失言が多い人について、紹介します。
あなたの周りにも、余計な一言が多いなと感じる『失言が多い人』はいませんか。
ここでは、つい余計なことや人を傷つけてしまうことを言ってしまう『失言が多い人』について、特徴や心理、対処法などを見ていきたいと思います。
記事の最後には、失言をしないための対策についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
失言が多い人の特徴
まずは、失言が多い人の特徴について紹介します。
『失言が多い人』は、言い換えれば『余計な一言が多い』ということ。
一体どんな人が、余計な一言である失言が多くなるのでしょうか。
失言が多い人の特徴は、こちらです。
思いつきで話す
失言が多い人の特徴には、思いつきで話すことが挙げられます。
失言が多い人は、言葉を発する前に『何を話すか』などを考えません。
頭の中に浮かんだことを、そのまま話しているのです。
思いつきで話すため、あとから話の辻褄が合わないことも少なくありません。
素直
失言が多い人の特徴には、素直であることが挙げられます。
失言が多い人は、物事を何でも素直に受け入れることができます。
素直なことは、決して悪いことではありません。
しかし、素直で正直すぎるため、思ったことをそのままストレートに発言し、それが失言になってしまうのです。
他人を見下す
失言が多い人の特徴には、他人を見下すことが挙げられます。
これは主に男性に多く、失言が多い人は無意識に他人を見下しているところがあるでしょう。
相手を自分よりも格下だと思い込んでいるため、相手をバカにしたような発言、つまり失言になるのです。
無意識にに見下しているので、本人は見下しているという自覚はありません。
空気が読めない
失言が多い人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
沈黙が苦手な人など、シーンとした空気に耐えられなくて『何か話さないと』と必死になる人もいますよね。
そういうときは焦りが生じることもあり、余計なことを言ってしまいがち。
本人は頑張っているのですが、努力が空回りしてしまっています。
後先考えずに行動する
失言が多い人の特徴には、後先考えずに行動することが挙げられます。
失言が多い人は、頭で考えることが苦手なので、思いついたことをそのまま実行してしまうタイプ。
発言だけでなく、行動もその傾向が強いです。
そのため、『少し考えたら、そうなるの分かるよね？』と周りが呆れてしまうことも多いでしょう。
失言が多い人の心理
続いて、失言が多い人の心理について紹介します。
失言が多い人の特徴については先程紹介したとおりですが、なぜ失言をしてしまうのでしょうか。
相手を傷つける発言をすることは、どう考えても良いものではありません。
そんな失言が多い人の心理は、こちらです。
思ったことを言っただけ
失言が多い人の心理には、思ったことを言っただけというものが挙げられます。
失言が多い人は、自分の発言を『失言』だとは思っていません。
ただ思ったことを、素直に発言したに過ぎないのです。
もしくは、心の中で思っていたことを『つい』口に出してしまった、ということもあるでしょう。
正直に答えただけ
失言が多い人の心理には、正直に答えただけというものが挙げられます。
たとえば友達と買い物に来ていて、試着したものを似合うか聞かれたとします。
そのとき、『全然似合ってないよ』と正直に答えてしまう人っていますよね。
聞かれたから答えただけなのですが、相手の気持ちを無視しているという点で、この発言は失言だと言えるでしょう。
沈黙に耐えられない
失言が多い人の心理には、沈黙に耐えられないというものが挙げられます。
先程も触れましたが、失言が多い人は沈黙が苦手な人も多いです。
沈黙に耐えられないために『何か話さないと』と話題を考えて発言したものの、その話題が相手にとって触れてほしくない内容だった、ということも多いでしょう。
教えてあげただけ
失言が多い人の心理には、教えてあげただけというものが挙げられます。
失言が多い人の中には、相手のためを思って言ってあげた（教えてあげた）だけだと思っている人もいます。
確かに伝えてあげる優しさもありますが、相手が失言だと感じている時点で、それは優しさではありません。
言い方の問題なのでしょうが、優しさも上から目線になるとただの失言になってしまいます。
悪気はない
失言が多い人の心理には、悪気はないことが挙げられます。
ここまでの流れでも分かったと思いますが、失言が多い人の心理のほとんどは、悪気がありません。
相手を傷つけるつもりで発言している、というケースはほぼなく、指摘されるまで『失言だった』ことに気づかないことも多いものです。
失言が多い人への対処法
ではここで、失言が多い人への対処法を紹介します。
