人の時間を奪う人の心理や特徴|人の時間を奪う人の末路とは

人の時間を奪う人の特徴|人の時間を奪う人が嫌いな時の対処法とは

「なぜ、こんな奴に時間を割かないとダメなのか」「私は暇ではない」そう思ったことはありませんか?人の時間を奪う人には特徴があり、無自覚のままいろいろやらかしています。どんな心理で行動しているのか。対処法はあるのか。それぞれのポイントをご紹介します。スピリチュアル的な対処法や人生の末路、人の時間を奪う人にならない方法もお伝えしましょう。

人の時間を奪う人の特徴

人の時間を奪う人にとって、最も優先させているのは自分自身です。他人がどんな現状にいるかは関係ありません。ここでは具体的な特徴を5つご紹介します。「あの人はもしかして…」とう人がいればチェックしてみてください。

意味なく話しが長い

どうでも良い勧誘の電話は、間違いなく人の時間を奪っています。例えば不用品の買い取りや英会話、ネット回線変更や選挙応援など、自分にとって不要なものはすべて無駄。「お忙しいところ申し訳ありませんが」とういつものフレーズを使いますが、聞いてもメリットはありません。

詰めが甘い

「このあとどうするの?」「これはいつ準備するの?」とさまざまな質問が浮かぶ場合、そのプロジェクトを考えた人は、時間を奪っている可能性があります。仕事がうまく行くか行かないかは、段取りが70%。詰めが甘ければ打ち合わせに時間がかかり、余計な時間を費やします。

家族や先生の陰口が多い

時間的に融通のつく主婦は、何人か集まると、決まって家族や先生の陰口を叩きます。もちろん強い悪意があるわけではありませんが、身の回りの環境を考えるとネタにしたくなるのでしょう。自分が苦労した話しや先生から言われた言葉を愚痴り、食事の支度をする合間に話しを広げるのです。

時間にルーズ

ビジネスにおいて時間厳守は当たり前。遅くとも現場には、5~10分前に到着していなければなりません。時間にルーズだと相手を待たせることになるし、その間は相手に意味のない時間を過ごさせていることになります。事情があるなら、先方には早く連絡しましょう。

計画を立てない

スケジュールを完璧に立てる必要はありませんが、計画を立てない人は、相手の時間を奪うことになります。悠々自適に暮らせる人は良いでしょうが、一般的には多くの人が働いています。休みの日の調整も必要なので、自分の都合だけ考えるような人には要注意です。

人の時間を奪う人の心理

自分で気づいていない場合が多く、人の時間を奪っているとは思っていないでしょう。すべてが自分本位。では、その時に相手が何を考えているのか。どんな気持ちなのか。心理状態の事例を並べたので、確認してみてください。

対応して当然

「私が行動しようと話しかけたんだから、あなたは対応して当然」という気持ちなので、どこからどう見ても上から目線。相手を自分よりも格下に捉えているため、従うべきは相手だと思っています。そのため対応してもらえない場合、もしかしたら誘われる回数が減るかもしれません。

どうせ暇でしょ?

自分は忙しい。でも、あの人はどうせ暇しているはず。と、都合良く解釈する傾向にあります。相手に予定があるとは思わないので、強引に話しを進めたがるかもしれません。「暇な時間に役割をあげよう」というぐらいの気持ちのため、ずらせないほどの用事でなければ対応してもらえないでしょう。

こっちが優先

例えば友人と食事。見たいテレビ番組がある。資格の勉強をしよう。人によって過ごし方はいろいろありますが、人の時間を奪っている人は自分を優先させたがります。すべてが自分を中心に考えるので、「それは優先させたほうが良いかも」と思ってもらえないので、相手を優先せざるを得ない状況に追い込まれます。

かまって欲しい

「自分に注目して欲しい」「相手にしてもらいたい」という気持から、他人の時間を奪おうとします。「私の話しを聞いて欲しい」と思っているため、とにかくおしゃべりします。ただし、自分の話しが9割で、ほとんど相手の話しは聞きません。承認欲求が高く、かまって欲しくて仕方ありません。

