言うことを聞かない部下について、紹介します。
あなたも、言うことを聞かない部下の対応に困っているのではないでしょうか。
指示やアドバイスの類を部下が聞いてくれないと、どうすれば良いのか分からなくなってしまいますね。
ここでは、言うことを聞かない部下の心理や性格、対処法などを見ていきたいと思います。
記事の最後には、言うことを聞かない部下を動かす方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
言うことを聞かない部下の心理・理由
まずは、言うことを聞かない部下の心理や理由から紹介します。
通常、『部下が上司の言うことを聞く』のは当たり前のことですが、それができない(しない)部下もいますよね。
それはなぜなのか、言うことを聞かない部下の心理や理由をまとめてみました。
自分の方ができる
言うことを聞かない部下の心理や理由には、自分の方ができるからというものが挙げられます。
たとえば上司が自分よりも年下で経験も少ないなどの場合、素直に言うことを聞くのが割に合わないと感じることもあるでしょう。
このケースは、部下が『自分の方ができる』と思っていることが多いです。
その上司が嫌い
言うことを聞かない部下の心理や理由には、その上司が嫌いというものが挙げられます。
普通、上司のことが嫌いでも『仕事だから』と割り切って接するものですが、割り切ることもできないほどその上司のことが嫌いなのかもしれません。
人は誰しも相性がありますから、相性が悪いのでしょう。
言うことがコロコロ変わるから
言うことを聞かない部下の心理や理由には、言うことがコロコロ変わるからというものが挙げられます。
他の上司の言うことは聞くのに、特定の人の言うことだけ聞かないのは、上司の方に問題があるケースも。
たとえば上司の言うことがコロコロ変わるなど、『こんな話ばかり聞いてられるか!』と思ってしまうのです。
話を聞く必要性を感じない
言うことを聞かない部下の心理や理由には、話を聞く必要性を感じないことが挙げられます。
通常上司と部下の間には信頼関係があるものですが、部下が上司のことをバカにしているなど、『話を聞く必要性を感じない』と思っているのかもしれません。
たとえば上司がミスばかりしていたり、先程触れたように言うことがコロコロ変わるなどが軽んじる理由としては多いです。
信用できない
言うことを聞かない部下の心理や理由には、信用できないというものが挙げられます。
部下は、その上司のことが信用できないために言うことを聞かないのでしょう。
信用できる人のことは、真っ先に話を聞くのが普通ですからね。
信頼関係ができていないなどの理由で、信用されていないのかもしれません。
言うことを聞かない部下の性格
続いて、言うことを聞かない部下の性格について紹介します。
言うことを聞かない部下は、一体どんな性格をしているのでしょうか。
自分は素直に上司の言うことを聞いていたのに…という人ほど理解に苦しむでしょうが、言うことを聞かない部下の性格には、以下のものが挙げられます。
自信過剰
言うことを聞かない部下の性格には、自信過剰なことが挙げられます。
言うことを聞かない部下は、自分の能力や経歴などに自信を持っていることが多いです。
自信があることは決して悪いことではないのですが、こういう部下は自信過剰になってしまっているので、やや問題だと言えるでしょう。
生意気
言うことを聞かない部下の性格には、生意気なことが挙げられます。
言うことを聞かない部下の性格として、真っ先に挙げられるのが『生意気』なことでしょう。
目上の人の言うことを素直に聞けないだなんて、生意気以外の何物でもありませんよね。
言うことを聞かない部下に対して、生意気だなぁという印象を抱く人は多いのではないでしょうか。
自己中心的
言うことを聞かない部下の性格には、自己中心的なことが挙げられます。
上司の言うことを聞かないということは、社内の雰囲気やチームワークを乱すことに繋がります。
それを分かっていて上司の言うことを聞かないのは、自己中心的な性格だからだと言えるでしょう。
自分が良ければなんでもいい、と思っているのです。
感情的になりやすい
言うことを聞かない部下の性格には、感情的になりやすいことが挙げられます。
言うことを聞かない部下は、いわゆる『ああ言えばこう言う』タイプ。
一言言えば2倍3倍になって返してくるのは、感情的になりやすい証拠です。
言うことを聞かない部下は、感情的に反論してくることも多いでしょう。
プライドが高い
言うことを聞かない部下の性格には、プライドが高いことが挙げられます。
なぜ上司の言うことを聞かないのか?というと、それはずばりプライドが高いから。
自分の方ができる、自分の方が経験があるなどの『自信』が、そのままプライドの高さに繋がっているわけです。
