軽率な発言をする人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『軽率な発言をする人』はいませんか。
見ている方がハラハラしてしまうなど、はっきり言って心臓に悪い軽率な発言をする人。
ここでは、そんな軽率な発言をする人の特徴や心理、付き合い方、対処法について紹介したいと思います。
記事の最後には、軽率な行動を慎むにはどうすれば良いのか?についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
軽率な発言をする人の特徴
まずは、軽率な発言をする人の特徴から紹介します。
軽率な発言をする人というのは、決して珍しくはありません。
恐らくあなたの身近にも、『軽率な発言をする人だな…』と感じる人がいるのではないでしょうか。
以下の特徴に当てはまるものが多い人は、周りから軽率な人だと思われているかもしれません。
思いつきで発言する
軽率な発言をする人の特徴には、思いつきで発言するというものが挙げられます。
軽率な発言をする人は、『頭で考えてから発言する』ことができません。
思ったこと、思いついたことを即座に口にしてしまいます。
一度発言してしまったことは取り消せないので、トラブルが絶えないことも特徴と言えるでしょう。
視野が狭い
軽率な発言をする人の特徴には、視野が狭いことが挙げられます。
軽率な発言をする人は、目の前のことしか見えていない、ということがほとんど。
周りを見渡すことができないため、すぐ近くに本人がいることに気づかず、その人の悪口などを言ってしまうこともあるでしょう。
関連記事はこちら▽ 聞こえるように悪口を言う人の心理や性格|聞こえるように悪口を言う人への対処法とは
喜怒哀楽が激しい
軽率な発言をする人の特徴には、喜怒哀楽が激しいことが挙げられます。
軽率な発言をする人は喜怒哀楽が激しく、感情のコントロールができません。
そのため、感情のままに発言してしまうのです。
気持ちが落ち着いてくると、『マズイことを言ってしまった』と後悔するのですが、時すでに遅し、ですね。
関連記事はこちら▽ 喜怒哀楽が激しい人の特徴|喜怒哀楽が激しい人が苦手な時の対処法とは
プライドが高い
軽率な発言をする人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
軽率な発言をする人は人一倍プライドが高く、自分が正しいと思い込んでいるところが少なからずあるもの。
そのプライドの高さから、相手を見下すような軽率な発言に繋がるのかもしれません。
何かの拍子に失言するというよりも、思っていることを発言しているだけなのです。
無神経
軽率な発言をする人の特徴には、無神経なことが挙げられます。
軽率な発言をする人は、自分の発言によって周りがどうなるか?などは一切考えていません。
空気が悪くなる、相手が傷つく、困惑するなどを一切考えないのは、軽率な発言をする人が無神経な性格だからでしょう。
このタイプは、自分が優先なので周りへの気配りなどもできません。
軽率な発言をする人の心理
続いて、軽率な発言をする人の心理について紹介します。
軽率な発言というのは、決して褒められたものではありません。
それなのに、なぜ軽率な発言をしてしまうのでしょうか。
軽率な発言をする人の心理には、以下のものが挙げられます。
盛り上げたい
軽率な発言をする人の心理には、盛り上げたいというものが挙げられます。
軽率な発言をする人は、その場を盛り上げたいという気持ちが強く、盛り上げるために必死になった結果、軽率な発言をしてしまうということもあります。
盛り上げることしか考えられなくなるので、軽率かどうかを考える間もなく発言してしまうのでしょう。
認めてほしい
軽率な発言をする人の心理には、認めてほしいというものが挙げられます。
軽率な発言をする人は本音では自信がなく、『自分を認めてほしい』という承認欲求が強め。
自分の存在価値を示すことに必死になり、話すことに夢中になってしまうと、軽率な発言が多くなってしまうのです。
