ほっといてほしい人の心理について、紹介します。
恋人や友人など身近な人から『ほっといてほしい』と言われたら、ちょっとショックですよね。
なぜ『ほっといてほしい』と言うのか、その心理を見ていきましょう。
また、あなた自身がほっといてほしいと感じたとき、周りを傷つけないための伝え方についても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
ほっといてほしい人の心理
まずは、ほっといてほしい人の心理を紹介します。
『ほっといてほしい』と身近な人から言われると、少なからずショックを受けることでしょう。
しかし、ほっといてほしいという人にも、ちゃんとした理由があるのです。
ほっといてほしい人の心理には、以下のようなものが考えられます。
人間関係に疲れた
ほっといてほしい人の心理には、人間関係に疲れたというものが挙げられます。
ほっといてほしいという人は、人間関係に疲れている可能性が高いです。
職場の人間関係や友人との関係など、私たちの生活に『人間関係』は欠かせません。
人間関係に疲れてしまうと、誰とも関わりたくないと思うものです。
一人になりたい
ほっといてほしい人の心理には、一人になりたいというものが挙げられます。
人は誰しも、一人になりたいときがありますよね。
そういう一人になりたいという気持ちのときに、やたらと話しかけられたりすると、思わず『ほっといてほしい』と口にしてしまうのきもしれません。
弱さを見せたくない
ほっといてほしい人の心理には、弱さを見せたくないというものが挙げられます。
これは主に男性に多い心理ですが、仕事で失敗して落ち込んでいるときなど、弱さを見せたくないために『ほっといてほしい』という人も多いです。
落ち込んでいる様子を見せたくないのもそうですが、慰められると余計に虚しくなったりプライドを傷つけられたと感じるのかもしれません。
八つ当たりしそう
ほっといてほしい人の心理には、八つ当たりしそうというものが挙げられます。
こちらは女性に多い心理で、イライラしたときや悲しいことがあったときなど、感情が揺さぶられている時に起こりやすい心理と言えるでしょう。
他の人に八つ当たりしたくないという配慮から、ほっといてほしいと言ってしまうのです。
構わないでほしい
ほっといてほしい人の心理には、構わないでほしいというものが挙げられます。
たとえば恋人の束縛が激しかったり、やたらと干渉されたりすると、正直『構わないでほしい』と思いますよね?
こちらは男性の方が多い心理で、恋人に束縛されるのを嫌う人に多いと言えるでしょう。
ほっといてほしいタイプの性格
続いて、ほっといてほしいタイプの性格を紹介します。
『ほっといてほしい』という人の心理については先ほどお話したとおりですが、どんな性格の人が『ほっといてほしい』と感じることが多いのでしょうか。
ほっといてほしいタイプの性格は、こちらです。
優しい
ほっといてほしいタイプの性格には、優しいことが挙げられます。
優しい人は一見他人に対して『ほっといてほしい』なんて言わなそうな気がしますが、普段相手の気持ちを尊重しすぎて自分の意見が言えなかったり、文句が言えずにストレスを溜めがち。
さらに八つ当たりしたくない気持ちも重なり、ほっといてほしいと感じやすくなるのです。
溜め込むタイプ
ほっといてほしいタイプの性格には、溜め込むタイプであることが挙げられます。
普段なかなかストレスを発散できなかったり、自分の意見を言えないタイプの人は、自分の感情を溜め込みがち。
なかなか発散できない分ストレスが溜まりやすく、人間関係にも疲れやすくなると言えるでしょう。
一生懸命
ほっといてほしいタイプの性格には、一生懸命なことが挙げられます。
一生懸命な人は周りの期待に応えたいという気持ちが強く、自分のキャパオーバーになっていることにも気が付きません。
頑張りすぎて空回りしてしまったり、疲れてしまうことは良くあること。
そんなときは、人とは関わりたくないと思うものです。
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一人が好き
ほっといてほしいタイプの性格には、一人が好きなことが挙げられます。
ほっといてほしいタイプの人は、元々一人が好きという人も多いです。
人と関わるよりも一人でいたいという人は、他人に『構わないでほしい』と思うもの。
一人が好きな人にとって、他人と馴れ合う時間は苦痛なのかもしれませんね。
関連記事はこちら▽ ひとりが好きなのはおかしい?一人が好きな人の特徴と心理を徹底解説! 一人が好きな女性の特徴や心理は?アプローチの仕方も徹底解説!
自由を好む
ほっといてほしいタイプの性格には、自由を好むことが挙げられます。
一人が好きなことと被るのですが、自由気ままに過ごすことが好きな人は、他人に干渉されるのを嫌います。
自由を好む人ほど、他人に構われること、干渉されることを嫌うため、ほっといてほしいと感じるのです。
ほっといてほしいと言われたらどうするべき?
