熱い人のことが苦手な理由は?

熱い人のことが苦手な理由

あなたは熱い人が好きですか?それとも苦手ですか?

パワフルで熱血漢な人と一緒に居ると、力を分けてもらえて元気が出るような気もしますが、熱い人が苦手な人はとことん苦手なようです。

今回は、熱い人のことが苦手な理由についてご紹介していきます。

熱い人のことが苦手な理由

テンションが高すぎて疲れる

熱い人は活気が溢れていて、普段からテンションが高めです。

おとなしい人や、気持ちが落ち込んでいてテンションが上がらない時に、高いテンションで接してこられるとついていけません。

無理をして、熱い人のテンションに合わせると、なんだかどっと疲れてしまいます。

楽しい時に一緒に盛り上がるのには最高の相手ですが、空気を読まずにいつも高いテンションでこられるのは正直、迷惑なのです。

波長が合わない人にとっては、熱い人の言動は暑苦しくて迷惑極まりなく、勘弁してほしいと思ってしまいます。

自分の意見を押し付けてくるのが嫌

悪気はないのでしょうが、熱い人は自己主張が強く感じられます。

自己主張をするのが苦手な人にとっては熱い人が話しかけてくるだけで、意見を押し付けられている感じがしてしまうのです。

熱い人の口癖は

「私はこう思う!」
「僕はこう思う!」

といった自分の意見を発信するものが多く、ただ意見を言っているだけのつもりが、声も大きく、圧を感じてしまい、周囲からすると、押し付けがましい人と思えてしまうのでしょう。

距離感が近すぎる

熱い人は、人との適度な距離の保ち方が分からないようで、初対面の人にもタメ口でガンガン話しかけに行ったり、話す時のポジションも近めです。

人間にはパーソナルスペースというものがあります。

パーソナルスペースとは、他人が自分に近づいてきた時にどのエリアで不快感を感じるか、感じないかを関係性から測ることができるものです。

相手との距離が0cm〜45cmを密接距離と言い、恋人や家族など密接な関係にある人以外が近づくと普通は不快感を覚える距離間なのです。

基本的に熱い人はパーソナルスペースが広めで、まだ親しい関係でなくても自分の密接距離の間に人が侵入するのを見る嫌がりません。

ですから、人に接する時にもどんどん相手のパーソナルスペース侵入して行ってしまうのです。

声が大きい

熱いパッションを持つ人は、何故かみんな声が大きいのが特徴です。

ハートは熱いのに、声が小さくて聞き取りづらい人なんて見たことがありません。

きっと子供の頃は先生に、「静かにしなさい!」といつも言われていたことでしょう。

注意されて、一度は声のボリュームを下げるものの、気持ちが盛り上がるとついつい大きな声に逆戻りしてしまうのです。

映画館や図書館など、静かにしなくてはいけない場所に一緒出掛けると、隣で大声で話しかけてきたりするので、こちらが恥をかかされてしまいます。

いくら地声が大きいからといって、大人なんだから時と場合によって声のボリュームを調節して欲しいものです。

デリカシーがない

熱い人は、自分が1つのことに夢中になってしまうと周りが見えなくなってしまうことがあります。

その為、無意識に人を傷付けてしまったり、失礼な言動をとってしまうことがあります。

例えば、結婚適齢期を過ぎた独身女性に結婚の良さを熱く語ったり、「あなたが結婚出来ない理由は◯◯だと思う!」などズバッと痛いところをついてくるのです。

本人は、相手の為になると思って親切心から言っているのですが、言われた方は「なんてデリカシーのない人!」と気分を害してしまうのです。

熱い人と一緒に居ると、度々そういうトラブルが起こって不快な思いをしてしまうので嫌いになってしまうのです。

現実が見えていない

熱い人は、すぐに理想を口にします。

事前に計画を練ったり、よく状況把握しないまま大きな口を叩いてしまい、結果が伴わないという事が多々あるのです。

夢のような話をあたかも可能なように熱く語るので周囲は、「口先だけのヤツ!」「ビックマウス!」と思うのでしょう。

口では良いことを言っていて、行動が伴わず、結果が出せない人は人からの信頼が失われてしまいます。

同じような事が何回も続くと、今度は何を言っても信じてもらえなくなってしまうでしょう。

夢や目標を口にする時には、しっかりと準備をして実現に向けた努力をしていかなくてはいけません。

高圧的な態度が怖い

熱い人には、周囲を圧倒するパワーがあります。

本人がその事を自覚しないまま振るっていると、時として相手に高圧的だと受け取られてしまうのです。

集団の規律を守ろうと大きな声を出したり、自分の意見を強く主張されることに恐怖感を覚えてしまう人もいるのです。

心がナイーブな人は、まるで自分が怒られていると思ってしまうのでしょう。

内面をよく知らない人からは、いつも声を張り上げている怖い人という印象を持たれてしまい、敬遠されるのです。

みんなの為を思った行動を取るなら、まずは相手の気持ちを考えて行動する事が大切です。

そうすれば、善意を悪意と捉えられる事はなくなるでしょう。