影響されやすい人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『影響されやすい人』はいませんか。
他人に影響されるのは決して悪いことではありませんが、影響されやすいのはちょっと困りますよね。
ここでは、影響されやすい人の特徴や長所短所、直し方など『影響されやすい人』にフォーカスを当てていきたいと思います。
自分自身が『他人に影響されやすいな』と感じている人、必見です。
目次
影響されやすい人の特徴
まずは、影響されやすい人の特徴から紹介します。
影響されやすい人は、周りから疎まれたり嫌われたりすることもあります。
影響されやすい男性、女性に共通する特徴にはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
流されやすい
影響されやすい人の特徴には、流されやすいことが挙げられます。
影響されやすい人は、必然的に他人に流されやすくなります。
他人の言動にすぐに影響を受けてしまうため、元々自分には違う考えがあったとしても、他の人の話を聞くと『そっちの方が良さそうだな』と思ってしまうのです。
良く見られたい
影響されやすい人の特徴には、良く見られたいというものが挙げられます。
影響されやすい人は、他人の目や評価を人一倍気にする人が多いです。
そのため、周りから絶大な人気を誇る芸能人の真似をしたりなど、多くの人から高い評価を得ている人の影響を受けてしまうのでしょう。
自信が無い
影響されやすい人の特徴には、自信が無いことが挙げられます。
影響されやすい人は、結論や判断を他人に委ねます。
自分では意見を言わず、他人の意見に乗っかっているのは、自分に自信が無いから以外の何ものでもありません。
自信のなさは、自分自身の発信力にも比例するのです。
好かれたい
影響されやすい人の特徴には、好かれたいというものが挙げられます。
これは主に恋愛面で言えることで、好きな人に好かれたいため相手の真似をする、というもの。
好きな人が好きだというアーティストを自分も好きになったり、同じ系統のファッションをしてみたりするのは、好きな人に好かれたいという気持ちの表れですね。
嫌われるのが怖い
影響されやすい人の特徴には、嫌われるのが怖いことが挙げられます。
日本人は特に集団心理が強く働き、『他人と一緒』であることに安心感を覚えます。
自分の意見が人と同じだと安心する、という経験があなたにもありませんか?
嫌われるのが怖い、変わった人だと思われたくないという気持ちから、周りに合わせる癖がついてしまっているのかもしれません。
影響されやすい人が嫌いな理由
続いて、影響されやすい人が嫌いな理由を紹介します。
先程も少し触れましたが、影響されやすい人は周りから疎まれたり嫌われたりすることも多いです。
しかしなぜ、影響されやすい人は嫌われるのでしょうか。
影響されやすい人が嫌いな理由を、まとめてみました。
自分がないから
影響されやすい人が嫌いな理由には、自分がないからというものが挙げられます。
影響されやすい人は、常に誰かの影響を受けていて、『自分』というものがありません。
誰かに合わせてばかりで『自分』がないので、自己が強い人からするとイライラしてしまうのでしょうね。
真似してくるから
影響されやすい人が嫌いな理由には、真似してくるからというものが挙げられます。
人と同じことをしたくない、という人からすると、安易に真似をされるのは腹立たしいこともあるでしょう。
自分が一生懸命考えて行ったことを、何も考えずに真似してくるのは、確かにイライラしてしまいますね。
言動に一貫性がないから
影響されやすい人が嫌いな理由には、言動に一貫性がないからというものが挙げられます。
影響されやすい人は他人に流されやすいので、意見がコロコロ変わります。
さっきまでAがいいと言っていたのに、午後にはBがいいと言うなど、言動に一貫性がないのは嫌われる原因と言えるでしょう。
八方美人だから
影響されやすい人が嫌いな理由には、八方美人だからというものが挙げられます。
影響されやすい人は色々な人の影響を受けますので、それを見る人によっては『八方美人だな』と感じることもあるでしょう。
