犬食いする人の心理|犬食いになる原因と直し方とは

犬食いする人の心理|犬食いになる原因と注意方法とは

犬食いする人の心理について、紹介します。

日本では食事のマナー違反ともされている、犬食い。

大人になってからも犬食いが直らない人もいますが、なぜなのでしょうか。

ここでは、マナー違反であるにも関わらず犬食いする人の心理や犬食いになる原因、直し方について詳しく見ていきたいと思います。

記事の最後には、犬食いを注意する方法についても触れていますので、身近に犬食いの人がいて困っている人などは、ぜひ参考にしてみてください。

犬食いはどこから犬食いって言うの?

そもそも『犬食い』とは、どんな食べ方のことをいうのでしょうか。

犬食いというのは、

  • 器を持たずに顔を近づけて食べること
  • 極端な前傾姿勢で食べること
  • 顔を食器に突っ込む勢いでガツガツ食べること

を言います。

犬食いの由来は、みなさんもご存知の通り『犬の食べ方に似ている』こと。

さすがに箸やスプーンなどは使いますが、食事をしている見た目が犬の食べ方に似ているのは、見ていて気分のいいものではありません。

食べ方も汚いので、日本では犬食いはマナー違反とされています。

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犬食いする人の心理

ではまず、犬食いする人の心理から見ていきましょう。

日本では犬食いは立派なマナー違反なわけですが、それにも関わらず犬食いをしてしまうのは、なぜなのでしょうか。

犬食いする人はどんな心理なのか、気になりますよね。

犬食いする人の心理には、以下のものが挙げられます。

マナー違反の自覚がない

犬食いする人の心理には、マナー違反の自覚がないことが挙げられます。

犬食いはマナー違反だと何度も言いましたが、実際に犬食いをしている人は『自分の食べ方がマナー違反である』ということを知らず、自覚していないことがほとんど。

マナー違反をしている自覚がないので、犬食いがダメという感覚もなく、直るはずがありません。

周りの目を気にしない

犬食いする人の心理には、周りの目を気にしないことが挙げられます。

犬食いがなぜマナー違反なのかというと、一番は周りを不快にさせるから、でしょう。

しかし犬食いする人は、周りの目を気にしません。

周りがどう思おうが、自分をどう見ていようが気にしていないのです。

早く食べたい

犬食いする人の心理には、早く食べたいというものが挙げられます。

犬食いはとにかくガツガツ食べるので、早食いでもあります。

時間を効率よく使いたい、この後予定があるなど急いでいる場合など、『早く食事を終わらせたい』という気持ちがあると、犬食いになることもあるようです。

当たり前のことをしてるだけ

犬食いする人の心理には、当たり前のことをしてるだけというものが挙げられます。

次の項目でも詳しく話しますが、犬食いする人はその食べ方が習慣になっていて、『当たり前』になっていることも少なくありません。

当たり前のことをするとき、人は特別意識をすることはありませんよね。

犬食いする人も、当たり前のことをしているだけなのです。

特に何も考えていない

犬食いする人の心理には、特に何も考えていないことが挙げられます。

当たり前のことをしているだけ、ということと似ていますが、犬食いする人は特に何も考えていないこともあります。

この場合、自分の食べ方が『犬食い』であるという感覚もないので、直すのも一番大変になると言えるでしょう。

なぜ?犬食いになる原因

そもそもなぜ、犬食いになってしまうのでしょうか。

犬食いが習慣になってから直すのは、簡単なことではありません。

また、原因が分かれば改善策も見つかるもの。

あなた自身、もしくはあなたの身近な人の犬食いの原因はどれに当てはまるか、チェックしてみてください。

習慣になっている

犬食いになる原因には、習慣になっているというものが挙げられます。

言い換えれば、小さい頃から犬食いが『当たり前』だったのです。

犬食いの習慣化には、育った環境が大きく関係しているのは言うまでもありません。

このケースでは、両親を含め家族も犬食いであることが多いです。

テーブルが低い

犬食いになる原因には、テーブルが低いことが挙げられます。

テーブルが低かったり体と離れすぎている設計だったりすると、食事を口まで運ぶのに距離があるため、自然と前傾姿勢になりやすくなってしまいます。

遠いところから運ぶときには、こぼさないように少しでも早く口に入れようとするでしょう?

