自虐的な人の心理・言葉・原因と自虐的な人に疲れる時の対処法とは?

自虐的な人の心理・言葉・原因と自虐的な人に疲れる時の対処法とは?

自虐的な人とは、自分のことを下に見て責めたり、自分のことを苦しめたりするような人のことです。

自分のことを卑下するといった言い方もします。

そんな自虐的な人ですが、どうして自分のことをそのように扱うのか、その心理が全く理解できない人もいることでしょう。

これは男性と女性でも少々変わってくる部分があります。

そこで今回は男女別に自虐的な人の心理についてご紹介してきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながらご覧ください。

そして自虐的な人との付き合い方や自虐的になる性格の原因、自虐的な言葉などについても触れていますのでこちらも参考にしてみてください。

自虐的な男の心理とは

ポジティブに物事を考えることができない

ポジティブに物事を考えることができないのも、自虐的な男の心理的な特徴の一つです。

自虐的な男は、何事につけても考えが後ろ向きです。

人から褒められた時でも、最初は嬉しい気持ちがありますが、後になって「あの時は褒められたけど、本当は○○なんじゃないか」とネガティブに考えてしまうことが多いです。

このように、裏の気持ちや考えを探ってしまう癖がついており、他人や物事に対してもネガティブに考えてしまいます。

あまり度が過ぎてしまうと、他人にも影響を与えてしまうため、友達や恋人がなかなかできないといった状況に陥ります。

そして、またネガティブに考えてしまい、というような負のスパイラルに陥ることが多いのです。

もしも、自虐的な男性と恋人や友達として付き合うのであれば、考え方に影響されないように気をつける必要があります。

予防線を張りたがる

自虐的な男の心理的な特徴として、予防線を張りたがる傾向があります。

何かを始めるときなどは「自分て○○だから失敗したらごめんね」などと言って予防線を張ることが多いです。

自虐的な男はとても繊細な心を持っており、常に周りからどう思われているかを考え、自分が傷つくのを恐れています。

そのため、失敗した時でも周りから責められないように、予防線を張って自分への期待値を下げようとするのです。

恋愛でも同じような考え方で予防線を張ろうとします。

誰かを好きになったとしても、フラれてしまいそうな要因を次々と引き出してきます。

その方が、フラれた場合は本人も納得しやすく、失恋した時の傷を可能な限り浅くできると考えているためです。

このように、周りからの評判を常に気にしてしまうがゆえに、周囲からは自虐的な男とみられてしまうのです。

自分に自信を持っていない

自虐的な男の心理的な特徴として、自分に自信を持っていないことがあげられます。

何か仕事を割り当てようとしたり、頼みごとをお願いすると、「いや、自分は○○だからできない」と言って断ろうとしてきます。

恋愛においても、「自分みたいな人が付き合えるわけではない」と思ったり、付き合う際も「彼女と自分は釣り合っているのか」と考え込んでしまいます。

それらは全て、自信のなさからきています。

「どうせ自分にはできない」という気持ちや「本当に大丈夫だろうか。何か悪いことでも起きたりしないか」という思いが先行してしまい、一歩踏み出すのにとても苦労するのです。