誰にでもいい顔をしているように見える八方美人は、特に女性からは嫌われるので気をつけた方が良いかもしれません。
決められないから
影響されやすい人が嫌いな理由には、決められないからというものが挙げられます。
影響されやすい人は、自分では何も決めることができません。
自分の意思で動いているようで、結局は誰かの真似をしているわけですからね。
結論を自分で出せない優柔不断さが嫌い、という人は意外と多いと言えるでしょう。
影響されやすい人の長所・短所
続いて、影響されやすい人の長所と短所を紹介します。
『影響されやすいこと』は短所として捉えられることが多いですが、長所ももちろんあります。
長所と短所は紙一重なので、影響されやすいことにも長所と短所のどちらもあるんですよ。
『影響されやすい人』の長所と短所を、詳しく見ていきましょう。
長所
柔軟に対応できる
影響されやすい人の長所には、柔軟に対応できることが挙げられます。
影響されやすい人は『これはこうするべき』と決めつけることがないので、色々な意見を柔軟に受け入れることができます。
頭が柔らかい、というと分かりやすいかもしれませんね。
多くの人の意見に柔軟に対応できるのは、影響されやすい人の長所の1つです。
人に合わせられる
影響されやすい人の長所には、人に合わせられることが挙げられます。
影響されやすい人は柔軟に対応できることもそうですが、自己が強くないため人に合わせることを得意としています。
基本的に平和主義なことも多く、争わずにすむための最善策として、『人に合わせる』ことができるのです。
良いところを吸収できる
影響されやすい人の長所には、良いところを吸収できることが挙げられます。
影響されやすい人は固定概念がないので、人の良いところをどんどん吸収することができます。
特に仕事では、他の人の影響を受けて真似してみて、良いところだけ吸収する、ということができるのです。
そのため、成長しやすいと言えるでしょう。
短所
自分の意見がない
影響されやすい人の短所には、自分の意見がないことが挙げられます。
影響されやすい人は人に合わせてばかりいるので、いつしか自分の意見や考えがなくなってしまいます。
たとえ言いたいことがあっても言えなくなるなど、『自分』がなくなってしまうのは短所でしょうね。
優柔不断
影響されやすい人の短所には、優柔不断なことが挙げられます。
影響されやすい人は色々な人の影響を受けますので、結局自分では決められないこともしばしば。
『どっちがいい?』と聞かれたときに答えられなかったり、メニューをなかなか決められないなど、優柔不断な態度は周りもイライラしてしまいますよ。
信用されにくい
影響されやすい人の短所には、信用されにくいことが挙げられます。
影響されやすい人は自分の意見がなく、人に合わせてコロコロ意見を変えているため、周りから信用されにくくなってしまいます。
言い方が悪いですが、『いつか相手方に寝返るかもしれない』と思われている可能性も。
信用されにくいのは、何につけても問題ですね。
影響されやすい人への対処法
ではここで、影響されやすい人への対処法を紹介しましょう。
影響されやすい人が身近にいるときは、どうすれば良いのでしょうか。
あなたの友人や職場の人などが影響されやすい人であるときの、適切な対処法はこちらです。
放っておく
影響されやすい人への対処法には、放っておくことが挙げられます。
あなた自身に直接的な被害がないのであれば、あえて構わずに放っておくのも一つの手。
他人に影響されすぎて、自分がなくなってしまって後々苦労するのはあなたではないのですから、この際放っておきましょう。
適度な距離感を保つ
影響されやすい人への対処法には、適度な距離感を保つことが挙げられます。
職場に影響されやすい人がいる場合、完全に関係を絶つことはできません。
そういうときは、適度な距離感を保つようにしましょう。
あまり干渉されず、尚且つ相手が自分の真似をして来ないようなベストな距離感を保つことがおすすめです。
関連記事はこちら▽ 距離感が近い人の特徴|距離感が近い人が苦手な時の対処法とは
嫌なら嫌という
影響されやすい人への対処法には、嫌なら嫌ということが挙げられます。
