狡猾な人の特徴|狡猾な人の末路とは

狡猾な人の特徴|狡猾な人の末路とは

狡猾な人について、紹介します。

あなたの周りにも、『狡猾な人』はいませんか。

ここでは、狡猾な人の特徴や対処法などについて見ていきたいと思います。

狡猾な人になりたい人がやるべきことについても触れていますが、狡猾な人になるかどうかは、狡猾な人の末路を読んでから決めてくださいね。

それでは、狡猾な人について詳しく見ていきましょう。

狡猾の意味とは

まずは、『狡猾』の意味から説明します。

狡猾には、

  • ずる賢い
  • 悪賢い

といった、『ずるい』という意味があります。

狡猾の『狡』『猾』それぞれにずるいという意味があるので、狡猾はずるいを強調した言葉だと言えるでしょう。

狡猾な人の特徴

狡猾な人の特徴を紹介します。

狡猾な人の意味は『ずるい』だということが分かりましたが、狡猾な人にはどんな特徴があるのでしょうか。

狡猾な人というのは、決して褒め言葉ではありません。

以下の特徴に当てはまる人は、周りから狡猾な人だと思われている可能性があるでしょう。

手柄を横取りする

狡猾な人の特徴には、手柄を横取りすることが挙げられます。

職場にいる狡猾な人は、他人の手柄を横取りします。

めんどくさい部分や下調べなどは他人に頼み、最後だけ自分でやった上、あたかも自分で全部やったかのように報告するのです。

狡猾な人は手柄を横取りするのがうまいので、上司からは割と好かれていることも多いでしょう。

自分のことしか考えない

狡猾な人の特徴には、自分のことしか考えないことが挙げられます。

狡猾な人は、自分の利益のことしか考えません。

他人がどうなろうと関係ないので、人を陥れても心が痛むことは皆無。

自分が良ければそれでいいのです。

だからこそ、職場で他人の手柄を横取りすることができるのでしょうね。

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損得勘定で動く

狡猾な人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。

狡猾な人は、自分の利益が最優先。

それはつまり、損得勘定で動くということです。

狡猾な人は、何かをするとき必ず『自分にとって利益があるか』を判断基準にしています。

自分にメリットがあると分かれば、他人に協力することもあるでしょう。

嘘をつくのがうまい

狡猾な人の特徴には、嘘をつくのがうまいことが挙げられます。

狡猾な人は、挨拶をするのと同じようにスラスラと嘘をつきます。

嘘をつくことに罪悪感はありません。

自分に利益を出すためなら、嘘をつくことも当たり前のことだと思っています。

そのため、狡猾な人の話すことは大抵が嘘ということもありますし、嘘と真実を見極めるのは難易度が高いと言えるでしょう。

人によって態度を変える

狡猾な人の特徴には、人によって態度を変えることが挙げられます。

狡猾な人は、自分にメリットがあると思えば相手にいい顔をしますし、メリットがないと判断すれば冷たくあしらいます。

これまでと態度が全然違う…ということも、少なくありません。

誰に対していい顔をするかの判断は、『自分にメリットがあるかどうか』だけなのです。

狡猾な人間への対処法

続いて、狡猾な人間への対処法を紹介します。

狡猾な人が身近にいるとき、どう対応すれば良いのでしょうか。

狡猾な人はとてもずるがしこく、自分の利益しか考えていません。

そんな人が身近にいたら、以下の方法で対処していきましょう。

気にせずに接する

狡猾な人間への対処法には、気にせず接することが挙げられます。

狡猾な人が身近にいたとしても、気にせず他の人と同じ態度で接しましょう。

相手が狡猾な人だからといって、わざと素っ気なくするなど態度を変えると、そこから相手につけ込まれる可能性があるからです。

なるべく気にせず接しましょう。

隙を与えない

狡猾な人間への対処法には、隙を与えないことが挙げられます。

狡猾な人間は、相手に『付け込む隙』を常に狙っていると覚えておいてください。

ですから、相手に隙を与えないことが何よりも重要だと言えるでしょう。

狡猾な人は、隙のある人を見つけるのが非常にうまいので、隙を作らないことは大切なことですよ。

自分のことは話さない

狡猾な人間への対処法には、自分のことは話さないことが挙げられます。

狡猾な人間は、先程も触れたように相手につけ込む隙を狙っています。

だからこそ、自分のことは話さないようにしましょう。

特にプライベートなことは、話すべきではありません。

職場に狡猾な人がいる場合は、どこで聞き耳を立てているか分からないので、職場ではプライベートな話をしないのが賢明な判断ですよ。

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できるだけ関わらない

狡猾な人間への対処法には、できるだけ関わらないことが挙げられます。

相手が狡猾な人間だとわかっているのなら、できるだけ関わらないようにしましょう。

狡猾な人間は、周りの人をコマのように使い、自分が得をすることしか考えていません。

利用されるのが分かっているのですから、あえて関わる必要は無いですよね。

物理的な距離を置き、関わりを避けることをおすすめします。

放っておく

狡猾な人間への対処法には、放っておくことが挙げられます。

もし、狡猾な人間がずるがしこいことばかりしていたとしても、自分に直接的な被害がないのであれば放っておくのも1つの方法。

