あなたは相手に凄むことはあるでしょうか。
おそらくそのような経験をした人はそこまで多くないでしょう。
むしろ、凄まれることの方が割合としては多いはずです。
相手から凄まれると、恐怖を感じたり、パニックになってしまって冷静ではいられなくなります。
そんな状態になってしまうのに、どうして凄む人はいるのでしょうか。
そこで今回は凄む人の心理的な特徴についてご紹介していきます。
目次
凄む人の心理的な特徴
相手に負けたくない
凄む人の心理として一般的なものが、相手に負けたくないという気持ちの表れです。
少しでも自分を強く見せようとする心理の表れでもあるので、相手を威嚇するような態度を取ってしまうこともしばしばあります。
もしあなたが相手から凄まれた場合は、あなたに対して負けたくないと思っているかもしれません。
そう思い込むことができれば、目の前の凄んでいる人に対しても落ち着いて対応できるでしょう。
凄む人は自分のことで頭がいっぱいなので、下手に冷静にさせようとするよりも、出来るだけその場から立ち去った方が効果的です。
内心はビビっている
自分を強く見せたいという心理が働いていると先程お伝えしましたが、その理由は様々です。
マウンティングしたいという気持ちもありますし、その反対にどうしても相手が恐ろしいと内心ビビっているケースも少なくありません。
相手を恐れているからこそ、虚勢を張って凄むというわけです。
このようなタイプが相手の場合は見極めがとても重要です。
ビビっていることがわかるようなそぶりを見せていれば、すぐに冷静になることができますが、そう簡単なものではありません。
相手の言動をよく観察することがポイントになります。
凄い人だと思われたい
周りから賞賛されたい、よく思われたいという気持ちで凄む人もたくさんいます。
この傾向は若い人や、恋愛パートナーが近くにいるときにありがちです。
年齢が若い時はどうしても万能感があり、全てのことが自分を中心に回っていると思っています。
だからこそ、気に入らないことがあればすぐに相手を凄むことで、自分はすごい人なんだと周りから認識されたいのです。
特に近くにパートナーがいる時は、その傾向が顕著です。
好きな人にかっこいいと思われたいという気持ちから凄むことにさらに拍車をかけているというわけです。
どう接して良いのかわからない
相手への対応がわからずにパニックになってしまい、なぜか凄んでしまったなんて人もいます。
これは単純にコミュニケーション能力が低いから起こることです。
コミュニケーション能力が高ければ、相手の思いを汲み取ることができますし、自分の伝えたいことをしっかりと伝えることができます。
しかし、コミュニケーション能力が低い人は、一方的に相手に話されて、自分が言いたいを言えない状態になります。
そのストレスが溜まり爆発すると、凄むという行為に繋がるのです。
相手を思い通りにしたい
凄む人は、つい感情的になって凄んでいると思われがちです。
実際にその割合はとても多いです。
しかし、中には凄むことをテクニックとして利用している人もいます。
これには、相手を自分の思い通りにコントロールしたいという心理が隠されています。
感情的にはとても冷静だけれども、この場面で凄んだら、自分にメリットがあるなと頭の中で計算しているのです。
なかなか厄介なタイプですし、そういった場に慣れている人が多いので、近づかない方が無難でしょう。
周りからどう思われているか気になっている
凄む人には大きく分けると2つのパターンに分けられます。
1つはマウンティングしたい人です。
もう1つは、小心者タイプの人です。
周りからどう評価されているのか気になるタイプは、明らかに小心者タイプでしょう。
自分がどう思われているのか、何か悪口を言われているのではないかなどあれこれ気になってしまうのです。
この小心者タイプは疑心暗鬼にかられやすいので、人を信用することができなくなり結果として凄むことでしか自分を表現できなくなってしまいます。
とにかく相手が嫌い
凄む人の心理はたくさんあり複雑ですが、単純に相手が嫌いだから凄むというシンプルな理由もよくあります。
相手のことが嫌いで仕方がないと、話すことも嫌ですよね。
ちょっと話しかけられたら「あぁ!?」なんて感情的になってしまうことだってあるでしょう。
こればかりはどうしようもありません。
時間をかけてわだかまりを無くすか、この人とは相容れない存在だと認識して距離を置くかの選択になります。
嫌われているからという理由で凄まれる人にわざわざ近寄る必要はありません。
凄む人には近づかないようにしよう
凄む人の心理にはいくつかありますが、それを特定するのはかなり難しいです。
そのため、あなたが相手から凄まれたら、冷静を保ちつつ距離を置くことが重要な対策になります。
どんな心理が隠されていても相手に対して凄む人というのは、その人のことを何も考えておらず自分のことしか考えていないからです。
そんな人と付き合っていてもあなたの時間が浪費されるだけで、良いことは何1つありません。
関係が深まれば深まるほど、抜け出すのは難しくなるので、判断は早めにしてすぐに対処するようにしましょう。