『日頃の行い』について、お話していきます。
良いことや悪いことが起こったとき、『日頃の行いがいいから(悪いから)だ』と言うことがありますよね。
割とよく使う表現ではありますが、『日頃の行い』とは一体何なのでしょうか。
ここでは、日頃の行いが良い人の特徴と悪い人の特徴について、それぞれ見ていきたいと思います。
また、日頃の行いは返ってくるものなのか、それとも関係ないのかについても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
日頃の行いが良い人の特徴
まずは、日頃の行いが良い人の特徴から、紹介します。
日頃の行いが良いから、と言われる人は、言い換えれば『運が良い』人。
日頃の行いが良く、運が良い人にはどんな特徴があるのでしょうか。
日頃の行いが良い人に共通する特徴は、こちらです。
人に優しい
日頃の行いが良い人の特徴には、人に優しいことが挙げられます。
日頃の行いが良いと言われる人は、誰に対しても優しく接することができます。
それこそ、立場や職業などで人を差別することなどなく、誰に対しても平等に優しく接することができる人。
人に優しいというのは、日頃の行いが良い人の典型的な特徴と言えるでしょう。
物を大切にする
日頃の行いが良い人の特徴には、物を大切にすることが挙げられます。
日頃の行いが良い人は、物を大切に扱います。
時々物を乱暴に扱う人がいますが、日頃の行いが良い人はそういうことはしません。
使ったものはその都度戻し、丁寧に扱うので、身の回りの整理整頓ができる人、とも言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 物を大切にする人の心理や性格|物を大切にする方法やコツとは
ポジティブ
日頃の行いが良い人の特徴には、ポジティブなことが挙げられます。
日頃の行いが良い人は、基本的にみなポジティブで前向きな性格をしています。
起きてしまったことをくよくよ考えず、今できることに前向きに取り組んでいく人。
『日頃の行いが良かったからだ』と思えるのも、普段からポジティブ思考だからなのかもしれません。
周りからの評判がいい
日頃の行いが良い人の特徴には、周りからの評判がいいことが挙げられます。
日頃の行いが良い人は、普段から人に優しく平等であるうえ、笑顔でいることも多いので、周りからの評判も良いもの。
仕事でも割と周りの人から好かれるので、ミスしたときでも自然とフォローしてもらえることもあるでしょう。
素直
日頃の行いが良い人の特徴には、素直なことが挙げられます。
日頃の行いが良いと言われる人は、素直に人の話を聞くことの出来る人です。
人の話を素直に聞き、自分の間違いを素直に認めることができるので、周りからも評価されるのでしょうね。
自分のことだけでなく、周りのことを第一に考えられるのは、素直な心があるからだと言えるでしょう。
日頃の行いが良い例
ではここで、日頃の行いが良い例をいくつか紹介したいと思います。
ふとしたとき、『これは日頃の行いがいいからだ』と思うことがあるでしょう?
そう思うのは、一体どんなときなのでしょうか。
日頃の行いが良い例は、こちらです。
ちょっとしたいいことが起こる
日頃の行いが良い例には、ちょっとしたいいことが起こることが挙げられます。
たとえばクジで当たりが出たり、買い物をしたらオマケが貰えたり。
たまたま空を見上げたら虹が出ていたなど、一瞬しかないものを見ることが出来た、というのも、日頃の行いが良い例だと言えるでしょう。
人に助けてもらえる
日頃の行いが良い例には、人に助けてもらえることが挙げられます。
自分が困っているとき、日頃の行いが良い人は周りの人に助けてもらえることが多いもの。
実際、知らない場所に行ったときに現地の人に助けてもらったり、分からないことを教えてもらえたりするのも、日頃の行いが良いからなのでしょうね。
天気予報が覆る
日頃の行いが良い例には、天気予報が覆ることが挙げられます。
これはもちろん、『良い方に』覆ること。
たとえば遠足や運動会の日の天気予報が雨だったのに、当日になったら天気予報が覆って晴れた、なんて経験はありませんか。
天気予報を良い方に覆らせるのは、日頃の行いが良い例として多いのではないでしょうか。
日頃の行いが悪い人の特徴
では次に、日頃の行いが悪い人の特徴を紹介します。
日頃の行いが良い人もいれば、当然悪い人もいるもの。
日頃の行いが悪い人は運が悪い人ともいえますが、一体どんな人を言うのでしょうか。
日頃の行いが悪い人の特徴は、こちらです。
自分中心
日頃の行いが悪い人の特徴には、自分中心なことが挙げられます。
日頃の行いが悪いと言われる人は、基本的に自分のことしか考えていません。
自分が世界の中心であり、自分さえ良ければ他はどうなっても構わない、と思っていることも多いでしょう。
当然、人に平等に接したり優しくすることもできません。
