倦怠期がない夫婦の特徴は?

倦怠期がない夫婦の特徴

恋の始まりは誰しも気持ちが盛り上がってラブラブムードが止まりませんが、お付き合いの果てに結婚し、長年連れ添うとどうしても訪れるのが倦怠期です。

しかし、ごく稀に長年連れ添っても倦怠期知らずの仲良し夫婦の姿を見かけることもありますよね。

仲睦まじつ寄り添う姿はとても羨ましく思えます。

今回は、倦怠期がない夫婦の特徴について紹介していきます。

倦怠期がない夫婦の特徴

程々の距離感を保っている

恋愛でも同じことが言えますが、いつもどこでもべったりと密着している距離感の近い恋人や夫婦には必ず倦怠期が訪れます。

近い距離感でいるということは、相手の良い部分を間近で感じることもできますが、反対に嫌な部分も大いに目についてしまいます。

夫婦として長く一緒にいようと思ったら、ダメところには極力気づかない鈍感さや、ダメなところを見つけても、目をつぶってあげる大らかさが必要になってきます。

夫婦になったからといって、いつもそばにいたり、相手の行動に干渉しているようでは、どんどん相手の嫌なところが気になってしまうのも無理はありません。

相手を知りすぎると、魅力を魅力とも感じられなくなってしまうので、夫婦といえども、ほどほどの距離感を保つことが大切なのです。

価値観が似ている

離婚原因の大部分を占めているのは、性格の不一致・価値観の不一致による心のすれ違いです。

多くの人は恋愛を経て、「この人だ!」と思えたからこそ今のパートナーを選んだのでしょうが、実際には結婚して生活を共にしてみないと本当の価値観は見えてこないのでしょう。

思春期の子供たちが、反抗期に突入するのは、今まで当たり前だと思って親の価値観を受け入れていたのに、心や体が成熟してきて、親の価値観とは違う自分の価値観を見いだしたことから反発が始まります。

子供の思春期の反抗期のような勢いはないかも知れませんが、夫婦間の倦怠期にも同じようなことが言えるのでしょう。

スキンシップを欠かさない

倦怠期を迎えた夫婦は、お互いにボディータッチやキスやハグなどのスキンシップが急激になくなってしまいます。

夫婦仲が良好な人たちは、いつもベタベタしているわけではありませんが、常日頃から、顔が近づいた時に頬を触ったり、面白い話をした時に体を叩いて突っ込んだり、些細なスキンシップを欠かすことはありません。

日頃からお互いの体にタッチしているので、仲良し感が未だ継続できており、「私たち」という連帯意識が生まれるのです。

ボディータッチを通して夫婦間の強い絆を構築している2人は、そばに居ようが、離れて居ようが、お互いの存在をいつも心の中に感じられる、倦怠期にありがちな相手を空気のように扱うことがないのです。

お互いを尊敬している

好きだけで結婚してしまった夫婦は、どうしても時間の経過と共に相手への関心が薄れ、倦怠期を招いてしまいます。

長年連れ添っても倦怠期とは無縁の夫婦の特徴は、好きな気持ちを持っているのはさる事ながら、お互いが互いのことを尊敬しているので、いつまでも相手のことを大切に思えるのです。

相手の才能や仕事ぶりを高く評価しており、自分のパートナーとしてだけではなく、人として尊敬できるので、自慢のパートナーと思っているのでしょう。

相手の敬意や感謝の気持ちを持ち続けている夫婦は、周囲から見ても洗練されているステキなご夫婦として羨ましがられていることでしょう。

結婚してもデートを楽しんでいる

倦怠感のない夫婦は、倦怠感が訪れないように自分たちで工夫して結婚生活を送っています。

日常生活を送る中で、だらしのない部分を見せることも当然ありますが、時には恋人時代を思い出して、自分たちがドキドキ出来るようなイベントに参加したり、恋人時代に2人で訪れた懐かしいスポットを再び巡ってみたり、夫婦になった今もデートを楽しんでいるようです。

結婚前と完全に同じような感情ではないにしろ、いつまでも仲良くいられるような試みをしようとしている心意気が素晴らしいですね。

恋人時代よりも、夫婦となった今の方が遠慮はいらないですし、むしろあの頃よりも気を遣わずに純粋にデートを楽しむことが出来るのではないでしょうか。

自分の時間も大切にしている

結婚し子供が生まれ、親になった途端、自分の時間は大幅に削られてしまいます。

子供の将来のために貯金しなくてはと夫婦のお小遣いを減らし、子供たちの世話に時間を費やされるので、独身時代にハマっていた趣味にも手を出せなくなってしまいます。

しかし、倦怠期とは無縁の幸せそうな夫婦を見ていると、自分の趣味を持っていたり、たまには息抜きをする時間を作ってリフレッシュしているようです。

妻として、夫として、親としての責任を全うしようと型にハマり過ぎると、一番大切な温かい気持ちをいつしか忘れてしまったり、目の前の幸福に感謝出来なくなってしまうのです。

心にゆとりがある

相手を思いやる気持ちがあれば、夫婦の倦怠期は回避できるでしょう。

お互いに時間に追われて忙しくしていたり、お金のことで気を揉んでいたりすると、相手を思いやる気持ちが持てなくなってしまいます。

幸せそうな仲良し夫婦は、時間やお金を上手にやり繰りして、不安要素を取り除いているので、相手を思いやる心のゆとりがあります。

お互いがしてくれたことに感謝の気持ちを持てるので、家庭内は居心地が良く、長く連れ添ったとしても嫌悪感や、倦怠期を感じずに幸せに連れそうことができているのでしょう。