職場など身近に失言が多い人がいる場合、どう対応するのが正解なのでしょうか。
ここでは、失言が多い人への対処法を紹介しますので、参考にしてみてください。
結論を言ってしまうと、あまり関わらないことが正解です。
気にしない
失言が多い人への対処法には、気にしないことが挙げられます。
失言が多い人の発言は、多くの場合は悪気がありません。
ただ何となく発言しているだけなので、あまり気にしないのが良いでしょう。
失言が多い人の発言にいちいち傷ついていたら、自分の身が持ちません。
無視する
失言が多い人への対処法には、無視することが挙げられます。
失言が多い人には悪気がないことがほとんどとはいえ、あまりにも失言が多いとイライラしてしまいますよね。
そんなときは、いちいち対応せずに無視してしまいましょう。
失言が多い人が何か言っていても、答えなくてOKです。
はっきり伝える
失言が多い人への対処法には、はっきり伝えることが挙げられます。
失言が多い人との関係性にもよりますが、失言ばかりしていると周りとの人間関係が悪化し、友達をなくす原因になります。
だからこそ、『そういう言い方はやめた方がいい』とはっきり伝えるのもおすすめです。
失言が多い人と仲が良いのであれば、伝える勇気を持つこともありかもしれません。
距離を置く
失言が多い人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
失言が多い人と一緒にいるのが辛い、ストレスに感じるというのであれば、一旦距離を置くのもおすすめ。
物理的な距離を置き、視界に入らないようにすれば、あえて傷つくような発言をしてくることはなくなるでしょう。
関わらないようにする
失言が多い人への対処法には、関わらないようにすることが挙げられます。
失言が多い人と一緒にいると、どうしてもイライラしてしまいますし、自分の感情が振り回されてしまうもの。
そういう人と一緒にいてもメリットはないので、できるだけ関わらないようにするのもありでしょう。
直したい！失言をしないための対策方法
最後に、失言をしないための対策方法を紹介します。
自分では悪気がなくても、自分の発言によって他人を傷つけているのだとしたら、それは早めに直さなくてはなりません。
『口は災いの元』というように、失言から大きなトラブルになることもあるもの。
失言をしないように、以下のことに気をつけていきましょう。
一呼吸置いてから話す
失言をしないための対策方法には、一呼吸置いてから話すことが挙げられます。
失言が多い人は、思ったこと、頭に浮かんだことをそのまま発言しているので、口に出す前に考える癖をつけましょう。
そのためにおすすめなのが、声に出す前に一呼吸置くこと。
一旦気持ちを落ち着けることで、失言を防ぐことができるでしょう。
人の気持ちを考える
失言をしないための対策方法には、人の気持ちを考えることが挙げられます。
失言をしてしまう人は、相手の気持ちを全く考えていません。
本当のことだから
教えてあげただけ
というのは、どれもあなたの意見ですよね。
こんな言い方をされたら相手がどう思うか、コンプレックスを指摘されたらどんな気持ちになるか、を自分に置き換えて考えてみましょう。
言い方を考える
失言をしないための対策方法には、言い方を考えることが挙げられます。
相手のためを思って言ったことが、相手に失言だと捉えられてしまう理由には、『言い方が悪い』ことがあります。
言い方は少し変えるだけでも、捉え方は大幅に変わるもの。
発言する前に、この言い方で大丈夫か？を考えるようにしてみてください。
自分を客観的に見る
失言をしないための対策方法には、自分を客観的に見ることが挙げられます。
失言をしないためには、自分の発言が失言である、ということを自覚しなくてはなりません。
そのためにも、自分自身を客観的に見つめてみましょう。
自分自身を客観的に見つめてみることで、自分の悪い所が見えてくるものですよ。
人の良いところを探す
失言をしないための対策方法には、人の良いところを探すことが挙げられます。
失言が多い人は、人の長所よりも短所に目を向けてしまいがち。
だからこそ、発言が相手にとっては言われたくなかったこと、失言になってしまうわけです。
ですから、普段から人の長所に目を向けるようにすると、ポロッと発言したことも失言にはならなくなるでしょう。
まとめ：失言が多いとトラブルの元！早めに改善しよう
失言が多い人について、特徴や心理、対処法などを紹介します。
失言が多い人は、何かとトラブルに巻き込まれる可能性も高くなってしまいます。
人間関係も良好とは言えず、トラブル続きにもなりかねません。
口は災いの元、失言はトラブルの元となることを覚えておきましょう。
良好な人間関係を築くためにも、失言が多い人は早めに改善していくことをおすすめします。
