最低な人に関わると、ろくなことがありません。関わって酷い目に合った人にとってはうなずける話でしょう。しっかりと特徴や性格を把握しておき、身近な人が最低な人に当てはまる場合には警戒しておくようにしましょう。
今回は、最低な人の特徴・性格、また、最低な人を好きになる理由と忘れられない理由などを紹介していきます。
目次
最低な人の特徴
最低な人に関わってしまうとろくなことがないのは間違いないことです。しかし、最低な人とは気づかずに仲良くなってしまい裏切られるといったこともあるので、そうなる前に見抜くことが大切です。
では、最低な人の特徴を詳しく紹介します。
人を騙す
最低な人は嘘をついて人を騙しても何の罪悪感も持たずに平然と過ごすことができます。
自分が何かを得られるのであれば、進んで人を欺くという危険な特徴を持っています。また騙されやすい人を見抜くこともとても上手いので、見つけ出してはとことん利用します。
平然と人を傷つける
最低な人は人を傷つけることを何とも思いません。
むしろ、人が傷つく姿を見て楽しむ傾向があります。
このような人はいつも自分の周りに自分より弱い人を従え、機嫌が悪いときや気にいらないことがあると周囲の人をストレスのはけ口にして暴言を吐くなどの特徴があります。
人の不幸を喜ぶ
人の幸せは面白味がなく不幸な姿・不幸話が大好きなことも、最低な人の特徴です。
常に周囲に不幸な人が居ないかアンテナを張っていて、かわいそうな人を見つけては励ますふりをして近づいていきます。
また、不幸話に異常に反応するので周囲の人は引いてしまいます。
都合が悪いと逃げ出す
最低な人は、逃げ足も非常に速いのが特徴的です。
自分に都合の悪い出来事があれば、周囲の迷惑など考えずに逃げ出します。
何か問題を起こす度に音信不通になったり人に責任をなすりつけることは、最低の人にとって当たり前のことで、逃げ出せば全てリセットされるという身勝手な考えを持っています。
自分の利益しか考えない
最低な人は、他人のことはお構いなしで自分の利益しか考えていません。
自分が良い思いをしたいという気持ちしか無いので、人を騙し傷つけることが平気でできるのです。
このような人は、自分の利益のために社会的に許されないことにまで手を伸ばしてしまう危険性もあります。
最低な人間の性格
最低な人は自分の本性を隠すことにも長けていて、騙されやすい人は何か問題が起きるまでその本性に気づかないということもあります。ちょっとした瞬間に本来の性格は垣間見えるものなので、チェックしておきましょう。
ここでは、最低な人間の性格を紹介します。
自己中心的
最低な人間は自己中心的で人の気持ちや迷惑を全く考えられません。
一番大切なことは自分の幸せだけなので、どんなに良くしてくれた人に対してでも平気で裏切ったり利用するという最低な行為を行うことができます。そのことに罪悪感を感じられるならまだマシですが、最低な人に反省という概念はありません。
欲深い
お金や物・異性関係…様々な面でとても強欲で、自分の欲を満たすためなら人を出し抜くことも厭いません。
人間に欲は付き物ですが、何がなんでも欲しい物を手にしたい、そして自分だけが幸せを掴みたいという考えを持った人間は、周囲の人を必ず苦しめてしまいます。
理性がない
最低な人は、理性的でなく本能的な思考を持っています。
理性がないので善悪の判断ができず、自分の欲や願望を我慢したりコントロールすることが難しいのです。そのため、人の気持ちや迷惑を考える余裕がありません。物事の判断基準は自分が満たされるかどうか、それのみなのです。
嫉妬深い
最低な人は嫉妬深い性格のため、人の幸せが大嫌いです。
人の幸せを素直に羨ましいと思うことができれば、自分自身も向上するために頑張ろうと思えるものです。しかし、最低な人は嫉妬心を悪い方向にしか向けることができず、何とかして壊してやりたいとまで思うこともあるのです。
人を見下している
最低な人は、基本的に周囲の人を見下し心の中で馬鹿にしています。
自己中心的な人は、全てにおいて自分が一番優れているという発想を持っています。そのため周囲の人は見下すに値し、自分の利益のために利用するだけの存在と考えているのです。自分よりも劣っているから、傷つけても良いと考えています。
最低な人を好きになる心理
