主張が強い人の特徴や心理|主張が激しい人への対処法とは

主張が強い人について、紹介します。

あなたの周りにも、『主張が強い人』はいませんか。

あまりにも主張が強い人がいると、その場がまとまらなくて困りますよね。

ここでは、そんな主張が強い人について詳しく見ていきたいと思います。

主張が強い人の特徴や心理、対処法の他、主張しない人の特徴についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

主張が強いの意味とは

まずは、『主張が強い』とはどういう状態のことをいうのか、その意味を紹介します。

『主張が強い』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 自分の意見や思いを直接的に強く主張するさま。

主張が強い人というのは、簡単に言うと自分の意見をはっきり伝えることができる人、ということ。

自分の考えや思ったことを言葉にして相手に伝えることができるので、発言力がある人でもありますが、『主張が強い』と表現されるときには、ニュアンスとして強引なところがある、とも言えるでしょう。


主張が強い人の特徴

では続いて、主張が強い人の特徴について紹介します。

主張が強い人は、自分の意見を直接他者に伝えることができる人ですが、やや強引なところがあると言えます。

そんな主張が強い人に共通する特徴は、こちらになります。

我が強い

主張が強い人の特徴には、我が強いことが挙げられます。

我が強いというのは、簡単にいうと『ワガママで自分勝手なところがある』ということ。

主張が強い人は自分の意見を言えるというメリットがあるものの、自分の意見ばかりを主張して周りの声に耳を傾けないところがあるのです。

自分の意見を押し通す

主張が強い人の特徴には、自分の意見を押し通すことが挙げられます。

主張が強い人は、どんな場面でも自分の意見を発言することができますが、それを押し通す人でもあります。

自分の意見を押し通すため、我が強いというマイナス的な印象を持たれてしまうのかもしれませんね。

負けず嫌い

主張が強い人の特徴には、負けず嫌いなことが挙げられます。

主張が強い人は、根っからの負けず嫌いです。

他人に負けたくない、負けるのが嫌いだからこそ、何がなんでも自分の意見を押し通そうとするのでしょう。

人の意見に決まったら、自分の負けだと思っているのです。

感情的になりやすい

主張が強い人の特徴には、感情的になりやすいことが挙げられます。

主張が強い人は、自分の意見を押し通すために必死になるあまり、感情的になりやすいところがあります。

感情的に怒鳴るように相手をまくし立てたり、ワーワー騒ぐこともあるでしょう。

感情的になって意見を押し通すのは、まるで子供のようですね。

自己アピールをする

主張が強い人の特徴には、自己アピールをすることが挙げられます。

主張が強い人は、自己アピールが得意。

社会に出ると、自分をアピールすることはとても重要ですよね。

主張が強い人は自分をアピールするのも上手いのですが、熱が入りすぎるあまり、自慢話になってしまうこともあるため気をつけなくてはなりません。


主張が強い人の心理

続いて、主張が強い人の心理について紹介します。

主張が強い人の特徴については先程紹介したとおりですが、主張が強い人は一体どんなことを考えているのでしょうか。

主張が強い人の心理をまとめてみましたので、目を通してみてください。

自分が正しい

主張が強い人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。

主張が強い人はとにかく自信があり、『自分が正しい』という気持ちが強いです。

自分の考えや意見は正しいと信じて疑わないので、何がなんでも自分の意見を押し通そうとするのです。

自信がなければ自分が正しいとは思えないので、主張が強い人は自信家な人とも言えるでしょう。

聞いてほしい

主張が強い人の心理には、聞いてほしいというものが挙げられます。

主張が強い人は、自分の意見や考えを誰かに聞いてほしくてたまりません。

その『聞いてほしい』という気持ちが強くなりすぎて、主張が激しくなってしまうのでしょう。

このタイプは周りに同意を求めているだけであり、人の意見は一切求めていません。

認められたい

主張が強い人の心理には、認められたいというものが挙げられます。

主張が強い人は承認欲求が強く、他人から認められたい気持ちが強いです。

基本的に自信家な人が多いのですが、自分のことをきちんと認めてほしい、認められたいと言う気持ちから、必死で自己主張を繰り返してしまうのかもしれません。

何とかして伝えたい

主張が強い人の心理には、何とかして伝えたいというものが挙げられます。

主張が強い人は、『伝えたい』気持ちばかりが先走ってしまい、言葉足らずになることも少なくありません。

語彙力がないのに主張が強い人の大半は、伝えたい気持ちが強いのだと言えるでしょう。

しかし語彙力がないためなかなか伝わらず、結果として主張が強くなってしまうのです。

自分の考えを分かってほしい

