買い物依存な人の性格や心理の特徴|やめたい!買い物依存を改善して克服するには

買い物依存について、紹介します。

あなたの周りにも、『買い物依存』の人はいませんか。

もしくは、あなた自身が買い物依存で悩んでいるのかもしれませんね。

ここでは、買い物依存について特徴や性格、心理などを詳しく見ていきたいと思います。

記事の最後には、買い物依存を改善して克服するための方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

買い物依存の特徴

まずは、買い物依存の特徴から紹介します。

『買い物依存』とは、買い物が好きというレベルを超えて、買い物をしていないと落ち着かない、常に買い物のことを考えているような状態のこと。

そんな買い物依存には、以下のような特徴が挙げられます。

買うことが目的になっている

買い物依存の特徴には、買うことが目的になっていることが挙げられます。

通常、買い物の目的は欲しいものや必要なものを買うことですが、買い物依存の人は『買うこと』そのものが目的になっています。

とりあえず買うことが目的なので、買うものは不要なものであることも多いでしょう。

ストレスが溜まっている

買い物依存の特徴には、ストレスが溜まっていることが挙げられます。

買い物依存に限ってではありませんが、何かに依存してしまう人は大抵ストレスが溜まっています。

現代はストレス社会なので、ストレスを溜めずに生活することなどできません。

買い物依存の人はストレスを溜めやすく、尚且つストレスを発散するのが下手なのです。

衝動買いが多い

買い物依存の特徴には、衝動買いが多いことが挙げられます。

買い物依存は買い物の内容よりも買うこと自体が大事なので、必然的に衝動買いが増えると言えるでしょう。

大して欲しくないもの、使う予定のないものであっても、視界に入ったものや流行っていると言われると、つい欲しくなって衝動買いしてしまいます。

関連記事はこちら▽ 衝動買いする人の性格や心理の特徴|衝動買いをやめたい人向けの抑える方法や対策とは

カードの限度額を超えても買い物をする

買い物依存の特徴には、カードの限度額を超えても買い物をすることが挙げられます。

近年は、カードやオンライン決済、キャッシュレス決済などが主流となり、現金がなくても買い物ができるようになりました。

現金がなくても、クレジットカードがあれば買い物ができるわけですが、買い物依存の人はカードの限度額を超えても、何とかして買い物をしようとするでしょう。

借金をする

買い物依存の特徴には、借金をすることが挙げられます。

先程も触れたように、買い物依存の人はカードの限度額を超えても買い物をし続けるため、借金をするようになります。

カードのキャッシングサービスやローン、金融機関から借金をすることもあるでしょう。

支払い能力がないのに買い物をし続けるので、借金はどんどん膨れ上がってしまいます。

ここまでくると、1人で改善するのは難しいと言わざるを得ませんね。


買い物依存な人の性格

続いて、買い物依存な人の性格について紹介します。

買い物依存の特徴については先程紹介したとおりですが、買い物依存な人はどんな性格をしているのでしょうか。

以下のような性格の人は、買い物依存になりやすいので気をつけなくてはなりません。

真面目

買い物依存な人の性格には、真面目なことが挙げられます。

真面目な人はストレスや悩みを自分の中に閉じ込めてしまうので、ストレス発散が上手ではありません。

ストレスをこまめに発散することができず、爆発寸前まで溜め込んでしまいます。

このことから、真面目な人ほど買い物依存になりやすいと言えるでしょう。

責任感が強い

買い物依存な人の性格には、責任感が強いことが挙げられます。

責任感が強い人は、適当にやることや適度に手を抜くことができません。

いわゆる完璧主義なので、自分に与えられた仕事は完璧に仕上げないと気が済まないのです。

このタイプはストレスが溜まりやすいので、買い物依存にもなりやすいと言えるでしょう。

見栄っ張り

買い物依存な人の性格には、見栄っ張りなことが挙げられます。

買い物依存な人は、自分の見た目を着飾る欲求が強い、いわゆる見栄っ張りな性格。

流行りのものやトレンドに目がなく、誰よりも先に手に入れたいという気持ちが強いのは、見栄っ張りな性格だからだといえます。

見栄っ張りな性格の人は、買い物をやめることができません。

コミュ障

買い物依存な人の性格には、コミュ障なことが挙げられます。

買い物依存な人は、人間関係を築くのが苦手な、いわゆるコミュ障な人が多いもの。

人と上手に関わることができず、友人も少ないのが特徴です。

人と関わるのが苦手だからこそ、1人で楽しめる買い物に逃げてしまうのでしょう。

融通が利かない

買い物依存な人の性格には、融通が利かないことが挙げられます。

買い物依存になりやすい人は、真面目で責任感が強い完璧主義者、つまり融通が利かない性格をしています。

一度やると決めたら、何があってもやり通すのは、決して悪いことではありません。

しかし、ストレスを溜めすぎて買い物依存になるほど融通が利かないのは、ちょっと困ったものですね。


買い物依存な人の心理

続いて、買い物依存な人の心理について紹介します。

買い物依存になる人は真面目で責任感の強い人が多いということが分かりましたが、買い物依存な人はどんなことを考えているのでしょうか。