なぜ最低だと分かっている人を好きになってしまうのか、とても不思議なことですが、実は自分の心理状態があまり良くない場合そのような最低な人間性の人に惹かれてしまうことがあるのです。
では、詳しく紹介していきます。
危ない雰囲気に惹かれる
最低な人はどこか危険な雰囲気を纏っていて、それが人によっては魅力的に思えてしまいます。
誰に対しても優しく朗らかな人は一緒に居て安心しますが、平凡でつまらないとも感じてしまいがちです。しかし最低な人は、ある意味では他には無いスリルと感情の起伏を与えてくれる存在なのです。
自分が変えてあげたいと考える
最低な性格を変えてあげられるのは自分しかいない…そんな母性のようなものが生まれ、好きになってしまう場合もあります。
好きな人に尽くすタイプの人は、このような思考に陥ってしまいがちです。
相手のために…その優しい気持ちを利用されてしまう場合もあるので要注意です。
自分への評価が低い
最低な人を好きになってしまう人は、自己評価がとても低いと考えられます。
最低な人が何か目的があって近づいてきたとき、こんな自分でも好きになってくれたと簡単に心を許してしまいます。
騙されたとしても、疑うことなく相手に夢中になってしまい抜け出せなくなってしまいます。
良い部分に魅力を感じる
最低な部分があるほど、たまに見せる良い部分がとても素敵に思えてしまうものです。
暴力をふるうけれど、そのあとはとても優しい…パートナーが手をあげる場合、このような思考に陥ってしまう人は多いです。それと同様で、悪い所と良いところのコントラストがはっきりしているほど、魅力を感じやすいのです。
孤独である
友達や恋人に恵まれず孤独な日々を送っている人にとっては、最低な人であってもそばに居てくれると安心感を感じるといった場合があります。
また、孤独で寂しい人を騙して利用しようと近づいてくる人もこの世には存在するので、好きになる前にしっかり見極める必要があります。
最低な人ほど忘れられない理由
幸せで楽しかった思い出いっぱいの恋愛より、最低な人との恋愛のほうがなぜだか忘れられないのは、相手にされた仕打ちをいつまでも許すことができないことが大きな原因となっています。では、詳しく紹介していきます。
悪い思い出は心に残りやすい
悪い思い出は、楽しかったことよりも心に残ってしまいやすいものです。
最低な人にされた裏切り行為や傷つけられた記憶は、時間が経ってもなかなか消し去ることができません。忘れたくてもふとしたときにフラッシュバックして、昨日のことのようにはっきりと思い出してしまうのです。
良い思い出が綺麗に思える
反対に、悪い思い出と良い思い出の差が激し過ぎて、例えどんな小さなことでも良い思い出がとても綺麗に思えて忘れられないといったケースもあります。
また、時間の経過と共に相手を美化してしまうこともあります。
綺麗な記憶だけを追い求めていればいつまでも忘れられないのは当然のことです。
現状が気になってしまう
最低な人と別れた後、今どうしているのか?と現状が気になってしまうこともあるでしょう。
傷つけられて別れた場合、相手が現在幸せにしているかどうかとても気になってしまうのは、相手の幸せが全く望めないからなのです。憎む気持ちが強すぎて、いつまでも相手のことを考えてしまいます。
相手に依存していたから
最低な人にほど依存してしまいやすい傾向があります。
この人には自分しかいない、そう意気込んで尽くしてきた場合思入れはとても強いものです。
付き合っていた期間他のことを犠牲にしてでも相手に尽くしてきたので、別れた途端何も無くなってしまい孤独感が押し寄せ相手をまた求めてしまいます。
失ったものが多いから
最低の人と別れた場合、付き合っていたときに自分が与えていたものが多すぎて損をしたという気持ちになる場合もあります。
失ったものとは、例えば自分の時間であったり、お金など物質的な物である場合もあります。
自分が利用されていたと後から気づいたとき、それらを返して欲しいといつまでも思ってしまうのです。
最低な人への対処法
最低な人が身近に居る場合には、対応に困ってしまいます。最低な行動が目に余って、ついつい怒鳴ってしまい言い争いになるようなことは避けたいものです。冷静な対応を心掛けましょう。
では、最低な人への対処法を詳しく紹介していきます。