このあと狡猾な人の末路についても説明しますが、狡猾な人と関わっても(一緒にいても)ろくなことはありません。

巻き込まれないように、あえて放っておくのもありですよ。

狡猾になりたい人がやるべきこと

ではここで、狡猾な人になりたい人がやるべきことについて紹介します。

狡猾な人というのは、決して褒め言葉で使われることはありません。

とはいえ、狡猾な人はずるがしこいため、世渡り上手なところがあるのも事実。

狡猾な人になることはおすすめできませんが、狡猾な人になりたいのなら以下のことを実践してみてください。

自分の利益だけ考える

狡猾な人になりたい人がやるべきことには、自分の利益だけ考えることが挙げられます。

狡猾な人は、自分の利益のことしか考えていません。

自分が得をするためにはどうすればいいのか?を常に念頭に置いており、他人がどうなろうと知ったことではありません。

狡猾な人になりたいのなら、自分の利益だけを考えるようにしましょう。

冷徹になる

狡猾な人になりたい人がやるべきことには、冷徹になることが挙げられます。

狡猾な人は、自分以外の人がどうなろうと心が痛むことはありません。

他人に同情することがないのは、冷徹で心が冷えきっているからだと言えるでしょう。

つまり、狡猾な人になるには冷徹にならなくてはいけないのです。

何があっても他人に同情することなく、冷徹さを貫いていきましょう。

人生経験を積む

狡猾な人になりたい人がやるべきことには、人生経験を積むことが挙げられます。

狡猾な人とは、他人を利用することを悪いと思わず、自分のためだけに行動するずるがしこい人のこと。

どんなことをしたら『ずるがしこい』と感じるのか、何をされたら嫌なのかを自分が感じなくては、狡猾な人になることはできません。

そのためにも人生経験を積み、様々なことを経験してください。

他人を利用する

狡猾な人になりたい人がやるべきことには、他人を利用することが挙げられます。

狡猾な人は、他人を利用します。

そして1番いいところだけ自分が横取りするのです。

狡猾な人になりたいのなら、他人を利用するようにしましょう。

めんどくさいことを他人に任せ、最後だけ自分がやるなどして、楽して利益を出すことが必要なのです。

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感情を隠す

狡猾な人になりたい人がやるべきことには、感情を隠すことが挙げられます。

狡猾な人は、自分がずるがしこいことを考えている、ということを他人に知られないよう本心を巧みに隠します。

本心がバレては目的が達成できないので、感情を表に出さないようにしているのです。

狡猾な人になりたいのなら、感情を顔や態度に出さず、隠すのは鉄則だと言えるでしょう。

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狡猾な人の末路

最後に、狡猾な人の末路について紹介します。

何度も言いますが、狡猾な人というのは褒め言葉ではありません。

狡猾な人は周りから疎まれ、嫌われるのは目に見えています。

そんな狡猾な人の末路について、まとめてみました。

これでもあなたは、狡猾な人になりたいと思いますか?

1人になる

狡猾な人の末路には、1人になることが挙げられます。

狡猾な人は、ずるがしこくて他人を利用するので、いずれ周りから誰もいなくなってしまいます。

気づいたら味方が誰もおらず、周りに誰もいないということになりかねません。

狡猾な人は、いずれ1人になることを覚えておかなくてはならないのです。

誰にも相手にされない

狡猾な人の末路には、誰にも相手にされないことが挙げられます。

狡猾な人は自分のことしか考えず、人がどうなろうと気にしません。

そんな自分勝手な人のことなど、誰が相手にするのでしょうか。

本性というのは、いずれバレます。

本性がバレれば、誰にも相手にされなくなるでしょう。

人に利用される

狡猾な人の末路には、人に利用されることが挙げられます。

狡猾な人は人を利用するという話をしましたが、世の中は因果応報なので、人を利用する人はいずれ『人から利用される』ようになります。

気づかないうちに人から利用されていて、そこで初めて自分のしてきたことの愚かさに気づくのではないでしょうか。

本心が分からない

狡猾な人の末路には、本心が分からないというものが挙げられます。

狡猾な人は、目的を達成するため、自分の利益のためだけに行動するのですが、そのために呼吸をするように嘘をつくことも少なくありません。

あまりにも頻繁に嘘をついているので、自分で自分の本心が分からなくなることもあるでしょう。

何もかも失う

狡猾な人の末路には、何もかも失うことが挙げられます。

狡猾な人は人を利用して利益を得ていますから、それはつまり『自分の実力』で得た結果ではありません。

初めはバレずにできたとしても、人生はそんなに甘くなく、そういう『ズル』は必ずバレるもの。

そうなれば、仕事での信頼を失って仕事を失うなど、何もかも失うことにもなりかねないのです。

狡猾な人にならないように気をつけよう

狡猾な人の特徴や対処法、末路などについて紹介しました。

狡猾な人は、自分の利益のためだけに行動し、人を利用することを悪いとも思わない冷徹な心の持ち主。

自分のことしか考えていないので、当然ですが周りからは嫌われてしまいます。

真面目すぎる人などは、狡猾な人のずるがしこさに憧れることもあるかもしれませんが、ずるがしこさは決して誇れるものではありません。

狡猾な人にならないように、気をつけたいものですね。