人を見下す
日頃の行いが悪い人の特徴には、人を見下すことが挙げられます。
日頃の行いが悪いと言われる人は、自分が一番だと思っているので、当たり前のように他人を見下します。
人を見下してバカにしていること、人を傷つけている自覚がない人もいるので、非常に厄介と言えるかもしれません。
悪口を言う
日頃の行いが悪い人の特徴には、悪口を言うことが挙げられます。
人を見下すことと被るのですが、日頃の行いが悪いと言われる人は平気で人の悪口をいいます。
むしろ、口を開けば悪口しか出てきません。
他人を認めることができず、わざわざあら捜しをすることもあるでしょう。
関連記事はこちら▽ 聞こえるように悪口を言う人の心理や性格|聞こえるように悪口を言う人への対処法とは 影で悪口を言う人の心理や特徴|影で悪口を言う人への対処法とは
ネガティブ
日頃の行いが悪い人の特徴には、ネガティブなことが挙げられます。
『日頃の行い』というのは、目に見えるものではありません。
しかし悪いことが起こったときに『日頃の行い』のせいにしてしまうのは、根本的にネガティブな人だからだといえます。
何でも悪い方に考えてしまうからこそ、良くないことが起こった原因を日頃の行いのせいにしてしまうのです。
損得勘定で動く
日頃の行いが悪い人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。
日頃の行いが悪い人は、物事の全てを損得勘定で決める傾向があります。
自分にとって利益があると思えば人助けもしますが、利益がないと判断すれば目の前で困っている人がいても見捨ててしまいます。
損得勘定で動くのは、自分のことを何よりも重要視している証と言えるでしょう。
日頃の行いが悪い例
では、日頃の行いが悪い例を紹介します。
先ほど日頃の行いが良い例を3つ紹介しましたが、『日頃の行いが悪いからだ』と感じることもありますよね。
日頃の行いが悪いからだと感じることには、どんなものがあるのでしょうか。
日頃の行いが悪い例を3つ、見ていきましょう。
小さなミスを繰り返す
日頃の行いが悪い例には、小さなミスを繰り返すことが挙げられます。
大きなミスではなく、普段は何ともないような小さなミスを繰り返すのは、日頃の行いが悪い例としてよく挙がるもの。
他の人が失敗しないようなところでミスばかりしてしまうと、『日頃の行いが悪いからだ』と言われてしまうでしょう。
不運なことが起こる
日頃の行いが悪い例には、不運なことが起こることが挙げられます。
たとえば鍵を落としたり、用意しておいたものを持ってくるのを忘れたり、頭に鳥のフンが落ちてきたり。
不運な出来事が起こったとき、日頃の行いが悪いせいだと言う人は意外と多いような気がします。
雨が降る
日頃の行いが悪い例には、雨が降ることが挙げられます。
出かける時、デートの時など、自分の予定があるときに限って雨が降ることもありますよね。
しかも昨日までは晴れていた、天気予報では晴れだったということもしばしば。
外にいるのにいきなり雨が降ってきたりするのは、日頃の行いが悪いからだと言えるでしょう。
日頃の行いは返ってくるの?関係ないの?
さて最後に、日頃の行いは自分に返ってくるのか、それとも関係ないのかを見ていきます。
良いことをすれば自分に良いことが起こる、悪いことをすれば悪いことが起こる、とよく言いますが、本当に日頃の行いは返ってくるのでしょうか。
スピリチュアルな観点では、『自分で蒔いた種は自分で刈り取る』とよく言われます。
これは、良いことも悪いことも、いま起こっている出来事の『種』は、過去に自分が蒔いたものだ、ということ。
それが現世なのか過去世なのかは分かりませんが、すべてはあなた自身が蒔いた種が成長したに過ぎないのです。
また、スピリチュアルでは『因果応報』は、カルマと輪廻を繰り返して魂が成長していくこと。
過去に起こった出来事、悪いことや罪も含めて輪廻を繰り返しているので、今あなたの身に良くないことが起こっているとしたら、それは過去にあなたが何か罪を犯したということでもあるのです。
良いことも悪いことも、引き継がれていく、つまり日頃の行いは自分に返ってくると言えるでしょう。
ただし、これは気持ちの問題というか捉え方次第という部分もあるので、日頃の行いなんて関係ない!という人がいたとしても、間違いではありません。
日頃の行いは考え方次第!
日頃の行いについて、お話しました。
日頃の行いが良い人もいれば悪い人もいるわけですが、『日頃の行い』は目に見えるものではありません。
何をもって日頃の行いと言うかは、人それぞれ考え方次第なのです。
だからこそ、ポジティブに捉えて毎日を過ごすことをおすすめします。
毎日楽しく過ごしていればいいことが起こる、と思っていた方が、気持ちが明るくなりますよね。
日頃の行い云々に囚われず、『毎日を笑って過ごす』ことを重視してみてはいかがでしょうか。