同調してくる人の特徴や心理|同調ばかりする人への対応とは

自分の意見を言わずに相手に合わせてくる、そんな同調してくる人っていますよね。

自分の意見ばかり話すのも困り者ですが、いつも同調されると「なぜ自分の意見を言わないのかな?」と気になってしまいますよね。

今回は、そんな同調してくる人についてご紹介します。

同調してくる人の特徴や心理と併せて、対応方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

同調してくる人の特徴

同調してくる人は人に合わせることが得意です。

一方で、自分の気持ちや考えは中々見せようとしないので、本当はどんな人なのか掴みにくいですよね。

ここではそんな同調してくる人の特徴をご紹介します。

気になる人はぜひお読みください。


自己主張をしない

同調してくる人の特徴として、自己主張をしないことが挙げられます。

同調してくる人は、人前で自分の気持ちや意見を言うことに抵抗を感じています。

堂々と自分の感情やキャラクターを全面に出すことを避けているので、結果的に人の意見や場の空気に同調することになります。

決断が早い

同調してくる人の特徴として、決断が早いことが挙げられます。

人に同調するのは苦労も多く、わざとらしいと嫌われますが、一方で波風を立てずに済むなどのメリットもあります。

同調する人は「ここは同調した方がいいな」と即座にメリットを見抜いて自分の振る舞いを考えられるため、決断が早い人と言えます。

空気を読むのが上手い

同調してくる人の特徴として、空気を読むのが上手いことが挙げられます。

同調してくる人は相手の気持ちや場の空気を読むのが上手く、その場にふさわしい振る舞いをします。

その場に馴染む言動を取るので、空気を読まずに失言をしたり、空気を凍りつかせるようなことはしません。

相手からよく思われたい

同調してくる人の特徴として、相手からよく思われたいことが挙げられます。

同調してくる人は、相手に合わせてよく思われたり好かれたりしたいと思っています。

嫌いな人には合わせずに、「好かれたい」「よく思われたい」という相手にだけ同調する人も多いです。

小心者

同調してくる人の特徴として、小心者なことが挙げられます。

同調してくる人は「人に嫌われたくない」「変だと思われたくない」という気持ちが強く、人と争うことを恐れています。

自分の意見や思考能力に自信がないため、ついつい誰かの意見や場の空気に同調してしまうのです。


同調してくる人の心理

同調して自分の本心や意見を隠されると、違和感を覚えてしまいますよね。

相手の考えや気持ちが分からずに、困ってしまう人もいることでしょう。

そこで、ここではそんな同調してくる人の心理をご紹介します。

どんな心理が働いているのか気になる人は、ぜひチェックしてください。

孤立したくない

同調してくる人の心理として、孤立したくないことが挙げられます。

同調してくる人は、人から冷たくされたり人の輪に入れてもらえずに孤立してしまうのを極端に恐れています。

一人になってしまわないように、下手なことを言わないようにと、人に同調して馴染もうとしているのです。

安全策をとりたい

同調してくる人の心理として、安全策をとりたいことが挙げられます。

同調してくる人は、自分の意見や気持ちを露にして攻撃されたり嫌われたりすることを避けています。

平和に過ごしたいタイプなので、人とぶつかるリスクを避けて安全策をとるために、人に同調しているのです。

目立つのがイヤ

同調してくる人の心理として、目立つのがイヤなことが挙げられます。

同調してくる人は自分の意見や感情がないわけではなく、単純に人と違うことを言って目立つのがイヤなだけという場合もあります。

目立つことにストレスを感じるので、人に同調して周囲に馴染んでしまおうと努めています。

相手に信頼されたい

同調してくる人の心理として、相手に信頼されたいことが挙げられます。

同調するからと言って、必ずしも自分の考えがない訳でも、誰彼構わず同調している訳でもありません。

「この人の信頼を得たい」と思っているからこそ、自分の意見や感情を抑えて相手に同調することもあるのです。

相手に好かれたい

同調してくる人の心理として、相手に好かれたいことが挙げられます。

同調してくる人は、相手に好かれたいあまり自分の意見や気持ちを隠して、相手に合わせてしまうこともあります。

相手に好かれたくて、嫌われたり引かれたりしないように、自分の感情を出さずに細心の注意を払っているのです。