沈黙が苦手
軽率な発言をする人の心理には、沈黙が苦手というものが挙げられます。
盛り上げたいという心理と似ていますが、軽率な発言をする人は沈黙やシーンとした雰囲気が苦手なことも多いです。
沈黙に耐えられないからこそ、何か話そうと思うのでしょう。
沈黙を打ち消すためにする話は意味の無いものなので、考え無しの軽率な発言に繋がるわけです。
自分が正しいと思っている
軽率な発言をする人の心理には、自分が正しいと思っているというものが挙げられます。
軽率な発言をする人はプライドが高く、自分が正しいと思い込んでいる、と言いましたね。
自分が正しいと思っているわけですから、その他の意見になど耳を貸すことはありません。
自分本位な偏った考えは、そのまま軽率な発言となるのです。
何も考えていない
軽率な発言をする人の心理には、何も考えていないというものが挙げられます。
軽率な発言をする人は、元々『物事を深く考える』ということが苦手です。
そのため、発言するときも特に何も考えていない人も多いもの。
自分の思ったこと、言いたいことをそのまま発言しているだけなのです。
軽率な考えの人との付き合い方
ではここで、軽率な考えの人との付き合い方を紹介します。
職場や友達など、身近なところに軽率な考えの人がいるとき、どう付き合っていけば良いのでしょうか。
軽率な考えの人と付き合うときには、自分のストレスを溜めないことが一番です。
ほどよく距離を置く
軽率な考えの人との付き合い方には、ほどよく距離を置くことが挙げられます。
軽率な考えの人というのは、たとえ指摘したとしてもなかなか治るものではありません。
そのため、ほどよく距離を置いて関わるのが一番良いでしょう。
近すぎず遠すぎず、必要なときに話せるくらいの距離感で関わっていきましょう。
自分のことは話さない
軽率な考えの人との付き合い方には、自分のことは話さないことが挙げられます。
軽率な人は、口が軽く秘密を守ることができません。
あなたが何気なく話したことが、次の瞬間には全体に広がっていた、ということも有り得るわけです。
できるだけ自分のことは話さないのが、賢明な判断だと言えるでしょう。
最低限の関わりにとどめる
軽率な考えの人との付き合い方には、最低限の関わりにとどめることが挙げられます。
軽率な人によって嫌な思いをしたことがあるのなら、最低限の関わりにとどめておくのも一つの手。
軽率な人が職場の人であるなら、仕事以外では関わらないと心に決めておくのもおすすめです。
そういう人なんだと割り切る
軽率な考えの人との付き合い方には、そういう人なんだと割り切ることが挙げられます。
軽率な人は、考えることが苦手なので、たとえ指摘しても改善されません。
ですから、上手に付き合っていくにはこちらが割り切るしかないのです。
『この人はこういう人だから』と割り切り、話す内容も変えていくしかありません。
挨拶以外は喋らない
軽率な考えの人との付き合い方には、挨拶以外は喋らないことが挙げられます。
軽率な人は、いつどこで何を話すか分かりません。
それが事実であるかどうかさえ、分からないのです。
そんな人に色々な話をすればトラブルになるのは目に見えていますから、挨拶以外は話さないというのもアリでしょう。
軽率な対応をされた時の対処法
続いて、軽率な対応をされたときの対処法を紹介しましょう。
もし軽率な対応をされたら、どう対処すれば良いのでしょうか。
友人や知人、職場の人などから軽率な対応をされたらイライラしてしまいますが、しっかり対処していくことが大切です。
理由を聞く
軽率な対応をされたときの対処法には、理由を聞くことが挙げられます。
目の前で軽率な対応をされたのであれば、なぜそんなことをしたのか(言ったのか)を本人に聞いてみましょう。
軽率な人は、自身の発言で相手がどう思うか?なんて考えていませんから、理由を聞くことで初めて『言ってはダメなことだった』ことに気づくこともあるのです。
無視する
軽率な対応をされたときの対処法には、無視することが挙げられます。
