策士な人の特徴や性格|策士家になるには

策士家について、紹介します。
あなたの周りにも、『策士家』はいませんか。
策士家、策士な人とは、一体どんな人のことを言うのでしょうか。
ここでは、『策士な人』に注目し、特徴や性格、恋愛傾向などを見ていきたいと思います。
記事の後半では、策士になる方法や策士な人に向いてる職業についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

策士家はいい意味?悪い意味?

まずは、『策士家』の意味について紹介します。
『策士家』というのは、いい意味悪い意味どちらなの?と思う人もいますよね。
策士家というのは、

  • 自分の願望を叶えるためにあれこれ考えること
  • 自分の思った通りに物事を運ぶために策略を立てる人

という意味があります。
頭が良く思考力のある人でもありますが、残念ながら『策士家』を褒め言葉として使うことはほとんどありません。
大抵は、嫌味や皮肉の意味を込めて使います。
そのため、周りから『策士家』と言われたら、あまり良い印象を与えていない可能性が高そうです。


策士な人の特徴

では、策士な人の特徴について紹介します。
策士な人は、目的を達成するためにあれこれ考えたり、思い通りに物事を進めるために策略を立てる人のこと。
そんな策士な人には、一体どんな特徴があるのでしょうか。
策士な人の特徴は、こちらです。

頭の回転が速い

策士な人の特徴には、頭の回転が速いことが挙げられます。
策士な人は思考力が高いので、『今どうするべきか』『何をしたら良いのか』をすぐに判断することができます。
色々なパターンをあれこれ考えられるのは、頭の回転が速いからだと言えるでしょう。
人によって言い回しを変えるなども、お手の物です。

論理的思考の持ち主

策士な人の特徴には、論理的思考の持ち主であることが挙げられます。
元々男性は論理的思考の持ち主が多いですが、策士な女性も論理的思考の持ち主です。
頭の中で物事を組み立てて考えられるのは、物事を論理的に考えられるからですよね。
策士な人は、感情に振り回されることはありません。

損得勘定で動く

策士な人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。
策士な人は、自分の目的を達成するために考え、行動します。
あくまでも『目的を達成すること』が重要なので、そのために損得勘定で動くこともあるでしょう。
自分にとって利益のある人かどうかを、策士な人はすぐに見極めることができるのです。

人によって態度を変える

策士な人の特徴には、人によって態度を変えることが挙げられます。
典型的なのは、上司などの権力者に媚びを売り、仕事のできない後輩にはきつく当たること。
策士な人は損得勘定で動くところがあるので、自分にとってメリットのある人に対しては媚びを売るのに、メリットのない人には冷たく接します。

他人を信用しない

策士な人の特徴には、他人を信用しないことが挙げられます。
策士な人は、基本的に他人を信用しません。
自分の本心や手の内を知られたくないと思っていたり、相手の本心を知ろうとする気持ちが強く、疑心暗鬼になってしまうのです。
感情に振り回されるべきでないとわかっているからこそ、他人を信用しようとしません。


策略家な人の性格

続いて、策略家な人の性格について紹介します。
行動する前にあれこれと試行錯誤する策士な人(策略家)には、どんな性格の人が多いのでしょうか。
自分の目的のために手段を選ばないイメージもある策略家の性格には、以下のものが挙げられます。

冷静

策略家な人の性格には、冷静なことが挙げられます。
策略家な人は常に冷静で、ポーカーフェイスを貫きます。
感情に振り回されると、せっかく考えた策が無駄になることを知っているため、感情を抑えて策を練るのです。
常に冷静沈着なため、周りからは『冷たい人』だと思われることもあるでしょう。

ずる賢い

策略家な人の性格には、ずる賢いことが挙げられます。
策略家な人は周りにいい顔をして近づいてくることも多いのですが、それはあくまでも自分の目的を達成するため。
目的のためなら、周りの人を利用することも少なくありません。
そういうずる賢さを、策略家な人は兼ね備えているのです。