では、ほっといてほしいと言われたらどうするべきなのでしょうか。
恋人や友人など、親しい人から『ほっといてほしい』と言われたら、少なからずショックを受けることでしょう。
もしほっといてほしいと言われたら、どうするのが正解なのか、ほっといてほしいと言われたときの対処法を紹介します。
言われた通りにする
ほっといてほしいと言われたら、言われた通りにすることが挙げられます。
相手が望んでいるのであれば、相手の言う通りにしてあげるのも優しさでしょう。
時々、かまってほしくてほっといてほしいという人もいますが、どちらのパターンなのかはだいたい分かりますよね。
相手が構わないでほしいと感じているのなら、ほっといてあげましょう。
一定期間一人にしておく
ほっといてほしいと言われたら、一定期間一人にしておくことが挙げられます。
誰にでも一人になりたいときはあるので、『ほっといてほしい』と言われたら素直に応じてあげましょう。
しかし、一人にしておく時間はある程度期間を決めておくのがおすすめ。
ずっとほったらかしにしてしまうと、その間に心を病んでいることもあるからです。
一言声をかけてから離れる
ほっといてほしいと言われたら、一言声をかけてから離れることが挙げられます。
ほっといてほしいと言われても、すぐに一人にするのではなく、一言声をかけておくのがベスト。
『何かあったら遠慮なく言ってね』『落ちついたら話してね』などと一言伝えておくだけで、あなたの優しさは相手に伝わるはずですよ。
さりげなく見守る
ほっといてほしいと言われたら、さりげなく見守ることが挙げられます。
ここでしつこくしてしまうと、相手に嫌われてしまう可能性があります。
あえて距離を取り、ほっとくつもりで見守っていきましょう。
声をかけたりするのではなく、ただ見守っておくこともおすすめです。
落ち着いた頃に声をかける
ほっといてほしいと言われたら、落ち着いた頃に声をかけることが挙げられます。
ほっといてほしいと言われたのですから、素直に応じるのが先決です。
ただし、ずっとほっとくのではなく、ある程度の時間が経って『そろそろ落ち着いたかな』と思った頃に声をかけましょう。
相手も気持ちが落ち着いていれば、きちんと話してくれるはずですよ。
うざい!ほっといてほしいのに突っかかってくる人の特徴
ではここで、ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴を紹介します。
こちらがいくら『ほっといてほしい』と言っても応じてくれず、やたらと突っかかって来る人っていますよね。
そういう人は、正直うざいと感じてしまうもの。
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴は、こちらです。
関連記事はこちら▽ 突っかかってくる人の特徴や心理|突っかかってくる人への対処法とは
世話焼き
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴には、世話焼きなことが挙げられます。
他人の世話を焼くのが好きな人って、必ず1人や2人はいますよね。
そういう人は、たとえ『ほっといてほしい』と言っても全く応じてくれません。
世話焼きな人には悪気がないので、一番厄介だと言えるでしょう。
お節介
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴には、お節介なことが挙げられます。
世話焼きなことと似ていますが、お節介な人も他人をほっとくことができません。
ほっといてほしいと言っても、『そんなこと言われてもほっとけないの!』などと持論を展開してくるのです。
嫉妬深い
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴には、嫉妬深いことが挙げられます。
恋人関係で突っかかって来る人は、嫉妬深いことが多いです。
嫉妬深いからこそ、相手がほっといてほしいと言っても『何かあるのでは』『浮気してるのでは』などと勘ぐってしまいます。
空気が読めない
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
空気が読めない人は、相手の本心を読み取ることができません。
『ほっといてほしい』という言葉が本心なのか、かまって欲しい気持ちの裏返しなのかが分からず、結果として空気が読めない言動をしてしまいます。
独占欲が強い
ほっといてほしいのに突っかかって来る人の特徴には、独占欲が強いことが挙げられます。
こちらも恋愛面で言えることですが、独占欲が強い人は恋人を『ほっとく』ことができません。
恋人の全てを知りたい気持ちが強く、隠し事をされると『浮気してるの?』などと言ってくるので、ちょっとめんどくさいと思われてしまうでしょう。
ほっといてほしい時の上手な伝え方
ではここで、ほっといてほしいときの上手な伝え方を紹介します。
『ほっといてほしい』と思うときは誰にでもあるものですが、やはり『ほっといてほしい』と言われたら傷つく人もいるもの。
相手を傷つけず、尚且つ自分が辛い時もほっといてほしいときの言い方は、こちらです。
理由を伝える
ほっといてほしいときの上手な伝え方には、理由を伝えることが挙げられます。
ただ『ほっといて!』と言うのでは、言われた方は『自分がなにか悪いことをしてしまったのかも』と悩んでしまうかもしれません。
なぜほっといてほしいのか、理由をきちんと説明しましょう。
理由が分かれば、よっぽど無神経な人でない限りほっといてくれるはずです。
一人の時間がほしい
ほっといてほしいときの上手な伝え方には、『一人の時間がほしい』と言うことが挙げられます。
ただ単純に一人の時間がほしい、という言い方をしてみましょう。
『ほっといてほしい』と言うよりも、『一人の時間がほしい』と言う方が、柔らかい感じがしませんか?