犬食いになるのは、そのためです。

姿勢が悪い

犬食いになる原因には、姿勢が悪いことが挙げられます。

最近犬食いする人が多いのは、普段からスマホの使いすぎなどで猫背になっている人が増えていること。

猫背は頭が肩よりも前に出てしまっている状態なので、そのまま食事をすれば、必然的に前傾姿勢になり、犬食いになるのは目に見えていますね。

スマホをいじっている

犬食いになる原因には、スマホをいじっていることが挙げられます。

最近食事中でもスマホを手放さない人が、増えていますよね。

利き手でお箸を持ち、反対の手にスマホを持っているので、当然ながら器を持つことができません。

器が持てないため、顔を近づけて食事をするしかないのです。

マナーを教わっていない

犬食いになる原因には、マナーを教わっていないことが挙げられます。

通常、犬食いがマナー違反だということは小さい頃に親に教わるべきこと。

しかし、たとえば両親が共働きで一人で食事をすることばかりだったなど、身近にマナーを教えてくれる人がいなかったのかもしれません。

家庭環境によっては、犬食いだけではなく、その他の食事のマナーも知らない可能性もあるでしょう。

犬食いの直し方

続いて、犬食いの直し方について紹介します。

犬食いは日本ではマナー違反ですし、食べ方も汚く、見ている人を不快にさせる行為。

他人から気持ち悪いと思われたり恥をかく前に、きちんと直さなくてはいけません。

犬食いを直すには、以下の方法を試してみてください。

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環境を整える

犬食いの直し方には、環境を整えることが挙げられます。

普段食事をしているテーブルやイスの位置、高さは合っていますか?

テーブルのイスの間は、だいたい30センチ前後空いているのが理想的。

イスが低すぎる場合は、クッションや座布団を挟むなどして調節してみてください。

箸の持ち方を正す

犬食いの直し方には、箸の持ち方を正すことが挙げられます。

犬食いの人の中には、お箸が正しく持てない人も多いです。

箸の持ち方が正しくないと、食べ物を掴んだときに落としやすくなりますよね。

落とす前に口に入れようとすると前傾姿勢になりやすいので、根本的な原因でもある『箸の持ち方』を改善しましょう。

姿勢を良くする

犬食いの直し方には、姿勢を良くすることが挙げられます。

猫背の人も増えていますが、日頃から姿勢を良くすることを心がけていきましょう。

背筋を伸ばしてやや胸を張り、肩甲骨を意識してみてください。

姿勢が良くなると肩こりや腰痛なども改善するので、一石二鳥ですよ!

ながら食べをやめる

犬食いの直し方には、ながら食べをやめることが挙げられます。

テレビを見ながら、スマホをいじりながらの食事になっていませんか。

食事のときは食事に集中する、という意味でも、ながら食べはやめましょう。

特にスマホを持つと高確率で犬食いになりますので、スマホは近くに置いておかないことをおすすめします。

強く意識する

犬食いの直し方には、強く意識することが挙げられます。

犬食いが習慣になってしまっている場合、ちょっと気を抜くとすぐに元に戻ってしまいます。

だからこそ、直したいのなら強く意識しなくてはなりません。

一人では限界があるときには、家族に話しておき、犬食いになっていたら注意してもらうといいですよ。

犬食いする人を注意する方法

最後に、犬食いする人を注意する方法を紹介します。

目の前の友人や家族が犬食いをしていたら、どう注意するべきか悩んでしまいますよね。

本人を傷つけることなく、犬食いをやめるように注意するには、どうすれば良いのでしょうか。

動画に撮っておく

犬食いする人を注意する方法には、動画に撮っておくことが挙げられます。

例えば夫婦や恋人などパートナーが犬食いをしていた場合は、動画に撮っておくといいでしょう。

無意識に犬食いをしている場合、注意しても認めないことも少なくありません。

動画があれば、犬食いを認めざるを得ませんね。

落ち着いて食べるように言う

犬食いする人を注意する方法には、落ち着いて食べるように言うことが挙げられます。

犬食いする人は、何をそんなに急いでるの?と思うほど、すごい勢いでガツガツ口に食べ物を入れていきます。

そのため食べこぼしなども目立つもの。

『落ち着いて楽しく食べようよ』と優しく伝えれば、会話を楽しみながら食事ができるようになるのではないでしょうか。

お椀を持つように言う

犬食いする人を注意する方法には、お椀を持つように言うことが挙げられます。

お椀を持てば、犬食いになることはなくなりますよね。

特に相手が子供の場合は、『お椀を持って食べよう』『お椀を持った方がカッコイイよ』などと上手におだてて、その気にさせるのがおすすめです。

怒らずに指摘する

犬食いする人を注意する方法には、怒らずに指摘することが挙げられます。

頭ごなしに怒るのではなく、なぜダメなのか、をきちんと説明しましょう。

これは、相手が子供でも大人でも変わりません。

なぜダメなのか、どうすればいいのかを丁寧に指摘することで、相手に理解してもらうのです。

心を鬼にしてしつこく言う

犬食いする人を注意する方法には、心を鬼にしてしつこく言うことが挙げられます。

犬食いは既に習慣化していることが多く、しつこく言わないと直らないケースも多いです。

家族や大事な人が外に出て恥をかかなくてすむように、心を鬼にしてしつこく注意してあげるのも、優しさかもしれません。

犬食いはマナー違反!原因を追求して早急に改善しよう

犬食いする人の心理や原因、直し方について紹介しました。

犬食いは子供の頃からの癖で、既に習慣になっていることが多いのですが、日本ではマナー違反。

社会に出てから人前で食事をするときに犬食いだと、本人や親は相当な恥をかいてしまいます。

だからこそ、家族や親しい人が犬食いをしているときには、なぜ犬食いになるのかの原因を追求し、早急に改善していかなくてはなりません。

犬食いなどの食事のマナーができていないと、育ちの悪い人という印象も与えてしまいますから、これを機にしっかりと直していきたいものですね。