器用貧乏という言葉を聞いたことはありますか?
どんなことでもある程度対処できる器用さはあるけれど、そのせいで広く手を出し過ぎて、結局何も身につかないという、ちょっと残念な人です。
あなたの近くなら、「あの人、器用貧乏かも・・・」と顔が思いつく人はいるでしょうか。
仕事や趣味だけではなくて、恋愛も長く続けているイメージはないかもしれませんね。
目次
器用貧乏な人の恋愛の特徴
飽きっぽい
器用貧乏な人は、恋愛にも飽きっぽさが目立ちます。
それはきっと、本人が器用だから、彼氏彼女にも同じようなことを求めすぎるのでしょう。
気配りも上手で、思いやりもできる器用貧乏な人は、自分と相手を比べると、いろいろと物足りなく感じてしまうのかもしれません。
「気が利かないな・・・」「融通がきかない・・・」などと感じ、だんだんストレスが溜まって来るのです。
相手と自分の違いを受け止めて、少しずつ成長できるのが理想ですが、自分に合わせて欲しいと二人ともが思い過ぎると、気持ちがずれるようになります。
お付き合いに至るまでは、お互いに思いやりを持って、優しく接し合っていたはずです。
その頃の気持ちを忘れないようにしたいですね。
のめり込まない
器用貧乏な人は、恋愛に深く入り込まないことが多いでしょう。
恋愛と、それ以外の趣味や友達付き合いなど、同列に見ます。
好きな相手のことを暇があれば考えるような一途な気持ちでいることにも、飽きてしまうのです。
少し楽しんだら、他のことでも楽しめないか考えるようになってしまうのでしょう。
深い恋愛をしたことがないと、気持ちが軽いままなのが、彼氏彼女に伝わってしまいます。
真剣に思い合える相手を求めて、彼氏彼女の方から、離れていってしまうこともあるかもしれません。
目移りしやすい
器用貧乏な人は、好奇心が旺盛です。
恋愛でも、同じパートナーといるより、新しい刺激のある人がいたら、すぐにそちらになびいてしまいます。
カップルは気持ちが離れたり近づいたり、最初の頃の熱が冷めてから、二人で過ごすうちに暖かい気持ちを育てたりして、気持ちは変わるのが自然です。
同じ相手と、長く一緒にいることで相手が特別に感じることもあるのですが、すぐに目移りばかりしては進歩がありません。
最初の両想いから付き合うまでのドキドキした気持ちを味わって、落ち着いてきたのを「気持ちが冷めた」と勘違いしてしまうのは、もったいないことです。
好きなタイプが一定しない
いろいろなことを体験したいと考える器用貧乏な人は、好きなタイプが広すぎます。
自分も変化して、相手に合わせた振る舞いをします。
去年はこんなタイプとお付き合いしていたのに、今年は違うということが続くでしょう。
同じ人と長く付き合うのは難しいのかもしれません。
自分と似た人とお付き合いしたら、気は合うと思いますが、お互いに簡単に離れていく可能性があります。
かなり包容力が高い相手を見つけたら、それもうまくいきそうですが、器用貧乏な人の気まぐれを許してくれるほど心の広い相手を見つけるのが一苦労です。
執着心がない
器用貧乏な人は、恋愛も軽い気持ちで楽しんでいます。
特定の人のことを大切にする気持ちはありますが、自分の傍にいて欲しいという気持ちは強いとは言えません。
相手の自由を尊重するのも優しさのつもりですが、相手からしたら伝わりづらいですね。
目に見えるくらいのヤキモチは、たまに焼いてくれても良いと思うでしょう。
束縛されるのも困りますが、愛情表現をあまりしてくれないのも寂しいものです。
例え内心ではヤキモチを焼いたり、離れていくと寂しいと感じている気持ちがあるなら、強がらずに表現して欲しいものですよね。
本当の自分がわかりづらい
器用貧乏な人は、いつのまにか自分にも、自分の素の姿がわからなくなっているのではないでしょうか。
いろいろな人に合わせて振る舞うことができるので、どんな自分でいたら一番自分らしいのかと聞かれたら難しいはずです。
どんな態度でいるか決められないのは、実は少しずつストレスを溜めています。
何かをガマンしているというより、気を使っているので緊張感があるのです。
器用貧乏な人がリラックスした姿を見せられるのは、特別な相手でしょう。
そんな相手が見つかるまでは、一人でいるのが一番落ち着くと感じているかもしれません。
気持ちの表現が苦手
器用貧乏な人は、同じことを繰り返したり、変化がないことに飽きます。
誰かと安定した関係でいるのは疲れてきます。
でも、自分からはお付き合いしている彼氏彼女に、いつも違う刺激を与えている訳ではないでしょう。
ずっと安定しない相手といるのは大変です。
自分は本当に愛されているか、彼氏や彼女に聞かれることもあるかもしれません。
気持ちがわかりづらいから、きっと相手を不安にさせることがあるのでしょう。
一人でいる時間が多いから、自分の気持ちを表現して、相手に言葉で伝えることに慣れていません。