軽率な対応をされてイライラしたときは、その人のことはその場で無視しましょう。
あなたが無視することで、怒っているというアピールにもなりますよね。
相手はあなたが怒っていることにも気づいていないので、気づかせるためにも無視するのがおすすめですよ。
自分の気持ちを正直に伝える
軽率な対応をされたときの対処法には、自分の気持ちを正直に伝えることが挙げられます。
軽率な対応をされてどう思ったのか、というあなたの正直な気持ちを、自分の言葉でしっかり伝えましょう。
何度も言いますが、軽率な人は何も考えていないため、人を傷つけている自覚がありません。
言葉にしなければ、いつまでも同じことを繰り返すでしょう。
笑って受け流し、今後の関わりを断つ
軽率な対応をされたときの対処法には、笑って受け流し今後の関わりを断つことが挙げられます。
軽率な対応をされて嫌な思いをしたとしても、場合によっては言い返せないこともあるでしょう。
その場合、その場では笑って受け流し、今後の関わりを断つことがおすすめです。
いわゆる、大人の対応というやつですね。
リミットを伝える
軽率な対応をされたときの対処法には、リミットを伝えることが挙げられます。
恋人など身近な人である場合、『軽率な発言はしないで』と何回も言っていることでしょう。
それでも繰り返すようであれば、『あと何回そういうことを言ったら別れる』などとリミットを伝えるのもあり。
改めてリミットを伝えられることで、相手も危機感を覚えるかもしれません。
軽率な行動を慎むには
最後に、軽率な行動を慎むにはどうすれば良いのか?についてお話します。
軽率な行動や発言なんてしない、と思っていても、自分で思っているだけで実は周りから『軽率な人』というレッテルを貼られていることも…。
そんなことにならないよう、以下のことに気をつけていきましょう。
考えてから動く
軽率な行動を慎むには、考えてから動くことが挙げられます。
軽率な人は、考える前に動いたり発言したりしてしまうので、考えてから動くようにしましょう。
何かをする前に考える、口を開く前に考えるようにすることで、軽率な行動をせずにすむようになるはずです。
ストレスを発散する
軽率な行動を慎むには、ストレス発散することが挙げられます。
ストレスが溜まっていると、どうしても気持ち的な余裕が無くなるもの。
そうなると頭が働かなくなるので、軽率な発言も増えてしまうでしょう。
それを防ぐためには、こまめにストレスを発散するなどストレスを溜め込まないことが大切です。
相手の気持ちを考える
軽率な行動を慎むには、相手の気持ちを考えることが挙げられます。
軽率な人は、相手の気持ちを考えることができません。
だからこそ、何も考えずに思ったままを口にしてしまうのでしょう。
『これをしたら(言ったら)相手がどう思うか』を考えることで、軽率な行動をすることを防げるようになるはずです。
自分と向き合う
軽率な行動を慎むには、自分と向き合うことが挙げられます。
軽率な行動というのは、自分では分からないことも多いもの。
もし誰かに指摘されたのであれば、どんなところが軽率だったのか?を自分で考えてみましょう。
今の自分ときちんと向き合うことが、軽率な行動を慎むことにも繋がるのです。
物事を考える癖をつける
軽率な行動を慎むには、物事を考える癖をつけることが挙げられます。
軽率な人は元々何かをしっかり考えるのが苦手なので、普段から物事を考える癖をつけるのがおすすめ。
日頃から考える癖をつけておくことで、発言や行動の前にも自然と考えられるようになるでしょう。
軽率な発言をする人は嫌われるので注意!
軽率な発言をする人の特徴や心理、対処法などについて紹介しました。
軽率な発言をする本人は何も考えておらず、悪気もないケースがほとんどですが、軽率な発言をする人は十中八九周りから嫌われてしまいます。
『悪気がないから』で許される問題ではないので、もし軽率な発言だったかも…と思い当たる節のある人は、今すぐ改善していきましょう。
すぐには治らないかもしれませんが、できることから意識していくことが大切です。