捨て台詞を吐く人について、紹介します。
あなたの周りにも、捨て台詞を吐く人はいませんか。
なぜわざわざ捨て台詞を吐くのか、捨て台詞を吐かれたらキョトンとしてしまいますよね。
ここでは、そんな『捨て台詞を吐く人』の特徴や心理について、詳しく見ていきたいと思います。
記事の最後には、捨て台詞を吐かない人になる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
捨て台詞を吐くの意味とは
まずは、『捨て台詞を吐く』の意味から紹介します。
『捨て台詞』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- ● 演劇や歌舞伎などで、俳優が脚本にはないのにその場の雰囲気に応じて即興的に言う短いセリフ
- ● 立ち去ろうとするとき、相手の返答を求めずに一方的に言い放つ言葉
『捨て台詞を吐く人』として使う場合は、後者の意味になります。
立ち去るときや別れ際に言い放つ言葉のことですが、大抵の場合は悪口や相手が傷つくような言葉を選んで言っていると言えるでしょう。
捨て台詞を吐く人の特徴
続いて、捨て台詞を吐く人の特徴について紹介します。
捨て台詞を吐くなんて信じられないという人もいると思いますが、捨て台詞を吐く人とは、一体どんな人なのでしょうか。
捨て台詞を吐く人に共通する特徴には、以下のようなものが挙げられます。
自信がない
捨て台詞を吐く人の特徴には、自信がないことが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、大抵の場合自信がありません。
自信がなくて不安だからこそ、それを悟られないようにするために捨て台詞を残していくのです。
自信のなさを隠すために捨て台詞を吐くので、キツイ表現や言葉であることが多いでしょう。
自己中心的
捨て台詞を吐く人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、自己中心的でわがままな性格をしていることが多いです。
自分の思い通りにならなくてイライラしている、相手に負けたくないと思うからこそ、自分が負けたという印象を与えないようにするために強烈な捨て台詞を残すわけです。
自己中心的以外の何物でもありませんね。
ストレスが溜まっている
捨て台詞を吐く人の特徴には、ストレスが溜まっていることが挙げられます。
捨て台詞を吐く人はストレスを溜めやすく、なおかつ発散するのが下手な人が多いです。
だからこそ、溜まったストレスによって正常な判断ができなくなってしまい、半ば八つ当たりのような感じで捨て台詞を吐いてしまいます。
人の気持ちを考えられない
捨て台詞を吐く人の特徴には、人の気持ちを考えられないことが挙げられます。
わざわざ去り際に人が傷つくようなことを言うのは、捨て台詞を吐く人が人の気持ちを考えられない証拠でしょう。
捨て台詞を吐く人は自己中心的で自分のことしか考えていませんから、言われた方がどんな気持ちになるかなど、考えたことがないのです。
攻撃的な性格
捨て台詞を吐く人の特徴には、攻撃的な性格であることが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、普段から攻撃的な性格をしていることが多く、言い方がきつい、人や物に当たることも少なくありません。
一概には言えませんが、攻撃的な人は自分のコンプレックスや自信のなさを隠すために、必死なのかもしれませんね。
なぜ?捨て台詞を吐く人の心理
続いて、捨て台詞を吐く人の心理について紹介します。
捨て台詞を吐く人の特徴については先程紹介したとおりですが、なぜわざわざ捨て台詞を吐くのでしょうか。
捨て台詞を吐く人の心理には、以下のようなものがあります。
悔しい
捨て台詞を吐く人の心理には、悔しいというものが挙げられます。
おそらく捨て台詞を吐く人の心理として最も多いのが、『悔しい』というものでしょう。
相手に正論を言われて言い返せない、大勢の前で恥をかかされたなどの理由から、悔しさをそのままにしておくことができず、捨て台詞を吐くことで少しでも対抗しているのです。
関連記事はこちら▽ 正論ばかり言う人の特徴や心理|正論ばかり言う人への対処法とは
