知ったかぶりする人の心理や性格の特徴|知ったかぶりする性格を直す方法とは

知ったかぶりする人

「知ったかぶりをする人」ってリスクのある行為なのに、「なぜやってしまうのだろう?」と、不思議に感じませんか?

「知ったかぶりをする人」は相手と張り合う気持ちが強いので、自分を大きく見せたい人です。

しかし付き合っていくうち、面倒でウザい人と思いつつも関わりを遮断できない関係でモヤモヤすることもあるでしょう。

今回は「知ったかぶりをする人」の特徴・性格・心理などを細かく紹介します。

つい「知ったかぶりをする人」も、さりげなく直していける方法を最後に紹介していますので参考にしてみて下さいね。

知ったかぶりの意味とは

知ったかぶりをする人は子供のころクラスメートに1人はいましたね。しかし、大人になってもその影を残す人はチラホラいます。

「知ったかぶりをする人」とは、全く知らないことや名前を聞いたことがある程度のことを完全に知っているように表す「表現・行動」をいいます。

なので、事実とは違った情報を話すこともあり場を混乱させます。他には知らない話しなのに無理に入ってきて場が白けてしまうことも・・

「知ったかぶり」の類語として「ツウぶる(つうぶる)」「学者ぶる」「ペダンチック」といった言葉が似た意味を持ちます。

意味は「利口そうにふるまう」ことをいうので「知ったかぶり」な行為は、結果恥ずかしいことに繋がりますし信頼されにくいでしょう。


知ったかぶりする人の特徴

何でも知っているかのように振舞います。知らない話題なのに知っている素振りをして会話中は違和感が出ます。

「知ったかぶり」の略語で「知ったか」というのを聞いたことがありますよね。
ここでは、知ったかぶりの人の特徴を紹介します。

多く当てはまっていると「知ったかくん」「知ったかちゃん」の可能性があるので比べてみて下さい。

専門用語や難しい言葉を使いたがる

有識者の多くは、専門用語や難しい言葉を使います。その影響からか自分自身も知識のある人のように、わざわざ難しい言葉を使って説明しようとします。
うっすら分かっていることもすべて知っているようにいうので、実際間違えた発言も得意げに語ります。「知ったかぶりな人」がよくやっている、あるあるですね。

寂しがり屋

女性グループの輪の中にいると、自分では分からない話題になることがありますが「知ったかぶりをする人」は、そのような状態になるととても寂しくなります。

本当は食べてもいないものを「美味しいよねぇ。また食べたいな」など言って、まだ食べたことのない人から賞賛され「食べた組」に入ろうとします。
会話が終わったあと、そそくさとネットでお店や味を調べて知識の調節をしています。

おしゃべり好きだが返事は曖昧

知ったかぶりをする人はアウトプットをしたい人です。
自分の持っている知識を広げ注目を浴び「詳しく知っていてスゴイ人」と思われるのが目的なので、とにかくよく喋ります。

聞き下手なので、相手の話しの内容を吸収しないので間違った知識のままなのです。
話しの内容も根拠なく憶測で語るので、実際とは異なることもあり会話をすると疲れてきます。
こちらからの質問の答えが分からないとき「さあ?」など、知らないアクションはせず「~なんじゃない?」と曖昧な返事をします。
他には「あ〜たしかに」「まぁそうだね」と、いったぼんやりとした返答をするのが特徴です。

知識が浅い

初対面同士の場合「知ったかぶり」な人はすぐに気がつかれてしまいます。
例えば同じ趣味の集まりの場合、その趣味について語ることが多いでしょう。メンバーの中には生粋のマニアがいて知識が豊富な人から最近趣味にした人までさまざまいます。

「知ったかぶり」な人は、ちょっとネットで調べれば分かるようなことを、「さも、知っています感」満載で語るので周囲は若干引いています。
それほど詳しい人じゃないのね、と内心思われてしまうでしょう。

どや顔で語る

70%程度分かったことを堂々とどや顔で語りだします。「知ったかぶりする人」の中で男性に多いタイプでしょう。

プライドが高く仕事ができないのにできるふりをするのも特徴で、何か質問しても決して「分からない」とはいいません。
後から違っていたということが多いのですが、どや顔で自信満々でいうので指摘もできません。まさに「知ったかぶりする人」あるあるですよね。


