好きな人に告白したときに「友達として好き」という答えが返ってきた経験はありませんか?
ぐさりと傷つくことはなくても、なんだかモヤモヤとした気持ちが残りますよね。
「友達として好き」と言った本心はどんなものなのでしょうか。
今回は、友達として好きと言う心理についてご紹介していきます。
目次
告白して「友達として好き」と言う心理
異性としては見られない
「友達として好き」とう言葉はやんわりとした印象がありますが、直訳すると、異性としては見られないということをはっきりと述べているわけです。
つまり、大人数で遊ぶ分には楽しいけれど、2人きりで親密な時間を過ごしたいと思わないということで、あなたの立ち位置は「その他多数」なのです。
あまりにもハッキリ言ってしまうと、相手を傷つけてしまうことになってしまいます。
「自分が悪者になりたくない。」
「相手のショックを少しでも軽くしたい。」
と色々考えてた結果、「友達としては好き」とマイルドな断り方をしたのでしょう。
今の関係を続けていきたい
「出来れば告白をして欲しくなかった…。」というのが本心なのではないでしょうか。
おそらく相手は今のあなたとの関係を気に入っていたのでしょう。
「友達として好き」という返事は、「これ以上も、これ以下もあなたとは考えられない」という強い意思表示なのです。
最後の「好き」という二文字に惑わされ、くれぐれも期待しないようにしましょう。
今の距離以上に侵入して欲しくもないし、離れて欲しいと思っているわけでもないと解釈するのが正解です。
あなたとは本当は、告白前の関係がベストだったのでしょう。
良いところや魅力を認めている
あなたのことを、完全に拒絶したいという気持ちや、否定したいという気持ちはないのでしょう。
友達として今まで一緒に過ごした中で、あなたの良い部分をたくさん見てきたので、部分的には好きなところもたくさんあるのです。
しかし、それはあくまでも部分的にです。
休みの日にあなたのことを考えたり、あなたのことで胸がいっぱいになってご飯が食べられない自分の想像がつかないのです。
自分を犠牲にしてまであなたに尽くしたり、あなたの為に自分の時間を捧げようとまでは思わないのでしょう。
そこがハッキリと自分でも自覚できるので「友達として好き」と言う表現になってしまったのです。
キープしておきたい
キッパリと振らずに「友達」「好き」というフレーズを使ったのは、あなたをキープしたいと思っているからかもしれません。
今の段階で告白をO Kして付き合いたいとまでは思えないものの、あっさり振ってしまうのはもったいない気がしているのでしょう。
あなたを手放したら、誰からもチヤホヤされなくて寂しい日々を送るかもしれない…。
でも、素敵な王子様・お姫様が現れるかもしれない…。
今気になっている人は振り向いてくれそうもないし…。
など、寂しさと理想の恋との狭間で自分の中に葛藤があるのでしょう。
好きだからと言って、相手の言動に振り回されていると、幸せな恋がどんどん遠ざかってしまうことを覚えておいてください。
本当に好きでいてくれるか確かめたい
何事も慎重派な人は、恋にも当然慎重になります。
「付き合ってみてもいいかも」と少し思えたくらいでは「OK」の返事をすぐには出せないのです。
一度相手に冷静になってもらい、本当の気持ちを確かめるためにも、「友達として好き」と言って様子を伺っている可能性があります。
友達として付き合ってみて、自分と価値観が似ていたり、フィーリングが合う事を確信出来たらお付き合いへGOとなるかもしれません。
そこまであなたが待っていてくれれば、慎重派な人も、あなたが本当の愛を示してくれていると判断してくれるでしょう。
自分の気持ちがハッキリ分からない
確かに好きであることは間違いないけれど、恋愛として好きなのか、人として好きなのかハッキリ分からないとう経験はないでしょうか。
考えれば考えるほど、「好き」ということが分からなくなってしまうものです。
真面目で誠実な人は特に、ハッキリと好きであることが自分で分かっていない状態で相手とお付き合いするのは失礼と考えて、勢いに任せてお付き合いを承諾することはないでしょう。
自分の気持ちを見つめ直す余地が欲しくて、「友達として好き」という返事を返して考える時間を稼いでいるのではないでしょうか。
人の気持ちを弄ぶなんて考えは微塵もなく、真面目な人はベストな答えを導き出す為に保険をかけるような形になってしまうのです。
付き合う心の準備が出来ていない
あなたから告白してもらったことを嬉しく思う気持ちはありますが、それ以上に、突然の告白に驚いてしまい「友達として」と言ってしまったのかもしれません。
自分に好意を寄せているなんて思ってもみなかった相手からの突然の告白では、心の準備ができていないのも無理はありません。
後になって、事態が飲み込めた時、ようやくじわじわと喜びが押し寄せてくるでしょう。
そして、「友達」と言ってしまったことに後悔しているかもしれません。
もしかしたら、友達撤回発言が飛び出す可能性もあるのではないでしょうか。