キャリアダウンをする男性の特徴や心理とは?

キャリアダウンをする男性の特徴や心理

最近ではキャリアアップを目指すハングリー精神が強い男性が少なくなってきたと言われています。

それどころか、現在の職よりも低い地位の仕事に転職するキャリアダウンを狙う働き盛りの男性も存在します。

今回は、キャリアダウンする男性の特徴や心理についてご紹介していきます。

キャリアダウンをする男性の特徴や心理

仕事が長続きしない

止むを得ずキャリアダウンしてしまう男性の典型は仕事が長続きしない人です。

すぐに会社とトラブルを起こしてクビになったり、会社に不信感を募らせ、自ら退職を繰り返してしまうのです。

運が良ければ辞めた会社よりも条件の良い会社に再就職することが出来るかも知れませんが、大体はキャリアダウンせざるを得ない状況になるでしょう。

同じような条件だったとしても、転職を繰り返す程、勤務年数が短くなる為、同じ会社に居続けるよりも、基本給やボーナスなどが少なくなったり、出世の可能性がなくなったり、結果的にキャリアダウンしているに等しい状況になります。

仕事やお金に興味がない

最近はマイルドな男性が増えてきて、「仕事を頑張って人から評価されたい!」だとか「たくさんお金を稼ぎたい!」という欲を持たない、のほほんとした男性をよく見かけます。

お給料は良いけど残業が多かったり、夜勤がある仕事で不規則な生活をするくらいなら、今よりもお給料は少なくても生活リズムが整えられる日勤の仕事を希望したり、子供が風邪をひいて面倒を見なくてはいけない時に、妻と分担して休みが取りやすい仕事など、自分の生活に重要なポイントに視点をおいたキャリアダウンを図る男性も多いようです。

人付き合いが苦手

仕事をするにあたって職場の雰囲気はとても大切です。

のびのびとした環境で仕事ができなくては、せっかく良いものを持っていたとしても十分に発揮することができないでしょう。

大変仕事の良くできる有能な社員でも、仕事の人間関係で悩み職場を離れる人もたくさんいます。

協調性が必要な職場から、自分の能力を活かしやすい職場環境を求めてキャリアダウンする人もいるでしょう。

職場に嫌な人間が1人でもいたら、そんな会社に毎日出社すると思うと憂鬱で仕方がありません。

特に人付き合いが苦手なタイプの男性からすると、人間関係の悩みは深刻なものとなります。

イキイキと仕事ができるのなら今のポジションを捨てても良いと思えたからキャリアダウンを果たしたのでしょう。

キャリアダウンしてもやりたい仕事がある

「大企業に就職することができたものの、本当は子供の頃から調理師として働き自分の店を持ちたかった。」

「せっかく公務員になれたけど、動物に関わる仕事への未練がどうしても断ち切れない。」

など、子供の頃に思い描いた夢とは違う方向へ進んで今がある人や、子供の頃の夢を叶えたけれど、いざ働いてみたら他にももっとやりたいことを見つけたという人もいるでしょう。

たった一度きりの人生、安定した今の生活を選ぶか、不安定でも思い切ってやりたいことをやってみるかの狭間で悩んだに違いありません。

しかし、冒険心が打ち勝ちやりたいことをやってみる人生を選んだのでしょう。

たとえ失敗したとしても、後悔はないはずです。

自分の時間が欲しい

学生時代から勉強に励み、見事に人も羨む会社に入ることができたら初めはやる気に満ち溢れていたことでしょう。

しかし、あまりの多忙ぶりにプライベートを充実させる暇はなく、仕事をするために生きているのではないかと思うほど、仕事に追われる日々を過ごすことになるかもしれません。

大学時代の友達らが休みを合わせて旅行を楽しんだり、度々飲み会を開催している話を聞いて、今度はそちらの方が羨ましくなってくるのです。

次第にプライベートの時間が全く取れないことに不満が募り、キャリアダウンしてでも自分の時間を持ちたくたるのでしょう。

自分の能力を過信している

「俺はどこでもやっていける!」

「俺は何をやっても成功させる自信がある!」

と豪語する男はキャリアダウンする可能性が高いでしょう。

自分の能力を過信して、世間を甘くみていると、世の中そんなに甘くはないことを肌で実感することになります。

自分の能力を認めてくれない会社に対して不満が募り、他の会社に移って自分の能力を確かめてやろうとキャリアアップを目論んで退職しますが、結局キャリアダウンしてしまう残念なパターンです。

自分の力を信じることは大切ですが、自分の能力を正確に知っておくことも大切です。

本当に能力の高い人は謙虚であり、そういう人ならどこに行っても間違いなく上手くやっていけるのでしょう。

夢を追いかけたい

大きな夢を追いかけるのは男のロマンであり、本当に夢が叶えられるならキャリアダウンしても良いと思うでしょう。

今までは生活の為に、抱いた夢とは程遠い仕事をしてきたかも知れませんが、働いてある程度の貯金が出来た今こそ、大きな夢に向かってチャレンジしてみようと思えたのでしょう。

生活が一変してしまう不安もありますが、夢を諦めて安定した生活を送り続けたら、この先の人生、一生後悔することになるかも知れません。

賭けに敗れても、チャレンジしたことに大きな意味があります。

最早、夢を追う決意が固まった男を動かせる人はいないでしょう。