関連記事はこちら▽ 人を利用する人の特徴|人を利用する人が嫌いな時の対処法とは 人を利用する人の特徴|人を利用する人が嫌いな時の対処法とは

気が利く

策略家な人の性格には、気が利くことが挙げられます。
策略家な人は、あらゆるところから『使える情報』を得ようとしているため、視野が広く観察力も高いです。
そのため、周りの人が何を考えているのか、何を求めているのかを感じ取ることができるので、気が利く人だと思われることも多いでしょう。

警戒心が強い

策略家な人の性格には、警戒心が強いことが挙げられます。
策略家な人は、基本的に他人を信用しません。
それはずばり、策略家な人が警戒心が強い性格をしているからだと言えるでしょう。
自分の本心を見せず、自分の手の内を知られないように振舞っているのは、策略家な人の警戒心が強い証です。

几帳面

策略家な人の性格には、几帳面なことが挙げられます。
策略家な人は、他人の信頼を得るためなら何でもします。
その1つが、相手のために尽くすこと。
相手が求めていることを知り、それを実行することで相手の信頼を獲得していくのは、策略家な人が几帳面な性格だからだと言えるでしょう。


策士な人の恋愛傾向

続いて、策士な人の恋愛傾向について紹介します。
策士な人は賢く頭の回転が速い人でもありますが、恋愛ではどんな特徴があるのでしょうか。
策士な人がどんな恋愛をするのか、気になる人もいるのではないかと思います。
策士な男性、女性の恋愛傾向には、以下のものが挙げられます。

リサーチする

策士な人の恋愛傾向には、リサーチすることが挙げられます。
策士な人は、好きになった人のことをとことんリサーチしてからアプローチをかけます。
リサーチの方法としてはSNSがテッパンで、相手の趣味や好きなものなどを知った上で、相手の興味を引くポイントを押さえてアプローチしていくでしょう。

外堀を固める

策士な人の恋愛傾向には、外堀を固めることが挙げられます。
策士な人は好きな人にアプローチをする際、本人よりも先に外堀を固める傾向があります。
好きな人の友達と仲良くなり、友達に自分のことを勧めてもらおうとするのです。
友達からの一言が絶大であることを、策士な人はちゃんと知っているのです。

駆け引きが上手い

策士な人の恋愛傾向には、駆け引きが上手いことが挙げられます。
策士な人は、わざとLINEの返信を遅くしたり素っ気ない態度をとったりなど、恋愛における駆け引きもお手の物。
相手の気を引くためなら、何でもするのが策士な人なのです。
通常、男性の方が駆け引きをするのは苦手なことが多いですが、策士な男性は駆け引きも得意だと言えるでしょう。

夢中にさせるのが上手い

策士な人の恋愛傾向には、夢中にさせるのが上手いことが挙げられます。
策士な人は、好きな人に対してミステリアスに振る舞うなど、『相手を夢中にさせる』のが非常に上手いです。
自分の情報は小出しにし、全てをさらけ出すことはありません。
相手が自分のことを考える時間を作り、自分に夢中にさせていくのです。

隙を作るのが上手い

策士な人の恋愛傾向には、隙を作るのが上手いことが挙げられます。
こちらは女性に多い特徴ですが、策士な人は適度に隙を作って、相手をその気にさせるのが非常に上手いと言えます。
冷静でお堅い印象のある策士な人ですが、それでは恋愛がうまくいかないことを知っているため、あえて『隙』を作って相手との距離を縮めていこうとするでしょう。


策士家になるには

ではここで、策士家になるにはどうすれば良いのか?について、紹介します。
策士家は頭が良く自分の願望を叶える力も高いので、憧れる人も多いのではないでしょうか。
そんな策士家になるにはどうすればいいのか、その方法についてまとめてみました。

視野を広く持つ

策士家になるには、視野を広く持つことが挙げられます。
策士な人は、あらゆる角度から物事を観察し、そこから情報を仕入れています。
そのためには、視野を広く持つことが欠かせません。
視野が狭いのは策士家になりたい人にとって致命的ですから、視野を広く持つことを意識しましょう。

