あなたにとって、「元彼」とは一体どんな存在でしょうか。
やはり、一度付き合って別れた存在とはいえ、今でも未練が残っていたり、「別れても元彼は大切な人」と感じている女性も多いでしょう。
しかし、だからといって元彼とズルズル連絡を取り続けていると、時には「もう連絡しないでほしい」と言われてしまう事もあります。
そんな容赦ない一言を浴びせられてしまうと、「何でそんな事言うの?」とショックを受けますよね。
では、「もう連絡しないでほしい」と発言する元彼には、一体どのような心理があるのでしょうか。
目次
元彼の「もう連絡しないでほしい」という心理
単純に迷惑
元彼から「もう連絡しないでほしい」という衝撃の一言を浴びせられた時、第一に考えるのは「嫌われたのかな?」という事ですよね。
しかし、いくら連絡を取る事を拒否されたからといって、必ずしも元彼があなたの事を嫌っているとは限りません。
とはいっても、そんな希望がある一方で「本当に嫌われている」というパターンももちろんあり、「単純に迷惑だから連絡しないでほしい」と思われている事は決して少なくはありません。
この場合、元彼は「また元カノから連絡かよ!」という苛立ちを募らせている為、あなたに対し「もう心から連絡しないでほしい」と感じているのです。
新しい恋愛をしているから放っておいてほしい
元彼にすでに新しい彼女や好きな人が出来ている場合、過去の記憶をぶり返らせる元カノの存在は邪魔でしかありません。
この場合、あなたからすれば大切な元彼でも、元彼からすれば「元カノ=過去」でしかない為、とっくに新しい人生を歩んでいるのです。
確かに、新しい恋愛にこれから夢中になろうという時、元カノから連絡が来るのでは気が散ってしまいます。
たとえあなたにとっての元彼が「今も昔も変わらない大事な人」だとしても、元彼から見たあなたは「ただの過去の人」でしかないのです。
情も友情も無いので連絡を取りたくない
元彼にとってのあなたが「ただの過去の人」でしかない場合、残念ながら元彼の中には情も友情もありません。
ほんの少しでも何かしらの情があれば、「もう連絡しないでほしい」なんて言葉は口に出来ませんよね。
この場合、あなたがどんなに元彼に特別な感情を抱いていようとも、元彼にはそんな気持ちが微塵にも伝わっていません。
その為、もちろん元彼からしてみれば「どうでも良い相手と連絡を取りたくない」「連絡を取る意味が分からない」と感じてしまいます。
そして、その鬱憤が爆発した瞬間に「もう連絡しないでほしい」と口を滑らせるのです。
別れた後は他人になりたい
世の中には「別れた相手と友達になれる人」と、「別れた相手とは他人になりたい人」の二つのタイプの人が存在します。
そして、もしも元彼が後者の「別れた相手とは他人になりたい人」だった場合、もちろん元カノから連絡が来る事は鬱陶しい以外の何物でもありません。
その為、このタイプの男性からすれば「元カノ=もう過去の事」と整理が付いている為、しつこく連絡をしてくる元カノには「もう良い加減にしてくれ!」と苛立ちを感じるのです。
だからこそ、その我慢が限界に達した瞬間「もう連絡しないでほしい」と口に出しててしまうのでしょう。
過去の事は忘れたい
元彼があなたの存在に何かしらのトラウマを持っていたり、「あの頃の事は忘れたい」という感情を持っている場合、もちろん元彼はあなたとの関わりを絶とうとします。
また、彼の中であなたとの恋愛が「消したい過去」であればあるほど、彼は「二度と関わりたくない」という意思を持ちます。
そこまで嫌われてしまう事は非常に悲しい事ですが、彼がこのタイプの男性である場合、大人しく引き下がるほかありません。
「そういえば、半分自然消滅のような別れ方をした」「最後の方は冷たかった」などと身に覚えがある場合は、もしかすると彼に強い嫌悪感を抱かせてしまっている可能性が高いでしょう。
相手をするのが面倒臭い
元彼に未練があったり、「出来ればよりを戻したい」と考えている女性は、ついつい元彼に対して頻繁に連絡を取ったり、長文のLINEを送ったりなど、元彼の迷惑になるような言動を取りがちです。
そして、そんな言動を取ってしまうと、もちろん元彼は「鬱陶しい!」「面倒臭い!」と強いストレスを感じてしまいます。
やはり、誰しも「すでに別れている元カノから連絡が来る事」は少なからず面倒に感じるものです。
その為、しつこく連絡が来れば来るほど「もう連絡してくるな!」と不満が爆発してしまっても仕方がありません。
そんな事態を出来るだけ避ける為にも、元彼への連絡は控えめにしておいた方が良い事が分かります。
相手の為を思って縁を切りたい
「もう連絡しないでほしい」というセリフは、一見すると「冷たい」「ひどい」という悪い印象を抱きますよね。
しかし、このセリフを口に出す男性の中には、なんと「元カノの事を思っているからこそあえて突き放す」というタイプも存在するのです。
そして、そこには「自分では幸せにしてあげられないから、きっぱり新しい人生を歩んでほしい」「いつまでも自分に依存させたくない」などの感情が働いています。
そうして自分の中で感情を整理した結論が、「これ以上関わりを持たせないようにしよう」という感情なのです。
だからこそ、元カノの未来の為に心を鬼にして相手を突き放し、自分が悪者になる事を買って出ようとします。
「もう連絡しないでほしい」という一言を浴びせられると、ついつい「もう嫌われたんだ」と感じてしまいますが、実はこのような男性も存在する為、一概に嫌われているとは言えません。