知ったかぶりする人の性格

知ったかぶりをする人の特徴をみて、あまりいいイメージをもてない印象でしたね。自分を大きく見せていることがよく分かります。
では、「知ったかぶりをする人」の性格はどのような性格なのでしょうか?
ここでは、「知ったかぶりをする人」の性格について具体的に解説します。

プライドが高い

知らないことは知っている人よりも怠っているように感じる人です。
人より上でいたいことに加え「知らないことは恥ずかしいこと」とも考えるため、本当は教えて欲しいのにプライドが邪魔して聞けないのです。

しかも「知らない」など言ったとたん、驚かれる顔をされることも想定しています。そのようなことを避けるためにも、その場しのぎで知ったかぶりをするのです。

自信過剰

どうやら自分は仕事ができる人だと思っているようです。
少し聞けば理解できると思い込んでいるので間違っていても最後まで気がつかないことがあります。

仕事では、自分から聞き出せないことと自信過剰な性格で大きなミスをすることもあります。それでも、次から気をつけようと思わず努力をしない人です。

他には、2.3回行った場所を「その場所だったら庭」と思い、あたかも何度も訪問しているかのように振舞う自信過剰な人です。

コンプレックスを持っている

先ほど自信過剰な性格といいましたが、一方でコンプレックスを持っている人ともいえます。
出来ないこと・分からないことは恥ずかしいことでもありコンプレックスでもあります。

また、学歴コンプレックスを持っていて周囲に学がないことをバレたくないため知識があるように振舞ったりします。わざと難しい言葉を使い賢い人であることをアピールしコンプレックスを隠したいのです。

意地っ張り

何か分からないことがあれば素直に「教えて」といえば済むことを、「知ったかぶりな人」はできません。
人に意見を聞けないのも意地っ張りな性格が影響しているのでしょう。知ったかぶりをする人の性格はプライドが高いこともあり、途中で自分の知識が違っていてもなかなか認めようとしません。

驕りがある

驕りがある人は相手を見下す・思い上がるという意味なので「知ったかぶりをする人」は驕りのある性格といえます。

若干、傲慢な性格も加わるからこそ人よりも上にいたいと思うのです。なので、自分よりも優秀な人をみると嫉妬しやすいでしょう。
ここまで紹介した「知ったかぶりな人」の性格をみると、自分の弱い部分を隠し知らないことを素直に聞かないプライドの高さをみても驕りがある人といえます。


知ったかぶりする人の心理

「知ったかぶりをする人」の特徴・性格を解説しました。
あなたの周りにいる「知ったかぶりをする人」に当てはまっていたでしょうか?

知っているふりをすることは、嘘をついていることと同じです。後にバレるリスクもあるのに「彼らはどんな心理で知ったかぶりするのか?」と、ふと考えることがありませんか?

ここでは、どのような心理でそのように振舞うのか?を解説します。

優秀な人と思われたい

知ったかぶりをする人の心理の1つ目は、簡単にいえば頭のいい人に見られたいからです。
知ったかぶりをする人は、案外平均程度の学力だったと思われます。
子供のころは足の速い人・頭のいい人が人気がありましたよね。その名残もあってか、少しでも知っている知識をフルに利用し「私は物知り」と示したいのです。

仲間外れにされるのが嫌

些細な話しでも、知らない内容の話しをされることは好きではありません。寂しがり屋な性格も影響して、無理してでも会話に入ろうとします。
本当は、話題の中心でいたいので「この話し早く終わってくれないかな」と思うこともあるでしょう。
なかなか終わらないときは、得意の曖昧な返事をしつつ知っている人を演じ続けます。

感謝され賞賛されたい

会話をしていてアドバイスをするのも好きです。アドバイスをするということは、その人に助言をすることで「上の立場」になれるからです。

アドバイスの内容も、誰かの受け売りの言葉をあたかも自分で考えたように発言します。
専門家やコメンテーターの言葉は説得力があるので賞賛されます。

一応、受け売りということを知っている人がいないか冷静を気取りつつ相手の表情を確認しています。

恥ずかしい思いをしたくないから

知ったかぶりをする人は過去に知らなかったことに対して、笑われ恥ずかしい思いをした経験があることでトラウマになっています。

子供の頃、知ったかぶりをして発言したことを間違えてしまい、子供同士だったことから大笑いされたなど嫌な思い出があるのでしょう。
また、大人になってもちょっとした間違いで恥ずかしい思いをしたことも。