あなたが自分の真似をされて嫌だと感じているのであれば、ハッキリと『真似をされるのは嫌だ』と伝えましょう。
相手は無意識にあなたに影響を受けただけで、もしかしたら真似をしている自覚はないのかもしれませんが、一度ハッキリ伝えておけばその後は意識するはずです。
自分に影響力があるんだと思う
影響されやすい人への対処法には、自分に影響力があるんだと思うことが挙げられます。
あなたの真似をする人がいるということは、言い換えればあなたに影響力がある、ということ。
真似されるのは嫌だなと感じていても、『自分に影響力があるから仕方ないな』と思えば、嫌な気持ちも少しはなくなるのではないでしょうか。
自分の意見は無いのか聞く
影響されやすい人への対処法には、自分の意見は無いのか聞くことが挙げられます。
影響されやすい人は、常に誰かの影響を受けていますから、『自分』というものがありません。
誰かの影響ばかりだなぁと思ったら、『それで、あなたの意見は?』と聞いてみるのはどうでしょうか。
自分の意見があるかを聞いてみれば、本人も『自分の意見がないこと』に気づくはずです。
影響されやすい人の直し方
続いて、影響されやすい人の直し方を紹介します。
影響されやすいことは、あまり良いイメージは与えません。
やはり『自分がない』『一貫性がない』などのイメージが強すぎるためでしょう。
影響されやすい人の直し方は、こちらを参考にしてみてください。
視野を広くする
影響されやすい人の直し方には、視野を広くすることが挙げられます。
影響されやすい人は、視野が狭く限られたものしか見えていません。
自分の目に映るものだけが、この世の全てではないですよね。
自分の目に映らないものもある、ということを知ることから始めましょう。
自分で決断する
影響されやすい人の直し方には、自分で決断することが挙げられます。
最終的な結論を下すのは、他者ではなく自分でなければなりません。
決断を他者任せにしていると、責任も生まれないからです。
影響されやすい人は自分で決断することをできるだけ避けてしまいがちですが、『自分で』決めることが大切です。
自分の意見を持つ
影響されやすい人の直し方には、自分の意見を持つことが挙げられます。
影響されやすい人は、自分の意見がありません。
もしくは、意見があっても言葉にして意思表示することができません。
自分の意見を持ち、きちんと言葉にして伝えましょう。
相手の意見を受け入れてから自分の意見を言うと、相手の衝突するのを防ぐことができますよ。
自己肯定感を高める
影響されやすい人の直し方には、自己肯定感を高めることが挙げられます。
影響されやすい人は、自己肯定感が低く自分に自信がありません。
まずは自己肯定感を高めるため、小さな目標を立てて達成することを積み重ねていきましょう。
達成するのが難しくなく、簡単に達成できる目標でかまいません。
大事なのは、自己肯定感をを高めることだからです。
一人の時間を作る
影響されやすい人の直し方には、一人の時間を作ることが挙げられます。
影響されやすい人は他者の目に映る自分が全てなので、『他者』のフィルターを通して自分を見ています。
それをなくすためには、一人の時間を作りましょう。
一人で考える時間というのは、自分の気持ちの整理にも繋がるので、とてもおすすめです。
影響されやすい人に向いてる仕事
それでは続いて、影響されやすい人に向いてる仕事を紹介します。
影響されやすい人には様々な特徴がありますが、色々な人に柔軟に対応できたり、人に合わせられるという長所があります。
これらの長所を活かすことのできる仕事には、どんなものがあるのでしょうか。
カウンセラー
影響されやすい人に向いてる仕事には、カウンセラーが挙げられます。
影響されやすい人は人の気持ちがわかるので、悩みや人の話を聞くカウンセラーはおすすめの仕事の一つ。
カウンセラーに求められるのは、『人の悩みに親身になれる』ということなので、影響されやすい人にはおすすめだと言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 人の気持ちがわかる人の特徴|人の気持ちがわかる人になるにはどうすればいい?
