「ゆとり世代」が「悟り世代」と呼ばれるようになり、男性の闘争本能がどんどん無くなってきています。
それはそれで平和で良いのですが、男らしい男性を見つけるのは難しくなってしまいました。
今回は、争い事が嫌いな男性の心理や行動をご紹介します。
目次
争い事が嫌いな男の心理や行動
人と争うのが面倒くさい
最近の若い男性の中には、人との関わり自体を面倒くさいと思う人が増えてきているようです。
皆んなが皆んな同じ価値観を持つことはあり得ないので、人と真正面から向き合えば、必ず意見が衝突する場面があります。
自分の意見を曲げたり、相手と言い争わなくてはいけないと思うと面倒くさくなってしまうのです。
ご近所付き合いが希薄になった世の中で育ってきた世代の若い人たちは、知らない人に挨拶をする事は愚か、日頃顔を合わせる中であっても、交流を持たないようにサラッと付き合うことが普通になっています。
それなのに、ネットの普及によって、全国の人と知り合う事も可能な世の中なので、自分の趣味や嗜好と一致する人を選んで積極的にコミニケーションを取ることはします。
人間関係による争いが面倒なので、初めから争いが起きそうにない人間を選んで付き合おうとしているのでしょう。
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人と争うのが怖い
人とは争わず、空気を読んで行動する男性は、協調性の高さから人に好かれ、人間関係がスムーズにいきます。
しかし、心の底では自分の思うがままに生きてみたいと思う時もあるでしょう。
一見協調性が高い男性は、心が繊細で傷つきやすい男性である事が多く、争い事を嫌う傾向があります。
自分の意見を強く主張しようと思ったら、反対する人たちの反論に立ち向かわなくてはなりません。
強い口調で責められたり、不満そうな表情や態度を見ただけで、繊細な男性の心は傷ついてしまうのです。
自分が傷つくのが怖いから、人と争うくらいなら自分の気持ちを押し殺す方を選ぶのでしょう。
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良い人だと思われたい
人と争いが絶えない人は、争いに勝つ事で自分の気持ちを満たすことは出来ますが、その分、敵を作ってしまったり、人から嫌われてしまうことがあります。
争い事が嫌いな男性の心理として、せっかく良い人のイメージを保ち続けてきたのに、人と争う姿を見られて、自分のイメージを崩したくないという思いが強く働いているのでしょう。
八方美人な人は、人に嫌われる勇気がなかなか持てず、自分の意志よりも、他人の意見を尊重する事を優先してしまうのです。
自分が我慢してでも、守りたい自分のイメージの方が勝ってしまうのでしょう。
特にこだわりがない
人との争いが面倒だから、怖いからという理由以外に、何に対しても無関心だと争いに関わらずに済みます。
特にこだわりがなければ、誰かから与えられた物をそのまま受け入れる方が断然楽に決まっています。
争い事が嫌いな人は、思い通りにいかなくても憤慨したり、感情を爆発させることはありません。
どかか冷めていて、与えられたものを素直に受け入れることが当たり前に出来てしまいます。
人や物に無頓着で、「何でもいいや」という気持ちが他の人よりも強く、すぐに妥協することを選ぶので、争いは起きませんが、そういう人は達成感に包まれたり、大きな喜びに胸を躍らせる事もないでしょう。
ちょっとしたことで謝る
争い事が嫌いな男性が取る行動にはいくつかの共通点があります。
1つ目は、謝ることが癖のようになっていることです。
普通に考えたら謝る必要が無いことですら、争いを避ける為に謝ってしまうのです。
向こうからぶつかってきたのに、ぶつかられたこちらから謝ったり、仕事でも自分のしでかしたミスではなくても、とりあえず謝ったりと、日常生活の至る所で謝罪をするのが当たり前となっています。
そのおかげで、争い事には発展しませんが、周囲からは気の弱い人とナメられる事もあるでしょう。
自分の本心を隠す
自分の意志を貫こうと思うと、反対の意見を持つ人との争いは避けられません。
争い事が嫌いな男性は、意見を人に譲る以前に、人の出方を探れるまでは、自分の本心を隠しておきます。
どこで誰が話を聞いていてトラブルに巻き込まれるか分かりません。
基本的に受け身の体勢で人間関係を築くので、自分のことは多くは話さず、あえて聞き役に回ることが多いでしょう。
うっかり本心を話さなければ、どんな状況でも、臨機応変に人の流れに合わせる事が出来、争いに巻き込まれることはありません。
上手に世の中を渡るには、自分の本心を隠したまま動くのが利口なやり方かも知れません。
見て見ぬ振りをする
争い事が嫌いな男性は、事なかれ主義で、目の前でトラブルが起こっていても、見て見ぬ振りをしてしまうことが多々あります。
とにかく面倒なことに巻き込まれたくないという気持ちが強く、面倒が起こりそうな予兆を感じ取るレーダーが敏感に働きます。
今の平和で平穏な日常生活を壊さないように、あらゆる厄介事の種さえ排除しておきたいのでしょう。
争い事の種になりそうなことは避け、近づかない、関わらないをモットーにして生きているのです。