あの恥ずかしさを経験するなら、少々知らないことも分かったふりをする方が楽なので曖昧な返事をしながらその場をしのいでいるのです。

知らないことが恥ずかしい

マルチタスクな仕事をしていると、業務の多さから混乱することもあります。
しかし、あやふやな記憶でも人に聞いて確認することができないため職場で内心焦るシーンが多くあります。
「確かこれであっていたはず」と、思い込んで確認しません。そのまま仕事をしてしまうのでミスをすることがあり周囲を困らせることも。
1つ1つ確認して進めていけば、このようなミスも防げるのですがプライドが邪魔をしてしまうのです。


知ったかぶりする人が嫌われる理由

知ったかぶりも、勘違いして言い間違えていればまだ「可愛い天然さん」に見えます。
しかし、あからさまに知らないくせに貫いている姿や堂々と憶測で発言するのでドン引きしますよね。
ここでは、知ったかぶりする人が嫌われる理由を詳しく解説します。

間違った情報を平気でいうから

質問を投げかけたとき「多分」「おそらく」を付けずに話すので、質問した側は信じてしまいます。
結果、その情報が違っていることが多く質問した方は「またか」と失望します。しかも間違っていた情報を伝えたことに対し謝罪をせず「あーそうだっけ?」とへらへら笑ってごまかす姿に嫌な気分にさせられます。

話しがつまらない

知ったかぶりする人は、「それってどうしてだと思う?」などと、こちらから質問を投げかけるような話しの流れにするので途中からうざくなってきませんか?
「何でですか?」と聞けば、実際それほど面白い話でもなく愛想笑いをすることに疲れてきます。
驚くほどの話しでもないことを、おおごとのように話すので結果「オチ」もない「すべった話し」にため息がでます。

「知っています演技」に呆れる

本当は知らないであろうと顔に出ているにもかかわらず、知ってる感満載な態度を毎度しているのでだんだんムカついてきませんか?
決してぶれずに堂々としているので、「本当に知っているの?」と突っ込みにくいですよね。
最後の最後まで知っているように演技し続けるので、しょっちゅう会う場所にこのような人がいると距離を置きたくなります。

根拠がないのに決めつけるから

自分の考えに間違いはないと思っています。決めつけるような口ぶりをして頑固で考えを改めようとしません。
例えばその人の本質も分からないのに性格が悪いと決めつけることや。、のんびりしている人を「休日は寝てばかりいるでしょう?」と決めつけます。
このように、根拠もなく自分の憶測やイメージだけで決めつけてくる発言にイラッとします。

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上から目線

知ったかぶりする人はプライドが高く上から目線で物をいいます。たいした実績もないのに、大きく見せ優秀な人物であることを知らしめたくてしかたないのです。
そのため人にアドバイスすることが大好きです。雑談しても言葉節々に自慢も入り、ウザいですよね。
特に悩んでもいないことに「○○さんだったら大丈夫でしょ」など、急に上から目線でアドバイスをしてきます。
このように、無意識に自分の方が上といった態度が嫌われてしまうのです。


知ったかぶりする人の長所と短所

人には欠点だらけのような人にも、長所はあります。

一見、欠点だらけの「知ったかぶりをする人」も、その知ったかぶりを有効に使い上手く相手をコントロールできる技を持っています。

ここでは、知ったかぶりをする人の長所と短所について解説します。

長所

自分でなんとかしようとする

知ったかぶりをする人は、簡単に他人に「知りません・教えて下さい」と言えない人です。
なので、仕事で分からないことがあったらとりあえず自分で調べ、1人で解決しようとします。
困ったことがあっても自分の頭で冷静に考え簡単に頼ろうとしないところが、知ったかぶりをする人を指導する側は手のかからない新人と思ってもらえるでしょう。

有識者に見られやすい

誤った情報を発することで、自分が有利になりやすい人です。
運よく相手が信じてくれれば「この人すごい人」と思ってもらえ自己満足に繋げられます。
2人で会話をしていれば、いろいろなことを知っている人と思われ簡単に賞賛してもらえ一段上の知識を持った人にみられやすいです。