自分を正当化したい
捨て台詞を吐く人の心理には、自分を正当化したいというものが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、自分は間違っていないという気持ちが強く、それを相手にも伝えたいと思っています。
相手の言い分を認めず、自分の意見ばかりを押し通そうとするのですが、それができないと分かると、自分を正当化するために捨て台詞を吐くのです。
優越感に浸りたい
捨て台詞を吐く人の心理には、優越感に浸りたいというものが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、自分が捨て台詞を吐いたあとの相手の驚いた顔を見ることで、優越感に浸りたいのかもしれません。
驚いて言い返せないだけであっても、『言い返してこない=自分の勝ち』という判断なのでしょうね。
何か言わないと気が済まない
捨て台詞を吐く人の心理には、何か言わないと気が済まないというものが挙げられます。
相手の言い分が正しいと頭では理解していても、悔しくて認めたくないこともあるでしょう。
そこで素直に負けを認めることができず、何か言わないと気が済まないために捨て台詞を吐いてしまいます。
プライドが高い
捨て台詞を吐く人の心理には、プライドが高いことが挙げられます。
なぜ捨て台詞を吐いてしまうのか、自分の負けを認められないのかというと、それらは全て『プライドが高すぎる』から。
プライドが高すぎるがゆえに、素直に相手のことを認めることができず、捨て台詞というカッコ悪いことをしてしまうのです。
これは、ただの負け惜しみでしかありません。
捨て台詞を吐かない人になるには
最後に、捨て台詞を吐かない人になるにはどうすれば良いのか、その方法について紹介します。
捨て台詞を吐くのは、負け犬の遠吠えのようでハッキリ言ってダサいです。
もし捨て台詞を吐いてしまうという人は、以下のことを意識して捨て台詞を吐かない人になりましょう。
自信を持つ
捨て台詞を吐かない人になるには、自信を持つことが挙げられます。
自信がない人は、その自信のなさを隠すために攻撃的になりがちなので、捨て台詞を吐かないようにするためにも、まずは自信をつけましょう。
小さな成功体験を重ねていくと、自信もついてくるはずですよ。
感情のコントロールをする
捨て台詞を吐かない人になるには、感情のコントロールをすることが挙げられます。
捨て台詞を吐く人は、イライラなどの感情をコントロールすることができず、半ば八つ当たりに近い感じで相手にぶつけてしまいます。
きちんと感情のコントロールをして、自分で抑えられるようになりましょう。
客観的に自分を見る
捨て台詞を吐かない人になるには、客観的に自分を見ることが挙げられます。
自分自身を見つめ直し、自己分析してみてください。
自分の長所や短所を知ることで、気持ちのコントロールもしやすくなるのではないでしょうか。
自分と向き合う時間を作ることは、とても大切なことですよ。
ストレスを発散する
捨て台詞を吐かない人になるには、ストレスを発散することが挙げられます。
ストレスが溜まっていると人はイライラしやすくなりますし、感情的にもなりやすくなってしまいます。
日頃からストレスをきちんと発散できるよう、自分なりのストレス発散方法を身につけておきましょう。
一呼吸こらえる癖をつける
捨て台詞を吐かない人になるには、一呼吸こらえる癖をつけることが挙げられます。
何かあったとき、すぐに行動しないで一呼吸置き、考える癖をつけましょう。
深呼吸してから再び問題と向き合うと、意外とすんなり答えが出てくることもあるもの。
イライラしたときこそ落ち着いて対応するため、何事も一呼吸置く癖をつけることをおすすめします。
まとめ:捨て台詞を吐く人にならないようにしよう
捨て台詞を吐く人の特徴や心理、そして捨て台詞を吐かない人になるための方法について紹介しました。
悔しくて思わず捨て台詞を吐いてしまうという人もいると思いますが、捨て台詞を吐いたところで事実は何も変わりません。
それどころか、余計に虚しくなるだけなので、捨て台詞を吐く癖のある人は今すぐやめましょう。
捨て台詞を吐く人にならないよう、意識していきたいものですね。