同調してほしい心理とは

自ら人に同調する人がいる一方で、人に同調してほしいという心理も存在します。

同調してほしい気持ちは、必ずしも悪いものではありませんが、あまり行きすぎていると人をイヤな気持ちにさせることもあります。

この項目では、そんな同調してほしい心理を詳しくご紹介します。

孤立したくない

同調してほしい心理として、孤立したくないことが挙げられます。

孤立してしまうことを恐れていると、「自分はみんなと一緒だ」という一体感覚にすがりたくなってしまいます。

しかし、自分が合わせるのはイヤなので、人に対して同調してほしいという心理が働くのです。

相手を支配したい

同調してほしい心理として、相手を支配したいことが挙げられます。

同調してほしい気持ちには、相手を思い通りに動かして支配したいという心理が隠れていることもあります。

このパターンの場合、自分に対して全て肯定させ、無理にでも受け入れさせたくて同調を求めてしまうのです。

物事を思い通りにしたい

同調してほしい心理として、物事を思い通りにしたいことが挙げられます。

相手を思い通りにしたいパターンでは特定の人にこだわりますが、こちらは周囲の人を沢山巻き込んでしまうのが特徴です。

物事を自分の思い通りにしたいので、ついつい人に対して同調してほしくなってしまいます。

思い上がっている

同調してほしい心理として、思い上がっていることが挙げられます。

自分の考えや感情が絶対に正しいと思い込んで、人の気持ちや考えを聞かずに同調してほしくなってしまうこともあります。

何の根拠もなく「自分がこうだからみんなも同調すべき」と考えており、思い上がっているパターンです。

不安を感じている

同調してほしい心理として、不安を感じていることが挙げられます。

同調してほしい心理が働くときは、自分に自信がなかったり、相手から見捨てられたりする不安を感じていることもあります。

そんな不安を消し去りたいからこそ、自分への同調を求めてしまうのです。


同調ばかりする人への対応

同調ばかりされると相手の意見が分からなかったり、ついイラッとしたりしてストレスを感じてしまいますよね。

そこで、最後の項目では同調ばかりする人への対応についてご紹介します。

同調ばかりする人の対応に困っている人は、ぜひ試してみてくださいね。

意見を先に聞く

同調ばかりする人への対応に、意見を先に聞くという方法があります。

同調ばかりする人は自分の意見や気持ちを言わないので、意見を先に聞くのがおすすめです。

もし相手から質問返しや誤魔化しをされたら、「あなたの意見を聞きたかったな」と正直に伝えましょう。

指摘する

同調ばかりする人への対応に、指摘するという方法があります。

同調ばかりする人に「同調しているの?」「自分の意見は言わないの?」と、ストレートに指摘するのも1つです。

人の意見に乗っかって自分の意見を言わない人には、時にははっきりと指摘するのも必要です。

話を二転三転させる

同調ばかりする人への対応に、話を二転三転させるという方法があります。

話を二転三転させると、相手はどちらの意見にも同調しようとして、「これはおかしいな」と自分から気づくこともあります。

少し意地悪なため頻繁にやるのはおすすめできませんが、ここぞという時にはやってみても良いでしょう。

間違えるように誘導して批判する

同調ばかりする人への対応に、間違えるように誘導して批判するという方法があります。

わざと間違った意見に同調させ「さっきは言い間違えたけど、普通は同調しないよ」という風に批判すると、相手も少しは考えるでしょう。

ただし、効果的ですが意地悪な方法なので、自分の評価は下がります。

気にしない

同調ばかりする人への対応に、気にしないという方法があります。

立場が上だったり、指摘しても全く直らない人だったりすると、相手を変えるのは難しいので気にするだけムダです。

気にしないで済むように、「こういう人だから仕方ない」と、期待しないようにしましょう。

同調する人を理解して上手く対処しよう

同調する人の多くはあまり悪意が有りませんが、同調ばかりされると、さすがにうんざりしてしまうものです。

しかし、相手がなぜ同調するのか、どんな心理なのかが分かると、案外楽になるパターンも多いです。

あまりストレスを抱え込まないためにも、同調する人を理解して、上手に対処していきましょう。

どうすればいいか分からない時は、今回の対処法を参考にしてみてください。