福祉関係
影響されやすい人に向いてる仕事には、福祉関係の仕事が挙げられます。
福祉関係の仕事は、障害などハンディを抱えている人と向き合う仕事。
決して楽な仕事ではありませんが、福祉関係の仕事は相手と向き合わなくてはいけませんので、相手に合わせられる影響されやすい人には向いているのではないでしょうか。
医療関係
影響されやすい人に向いてる仕事には、医療関係の仕事が挙げられます。
医療関係の仕事も福祉関係の仕事と同様、人と関わる仕事ですね。
人と関わる仕事は、影響されやすい人には向いてる仕事の一つ。
医療関係の仕事も人の悩みや弱さに触れるものなので、寄り添ってあげることが必要なのです。
接客業
影響されやすい人に向いてる仕事には、接客業が挙げられます。
接客業にも色々ありますが、アパレルなどお客さんと向き合って商品の売買をする仕事は、どれだけ相手の気持ちを理解できるか?が鍵。
相手に寄り添い、人によって柔軟に対応できる影響されやすい人は、アパレルなどの接客業にはうってつけなのです。
関連記事はこちら▽ 接客が上手い人の特徴や性格|接客業に向いてる人と向いてない人の違いとは
工場のライン作業
影響されやすい人に向いてる仕事には、工場のライン作業が挙げられます。
人と同じことをすると安心できるタイプであれば、全員が同じことを繰り返している工場のライン作業はおすすめの仕事。
個性や自分らしさは出さなくて良いので、内気なタイプの人にもおすすめですよ。
影響されにくい人の特徴
最後に、影響されにくい人の特徴を紹介します。
他人に影響されやすい人もいれば、逆に影響されにくい人もいるもの。
影響されにくい人には、どんな特徴があるのでしょうか。
影響されやすいことに悩んでいる人は、影響されにくい人の特徴を参考にしてみましょう。
自分の芯がある
影響されにくい人の特徴には、自分の芯があることが挙げられます。
他人に影響されにくい人は、自分の中に揺るがない信念といいますか、『自分の芯』をしっかりと持っています。
自分の芯がしっかりしているので、他人に影響されず自分を貫くことができるのでしょうね。
自己主張ができる
影響されにくい人の特徴には、自己主張ができることが挙げられます。
影響されにくい人というのは、自分の意見をきちんと自分の言葉で相手に伝えることが出来る人のこと。
堂々としていて発言力もあり、しっかりと自己主張することができるのは、素晴らしい特徴ですね。
他人に興味が無い
影響されにくい人の特徴には、他人に興味が無いことが挙げられます。
影響されにくい人は、単純に他人に興味が無いのかもしれません。
他人に興味がなく、他人のことなどどうでもいいと思っている人は、他人に影響されることはありませんよね。
人が何をしてても興味が無いので、真似をすることもありません。
人と違うことをしたい
影響されにくい人の特徴には、人と違うことをしたいというものが挙げられます。
人と同じことをして安心する人もいれば、人と違うことをすることで自分を表現したいという人もいますよね。
自分を表現したいという気持ちが強い人は、他人に影響されることはありません。
他人に影響されて真似をすることは、『人と同じこと』だからです。
量産型にはなりたくない
影響されにくい人の特徴には、量産型にはなりたくないというものが挙げられます。
人と違うことをしたいという気持ちと被りますが、不特定多数の人の中に混ざりたくない、という人もいますよね。
個性を尊重したいというタイプの人は、まさに『量産型になりたくない』と思っていることでしょう。
それゆえ、他人に影響されることはなく、自分の個性を貫いていくのです。
影響されやすい人は『自分』を大切にしよう
影響されやすい人の特徴や長所短所、直し方などについて紹介しました。
影響されやすいことは決して悪いことではないのですが、影響されすぎてしまうと自分がなくなってしまうので要注意。
自分で『私は影響されやすいな』と自覚しているのなら、まずは『自分』を大切にすることから始めましょう。
自分で自分を大切にすることができなければ、他人に影響されるのをやめることはできません。
他者を通して自分を見るのではなく、自分自身を通して自分を見るようにしてくださいね。