一定の距離感を保つ
最低な人とは、一定の距離感を保つことを心掛けましょう。
職場が同じであれば仕事に関係の無い話はしないなど、仲良くならないようにするのが良いです。
あくまで表面的な関りだけに留めておき、相手から近づいてきたとしても心を開くのは危険なのでやめておきましょう。
相手にしない
もし最低な人のターゲットにされてしまった場合には、相手にしてはいけません。
あなたを見下すような発言をしてきても、聞き流しましょう。
場の空気が悪くなるからと笑ってみせると相手はつけあがります。怒ったりすることも逆効果です。毅然とした態度で対応すれば面白味がないのでもう関わってきません。
誰かに相談する
あなたに対して何かひどいことをしてきたり、他の人を利用したり騙そうなどと考えているのが分かったときには、信用できる人に相談するようにしましょう。
職場であれば上司に報告すれば対応してくれるでしょう。友人関係などであれば、他の信頼できる友人にこっそりと共有し、悪質であれば一緒に本人に注意するのも良いでしょう。
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嫌悪感を態度に表す
相手への嫌悪感を思いっきり露わにしてしまうのも良いでしょう。
必要なときには適切な態度で対応するべきですが、相手が最低な言動をしているときには引いていることを態度でアピールしましょう。
あなたがそうすることで周囲も同調して態度に表すようなれば、最低な人も少しは行動を改めるでしょう。
一切関わらない
可能であれば一切関わり合いを持たないようにしましょう。
どうしても関わらなければいけない場合は仕方ないですが、できることなら離れるようにするのが一番の対処法です。
友人や恋人が最低な人間ならば、これからの関係を一度考え直してみましょう。後で傷つくのはあなたなのです。
最低な人間の末路
最低な人間は、どのような末路を迎えることになるのでしょう。人を出し抜いてまで幸せになろうと考え行動するのだから大きな成功を掴むのかと思いきや、実は不幸になっていく一方なのです。
では、詳しく紹介していきます。
誰にも相手にされなくなる
最低な人は、最終的に周囲に嫌われ誰にも相手にされなくなります。
生きていると誰かに助けを求めたくなることがありますが、そんなときにももう助けてくれる人は一人も居なくなり、絶望を感じてしまうことでしょう。
人を欺いた代償はそれぐらい大きいものです。
何もかも失う
最低な人は、自分がやったことのせいで確実に少しずつ何かを失っていきます。
仕事や友人・家族など、どんどん離れていってしまい、最悪の場合何もかも失ってしまう場合もあります。
社会で生きていくために必要なのは信用や信頼です。それが欠如していれば、周囲から疎外され全て失ってしまうこともあるのです。
自分のしたことが返ってくる
自分のしたことは必ず自分に返ってきます。
これまで平気で人を傷つけたり騙したりしてきたのなら、後々同じような目に自分も合うことになります。恨みを買って仕返しされる場合もあります。
自分だけが幸せになろうと貪欲になると、将来は幸せどころか最悪の末路を迎えることがほとんどなのです。
自暴自棄になる
自分の利益のために人に嫌われながらも一生懸命頑張ってきたのに、それが全くうまくいかなかった場合、自暴自棄になってしまいます。
最低な人には理性が無いので、物事が上手くいかなかったときにはとことん荒れ狂ってしまいます。冷静になって立て直すということができないのです。
自分の行いを強く後悔する
何もかも失ってしまったときに、自分がこれまでしてきたことをやっと後悔するようになります。
ただ、このとき人に対しての今までの行いを反省できるなら良いですが、「もっとうまくやれば良かった」などと思う人はもう救いようがありません。これからもずっと最低な人のままでしょう。
最低な人は幸せになれない
最低な人は自分だけが幸せになろうと必死になりますが、決して幸せになることは無い哀れな人物です。人を傷つけたり騙したりする代償は大きく、自分でも気づかないうちに不幸な結末へとまっしぐらに進んでいるのです。
最低な人を変えようとか、支えになろうと考えるのはやめましょう。もしも恋人や友人が最低な人なら今後の関係を見直すべきです。