また、就職や上司の短時間の面接では知ったかぶりがばれにくいので、「優秀な人」「社のことをよく知っている人」と、誠実な人に見られやすいところがメリットです。

会話を広げ場を明るくする

場がしらけたとき、場の空気をよくするためにわざと面白おかしく、あることないこと話す内容が面白くみんなを笑わせます。

自分自身も注目を浴びてみんなを楽しませているので「知ったかぶりネタ」も加速していくでしょう。
場は盛り上がるので、白けたムードを明るく変えることができる人です。


短所

信用されない

知ったかぶりをするということは、「嘘つき」と同じです。本当はきちんと知らないことを「詳しい人」と偽っているのですから。

勘違いをして言い間違えることは私たちでもやってしまいます。
しかし、知ったかぶりをする人は何を根拠に主張しているのか分からない発言をします。
話しの辻褄が合わず、結果間違っていることが多いので信用できません。

ミスが多い

知ったかぶりをする人は人に頼らず1人で頑張りますが、分からないことも人に聞かないのでなかなか知識がつきません。
書類を読むときに重要な箇所を読み落としていることに気がつかず理解しているので、トラブルの原因になります。
「分からないことを聞くのは恥ずかしい・プライドが許さない」と、根底で思っていることが原因です。
分からないままでいることで結果、ミスをしてしまうのです。

報連相をしない

知らないことをいえないのは、「自分の弱点を見せたくない」というのも理由の1つです。

長所で、自分の仕事は自分でなんとかしようとするのも短所に変わればチームワークを乱すといったことがあります。
組織で仕事をしていたら、報告・連絡・相談をマメにやってもらえる方が仕事も回りやすいですよね。
しかし、知ったかぶりをする人は報告・連絡・相談をせず勝手に行動してしまうところが欠点です。


知ったかぶりする人に疲れる時の対処法

知ったかぶりをする人は疲れますよね。
「知ったかぶりをする人」にとって、悪気があって大ボラを吹いているわけではなく癖になっている可能性があります。

しかし、あからさまに知らない癖に知っているふりをしている姿に疲れる時はどうしたらいいのでしょう?

「知ったかぶりをする人」の対処法がありますので参考にして下さい。

褒める・確認する

知ったかぶりの人と角を立てず付き合わなくてはいけない環境のあなたは、「褒める」ことをお勧めします。
知ったかぶりをするのは自信のなさから来ているので、面倒ですが、「褒めて伸ばす子供」だと思って自信をつけてみましょう。
そうすることで、虚栄心が薄れ「シッタカ発言」も薄らいでいくでしょう。

そして、褒めつつ内容を確認するのもおすすめです。知ったかぶりの人は内容をきちんと把握せず話すことがあります。
仕事でもプライベートでも大事なことは、あなたの方から確認してください。

聞き流す

知ったかぶりをする人の話しをまともに受けていたら身が持ちません。目の前であからさまに知らない癖に嘘をつかれてイライラしますよね。
「その話しを正面から受けない」と、心で念じてみましょう。イライラする感情を、体に残さないことが大事です。
適当に相槌を打って、聞き流すのが1番です。

2人での会話は避ける

極力2人きりで会話をしないようにします。
知ったかぶりをする人は演技力があり相手をコントロールしようとするので、1対1で会話をすると知ったかぶりする人の言葉に惑わされてしまいます。

あなたの他に誰かが入ることで、その人たちは証人になれます。もし間違った情報でもお互いで確認できますし、惑わされることも減ります。

信頼できる人に相談する

知ったかぶりをする人をめんどくさいと感じている人は他にもいるでしょう。

信頼できる共通の人に相談すると心強くなれます。注意してほしいのは悪口ではなく「知ったかぶり」によってこういうところが困っていることを話しましょう。

1人で抱えていたことも同じように思う人がいると心が軽くなれますし、聞き流すことが辛くなってきたときは誰かに愚痴をこぼすのも悪いことではありません。

友人や家族なら指摘する

もし友人と呼べる人や身内だった場合は指摘しましょう。

知ったかぶりをする人は悪気はなく、ただ知識をひけらかしたいだけです。自分では知ったかぶりをする行為に、わざわざ嫌われるつもりはありません。

本当はいい人なのに見栄を張っている姿は損ですし、大事な友人や家族が他の人から悪く思われることはあなたも嫌なはずです。

プライドが高い人なので、頭ごなしに言わないように注意してください。


知ったかぶりする性格を直す方法

「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざを知っていますか?