プライドが高いからこそ、人の言うことを聞けません。
このタイプは、誰の言うことも聞くことはありません。
言うことを聞かない部下への対処法
ではここで、言うことを聞かない部下への対処法を紹介します。
言うことを聞かない部下がいると、正直かなり困りますよね。
自分の言うことだけ聞かないのか、他の人の言うことも聞かないのかによっても対応は変わります。
無視する
言うことを聞かない部下への対処法には、無視することが挙げられます。
何を言っても言うことを聞かないのなら、仕方ないと割り切ってその部下のことは無視してしまいましょう。
その際、自分の言うことを聞かずに部下がミスをした場合には、部下にきちんと責任を取らせることが大切です。
気にせず放置する
言うことを聞かない部下への対処法には、気にせず放置することが挙げられます。
言うことを聞かないとしても、最低限の仕事をしているのであれば放置しておくのも1つの方法。
最低限の仕事をしていれば、そこまで仕事に支障をきたすことはありませんよね。
言うことを聞かない部下を気にしすぎてもストレスが溜まってしまうので、放置しておくのもありですよ。
一対一で話を聞く
言うことを聞かない部下への対処法には、一対一で話を聞くことが挙げられます。
言うことを聞かない部下には、部下なりの『理由』があるのでしょう。
なぜ自分の言うことを聞かないのか?を含め、部下と一対一で話をしてみてください。
部下の話を聞いてあげることで、信頼関係もできてくるものです。
部下を認める
言うことを聞かない部下への対処法には、部下を認めることが挙げられます。
言うことを聞かない部下は、プライドが高かったり自信過剰だったりするもの。
そういう人のことは、しっかり話を聞いて『認める』ことがおすすめです。
部下が『この人は自分のことを認めてくれる。』と感じることができれば、言うことも聞いてくれるようになるでしょう。
しっかり注意する
言うことを聞かない部下への対処法には、しっかり注意することが挙げられます。
言うことを聞かないからといって、部下であるあなたが下手に出てばかりではいけません。
注意するべきときには注意しないと、上司としての威厳を保てないからです。
言うことを聞かない部下に対しても、注意するべきときにはしっかり注意してください。
言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法
最後に、言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法について紹介します。
言うことを聞かない部下であっても、やはりできるだけ言うことを聞いてほしいと思うもの。
言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法には、以下のものが挙げられます。
ぜひ試してみてください。
成果を出せる指示を出す
言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法には、成果を出せる指示を出すことが挙げられます。
言うことを聞かない部下も、『成果を出せる指示』であれば言うことを聞くこともあるでしょう。
細かく具体的な指示を出すことはもちろん、上から目線にならないように気をつけてください。
褒めて伸ばす
言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法には、褒めて伸ばすことが挙げられます。
人は誰でも、自分のことを怒る人より褒めて認めてくれる人と一緒にいたいと思うもの。
上司と部下の関係であっても、それは同じです。
言うことを聞かない部下は、叱るよりも褒めて伸ばすが正解なのです。
メリハリを持って接する
言うことを聞かない部下を動かす効果的な方法には、メリハリを持って接することが挙げられます。
上から目線で接するのは良くありませんが、かといってフランクになりすぎるのもNG。
仕事とプライベートを分けるように、部下との接し方とメリハリをつけることが大切です。
部下との信頼関係を築いていきましょう。
まとめ:言うことを聞かない部下は早めに対処しよう
言うことを聞かない部下について、心理や理由、性格、対処法などを紹介しました。
『言うことを聞かない部下』にもそれなりの理由があるものの、上司である自分の言うことを聞いてくれない部下がいると困りますよね。
職場全体の士気が下がる恐れもありますから、言うことを聞かない部下は早めに対処するべきだといえます。
とはいえ、あなたの言うことだけを聞かないのであれば、部下よりもあなた自身に問題がある可能性大。
自分自身の言動を見直すことも、忘れないでください。