どうしてか、女子顔負けに噂が好きな男性がいます。
噂を聞いて、噂を話すことも大好きです。噂は自分についての話題ではないので、気楽に話しています。
噂をしながら、自分と誰かを比べているのかもしれません。
誰かの噂をしている時は、好意的な話をしないでしょう。
それをやんわりと批判しながら、自分の方が良い人間だと主張しているようです。
ただし、噂の真偽は、本人に聞いてみないとわからないのに、夢中で話しているのはちょっと恥ずかしいですね。
目次
噂好きな男の心理
話す内容がない
噂好きな男性は、自分のことを話題にして相手に話すことが見つからないのを、ごまかしています。
会って最初は自分の自慢がいくつかあるかもしれませんが、それ以外に詰まると、誰かの噂話が始まります。
誰かの噂は、良いようには話しません。
噂になる話題は、そもそもゴシップや失敗談など、目立つものでしょう。
そんな話を広めるのは、暗黙のうちに「自分はそんな人間ではない。」という優越感からですね。
本当かどうかわからない話をして得意げになっている彼は、自分のことでは大きく胸を張れないのです。
妬み
誰かの噂をしながら、その人の情報を集めているかもしれません。
「相手よりは自分の方がマシ」と言いたい割に、噂の話題を探そうとして、その人と同じレベルになっています。
でも、その人の噂をしようとして詮索するのは、その人よりレベルが高いと言えるかはわかりませんね。
噂をされる人は、誰に何を言われようと気にしていないかもしれません。
そんな相手のアラ探しをすることに一生懸命になる理由は、妬みでしょう。
相手の羨ましいと感じることを攻撃するのが、噂を流すことなのですね。
自信がない
噂好きな男性は、自分に自信がありません。
素の性格に胸を張れると思えることがわからなくて、自分の意見も言えないのです。
噂をしながら話したら、話している相手と意見交換ができます。
その時、意見が一致したら、内心はほっとしています。
嘘か本当かわからない噂話をして、そこに安心を求めるのは小心者と言えるかもしれません。
きっと、それまではあまり褒められた経験がないので、何をして良いのかわからないのでしょう。
ある程度若いなら許されたとしても、良いオトナになってきたら、成長して欲しいですね。
情報が早いアピール
たくさん噂を仕入れるには、アンテナを磨いておかないといけません。
その分、情報収集にかける時間も長いです。
その時間を勉強や趣味に使ったら、もっと彼自身が充実するはずなのですが、まだそれほど成長していないのでしょう。
噂をたくさん知っていることで、周りの人の知らないことを知っていて、優越感があるのです。
他の人の知らない情報ですが、噂はあくまで噂。
その話が本当か確かめられないのに、同じ話題を続けるのに限りがあるので、次々と新しい情報を見つけるのです。
自分の意見を言っているつもり
噂について話をしている時に、相手と話をしているつもりになります。
噂好きな男性は、情報を集める時に、他の人の意見にも目を通しているでしょう。
無意識に、多くの人の意見や、面白い意見を話すかもしれません。
まるで、自分だけが考えたように。
熱く話し合いができる自分や、鋭い見方をしていると相手にアピールできるように話しているのでしょう。
ただし、ニュースになっている話題や、周りで起こった話について意見を求められたら、はっきり話さなくなるかもしれません。
参考にできるモノがないと、意見は言えないのです。
向上心がない
何かと噂話ばかりしている男性は、向上心がありません。
その噂の内容を確かめたり、自分に反映させるつもりがないです。
「ダメだと思う」と言ったとしても、「だから自分はそうならないようにする」など、発展がないです。
噂好きな彼に魅力は感じられず、離れていく人がいれば、また別の人に噂話を始めるでしょう。
噂話が好きな人を見つけたら、気が合うから長い時間一緒に過ごすでしょう。
でも、その人が場を離れたら、悪口を言うかもしれません。
本当に信頼関係が作られた訳ではありません。
一時的な付き合いができたら良いのでしょう。
退屈しのぎ
自分一人だと、時間が余っていると感じてしまうから、つい噂を集めたり、話したくなる男性なのでしょう。
退屈しのぎとして、噂話をしているので、心から楽しんでいるのではありません。
それなのに、真剣になれるものが見つからないから、噂話をしてしまうのでしょう。
彼の心の中には、寂しさもあるのかもしれません。自分に満足しているか彼に聞いたら、していないと言うでしょう。
「それより、」と噂話をして、話をそらすかもしれません。
噂話が好きな人と長く過ごしても、楽しむことはきっとできないでしょう。
お付き合いは、ほどほどに。