが特徴的です。
穏やかで人との争いを好まないため、おのずと誰かと勝負することに対しても抵抗を感じます。優しい性格なのでそもそも闘争心が沸いてくることもなく、誰かと敵意を向け合うことが好きではありません。

論理的思考の持ち主

勝負事が嫌いな人は、論理的な思考の持ち主であることも特徴的です。
頭で考えて何でも自分の中で結論づけることができるため、熱い感情に任せて勝負事にのめり込むことをバカバカしいとさえ考えています。勝負事を好む人をどこか冷めた目で見ているタイプです。

独自のスタイルがある

勝負事が嫌いな人は独自のスタイルを確立していて、人との勝ち負けに対してのこだわりがありません。
「自分は自分」と割り切っているタイプのため、誰かと自分自身を比較することがなく、誰かと競争し合うことを面倒にすら思っています。このタイプは、人に流されることなく自分の道を貫くことも特徴的です。

縁の下の力持ちなタイプ

勝負事が嫌いな人の中には、控えめで縁の下の力持ちなタイプの人もいます。
勝負事が好きな人は、熱い気持ちを持ってグイグイ前に出ていく積極的なタイプの人が多いです。それとは反対に、勝負事が嫌いな人は控えめで自分の意思をあまり表に出さず、組織の中では皆の支えとなる存在となります。

協調性がある

勝負事が嫌いな人は協調性があるのも特徴です。
周囲の人達との調和をとても大切にしているので、勝負事でいがみ合い関係が悪くなることを嫌います。競い合って切磋琢磨するよりは、皆で協力し合って物事を成し遂げようと考えます。自分だけが得をしたり、人を差し置いて伸し上がることに罪悪感を感じてしまうのです。

勝負事が嫌いな人の性格

勝負事が嫌いな人の性格は、勝負事に自ら身を投じる熱い心を持った人に比べて、穏やかであったり、人によっては精神的に弱いという場合もあります。
ここでは、勝負事が嫌いな人の性格について詳しく紹介していきます。

平和主義

勝負事が嫌いな人は平和主義な性格です。
そのため、例えば誰かと勝負をして自分が勝ったとき、相手の悲しむ顔や落ち込んだ様子を見ると心が痛んでしまいます。勝つことで喜びを得ることができないのです。
自分の勝ちが目に見えている勝負でも、相手の気持ちを考慮して勝利を譲ってあげることもあります。

マイペース

マイペースな性格の人も、勝負事を嫌う傾向にあります。
何でも自分のペースで進行させたいため、誰かと競い合う中で急かされたりするととても不愉快な気持ちになります。また、マイペースな人が勝負事を避けるのは、調子が狂っていつもの実力が出せないため負ける可能性が高いと自己判断するから、ということも考えられます。

冷静沈着

冷静沈着な性格の人も、勝負事には手を出しません。
冷静な性格の人は何でもスマートにこなしたいと考えているため、勝負事で盛り上がることができません。感情の波が緩やかなため、勝ち負けで喜びや悲しみを感じてときには涙する…そんな人を羨ましく感じることもあります。

気が弱い

気が弱い性格の人も、勝負事には強い苦手意識を持っています。
気が弱い人は、特に人と協力して行うチーム対抗の勝負に対しては強いプレッシャーを感じてしまいます。自分のせいで負けたときに責められたらどうしよう…などと考えるため、心から勝負を楽しむことができません。

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実はプライドが高い場合も

プライドが高いことが原因となり、勝負事を嫌い避けて通る人もいます。
プライドが高い人は、負けることでわいてくる敗北感に耐えられません。そのため、絶対に勝てると分かっている勝負であれば楽しむことはできても、勝敗はやってみないと分からない・もしくは負ける可能性が高い勝負は絶対にしません。

勝負事が向いてないかどうか判断する方法

勝負事には人によって向き・不向きがあると考えられます。強い精神力と勝ちにこだわる闘争心がなければ、勝負事を楽しむことはできないでしょう。
ここでは、勝負事が向いてないかどうか判断する方法を紹介していきます。

気持ちの切り替えが下手

気持ちの切り替えが下手な人は、勝負事には向いていないと考えられます。
気持ちを切り替えられないことで、負けたときにいつまでもクヨクヨと落ち込んでしまったり、ときには負けた相手に対して逆恨みのような憎しみの気持ちを持ってしまう場合があります。勝負事は、勝っても負けてもその気分をいつまでも引きずらないのが楽しむポイントなのです。

優し過ぎる

優し過ぎる人は、勝ち負けの世界では絶対的に損しかしません。
相手の気持ちに寄り添ってあげられることは素晴らしいことです。しかし、勝負の際にはその気持ちは邪魔でしかなく、自分が勝ったときには相手の気持ちになると心苦しくなってしまい、辛くなるだけの場合もあります。

メンタルが弱い

メンタルが弱い人も勝負事には向かないと言えるでしょう。
勝負事においてはメンタルの強さはとても重要な要素です。メンタルが弱いと、負けることへの恐怖心が心を支配することで集中力を失い、いくら実力が人よりあったとしてもいつもの力を発揮することができません。

マイナス思考である

マイナス思考な人は、勝負事に挑むことで強いストレスを感じてしまう場合があります。
マイナス思考であることで、勝負に挑むまでの準備期間でも「どうせ負ける」などと考えてしまいます。また、負けたときには誰よりも強いショックを受け、今後何かに挑戦することが困難になるほど強い挫折を感じる場合もあります。

努力や成功に興味がない

努力や成功に興味がなく、自分の道を貫いていきたいと考えている人には、勝負事は向いていない・やる意味がないと考えられます。
そもそもこのタイプの人は自ら勝負事に身を投じることが少なく、また誰かと競い合うことになっても結果にこだわりがないので、必死に頑張ることもないでしょう。
勝負相手はその余裕な態度が「気に入らない」と不愉快になってしまいます。

勝ち負けが全てではない

世の中には勝ち負けにこだわる人が多く存在します。しかし、人に負けた・勝ったということは人生において特別重要なことではありません。
勝負事を避け周囲の人との調和を保ち協力しながら生きていくことで、充実感を得られる場合も多くあります。
仕事柄どうしても勝負事が避けられない…そのような状況を辛く感じる場合は、自分に向いている職種に転職することも視野に入れると良いでしょう。