意味は、「知らないことを聞くのはその場は恥ずかしい思いをしますが、聞かずにそのままにしていたら一生知らないままに過ごし生涯恥ずかしい思いをしますよ。知らないことは積極的に尋ねてみよう。」
まずは、知ったかぶりを直したいと思っている人に送りたいと思い最初に紹介しました。

しかし、そう言われても過去のトラウマなどでその一歩が踏み出せないと悩んでいるからこの記事を読んでいるのでしょう。

自覚ある「知ったかぶり」な人は直すことができます。「知ったかぶり」な人はどのように工夫すればいいのか。その方法を紹介します。

考えが違う人の意見でも受け入れてみる

謙虚な人は優秀なのに鼻にかけず、控えめに振る舞う素敵な人です。でしゃばらず、他人の意見を聞き入れ自分自身を改善していく人です。

謙虚になるために、まずは相手を尊重することから始めてみましょう。そのためには、相手の意見を一度肯定します。おかしなことを言うなと感じても「そういう考えもあるのね」と、その人なりの意見として受け入れましょう。

そうすることで、相手は自分の話しを受け入れてもらえた満足感が出ます。
あなたとの会話をすることが楽しめるようにもなるでしょう。知ったかぶりを直すためには、まずは聞き上手を目指しましょう。

今ある力で本物の力をつけていく

「自分を基準」精神で行きましょう。
あなたは自分が他の人より仕事ができることや詳しいことが優秀な人だと思っていませんか?
社会で働くことはその人の持っている力を出し、前に進んでいけるかといったことです。仕事が遅くても「その人なりに頑張っている」これで十分なのです。

知ったかぶりな人を仕事で例えたら、仕事のスピードが早くても中身はスカスカな状態と同じです。重要なのは見せかけのかっこうではなく中身が重要なのです。自分の持てる力で挑んでいけば、努力は報われます。

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デメリットだらけである

知ったかぶりでメリットを紹介しましたが、まずいえることは「知ったかぶりをする人」はデメリットだらけです。
知ったかぶりを続けていれば信用されないしウザいと思われ、しかも大人になれば誰も指摘はしてくれず人間関係では損をします。

他には、知らない仕事をふられてもできる素振りをして失敗する・分からないことも聞けない、結果自分の首を絞めることになりますよね。
「知ったかぶりはデメリットの根源である」と、心の片隅に念じておきましょう。

会話の文末を工夫する

大阪の人は「知らんけど」と言ってあやふやな情報の補足として使うようですね。
知ったかぶりは、あなただけではなく意外とやる人も多いです。
友達同士でもつい「知ったかぶりをする人」になってしまう人は文末に「責任逃れ」の言葉を付け加えるようにします。

例えばあなたが軽く聞いたことがある情報も、「って、ネットに書いていたけど」「間違っていたらごめんね」を付け加えるだけで聞く方も受け取り方が変わります。

直接性格を変える方法ではなくても、言葉に一言加えることで「知ったかぶりする人」ではなくなります。

他人はあなたの「知らない」を気にしていない

普段から知識を吸収するように相手の話しに興味を持つようにしましょう。そして知ったかぶりをせず素直に「知らない」と言ってみましょう。
そうすれば、詳しい人から情報が入り知識が増えます。

あなたが思っているほど、他人はあなたが知らないことに敏感になりません。大人同士で、もしあなたが「知らない」と言ったことでからかわれたのなら、相手の人格に問題があると考えましょう。

「知ったかぶりする人」を演じてまで上に立つ必要はない

いかがでしたか?
知ったかぶりをする人の心理や特徴をみていると、自信過剰なところと自信のなさが混ざりあっている人だと感じました。

人はそれぞれ気にする箇所が違うように、知ったかぶりをする人は「人よりも知らないこと」をとても気にする人なのでしょう。

しかし、知ったかぶりを通しているとトラブルに繋がり周囲から距離を取られてしまいます。

付き合っていく側は、適当な雑談はうのみにせず聞き流すことや友達だったらさりげなく注意することも大事です。

自覚ある知ったかぶりする人は、発言に責任を持つようにします。発言した言葉は取り返しがつきません。周りから面倒な人と思われる前に質問する癖をつけてみましょう。