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悪いと思ってない

相手の時間を奪っている自覚はありません。そのため悪気はなく自由気ままに振る舞います。意図的ではないため相手にマイナス感情を持っていませんが、悪いと思っていない分だけ自分勝手に行動します。なぜ相手が不機嫌なのか理解できず、逆に気分を損ねるでしょう。

人の時間を奪う人が嫌いな時の対処法

相手によって対処法が通用しないこともあります。とにかく鈍い。周囲の空気を読めない。こんな人は難しい場合もありますが、少し強めの演出であれば気づいてもらえるかもしれません。手ごわい相手もいると思いますが、まずは試してみましょう。

途中で話しを終わらせる

ダラダラ話しをさせる。グチグチ聞かされる。これらはどこまで行っても、時間の無駄です。それに付き合う必要はありません。関係性にもよりますが、「ごめん忙しいから」「途中で悪いけど帰るね」ときっぱり言葉にして帰りましょう。「また今度ね」と言うのもOK。

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誰かに用事を作ってもらう

誰かに頼んで電話をかけてもらう。誰かに呼びに来てもらう。誰でもかまわないので、自分がその場から離れなければならないような用事を作り、途中で割り込んでもらいましょう。「呼ばれてるから」「やらないとダメだから」と言い訳し、残念そうに立ち去ってください。

時計を見て「ヤバイ」と慌てる

時計を見て、「用事に遅れる」「仕事に行かなきゃ」と慌ててみせましょう。「これに遅れたら大変なことになるから」と演じることもおススメ。タイミングを見計らってください。席に着いて15分~20分くらい話しを聞いたら、あとはもう行かなければならない自分を演出するだけ。

相手が来る前に席を離れる

遠くのほうから自分に向かってくる気配を感じたら、何も言わずにすぐその場を離れましょう。特別な用事を作る必要はありません。とにかく捕まりそうな距離から離れてください。あとで「どこ行ってたの?」と聞かれても、真面目に答えなくてOK。適当に誤魔化しておきましょう。

仮病を使う

どうしても逃げたい場合は、思い切って仮病を使いましょう。突然お腹が痛くなる。頭痛でしんどくなる。うまく誤魔化し、その場から離れることができるかもしれません。「嘘をつくのは…」という気持ちはわからないでもありませんが、相手につかまれば長時間奪われる可能性もあります。

人の時間を奪う人へのスピリチュアル的な対処法

現実的な対処法で無理であれば、スピリチュアル的な対処法で挑戦してみましょう。人の時間を奪う人は、エネルギー泥棒です。時間は無限に存在するわけではありません。ネガティブな意識を押し付けられることもあるので、注意しましょう。

アロマキャンドルを焚く

アロマキャンドルを焚き、不快な気持ちや相手のエネルギーを昇華しましょう。古いお守りは、神社でお焚き上げしてもらいます。それと同じでキャンドルを灯すことで、ネガティブな空気を一新してください。アロマはリラックス効果を高め、心の隙間を埋めてくれるかもしれません。

カプセルをイメージする

自分がカプセルの中に入ったとイメージしてください。自分の周りには枠もしくは壁があって、外側からの刺激は伝わりません。すべてのものを跳ね返すくらい頑丈で、叩かれてもひび割れも起こりません。それくらい強いカプセルに守られていると念じ、他人の時間を奪う人間から自分を守りましょう。

塩を舐める

どこの原産国の塩でもかまいません。人差し指の先につくぐらいの塩を舐め、体の中に入れましょう。塩はご存知のとおりスピリチュアルではお馴染み。不要なエネルギーを浄化し、穢れを取り払ってもらえます。舐めるのが難しい場合は、小さな袋に入れて持ち歩くのもおススメ。

人から時間を奪う人の末路

他人の時間を奪って生きる人は、巡り巡ってそれが自分に返ってきます。つまり因果応報。その時に気づいても、取り返しがつかない場合もあるかもしれません。ここでご紹介するのは5つの事例に過ぎませんが、目を通しておきましょう。