特に、経験のないことに対してはほとんど自信を持つことがありません。

反対に少しでも経験があったり、予備知識を持っていたりすると前向きに考えて行動する時がありますが、それでも自信を持つまでに長い時間が必要になります。

自虐的な女の心理とは

自分が傷つきたくない

自虐的な女は、傷つきたくないため先手をとって自分自身を傷つけるような言葉を言います。

例えば自分がブサイクだということがコンプレックスな女は、人に言われる前に「私ブサイクだよね」と言います。

そうすれば人に「ブサイクだね」と言われて傷つくことを防ぐことができるのです。

このように過度に傷つくことを恐れてしまうのは、それまでそのコンプレックスによって傷ついた経験が多かったからと言えます。

自虐は彼女たちにとって、最大の防御なのです。

男性の方はこういう女の、あまりに自虐的な言葉に「暗い」「絡みにくい」と嫌悪感を抱くかもしれません。

しかし今まで嫌な目にあってきたことを認め、慰めてあげると自虐的な女も心を開くことでしょう。

それでも自虐を繰り返すようなら、肯定も否定もせずサラッと流すのが無難かもしれません。

周りの人から注目されたい

人は落ち込んでいる人を見ると、「どうしたんだろう」「私何かしたかな?」と気になるものです。

自虐的な女は、自ら自分のマイナス面を強調し落ち込むことで、周りの注目を集めようとします。

例えばダイエットが失敗したことで悩んでいる女がいたとします。

それが痩せて解決したら、今度は肌荒れのことで悩みだす、といった具合です。

こういう女は次から次へと悩みを引っ張り出してくるので、いちいち慰めたり解決したりするのは徒労に終わります。

なぜこうなるかというと、自虐的な女は自分に自信がないために、落ち込むことでしか注目を集めることができないと思い込んでいるからです。

こういう時はさりげなく長所を褒めることを根気よく続けていくと、やがて自分の得意なことで輝くことを覚えてくれるでしょう。

自分の価値観を確かめたい

自虐的な女は、常に自分の選択について不安に思っています。

自分に自信を持っている人は、自分の確固たる価値観があり、他人の意見をさほど気にしないでしょう。

しかし自虐的な女は他人の目を気にしすぎていて、「肯定」を求めて一度自分を否定する必要があるのです。

例えば自虐的な女が「このコーデ変だよね」という時は、「そんなことないよ」という言葉を待っています。

他人の肯定があってはじめて、安心して外を歩けるのです。

また、愛情を確認する際も自虐を通して行われます。

「私なんてどうでもいいよね」という言葉で「大切にするよ」という言葉を引き出そうとするのです。

これらの自虐を全て訂正して肯定していては疲れてしまいますし、さらなる自虐を呼んでしまいます。

自虐が出る前に相手を肯定してあげることが一番です。

ダメな自分のことが大好き

自虐的な女は自分に対する評価がきわめて低く、自分に自信がありません。

自分に自信があれば、自虐的になるということはないでしょう。

コンプレックスを持っているなどの理由から自信がないのが自虐的な女なのですが、では、そんな自分のことが嫌いかというと、決してそうではありません。

「そんなダメな自分、かわいそうな自分のことが大好き」なのが、自虐的な女なのです。

自虐的な女が、何かというとすぐに自分に関するネガティブな話をするのは、自己愛が強いためなのです。

もし「そんな自分が大嫌い」という心理をもっているとしたら、大嫌いな自分のことを話題にすることはないでしょう。

自分のことが大好きだからこそ、人から聞かれもしないのに、自分のことを話題にするのです。

自己愛が強く、ダメな自分のことが大好きなために、「そんな自分の話をきいてほしい」と思っているのが、自虐的な女の心理ということになるでしょう。

不幸自慢をしたい

自己主張が強い人は、自慢話をすることで人の注目を集めようとするものですが、自虐的な女も、実は自慢話をする人と似た心理をもっていると考えていいでしょう。

自虐的な女は、「自分はどれほどダメな女か」「どんなに不運で不幸な人生を送っているか」を、自発的に人に話します。

そういう話をすることで、自分の存在を人にアピールしているのです。

ふつうは、自分に関するポジティブな主張をすることで、自分をアピールするものですが、自虐的な女はネガティブな話をすることで、人に自分の存在をアピールし、人の注目を集めようとしているわけです。

そこにあるのは、「ダメな自分に注目してほしい」という心理にほかなりません。

自慢をする人が「優れた自分に注目して」と思うのと同じように、自分のダメさをアピールすることで、人から注目されようとしているのです。

自分に関するグチを話すことで、その場の主役になろうとするのが、自虐的な女の心理ということになるでしょう。

自虐的な言葉とは

自分の心ダメージを減らすための自虐的な言葉

自虐的な言葉として、恋愛をしているときに「自分は不細工だから、彼女なんてできるわけないよ」などといった自分の容姿をおとしめる言葉があります。

また、会社で話をするときに「自分は頭の悪い大学に行ってたから」などと自分の経歴を低く扱う言葉や、「毎回失敗しているから、今度の失敗するかも」といった自分に能力がないといった言葉も、自虐的な意味を持っています。

