あなたの周りにすまし顔をする人はいるでしょうか。
何かあるときや、ちょっとした時にすぐすまし顔になる人がいる場合、どうしてそんな顔をするのか気になる人も多いでしょう。
そんなすまし顔にはさまざまな心理が隠されています。
そこで今回はすまし顔の心理についてご紹介していきますので、ぜひ周りの人に当てはめてみながらご覧ください。
目次
すまし顔の心理的な特徴
自分を良く見せたい
すまし顔をする人の心理として、自分自身をよく見せたいという思いがあります。
すました顔をしていると、周りからは落ち着いているという印象を与えることが多いものですよね。
特に男性に多いのですが、トラブルなどが起こっても、冷静に対処することで、カッコいいと思われたいという心理があるのです。
これはもともと性格的にそういう人の場合もあれば、女性からの目を意識してわざとすました顔をしている人もいます。
それを見極めるのはなかなか難しいかもしれませんので、普段のその人の行動から判断するのが適切でしょう。
興味がなく無関心
すまし顔をしている人は、その人の話やその人自身に興味がなく、そのような顔になってしまっていることもよくあるパターンです。
つまり、すました顔をしたいわけではないのに、無関心すぎて、そんな顔になってしまっているというケースですね。
相手に興味がないと、早く終わらないかなと思いますよね。
自分の感情をなかなか出せない人は、興味がない話でも、きちんと相手のペースに合わせて話を展開させることでしょう。
しかし、すまし顔をする人は、そのようなことは一切しません。
むしろ表情で察して欲しいと言わんばかりに感情を出します。
その人が鈍感な人であれば、すました顔をされてもお構いなしに続けるかもしれませんが、大抵の人は気づきます。
そうして無駄な時間を過ごさないために、すました顔をしているのでしょう。
何も言いたくない
すまし顔をしている人は、そのことについて何も言いたくないという心理が隠されている場合もあります。
本当は真実を知っているんだけれども、素知らぬ顔をしてなにも知らないふりをするときによくすました顔になることはあるでしょう。
まさにその状況です。
もし、そのような話をしている時に相手がすました顔をしているのであれば、少し追求してみてもいいかもしれません。
つっこまれたことでボロが出てくる可能性があり、そこから本当のことを知ることができるでしょう。
追求されても全く動じない人は、メンタルがタフな人か、無関心な人のどちらかです。
なので、それ以上踏み込んでも収穫を得られることは少ないので、大人しく引き下がる方が得策です。
面白いと思っている
すまし顔の心理には、カッコ良く思われたい、クールだと思われたいというもののほかに、面白いと思われたいというのもあります。
カッコいいと面白いとではまるで相反する心理のようですが、周りからよく思われたいという点では大きな共通点となります。
他にも人と違ったセンスの持ち主だと思われたいという時にすまし顔がでるときも少なくありません。
例えば、グループで盛り上がっている時に、1人だけすました顔でつまらなさそうにしているなどは典型的な例でしょう。
こうすることで、自分は他人とは違う感性を持っているとアピールしているのです。
実際にセンスが違う天才肌の人もいますが、基本的なただ協調性がないだけの人が圧倒的に多いのが残念なところです。
何も考えていない
すまし顔をしている人は、本当になにも考えていないため、そのような顔になってしまっていることもあります、
つまり、全くなにも考えてないのです。
ボーッと窓の外を見ていたりする人を見たら、人によってはすました顔で外を見ていると思うことでしょう。
当の本人はカッコつけようともしていないし、誰かと話しているわけでもありません。
単純にそんな顔なのです。
そんな人に向かってすまし顔をしているなんて伝えても、全く通じませんよね。
そんな人なんだな、と割り切って理解するしかありません。
すまし顔の心理を理解しよう
すまし顔の心理は実に様々です。
基本は、周りからよく思われたい、すごいと思われたいという心理が働いてすました顔になることが多いです。
相手の話に興味がなかったり、無関心な場合はそこまで多くはありませんが、自分の感情をストレートに表現するタイプの人にはそこそこ見られるでしょう。
このように、すまし顔をしている人がどのようなタイプなのかで、その心理を理解することがとても重要になってくるので、一概に判断するのは少し難しいかもしれません。