買い物依存な人の心理には、以下のものが挙げられます。

買い物をするとスッキリする

買い物依存な人の心理には、買い物をするとスッキリするというものが挙げられます。

ストレス発散に買い物をする、という人は多いと思いますが、買い物をしたときのスッキリ感が病みつきになってしまっているのでしょう。

買い物依存な人は、買い物をしたときのスッキリ感が忘れられなくて、『買い物をする』ことに囚われてしまうのです。

孤独感が強い

買い物依存な人の心理には、孤独感が強いことが挙げられます。

買い物依存な人は真面目で責任感が強いことからもわかるように、自分の悩みやプライベートを他人に相談することができません。

人の和に入るのも得意ではないので、悩みを抱えたときの孤独感はより一層強いものになるでしょう。

その孤独感を、買い物で満たしているのです。

寂しい

買い物依存な人の心理には、寂しいというものが挙げられます。

買い物依存な人は、自分の中にある寂しさを紛らわすために、ひたすら買い物をすることも少なくありません。

買い物をして荷物が増えれば、何となく心が満たされるというか、寂しさが和らぐように感じるのでしょう。

しかし買い物が終わって家に帰ると、再び寂しさが込み上げてくるため、買い物依存は終わることがありません。

人より優れていると思いたい

買い物依存な人の心理には、人より優れていると思いたいというものが挙げられます。

買い物依存な人は、流行りやトレンドを常に身につけておくことで、周りから羨望の目で見られたい、すなわち『人より自分は優れている』と思いたいのです。

そのためには常に新しいものを手に入れる必要があるため、買い物依存になってしまうのでしょう。

何をしても満たされない

買い物依存な人の心理には、何をしても満たされないというものが挙げられます。

買い物依存な人は、『何をしても満たされない』『自分は1人なんだ』という絶望にも似た感情を持ち合わせています。

買い物をしても気持ちが満たされないことは分かっているものの、買い物をやめるのが怖くてやめることができません。


やめたい!買い物依存を改善して克服するには

最後に、買い物依存を改善して克服するにはどうしたら良いのか、その方法を紹介します。

買い物依存は、最終的に借金まみれになるなど、放っておくのは危険です。

買い物依存だということを自覚し、改善していかなくてはなりません。

買い物依存の克服方法には、以下のものが挙げられます。

ストレスの原因を探る

買い物依存を改善して克服するには、ストレスの原因を探ることが挙げられます。

買い物依存になる原因は、ストレスが溜まっていること。

人は大なり小なりストレスを感じるものですが、依存症になるほどのストレスの原因は、一体なになのでしょうか。

原因が分かれば対策もできますから、自分と向き合ってストレスの原因を探ってみてください。

メンタルクリニックに通う

買い物依存を改善して克服するには、メンタルクリニックに通うことが挙げられます。

買い物依存は多大なストレスが溜まっていることが原因、すなわち精神疾患の1つと考えることができます。

メンタルクリニックや心療内科などを受診し、相談してみてはいかがでしょうか。

メンタルクリニックは敷居が高いと感じる人も多いですが、決してそんなことはありません。

趣味を見つける

買い物依存を改善して克服するには、趣味を見つけることが挙げられます。

買い物依存になる人は、買い物以外の趣味がない人が圧倒的に多いので、何か趣味を見つけましょう。

自分が興味を持てるものなら何でもOKですが、ヨガやランニングなどの汗をかくものだと尚Good。

軽く汗を流す運動はストレス発散にもなりますし、自律神経やホルモンバランスを整えることにも繋がるからです。

生活習慣を整える

買い物依存を改善して克服するには、生活習慣を整えることが挙げられます。

買い物依存の人は、四六時中買い物のことを考えているなど、ストレスによって生活習慣が乱れているケースがほとんど。

まずは睡眠時間をしっかり確保し、一日三食きちんと食事をすることを心がけましょう。

生活習慣が乱れているとよりストレスも感じやすいので、生活習慣を整えることは何よりも大切なことだといえますよ。

カード払いやオンライン決済をやめる

買い物依存を改善して克服するには、カード払いやオンライン決済をやめることが挙げられます。

冒頭でも触れたように、今の時代は現金がなくても、気軽に買い物を楽しむことができます。

しかし、カード払いやオンライン決済を利用するからこそ、支出を把握しきれない部分がある、というのはあながち間違いではないもの。

カードやオンライン決済をするのをやめ、支出が目に見えて分かるようにしていくことも大切です。

まとめ:買い物依存は破綻への第一歩!早めに改善を

買い物依存について、特徴や性格、心理、改善する方法などを紹介しました。

自分へのご褒美に買い物をしたり、買い物でストレス発散をすること自体は、決して悪いことではありません。

しかし、目的もなく買い物をし続けたり、不要なものでもとりあえず買うことを止められないのは、絶対にNG。

これは間違いなく破綻への第一歩だからです。

まずは自分が依存症レベルで買い物をしていることに気づき、そうなった原因を探っていきましょう。

1人で解決するのが難しい場合は専門家のアドバイスを貰うなどして、早めに改善していってくださいね。