このように、自分のステータスに関連する言葉には、自分自身ができるだけ傷つきたくないという意識が強く含まれています。

何かに取り組む前や、人からすすめられたとき、あらかじめ「自分は無理だ」という予防線を張っておきます。

そして、告白してフラれたり、仕事に失敗するなどした場合、「やっぱりこうなった」と自分でも完結できるようにするのです。

こうすることによって、自分の心に受けるダメージを少しでも減らし、立ち直ろうとします。

いわば保険のような意味を持っているのです。

周囲からの慰めを得るための自虐的な言葉

周囲の人からの慰めをもらおうとする自虐的な言葉もあります。

例えば「私はあまり友達がいないから、一人だと不安なんです」といった言葉です。

こう言えば、必ず周りの誰かがフォローしてくれたり、慰めてくれます。

そのため、寂しいときなどにこのような言葉を言って、自分の心を満たしてもらおうとする意図があるのです。

また、仕事などで成功してときの「自分はこんなんじゃダメなんだ、本当ならもっとよくしないと」という発言も、自虐的な言葉の意味を持っています。

この言葉は「成功したけど、本来の目標に届かなかった自分は能力がない」、と言っているように周囲には聞こえてきます。

そのため、周りから「いや、君はよくやったよ」といった言葉や「君が一番頑張っていたよ」といった慰めの言葉をもらいます。

慰めもらうことで、言葉を発した本人は、自分の存在価値を見いだそうとしている意図があるのです。

自分に対して失望しているときの自虐的な言葉

自分の対して失望しているときの発言の中に、自虐的な言葉もあります。

「自分は、仕事も恋愛も、何をやってもうまくいかない人間なんだ」といった言葉がそれにあたります。

自虐的な言葉の中には、「何かが原因となってうまくいかない」といった意味のものが多いです。

しかし、今回の言葉は「とにかく何もかもがうまくいかない」「自分はダメな存在なんだ」といった、何が悪いのか原因が分からず、自分に失望しているような意味を持っています。

このような言葉は、自信をもって取り組んだことや、できると確信して失敗した時など、心に大きなダメージを受けたときに出てくることが多いです。

また、心の整理がついていないことが多く、落ち着かない状態になっていたりもします。

そのため、この状態から、立ち直るまでにかなりの時間を必要とします。

自虐的な性格の原因とは

構って欲しい心理がある

自虐的な方と言うのは、とにかく自分の事を自分でバカにしているような発言が多いのですが、これは自分に構って欲しいという気持ちが強い事が原因になります。

例えば、ある女性が「私ってブスだから」という自虐的な言葉を言った場合、そこには「そんな事ないよ」という言葉を言ってほしいという気持ちがあり、それこそが自虐をしてしまう原因です。

また、この場合の自虐の言葉は本当にコンプレックスなどを感じている可能性は極めて低く、周囲から慰めて欲しい事や同情して欲しい事が大元の理由なので、自ら口にできる部分だけを自虐的に表現しています。

なお、このように自虐的なセリフを口にしてしまう方は同じ場面で繰り返し同じセリフを言う傾向が見られ、その事からも本当に嫌だとは感じていない可能性は高いです。

完璧を求めすぎている

自己評価が高すぎる方や完璧主義な方も自虐的な言葉を言ってしまう事が多く、この場合は自分で思ったような結果が出せなかった時に自虐が行われ、ほとんどの場合は周囲から見れば気にするほどの失敗ではないと感じられます。

しかし、自分に厳しい方は合格のラインが人よりも高く設定されていて、そのレベルに到達できなかった時には「自分は何てダメなんだ」などの言葉が出るのです。

さらに、この傾向は他人に対しても見らえるようになっていて、その場合は自分が想定していたレベルに達していない時に「自分の教え方が悪かった」などといった自虐的な言葉が聞かれます。