想像力をつける

策士家になるには、想像力をつけることが挙げられます。
策士な人は、人の気持ちを想像する力に長けています。
相手が何を考え、何を求めているのかを想像することができるからこそ、あらゆる策を練ることができるわけです。
ですから、想像力を身につけましょう。
主観ではなく客観的に物事を見るようにすると、想像力も身につきやすくなりますよ。

自分を客観的に見る

策士家になるには、自分を客観的に見ることが挙げられます。
策士な人は、自分自身のことも誰よりもよく知っています。
自分の得意不得意な分野についてはもちろん、自分が周りからどう見られているか?も客観的に分析しているもの。
自分を知ることは策士家になるには必要不可欠なものなので、自分を客観的に見てみるのもいいですよ。

人脈を広げる

策士家になるには、人脈を広げることが挙げられます。
策士家はあらゆるところから情報を仕入れますが、その最たるものが『人』です。
策士家は広い人脈を持っていて、その人脈を駆使して策を練り、『使えるものは使う』のです。
人脈を広げるためには、趣味を増やしたり何にでもチャレンジしてみることがおすすめですよ。

優先順位をつける

策士家になるには、優先順位をつけることが挙げられます。
策士家は、頭の中で『何をやるべきか』を判断するわけですが、それは常に優先順位をつけているからこそできるもの。
策士家になりたいのなら、日頃から優先順位をつけて行動することを心がけましょう。
やりたいことではなく、目的を達成するために『やるべきこと』を優先してくださいね。


策士な人におすすめの職業

最後に、策士な人におすすめの職業について紹介します。
策士な人は周りからの信頼を得るのが早く、感情に振り回されることなくより良い答えを出すことができる人。
そんな策士な人におすすめの職業には、以下のものが挙げられます。

営業

策士な人におすすめの職業には、営業が挙げられます。
策士な人は人の信頼を得るのが得意なので、営業は適職だと言えるでしょう。
相手が何を考えているのか、何を求めているのかが判断できる策士な人なら、契約を取ってくるのもお手の物。
あの手この手で、契約数を増やしていけるでしょう。

販売

策士な人におすすめの職業には、販売が挙げられます。
販売も、策士な人におすすめの職業の1つ。
相手が求めているものをリサーチする力に長けている策士な人は、相手が欲しいものをピンポイントで勧めることができるでしょう。
アパレルなどの販売業は、策士な人にもぴったりですね。

接客

策士な人におすすめの職業には、接客が挙げられます。
営業や販売も接客業の1つではありますが、策士な人には『接客業全般』も向いていると言えます。
相手の気持ちを想像し、時には気が利く発言をすることで、お客さんの信頼を勝ち取っていくのです。
信頼させることができたら、何も怖いものはありませんね。

関連記事はこちら▽ 接客が上手い人の特徴や性格|接客業に向いてる人と向いてない人の違いとは

カウンセラー

策士な人におすすめの職業には、カウンセラーが挙げられます。
カウンセラーは人の悩みを聞く仕事ですが、冷静で感情のコントロールができる策士な人は、相手の求めている『答え』を導き出すことができるでしょう。
カウンセラーは相手の気持ちに寄り添うことが大切なので、頭の回転が速い策士な人にもぴったりなのです。

企画

策士な人におすすめの職業には、企画が挙げられます。
色々なことを企画する仕事は、視野が広く策略を立てられる人にこそおすすめの仕事の1つ。
あらゆる角度から物事を観察し、ターゲットが何を求めているのかを感じ取ることのできる策士な人は、他の人が思いつかないような素晴らしいアイデアを出してくれることでしょう。

まとめ:策士家は頭がいい!でも策に溺れないよう注意

策士家について、特徴や性格、恋愛傾向、なる方法、そしておすすめの職業を紹介しました。
策士家は頭の回転が速くて思考力が高く、冷静で感情に左右されないなど、非常に頭が良い人でもあります。
綿密に考え抜いた策略で、自分の思い通りに物事を進めていくことでしょう。
しかし、策士な人は頭が良い半面自惚れてしまうこともあるので、自分の策に溺れないようにだけ気をつけてくださいね。