人が離れて行く

人の時間を奪うことばかりしていれば、次第に人が離れて行きます。「あの人に関わるのは時間の無駄」「余計な時間を費やされる」という印象を抱かれるので、周囲から距離を置かれるでしょう。例えば声をかけてもらえなくなったり、飲み会も誘われなくなります。

負のスパイラルから抜け出せない

他人の時間を奪う→問題は解決しない→愚痴を聞かせる→もっと問題が悪化する。こういう悪循環に陥り、いつまで経ってもそこから抜け出すことができません。自分の時間を使って向き合わなければ、根本的に解決することはできず、同じことを繰り返すだけになります。

天職に巡り会えない

何が原因か。転職しても違和感しかない。人の時間ばかり奪っていれば、自分の天職が何かを知ることができません。見ているのは目の前のことだけ。自分は何を求めているのか。どこに豊かさがあるのか。自分自身のことがわからないため、生活費のためだけに仕事するので楽しさはないでしょう。

幸運に見放される

他人から時間を奪えば、自分の幸運からは遠ざかります。例えばチャンスに恵まれない。もう少しのところで不合格だった。というアンラッキーなことが続き、トラブルに巻き込まれることもあります。頑張っても報われないことが多く、遣り甲斐や達成感はないでしょう。

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夢ばかりを追う

現実に起きていることを放置し、夢ばかりを追うようになります。「それは確かに理想だけど」という状況を掲げますが、実際にはほとんど無理。それまで自分のスキルを磨くわけでもなく、他人の時間を奪うことにエネルギーを費やした、他でもない自分の責任です。

人の時間を奪う人にならないためにやるべきこと

人の時間を奪わないようにするためには、周囲の状況をよく見なければいけません。自分の置かれた環境だけに視点を置くのではなく、もっと広い世界へ出かけましょう。簡単にできる方法もまとめたので、できるところから実践してください。

日記をつける

今日はどんな悔しいことがあったのか。それに対しどう思ったのか。誰かの愚痴るのではなく、自分の気持ちを整理するために、日記をつけましょう。長く書く必要はありません。自分の想いを吐き出す感じで書き、他人にネガティブな感情を面倒みさせないようにしましょう。

話すべき要点をまとめておく

問題と答えのわからない言葉を聞かせるのではなく、要点をまとめて話しましょう。いつ。どこ。誰が。何をしたのか。それに対しどうしたいのか。どんな対応を考えているのか。目の前に起こった事実を並べるだけでは時間の無駄。相手もどう答えて良いのか判断できません。

カラオケでストレス発散

モヤモヤした気持ちが溜まったら、1人カラオケを楽しんでください。「誰かと一緒に行きたい」という人もいると思いますが、自分以外の誰かを連れてくれば、その時点で相手の時間を奪っていることになります。相手から誘われたら別ですが、自分が主体の場合は1人で行きましょう。

相手の予定を確認する

自分は空いている。でも相手は忙しい。こんな場合は、相手の予定を尊重しましょう。冠婚葬祭など、みんなの都合で決まる予定は仕方ありません。相手と自分。2~3人程度の予定であれば、相手に合わせて譲ってあげてください。そうすれば、次回譲ってもらえる可能性があります。

夢中になれるものを探す

他人の視点を向けるのではなく、自分が夢中になれるものを見つけましょう。ただし、できればあまり相手が存在しない趣味。例えばガーデニング・ゲーム・読書・ウォーキング・音楽鑑賞・映画鑑賞・写経。何でもかまいません。1人でできる趣味を増やせば、誰かを巻き込む必要がありません。

時間を奪う人には毅然とした態度を取ろう

人は平等ではありません。生まれながらにして貧富の差があり、家庭環境にも違いがあります。ただし、時間だけはみんな同じ。例え病気で人生の時間が短くなったとしても、どんなふうに生きるかは、その瞬間まで自分で決めることができます。他人の時間を奪っている暇があるなら、自分に目を向けてください。人間は永遠に生きられないので、人生を有効に使いましょう。