言葉や言い方を少し変えるだけで、受け止め方は大幅に変わってくるものです。
一人で考えたい
ほっといてほしいときの上手な伝え方には、『一人で考えたい』と言うことが挙げられます。
何か失敗したときや弱さを見せたくないときなど、自分のプライドを守りたいというときには、『一人で考えたい』と伝えましょう。
考え事は一人でしたいから、と言うのもおすすめです。
今、余裕ないから
ほっといてほしいときの上手な伝え方には、『今、余裕ないから』と言うことが挙げられます。
気持ちに余裕がないとき、八つ当たりしてしまいそうなときは、正直に『余裕がない』ことを伝えましょう。
そうすれば、友人や恋人などあなたのことを分かっている人であれば、『落ちついたら話してね』と一言残して、ほっといてくれるはずです。
落ち着いたら話すね
ほっといてほしいときの上手な伝え方には、『落ち着いたら話すね』と言うことが挙げられます。
向こうが心配してくれてるのが分かるときなどは、あえてこちらから『落ち着いたら話すね』と一旦話を終わりにしてしまいましょう。
『落ち着いたら話す』というのは、言い換えれば『今は話したくない』ということ。
こちらから、相手の干渉を遮断してしまうのもアリですよ。
職場でほっといてほしい人がやるべきこと
最後に、職場でほっといてほしい人がやるべきことについてお話します。
職場でも、『ほっといてほしいな』と思うことはあるでしょう。
一人で黙々と仕事をしたいときなどは、思わずほっといてほしいと思うものですが、職場ではなかなか言えないこともありますね。
職場でほっといてほしい人は、以下のことを試してみてください。
気分転換する
職場でほっといてほしい人がやるべきことには、気分転換することが挙げられます。
職場という場所柄、どうしても『ほっといてほしい』とはなかなか言い出せませんよね。
そんなときは、自分が感情のコントロールをするのが一番。
最も簡単でおすすめなのが、気分転換をすることです。
ちょっと席を立って飲み物を買いに行くなど、まずはその場を離れることをおすすめします。
相手との距離感を見極める
職場でほっといてほしい人がやるべきことには、相手との距離感を見極めることが挙げられます。
職場ではやはりチームワークも重要ですから、相手がどういうタイプなのか?など、相手との距離感を見極めることが大切。
相手との適切な距離感が分かれば、予め距離のとり方が分かりますからね。
職場では、歩み寄りも大切だということを覚えておきましょう。
関連記事はこちら▽ 距離感が近い人の特徴|距離感が近い人が苦手な時の対処法とは
プライベートは話さない
職場でほっといてほしい人がやるべきことには、プライベートは話さないことが挙げられます。
職場でほっといてほしいと思ったら、プライベートは一切話してはいけません。
なぜなら、一度プライベートな話をしてしまうと、面白がって根掘り葉掘り聞いてくる人が必ずいるからです。
相手は親しくなりたくて話を詰めてくるだけかもしれませんが、そうなるとほっといてもらうことは難しくなってしまうでしょう。
仕事だからと割り切る
職場でほっといてほしい人がやるべきことには、仕事だからと割り切ることが挙げられます。
仕事では、何度も言いますが周りとのコミュニケーションやチームワークが必要不可欠。
『ほっといてほしい』というのも、周りからすると『和を乱す行為』と取られてしまうこともあるのです。
ある程度は、仕事だから仕方ないと割り切ることも必要でしょう。
自分から接触しない
職場でほっといてほしい人がやるべきことには、自分から接触しないことが挙げられます。
ほっといてほしいと思っているのなら、自分からはできるだけ他人に近づくのをやめましょう。
普段からあまり他人と接触していないと、周りの人も『この人とはこのくらいの距離感がいいのかな』とわかってくれるかもしれません。
ほっといてほしいときは誰にでもある!理由を伝えることが大切
ほっといてほしい人の心理や性格、ほっといてほしいときの伝え方などについて紹介しました。
ほっといてほしい、一人になりたいというときは、誰にでもあるもの。
その気持ち自体は、決して珍しいものではありません。
しかし、伝え方を間違えると他人と距離ができてしまったり、相手を傷つけてしまうこともあるのです。
ほっといてほしいときは誰にでもあるものなので、必ず理由を伝えるようにしてくださいね。
そうすれば、相手も必ず分かってくれることでしょう。