したがって、何事においても完璧を求めすぎてしまう事が自虐の元になっていて、言わば視野が狭すぎる事が自虐的なセリフを言ってしまう原因です。

トラウマやコンプレックス

自虐的な性格の最も分かりやすい原因になるのは、自分に自信がない事だと言われていて、この場合は何らかのトラウマやコンプレックスが原因なので本当の意味で自分を卑下していると言えます。

例えば子供の頃に学校の成績が悪く親に怒られて育った場合、何事においても「自分はバカだから」などの言葉が出るようになりますし、容姿を理由にフラれた事がある女性などは「どうせ私は美人じゃないから」などといった自虐の言葉が出ることが多いです。

また、過去のトラウマやコンプレックスが原因である事からその自虐は根強く、周囲の方が慰めようとしても聞く耳を持っていないというケースが多く見られます。

その為、自分の中だけで完結してしまい、それが更なる自信を無くす原因になるという一種の負のスパイラルに陥っているのです。

自虐的な人に疲れる時の対処法とは

否定も肯定もしない

自虐的な人物に対しては否定しても肯定しても良くないと言われていますが、これは話を聞いてくれる人だと思われてしまう事がその理由になり、一旦自虐を聞いてくれる人だと認識された場合は繰り返し何度も同じ自虐をしてくるようになります。

その為、自虐に対しては適当な返事をする事が効果的な対策になり、例えば「私はバカだから」などのセリフに対しては「そんな事ないよ」や「その通りだね」ではなく「そんな事ないんじゃない?」と返す事が良いです。

この返しであれば否定も肯定もしていませんし、自分はそう思っていないけどそう思う人もいるという意味になりますので、自虐的な方から見れば適当に返事をしている印象になります。

そうなると、上記の通り違う相手に自虐を聞いてもらおうという考えに至りますので、否定も肯定もしない事は自虐的な方への対策として非常に効果的です。

疲れることをハッキリと伝える

遠まわしに迷惑している事を伝えても理解してもらえない場合、ハッキリと言ってしまった方が良いと言え、この場合はその自虐的な方と険悪な関係になってしまう可能性が高いですが、自分が無理をするよりは良いと言えます。

上記のように、自虐的な方の根底には自分に構って欲しいや自虐を聞いて欲しいという考えがありますので、正面から拒絶された場合にはその拒絶した人物を避ける可能性が高いです。

その為、自然と相手の方から距離を取るようになりますので、ハッキリと迷惑していると伝えてしまう事は有効性が高く、そもそも一緒にいて疲れる相手との関係が悪いものになってしまってもそれほど大きな問題ではないとされています。

なお、この場合は相手に自分の良からぬ噂などを立てられてしまう危険性がありますので、共通の友人などには予め伝えておいた方が良いです。

接触を避ける

自虐的な方からネガティブな言葉を聞かされる事を苦痛に感じた場合、最も良い方法になるのは物理的な距離を取ってしまう事になり、それほど親しくない関係であれば自然と接触回数を減らす事は十分にできます。

また、ある程度近い関係性の場合には三回に二回程度は誘いを断ってしまう事が有効性の高い方法で、自虐的な方と言うのはその自虐の言葉を誰かにを聞いてほしいと考えている事が多いです。

その為、自虐的な方にあまり付き合ってくれないと判断された場合には、違う相手に自虐を聞いてもらうようになりますので結果的に相手の方から接触しなくなると言えます。

なお、この時にはできるだけ傷つけないような言葉で断る事が良いとされていて、例えば「先約があるからまた今度」などと言って断るのがベストな断り方です。

自虐的な人はうざいと思われやすい

いかがでしょうか。

自虐的な人の心理にはかまってほしい、注目を浴びたい、といったものがあります。

そのどれもが自分本位な考え方なので、周りからしてみると正直疲れることもあるでしょう。

本人は自虐的な言葉を言って満足かもしれませんが、付き合う人は「うざい」や「めんどくさい」といった感情が出てくるので、自虐的になりつつある人は注意が必要です。

みんなが相手してくれるからといって、自虐ネタを言い続けていたらそのうち相手にしてくれる人が一切いなくなってしまうかもしれませんよ。