主張が強い人の心理には、自分の考えを分かってほしいというものが挙げられます。

何とかして伝えたい心理と似ていますが、主張が強い人は周りの人に『自分の考えを分かってほしい、知ってほしい』という気持ちが強いです。

自分の考えを分かってもらうためには、はっきりと主張しなくてはなりません。

だからこそ、主張が強くなるのでしょう。


主張しない人の特徴

ではここで、主張しない人の特徴を紹介します。

世の中には主張が強い人もいれば、主張が弱い人、主張しない人もいますよね。

主張が強い人の特徴や心理は分かりましたが、逆に主張しない人にはどんな特徴があるのでしょうか。

自信がない

主張しない人の特徴には、自信がないことが挙げられます。

なぜ自己主張ができないのか?というと、それはずばり自分に自信がないから。

自分の意見が間違っているかもしれない、など自信が持てないため、堂々と主張することができないのです。

自分がない人は、オドオドしているなどの特徴もあるでしょう。

周りの目が気になる

主張しない人の特徴には、周りの目が気になることが挙げられます。

主張しない人は、常に周りの目を気にしてしまいます。

周りから自分がどう思われているか、自分がどう評価されているかが気になってたまりません。

周りのことを気にするあまり、自己主張ができなくなってしまうのでしょう。

感受性が強い

主張しない人の特徴には、感受性が強いことが挙げられます。

主張しない人は感受性が強く、周りの気持ちや考えを汲み取るのが得意です。

つまり、人に合わせることが得意で協調性もあるわけですが、人の気持ちや考えを気にしすぎてしまって、自分の意見が言えなくなることも少なくありません。

他人を優先する

主張しない人の特徴には、他人を優先することが挙げられます。

主張しない人は、人と自分の意見が違っているとき、絶対に自分の意見を言いません。

自分よりも他人を優先するタイプなので、わざわざ自分の意見を主張して相手を困らせるようなことはしないのです。

嫌われるのが怖い

主張しない人の特徴には、嫌われるのが怖いというものが挙げられます。

主張しない人は自信がなく、尚且つ周りの目を執拗に気にしてしまうタイプ。

人から嫌われることを極端に恐れているため、『こんなことを言って周りに嫌われたらどうしよう』と不安になり、自己主張することができなくなってしまいます。


主張が激しい人への対処法

最後に、主張が激しい人への対処法を紹介します。

職場など身近なところに主張が激しい人がいる場合、どう対応していけばいいのか悩んでしまいますよね。

主張が強い人、激しい人への対処法は、こちらを参考にしてみてください。

聞き流す

主張が激しい人への対処法には、聞き流すことが挙げられます。

主張が激しい人は、自分の意見が絶対だと思っている訳ですから、人の意見に耳を傾けることはありません。

そんな人の話をまともに聞いても時間の無駄なので、適当に聞き流してしまいましょう。

相槌を打ちながら、『聞いているフリ』をするのがおすすめです。

仕事だと割り切る

主張が激しい人への対処法には、仕事だと割り切ることが挙げられます。

同じ職場に主張が激しい人がいる場合、『仕事だから仕方ない』と割り切ってしまうのもおすすめ。

むやみに相手を改善させようともせず、注意することもせず、とりあえずその場を穏便にやり過ごすためには、仕事だと割り切ることが一番なのです。

イエスバット法を活用する

主張が激しい人への対処法には、イエスバット法を活用することが挙げられます。

イエスバット法とは、相手の意見を受け入れてから自分の意見を述べる話し方のこと。

主張が激しい人の意見を『一旦受け止める』ことで、相手もあなたの意見を聞いてくれやすくなるでしょう。

そして『私はこう思ったんだけど、どうかな?』と主張が激しい人に意見を求めてみるのがおすすめです。

適度な距離感を保つ

主張が激しい人への対処法には、適度な距離感を保つことが挙げられます。

主張が激しい人と上手くやっていける人は、はっきり言ってそう多くはありません。

付き合うのがしんどいな、と感じるのであれば、主張が激しい人とは適度な距離感を保つようにしましょう。

仕事に支障が出ない距離感を保っていれば、特に問題はありません。

否定はしない

主張が激しい人への対処法には、否定はしないことが挙げられます。

主張が激しい人は、自分の意見を否定されることを何よりも嫌います。

否定すると余計にめんどくさいことになりかねませんので、主張が激しい人が何を言っても否定してはいけません。

どうしても自分の意見を伝えたいときには、イエスバット法を使うようにしてくださいね。

まとめ:主張が強い人は長所として活かしていくのがおすすめ

主張が強い人の特徴や心理、対処法、そして主張しない人の特徴について紹介しました。

主張が強い人は、ワガママで自己中心的なところがあるため、周りからは疎まれてしまいがち。

しかし『主張できる』ことは立派な長所でもあるので、主張が強いことの長所を活かしていけるといいですね。

あまり強引になりすぎず、時には相手の意見にも耳を傾けるようにしていきましょう。